センヤとリムル、数日かけてオーク十五万人に名前を付ける。
センヤ、魔王になれるらしい。
オークのうち、二千人ほどが街に住み、建築などを行うことに
ゴブリンが増える、街っぽくなってきた←イマココ
ここだけの話ですが、生得術式は肉体が成長することによって再取得可能です。転生の際に肉体が耐えきれないから封印された訳で。
やあ皆俺だ。なんとこの街、ついにお風呂が出来上がったのだ!何でも井戸から水を汲み上げて魔法によって温め、お湯にしているらしい。
「おお、凄い!ちゃんとお湯だ!!」
そうリムルが言ったのだが、ゴブタはピンと来ていない様子。水浴びしかしたことなさそうだもんね。
「これってもう入っていいのか?」
「ええ、どうせなら一緒に入りますか?センヤ様!」
「いや入らんて」
シオンが一緒に入ろうと誘ってくるが、普通にお断りする。同性ならともかく、異性じゃんね、俺等。
「んじゃリムル、行くか」
「え?」
え?
「…まさかリムル、シオン達と一緒に入ろうとしてる…?」
「い、いやいやそんな!ちょっと急で驚いただけだって!アハハ…はぁ…」
何ため息ついてんだよ。おら!行くぞ!
─Side ドワルゴン─
「王よ、暗部は何と?」
「…新勢力の介入により、
「なんですって!?一体どこの国の部隊が…」
「国と呼べるかはまだ分からんがな。確認できたのはホブゴブリンに牙狼族の変異種」
「それに、鬼人と思しき魔人が四体」
「鬼人!?」
「
「鬼人を従えるスライムだって?オークロードよりよっぽど捨て置け無いじゃないか」
「どうなさるおつもりですか、王よ」
「決まっておろう。余自ら見極めてやろうではないか、あのふてぶてしいスライムをな」
─Side センヤ─
「…えーと、君達なんでいんの?」
その言葉に、ガビル達が驚くが、俺もちょっと疑問に…いや、結構わかりきっているんだが。
あの後、反逆罪で捕らえられたガビルは、リザードマンの首領…アビルに勘当されたらしく、その足でこの街へ来たらしい。役に立つから配下にしてほしいと。
「…ガビル達は分かったんだが…妹さん達はなんで来たの?流石にガビルを追ってってのはありえないけど」
「酷いですなセンヤ様!?妹は我輩を慕って付いて「センヤ様の言う通りです。父に見聞を広めよ、と」…って妹よ!?」
「いえ、尊敬はしているのですが、それよりもソウエイ様に憧れて…」
……成る程〜。遠くにいるソウエイに生暖かい目を送る。あ、びっくりされた。
「…んじゃ、親衛隊の皆には俺が名付けるよ。一応ソウエイ直属の上司だし、リムル、いいよな?」
「ああ、んじゃ俺はガビルの部下たちに…」
「………」じぃぃぃ…。
「?なんだいガビル君。君には立派な『ガビル』と言うなが…っ!?」
あ、ごっそり持ってかれた。リムルは驚いてるが、名前の上書きができることを知っている俺は驚かない。
「びっくりしたぁ…、じゃ、じゃあ気を取り直して、皆一列に並んでくれ」
「こっちも頼むわ」
それから数日、リムルは案の定気絶して三日ほど寝ていた。俺はそれの世話。
リムルが起きたことを確認し、ソウエイ達の様子を見に行く。
「どうだ?ソウエイ」
「センヤ様。悪くは無いです、特にソーカは隠密に向いてる」
名付けから一日経つと、
「あ、センヤ様、おはようございます!」
「ん、おはよ」
ソーカ達ソウエイに付けた者は、人形に近い姿に進化した。鱗や翼を引っ込められるようになったらしい。
んで、ガビル達にも仕事が与えられており、それがヒポクテ草の栽培である。魔素の濃い所でできる植物らしいので、例の洞窟にて仕事をしている。
…あ、リムルとガビルだ。
「…って、ただの雑草じゃねーか!!」
「ぐぼはぁ!」
…どうやら功を焦ってリムルに叱られているようだ。魔素の濃い所でできるってんだから、一朝一夕でできるもんじゃねえよ、気長に頑張れ。
数日経つが、俺とリムルは暇していた。既に住民達に仕事が全て割り振られ、俺達の仕事はほとんど無くなっていたからだ。皆優秀だと、楽でいいね。
暇していた俺は、リムルを置いてハクロウの所に向かって、模擬戦をしていた。俺の生前培った技術や、
(異常事態って?)
(何があったんだ、ソウエイ?)
(北の空に武装集団を確認しました、その数およそ五百。一直線にこちらへ向かってきます)
(俺も落ちてきたら向かうわ)
(わかりました、センヤ様)
(そんな悠長な!?)
