転生しても呪術師だった件   作:自給自足マン

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あらすじ

首領、ガビルに謀反を起こされる

ガビル、独断行動

その少し前…

リムル、女装をさせられ、センヤ爆笑

ソウエイから連絡が入り、リムルを連れて離脱

リムルと一緒にソウエイの報告を聞きながら、リムルの身を世話

七日後に合流するために、準備に入る

いざ、出陣!←イマココ


駆けつけいっぱい!

─Side ガビル─

 

「こいつら、仲間の死体を食ってやがる…」

 

ガビル率いる兵士は、あまりに非常識な事態を目の前にし、脚が竦んでしまう。

 

ガッ!

 

…そして、怯んだ獲物を見逃すほど、オークたちは馬鹿では無かった

 

「う、うわぁぁぁ!?」

 

グチャッ、バキッ!

 

そんな音が聞こえて来た後、オーク達に変化が起こった。

 

「ガビル様、回り込まれた!」

 

(何が起こった!?明らかに奴らの動きが素早くなっている…!!)

 

「うわぁぁぁ!!」

 

そして、ゴブリンを食べようと一人のオークが近づいたその時、ガビルが割って入り、槍で切り裂いて仕留めた。

 

ザシュッ!

 

その時、ガビルは信じられないものを見てしまった。

 

「馬鹿な!?オークの足に水かきだと!?それではまるで…」

 

(まるで、リザードマンのようではないか!!)

 

その後、仲間が食われたことを伝えられ、一つの考えが頭をよぎる。

 

「まさか、我らの能力を…」

 

その考えは正しい。だが、元の素早さからして違うので、リザードマンのみなら逃げることは容易いであろう。リザードマンだけなら。 

 

「ゴブリン隊、リザードマンより後ろに下がれ!」

 

もともとの作戦は、リザードマンがオークを撹乱し、その隙にゴブリンが仕留めるというもの。

 

実際、オークが水かきを得るまで通用していた。だが、得てしまった以上、彼等を守りながら戦わなくてはならない。作戦が裏目に出てしまったのだ。

 

そこで、前衛にリザードマンを揃え、一直線に切り抜けようとしていた。だが、

 

「お、おい!」「来るぞ!」

 

他のオークよりも一際強力なオークが来てしまった。

 

「一目で分かったぞ。貴様がオークロードだな?吾輩と一騎打ちを「(ロード)ではない」

 

だが、その予想は外れてしまった。

 

「我は豚頭将軍(オークジェネラル)。オークロード様の腹心であるが、強さでは足元にも及ばぬよ」

 

その言葉を聞いて、ガビルは絶望してしまった。これほどの力を持ちながら、足元にも及ばない?

 

「一騎打ちだな?面白い、引き受けてやろう」

 

一体、どれほどの化け物なのだ、オークロードというのは…。

 

 

─Side 首領─

 

その頃、首領は後悔していた。背後に気を付けろ、あの時の言葉はこういうことだったのか。息子にオークロードの恐怖を教えておくべきだったな…と。

 

「…首領、通路の先から血の匂いが…」

 

…来たか。

 

「親衛隊長、よく聞け。そなたに密命を与える」

 

「こぉんな所に隠れていやがったか、トカゲ共めぇ」

 

彼等の前に、一体のオークが迫っていた。

 

首領は武器を手に取り、仲間たちと一緒にオークを引きつける。

 

(…行け!)

 

その間に、親衛隊長を逃がしたのだった。

 

 

 

 

 

 

─Side センヤ─

 

「ほいストップ」

 

リムルがそう言って、進行をやめさせる。それぞれが野営の準備をし始めた。

 

「今日はここらへんで野営するぞ」

 

街を出てすでに三日たっているが、テンペストウルフ達のおかげで順調に進めていた。俺は歩いてた。

 

解答者の見立てでは、もうそろそろ湿地帯に、付く頃だそうだ。

 

連れてきたのは、ベニマル、ハクロウ、シオン、ソウエイ、ランガ、それと百騎ほどのゴブリンライダー達。

 

リムル曰く、狙うはオークロードだけなので、少数精鋭で十分とのこと。

 

…その少数精鋭、尽くがオークを全滅させる気マンマンなんですけど。

 

ゴブタがリムルに話しかけた。どうやら、この前のガビルとの決闘の際に、新しい武器を作ってやると約束したんだとか。

 

…この反応、今まで忘れてたな。かわいそうに(センヤ様、よろしいですか?)……?

 

(ソウエイ?何か掴めたの?)

 

一応リムルにもつなげる。これを理由にして逃げやがった。

 

ソウエイ、何やら交戦中の一団を見つけたらしい。戦っているのは首領の側近一人で、それ以外には誰もいないんだとか。

 

相手はオークの上位個体一体と取り巻き五十人程、

 

…ガビル、何かやらかしたか?

 

リムルが勝てそうか聞いたら、容易いと返ってきた。何この自信ヤダイケメン。

 

んー…、死なない程度までオークの能力測って、そっから助けに入ろうか。

 

「リムル、皆の進行続けさせてくれ。俺は一回ソウエイと合流する」

 

「わかった。きをつけろよ、センヤ直ぐに突っ走るんだから」

 

「わーってるって」

 

聞き入れるつもりは無いけど。

 

 

 

 

ギィィィン!ドサァ!

