転生しても呪術師だった件   作:自給自足マン

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あらすじ

ソウエイ、リザードマンの首領に同盟の申し出を届ける

首領、ソウエイに一つ条件を言い渡す←ココカラ

リザードマン、籠城戦に

若い兵士が疲弊してきたところに、一筋の光(?)が!←イマココ

短いので二話投稿。
前半は前回の続き、センヤ達は←ココカラです。


過信、出陣、あと着せ替え人形

─Side リザードマン─ 

ソウエイからの同盟の申し出から、4日ほど…。

 

「親父殿」

 

「おお、戻ってきたか。して、ゴブリンからの協力は上手く取り付ける事が出来たか?」 

 

「は!」

 

どうやら、ゴブリン達に同盟を取り付けに回っていたガビルが、帰還したらしい。

 

ガビルは、オークに対して籠城戦を挑んだ首領に対して、疑問を吹きかけた。

 

それに対して首領は、ガビルの居ぬ間に同盟の申し出があったことを伝えたが…。

 

「…老いたな、親父」

 

「なに?」

 

それが、ガビルの答えであった。曰く、天然の迷路を利用し、大軍と戦うのは良い策であるかもしれないが、それでは戦力が分散してしまい、戦力の集中による迎撃ができないとのこと。

 

…そして、ガビルとガビルの配下は、首領に向けて矛を向けたのだった。我らがオークの大軍を討つまで、暫くの間我慢して欲しいと。  

 

首領は焦った。後少し耐えれば、同盟の相手がたどり着くというのに。側近の親衛隊長は、待ってくれと伝えたが…。もはや、彼の耳には届いていなかった。

 

…そしてガビルは、首領の使っていた槍を受け取り、仲間を引き連れてオーク軍との直接対決に打って出てしまう。

 

才能も十分、見方によれば正しいと思えてしまう様な覇気を前に、もはや彼の行動に疑念を抱くものは、ここにはいなかった。

 

 

 

 

 

地表を埋め尽くすオークの大軍、その一角からザワメキが生じた。

 

なんと、ガビル率いる部隊が、足場の悪い沼地で、オークを圧倒していたのだ。

 

素早い動きでオークを撹乱、ぬかるみに足を取られたオークは、若い兵士でも簡単に切り殺せる。

 

ガビルの実力は、多くの者が認める物だった。……ただ一つ誤算があるとすれば。

 

「うわぁぁぁ!!」

 

「何だ…?オークがオークの死体を、食っている…?」

 

彼は知らなかったのだ。オークロードの恐怖を。

 

首領は知っていたのだ。オークロードの恐怖を。

 

その違いが、結果となって牙を剥く…。

 

 

 

 

 

 

 

 

少し、時は遡り…。

 

─Side センヤ─

 

「……正装かと思ったら、女装(コレ)かよ!?」

 

「ゲラゲラゲラゲラwwwwww」

 

俺達はソウエイの報告があるまで少し暇だったので、シュナが完成したと言っていた、リムルの服を試しに着せていたのだが…。

 

「なんで…、なんで女物なんだよ!!??」

 

「ひーwwwひーwwwww」

 

そう、何故か女装させられていたのだ。リムルが。

 

「にw似合ってるよリムルちゃんwwww」

 

「笑いながら褒めんな!嬉しくねーよ!!」

 

じゃあ真剣に褒めれば嬉しいのかって話だよ。

 

「リムル様、お似合いですよ」

 

「そうですよリムル様!とても愛らしいと思います!!」

 

そうシュナとシオンが褒める。ホラやっぱ複雑そうな顔してる。

 

「…はぁ、もう好きにして…」

 

うなだれてしまった。でも仕方がない、面白いもの。

 

(…センヤ様、今よろしいでしょうか)

 

あ、ソウエイだ。

 

(どwどうしたww)

 

うーん…そろそろリムルを助けてやるか。

 

「…シュナ、シオン。ちょっとソウエイからの報告あるから、リムル借りてくぞ」

 

「ま、またあとでなー」

 

えーっ、と後ろから聞こえるが、俺も同じ気持ちだ。もう少しみてたかった。

 

(…で、どうした?)

