転生しても呪術師だった件   作:自給自足マン

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あらすじ

リムルとセンヤ、いまだ"見"に徹する

両者、誰かが近付いてきている事を感知

ゲルミュッド、焦る

ラプラス、クレイマン。互いに勘違いに気付かず←イマココ

ちなみに一度センヤを目にしていれば、格上で感知能力持ちなら一応見れます。まあそんなの出てこないけど。


黒幕登場!黒幕退場!

キィィィィン…!

 

…来たか。

 

ぶつかりそうだったのでリムルを肩から寄せる。

 

ギュイン!

 

「うお!…びっくりしたんだけど」

 

はぁぁー?助けたんですがー?

 

「…まあいいや、それよりもあいつは…」

 

「これは一体どういう事だ!?このゲルミュッド様の計画を台無しにしやがって!」

 

…計画?

 

「なあセンヤ、あいつ誰?」

 

…なんて説明しよ。

 

「…ええと、リグルの兄に名付けして、オーガの里に名付けしに行ったけど追い返されて、ガビルの名付けをした…やつ?」

 

「なんでお前も疑問形なんだよ…ってえ?ガビルも名付けしてたの?」

 

「この前森にあった時に気前よく教えてくれた」

 

「…そこまで色んな種族に名付けして、一体何を…?にしても、さっきから話を聞いてると、随分と小物っぽいって言うか…」

 

リムルもそう思うか。

 

「俺もそれは考えてた。ガビルほどの才能があの程度の強さで留まるわけがないし、そこから考えつく可能性が…」

 

「……え?そんな事ある?」

 

俺の予想、それは…っ!?

 

死者之行進演武(デスマーチダンス)!」

 

「え、ちょ、待!」

 

俺はその詠唱を始める前に、ゲルミュッドとガビルの間に割って入った。

 

ドドドドドドドド!

 

「あのトカゲを食え、オークロード。使えぬやつだったがぶぅっ!?」

 

砂煙の中、魔人の顔に一撃入れる。

 

「おまえ、色んな魔物に名付けしてんのか。それも計画の一端か?」

 

(おいセンヤ!勝手に出ていくなよ!危ないだろ!!)

 

(俺が全部捌いてたの見えなかった!?)

 

「な、き、貴様ら!?誰に向かってこんな事を…っ!」

 

「ゲルミュッド様、な、何故…?我輩には見どころがあると…、いずれ右腕にと仰ったではないですか!?」

 

……どうやらこのゲルミュッドとやら、相当のクズらしい。

 

(…リムル、やっていい?俺こいつやっていい?)

 

(まてまて、あいつらも言いたいこととかあるだろうし)

 

「ようゲレ…じゃなくてゲルミュッドだったか」

 

…それもそうか。少しだけ冷静になれた。

 

「オーガの里で突っぱねられた『名付け』は順調みたいだな」

 

「き、鬼人…!!」

 

「我らの里を襲わせたのはお前だな?」

 

とシオンが問う。

 

気付かれた!!とでも言うかのように魔人は身を震わせた。

 

「違うのなら早く弁明しなされ、無限に湧き出るオーク共の相手も飽きてきたところ。明確な仇がこれと分かれば殺る気も出るというものぞ

 

…ハクロウの爺さん、揺らぎは全く無いけど殺気がすげえ。ここまでの殺意を出したのは俺はもう8年ほど前かな?

 

それから逆上したゲルミュッドは、不意をついて鬼人を殺そうとしたものの、案の定全て避けられてしまう。というか当たってもダメージにならんかったろう。

 

「…やっぱこいつ弱いな、耳切られた程度でここまで喚くとか。なんで戦場出てきたの?」

 

「耳斬られて発狂するなんて普通のことだと思うけど…確かにこいつは弱いな。なんでこんなイキれてたの?」

 

「げ、ゲルミュッド様…」

 

ゲルミュッドを助けようとしたガビルをランガが止める。一々恩人思いだな。ガビル。

 

「センヤ様、主殿」

 

「ランガ、アレには手を出すなよ」

 

「はっ」

 

リムルの命令にランガが了承する。

 

…にしても、何でオークロードは動かない?今頃ここにいる全員に食らいついてもおかしくはないが…。

 

《解。数多の種族の力を得た結果オークロードの意識はその力に侵食され、混濁しています》

 

…ふーん…侵食されて混濁、ねえ…。

 

……あ、ソウエイ来てたのか。その足でゲルミュッドを糸で捕らえるし。やっぱ仕事出来る奴はちげーや。

 

「お、俺を助けろオークロード…いや、ゲルド!!」

 

ピクッ…

 

あ、ちょっと動いた。…そのまましゃべったな。、ゲームとかでよく見るカタコトだけど。…そのまま近付いて…、

 

ズッ

 

………え?

 

ボリ…グチャ…。

 

《確認しました。個体名ゲルドが魔王種への進化を開始します》

 

……解答者?

 

《解。世界の言葉です。個体名ゲルドがゲルミュッドの要望に応えるべく進化を望んだと思われます》

 

…お。解答者。

 

《了》

 

「離れろ!奴から放たれる妖気(オーラ)に近付くな!」

 

リムルがそう言うと、全員が下がっていく。

 

「センヤ、お前も…っ!!」

 

俺は下がらんけどね。これが妖気(オーラ)や魔素によるものなら、俺には効かんし。

 

「…お前も似たようなもんだったな、そういえば」

 

「ん失礼ではぁ?…にしても、妖気(オーラ)に触れたものを腐らせる能力…」

 

……まあ、似たようなのとは戦ったことはあるが。

 

《……成功しました。個体名ゲルドは豚頭魔王(オーク・ディザスター)へと進化完了しました》




次回、センヤの戦闘回で、その次の回でリムルの戦闘回。戦いが終わったたらまた幕間です。

何か質問あったら是非とも感想にて!誤字修正もここ好きも是非!

所持スキル

解答者(コタエエタモノ)
解析鑑定、思考加速、並列演算、魔力感知など

適応者(コタエエルモノ)
事象適応、身体適応、精神適応、逐次耐性取得(複数取得不可)、統合分離、逆境覚醒、栄養生成、血液生成、超速再生、超才能など

呪具十種(トッキュウジュグ)
呪具召喚、武具呪具化、武芸百般

呪縛者(シバラレルモノ)
呪力保持、魂及び肉体保持、身体能力封印、魔法封印、一部スキル封印など

天賦之肉体(フィジカルギフテッド)
硬質皮膚、高密筋肉、硬質骨格、再生力、超感覚など

呪術師(ハラウモノ)
呪力魔素化、呪力強化、呪力放出、呪力感知、各種呪術、呪力収集、呪力特性付与、呪力魔素化など

静寂者(シズカナルモノ)
呪力隠蔽、存在隠蔽、非認識時情報取得不可など

影操術(カゲソウジュツ)
影操作、影移動、呪力影化、魔素影化など

御厨子(オロスモノ)
斬撃(解、捌)、業火(竈)、爆発特性

─じゅじゅコラム─
アフリカに行った時に戦った呪霊は、本場の蝗害呪霊で、特級でした。

幕間にする程長くないけど、じゅじゅコラムに載せると長くなっちゃう話、どうする?

  • 纏めて幕間
  • 長くていいからじゅじゅコラム
  • 知らんわカス(作者の好きにしていーよ♡)
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