 

リザードマンの女を、オークの上位個体がいたぶっている。さっき合流したばかりだが、これは酷い。

 

「センヤ様、いかがいたしましょう。まだ監視を続けますか?」

 

「…いや、行こか、締めどきとか言ってるし」

 

「かしこまりました」

 

…さて、上位は俺がやるか。

 

(父上…兄上…ごめんなさい、私はもうここで…)

 

リザードマンがそんな感じで覚悟を決めていたが、俺は既に割って入っている。

 

「な、何だてめぇら!獲物の横取りでもしようってのか!?」

 

「どっちかってと、獲物を誘ってた?」

 

「勝手に死なれては困るな。リムル様とセンヤ様が、お前に事情を聞きたいようだ」

 

ソウエイが話してる間に、俺はオークに触れる。

 

スパンッ!

 

死なないように、全身の靭帯の部分だけ…!?

 

サン…。

 

粉になっちゃった…、

 

…弱いな。これで上位種か…。

 

……あ、リムルが来た。

 

「無事か?君がリザードマンの首領の側近だな」

 

側近は既に満身創痍、答えられる体力も残っていないだろう。リムルが回復薬を飲ませる。

 

「………!?傷が!?嘘、致命傷だと思ったのに…」

 

「あのオーク、傷付ける事を楽しんでた感じしたから、ギリギリで死なないようにしてたんだろうね、そのおかげ助かったけど」

 

…ちょっと引き伸ばしすぎて、申し訳なく感じる。…まあ、リムルの印象は良くなっただろうから、ヨシ!

 

「貴方達は…?」

 

「俺はリムル=テンペスト、んでそっちのが」

 

「センヤ=テンペストだ、リザードマンとの同盟のため、会談をするために来た」

 

(え?主は一人だと聞いていたのですが…)

 

「…んでセンヤ、でっかいのはどうした?」

 

「関節だけ切ろうとしたら案外弱くって、霧みたいにしちゃった」

 

テヘペロ☆

 

「テヘペロじゃねーよ?何してくれてんの?情報聞き出そうとしたのに」

 

しゃあないやん、弱かったんだもん。

 

「まあ、近くにいる取り巻きを…」

 

…あ、ベニマル達が全滅してた。

 

リムルが強すぎないかと聞いてるが、お前も大概だからな。

 

(…この方達ならば!)

 

「…お願いが御座います!!」

 

 

「どうか我が父たる首領と、兄たるガビルをお救い下さいませ!!」

 

!!ガビルの妹だったのか!

 

「何があったんだ?」

 

リムルがそう聞くと側近は、兄が謀反を起こし、首領が幽閉されたと伝えた。

 

どうやらガビルはオーク軍を自分の力で退けるらしい。ただ、ガビルはオークロードを甘く見ており、このままではリザードマンは敗北してしまうかも…とのこと。

 

虫のいい話ではあるが、強大な力を持つ俺達にリザードマンを救える力があると考えた…と。

 

……ふむ「よくぞ申しました!お二方の偉大さに気付くとは、貴方見込みがあるようです」…。

 

「なあ、センヤはどう…?何考えてるんだ?」

 

「ん?ああ、確かにガビルって調子に乗りやすいけど、流石にここまでの行動を、部下の物言いだけで行うとは思えないんだよ。何か別の…あ、同盟?俺は既に助けに行こうと思ってるけど…ソウエイ」

 

「はっ」

 

「首領さんのところに行って助けてきて。その間にいたオークなら普通に殺していいから」

 

「承知しました」

 

そう言うと直ぐに消えてしまった。はえーなあいつ。

 

「…即断即決すぎんだろ!?…ああもう、取り敢えず、首領の娘さん!!君を首領の代理と認める!ここで結ぶ同盟に何か異論はある!?」

 

「え?い、異論などありません!」

 

「センヤが直ぐ決めちゃったからね!俺も決めたよ!」

 

「んじゃあ、助けに行くか!」

 

「ああもう、どうにでもなれ!!」




駆けつけてから色々と情報聞き出そうとしたのに、弱すぎて粉になっちゃった…失望しました。ゲルミュッドのファンやめます。

所持スキル

解答者(コタエエタモノ)
解析鑑定、思考加速、並列演算、魔力感知など

適応者(コタエエルモノ)
事象適応、身体適応、精神適応、逐次耐性取得(複数取得不可)、統合分離、逆境覚醒、栄養生成、血液生成、超速再生、超才能など

呪具十種(トッキュウジュグ)
呪具召喚、武具呪具化、武芸百般

呪縛者(シバラレルモノ)
呪力保持、魂及び肉体保持、身体能力封印、魔法封印、一部スキル封印など

天賦之肉体(フィジカルギフテッド)
硬質皮膚、高密筋肉、硬質骨格、再生力、超感覚など

呪術師(ハラウモノ)
呪力魔素化、呪力強化、呪力放出、呪力感知、各種呪術、呪力収集、呪力特性付与、呪力魔素化など

静寂者(シズカナルモノ)
呪力隠蔽、存在隠蔽、非認識時情報取得不可など

影操術(カゲソウジュツ)
影操作、影移動、呪力影化、魔素影化など

御厨子(オロスモノ)
斬撃(解、捌)、業火(竈)、爆発特性

─じゅじゅコラム─
千夜の呪力制御の特訓は、虎杖と同じ事をしてました。半年位。

幕間にする程長くないけど、じゅじゅコラムに載せると長くなっちゃう話、どうする?

  • 纏めて幕間
  • 長くていいからじゅじゅコラム
  • 知らんわカス(作者の好きにしていーよ♡)
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