 

リムルにも思念伝達を繋げる。

 

(リザードマンの首領に会えました。同盟の話、受けてもいいそうです)

 

(おお、そうか)

 

取り敢えず座れる場所…。

 

(ただ、お二方に出向いて欲しいとのことですが…)

 

それにリムルが答える。

 

(いいよ、どっちみち湿地帯で決戦予定なんだし。会ってもない人物を信用しろってのも無理な話だよ)

 

ハイソックスを脱ごうとしてるが、上手くいかないようなので手伝ってやる。

 

(では、会合の日取りはいつ頃がよろしいでしょうか)

 

(んー、そうだな)

 

ソファに座り、リムルが膝に座ったので髪を解いてやる。

 

「お、さんきゅ」

 

(準備や移動に時間がかかるし、まあ七日後ってところかな)

 

(俺一人ならすぐにでも行けっけど、そうはいかんからなぁ)

 

(…ダメだからな。つっぱしんなよ)

 

わーってるって。

 

(ではそのように)

 

(ああ、よろしく)

 

そう言えば…、

 

(そう言えば、リザードマンの首領ってどんな感じなんだ?)

 

あ、それは俺も気になってた。ガビルみたいなやつかな。

 

(慎重ですが、判断力のある男です。こちらへの対応も丁寧でしたね)

 

調子に乗ってない時のガビルみたいなかんじか…、

 

…あ、シオン達がまた来た。

 

(じゃあ一つ伝言を頼むよ)

 

今取り込み中だから後にしてくれ、と目で伝えるが。なんか羨ましそうにリムルと俺を交互に見てくる。なんだ〜その目。

 

(承知しました)

 

「…んで、何で俺はお前の膝に座ってんの?」

 

「無自覚かよ。…取り敢えず、またシュナ達来たけど、どうする?またオモチャになるか?」

 

(やべっ!逃げんぞ!!)

 

え、俺も?

 

…ふと後ろを見てみたが、女物の下着とか持ってた。…さっきは笑ってたけど、何かかわいそうになってきたわ。

 

 

 

 

…それから数時間…。

 

「…お待ちしておりました。リムル様、センヤ様。出撃用の武具の準備ができております」

 

俺はリムルを抱えながら、リムル達の武器を受け取りに行っていた。

 

「へえ、いいじゃないか!」

 

「…じゃ、行くとするか」

 

そうして、俺達の戦いも火蓋を切られた




リムルがオモチャにされる回でした。何かこの二人距離が近い…近くない?
次回もリザードマン回を少しやります。

所持スキル

解答者(コタエエタモノ)
解析鑑定、思考加速、並列演算、魔力感知など

適応者(コタエエルモノ)
事象適応、身体適応、精神適応、逐次耐性取得(複数取得不可)、統合分離、逆境覚醒、栄養生成、血液生成、超速再生、超才能など

呪具十種(トッキュウジュグ)
呪具召喚、武具呪具化、武芸百般

呪縛者(シバラレルモノ)
呪力保持、魂及び肉体保持、身体能力封印、魔法封印、一部スキル封印など

天賦之肉体(フィジカルギフテッド)
硬質皮膚、高密筋肉、硬質骨格、再生力、超感覚など

呪術師(ハラウモノ)
呪力魔素化、呪力強化、呪力放出、呪力感知、各種呪術、呪力収集、呪力特性付与、呪力魔素化など

静寂者(シズカナルモノ)
呪力隠蔽、存在隠蔽、非認識時情報取得不可など

影操術(カゲソウジュツ)
影操作、影移動、呪力影化、魔素影化など

御厨子(オロスモノ)
斬撃(解、捌)、業火(竈)、爆発特性

─じゅじゅコラム─
千夜は元からオールラウンダー。

幕間にする程長くないけど、じゅじゅコラムに載せると長くなっちゃう話、どうする?

  • 纏めて幕間
  • 長くていいからじゅじゅコラム
  • 知らんわカス(作者の好きにしていーよ♡)
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