…さて、ハクロウと向かうか。
「ハクロウ、ちょっと向かいたいところがあるんだけど」
「ホッホッホ、付いていきますぞセンヤ様。にしても、儂の奥義をいとも容易く受け止めるとは」
「呪具…あ、この小手のことね。これの硬度が高かったからね。受け止めてからの反撃がスムーズだったのよ」
「センヤ様なら、構えた瞬間に迎撃しに来るものかと」
「買い被りすぎ。…それに一撃目が構えを崩す目的と読めれば、二撃目が最速で来る場所を当てはめるだけ…あ、ついたよ」
「…そこまで簡単にいくものではないのですがね」
何やらリムルと鎧を着けたオッサンが話をしている。
「ふむ、あの男は…」
え?ハクロウ、あの人知って…消えた!!ってゆーか、なんかこっち見て…「そこにいるセンヤが、俺よりも強いやつだ」…え゛!?
─Side リムル─
(そんな悠長な!?)
「シオン、リグルドに避難命令を出すように伝えてくれ」
「はい!」
ソウエイからの報告を受け、俺は急いで現地に向かう。それにしても空からか。この世界では航空機は初になるかな。一体どんな…。
…ペガサス!?
んで大賢者曰く、降下を始めてるから俺達の街に降りることは確定したし。
統制のとれた武装集団、下手したらオークの大軍より厄介だぞ?一体何しに…
「リムル様!」
そもそも何者なんだ、あいつら…。
「あれ、もしかして…」
ん?
「おいおい何してるんだカイジン、早く避難してくれよ」
「いや、ちょっと心当たりが…」
何でも昔、酒の席でドワーフ王直轄の極秘部隊がいる事を聞いていて、その部隊の名が
「…っ。お久しぶりです。ガゼル王よ」
お、まじでいた。
「久しいなカイジン、それにスライム。余…いや俺を覚えているか?」
忘れるわけがないんだよなぁ。あの裁判は衝撃的だった。
カイジンが何をしに来たか聞いたところ、俺の事を見極めに来たんだとか。こうでもしないと歩けない、とのこと。
…おいおい、あっちもこっちも一触即発だぞ。センヤ、早く来てくれ!!
…いやあいつ、隠れてやがる!?俺に全部押し付ける気だ。
「…まずは名乗ろうか、俺の名はリムル。見ての通りスライムだが、見下すのはやめてもらおう」
そう言いながら俺は、人型に変わる。
「これでも一応、ジュラの森大同盟の盟主の片割れなんでな」
向こうの騎士が驚いている。そんでガゼル王が、俺が剣を持っていることに驚いていた。
これでもハクロウに師事しているので、それなりには剣を使える。
剣を見たガゼル王が、勝負をして見極めようとか言っている。森の盟主を名乗るホラ吹きに分を教えるとか何とか。
…ここだ!
「まあ待ってくれ、ガゼル王」
「…何だ?」
「俺はさっき、『盟主の片割れ』だと言ったよな?」
「…!?報告によると、貴様以外の主いないと聞いていたが…」
「それがどこの情報が何処からかは聞かないでおくけど、俺とやりたいならまずはそいつを倒してからだな。そいつは俺より強い。…それに、そっちが調べ尽くしても一切の情報が出て来ない奴だぞ?気にならないか?」
ガゼル王が、その言葉に反応する。
「…その男は、何処に?」
「あんた達の横の草むらにいる、あの男だよ」
「っ!いつの間に!?」
鬼人や一部を除くうちの仲間も、騎士団達も驚いている。そりゃそうだ、魂の回廊で強く繋がっている奴でも、微かにしか気配を察知できないんだ
「あそこにいるセンヤが、俺よりも強いやつだ」
「…え゛!?」
お、驚いてる。対話は俺がやったんだ。後は頼むぞ。
静寂者は執筆でも有効です。何なんだこのスキル。
術式です。術式は術式です。ただ今回は出てきません。
所持スキル
解析鑑定、思考加速、並列演算、魔力感知など
事象適応、身体適応、精神適応、逐次耐性取得(複数取得不可)、統合分離、逆境覚醒、栄養生成、血液生成、超速再生、超才能など
呪具召喚、武具呪具化、武芸百般
呪力保持、魂及び肉体保持、身体能力封印、魔法封印、一部スキル封印など
硬質皮膚、高密筋肉、硬質骨格、再生力、超感覚など
呪力魔素化、呪力強化、呪力放出、呪力感知、各種呪術、呪力収集、呪力特性付与、呪力魔素化、呪力精神干渉など
呪力隠蔽、存在隠蔽、非認識時情報取得不可など
影操作、影移動、呪力影化、魔素影化、影捕食など
斬撃(解、捌)、業火(竈)、爆発特性
─じゅじゅコラム─
昔は何気に荒れていた様子。今は…どうだろうね?
幕間にする程長くないけど、じゅじゅコラムに載せると長くなっちゃう話、どうする?
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纏めて幕間
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長くていいからじゅじゅコラム
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知らんわカス(作者の好きにしていーよ♡)