転生しても呪術師だった件   作:自給自足マン

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あらすじ

ジュラ・テンペスト連邦国ができる

平和かと思ったら、魔王が攻めてくる

攻めてきたかと思ったら、遊びたいだけらしい

リムルに一任し、街に帰ろうとしている←イマココ


呼ばれた

─Side リムル─

 

(センヤ、今すぐこっちに来てくれ)

 

(ん?わかった)

 

センヤを呼び出し、俺達も街へ向かう。

 

「なあなあリムル!その、お前より強いやつというのはどんな奴なんだ?」

 

俺と一緒にランガに乗っているミリムが聞いてくる。

 

「あー。センヤって奴でな、俺よりも強いのはそうなんだけど、後ろにいる鬼人を名付けた奴でもあるんだよ」

 

「なんと!あれらはリムルの配下ではないのか!?その割にはリムルの事を守っていたようだが…」

 

「俺とセンヤは…一応親友で、俺とセンヤを同格として扱ってるんだよ」

 

「そうなのか…ん?おい、前から誰か来たぞ?」

 

お、来た来た。

 

「おーいセンヤー」

 

「何だ?急に呼び出して…って、後ろにいるのは…」

 

「ああ、魔王のミリムだ」

 

つーか、見てたんだから知ってんだろ。…んでミリム、こいつがセンヤだ。

 

「……なあリムル。この男はホントにお前よりも強いのか?ワタシの目にはあいつから何も見えないぞ?とてもあの鬼人達に名付けしたとは思えんのだが…」

 

ミリムにそう聞かれる。…魔王クラスでも見えないのか?これ。ホントなんなんだよこいつ…。

 

「センヤ様への侮辱は、いくら魔王ミリムといえど…!」

 

「待て待てシオン!お前達も落ち着けって!…本当だよ、センヤは俺よりも強い。…センヤ、魔素を出してくれないか?」

 

「ある程度話は読めたが…まあいいよ」

 

そう言ってセンヤは、呪力を魔素に変える。…相変わらず、凄い迫力だな…って、ミリム!?

 

「これでいい…っ!?」

 

センヤが魔素を出した瞬間、ミリムが急に襲いかかる。

 

「…っぶねぇ!何だよ急に!?」

 

「お前、どうやってそこまでの妖気(オーラ)を隠していた?」

 

間一髪で避けたセンヤが、ミリムの問いに答える。

 

「…隠してたっていうか、俺には魔素が無いんだよ。だから俺の元から持ってるエネルギーを魔素に変換した」

 

そう言って、センヤは魔素を抑える。

 

「また消えた…?あれほどの量の魔素が元は別のエネルギーで、それを完璧に制御している…?」

 

「…さっきから何かブツブツ言ってっけど、戦う気は無いのか?」

 

「…その言い方、センヤはワタシと戦って(遊んで)くれるのか?」

 

「はあ?何言って「じゃあ決まりだな!」…っ!」

 

センヤの言葉に割り込んで、さっきの吹き飛ばしたやつをまた放つ。

 

「…っ!おいミリム!俺達に危害を加えないって言ったよな!?」

 

「これは危害ではないぞリムルよ!遊び!そう、ただの遊びなのだ!!」

 

「屁理屈じゃねーか!?ああもう…センヤ!大丈夫か!?」

 

無問題(モーマンタイ)!…ただ、街に近いし、力は抑えてくれない?」

 

「ああ!分かったぞ!!」

 

「何でセンヤもやる気なんだよ!?」

 

…もう、とことんやってもらおう。

 

「…じゃあ、始めるか」

 

 

 

 

 

 

─Side センヤ─

 

リムルに呼ばれ、そこまで向かったところ、何故か魔王がいた。あんた付いてきたのかよ。

 

リムルに魔素を出してくれないかと聞かれる。ミリムが俺の実力に疑問を抱いているらしい。それにシオンが反応する。いいって別に、俺の実力だとかそう言うのは。

 

んで、呪力の少しを魔素に変えたら、何故かミリムが襲いかかってきた。

 

っぶねえな!何だよ急に!!…え?妖気(オーラ)を隠す?何言って…ああ、俺まず魔素無いんだよ。

 

そう言って俺は魔素を全て呪力に変える。…呪力と魔素を同時に持ってると、耐性の取得ができんからね。

 

え?戦う気なのか?何言って…「じゃあ決まりだな!」…うおっ!?

 

…どうやらミリムをやる気にしてしまったらしい。どうすんだよ相手多分天災級(カタストロフ)だぞ!?

 

…もういいよ、やってやる。その代わり力は抑えてね。

 

「…じゃあ、始めるか」

 

「ああ!」

 

…まずは、

 

「闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え」

 

「うおっ!?なんだか少しだけ寒気がしたぞ!!」

 

俺を中心に発生させた極小の帳を、ミリム達を巻き込むように拡大していく。

 

「これは、名付けの(あの)ときの…!!」

 

「帳って言って、センヤの使う結界の一つらしい」

 

「しかし、なんのために?」

 

「どんだけ力抑えても少なからず被害はでるだろ。それを少しでも抑えるためだ」

 

「なるほどな!理解したぞ!!」

 

それだけじゃないけど

 

「そりゃどーも…。それと」

 

術式を使い、体内の血液の流量、心拍数、血中酸素量を格段に増やし、身体能力を向上させる。

 

「赫鱗躍動・戴」

 

赤血操術。それが俺の()()()の術式だ。

 

「これで、幾分かマシになるだろう」

 

「!?…面白い!来い!!」

 

ミリムがそう言い、受けの形に入る。…受ける気かよ。流石は魔王。

 

「……ッ!」

 

フッ…ドゴォ!

 

俺が踏み込んだ数瞬後に、地面に衝撃が走る。それほどの踏み込み。

 

生半可な実力なら、俺の動きに一切気付くことなく、そのまま殴り抜けられるだろう。だがミリムは、最短距離、最高速で向かった俺の攻撃を、全て見切った上で一切動く気がない。

 

…ベニマルとかの時も、避けてはいなかったからな。分かってはいた。

 

(速い!ワタシ以外の魔王ならば、もしかしたら見切れなかったかもしれないな!!)

 

(速い!…けど、流石にそれだけじゃあミリムには…)

 

(流石に効かないけど、今の実力を測るいい機会だ。どうせならてんこ盛りでぶん殴ろう)

 

 

 

 

 

…この時、センヤは正解と間違いを同時に引いていた。

 

センヤの正しいところは、確かにセンヤのこの程度の攻撃では、ミリムに傷一つつかない、ということだ。赫燐躍動・戴、呪力強化、呪力放出による超加速。…そう、これだけならば。

 

ミリムの間違っていたところは、情報や実力の一切読めない相手に対して、いつもの様な対応をしていたこと。…いや、彼女にとっては大当たりではあるのか。

 

センヤの間違いは、自分の生前の技術「以外」を、考慮していなかったこと。

 

(完璧な脱力、一切の誤差の無い呪力の衝突。俺の攻撃が効かない相手に贅沢な………誤差の無い呪力の衝突ぅ!?)

 

それは、打撃と呪力の衝突が十万分の一秒以内に収まった時、稀に発生する()()

 

威力は平均して、通常時の2.5乗。

 

発生した時、空間は歪み、呪力は黒く、鈍く光る。

 

「まずっ!?」

 

………バチッ

 

「避けろ!!」

 

「?何を言って………っ!?」

 

黒閃

 

………その現象を、センヤは念頭に置いていなかった。

 

転生してからかなり経った。遅くなったが言っておこう。

 

黒い火花は、微笑む瞬間(とき)を選ばない!




センヤ、人生初(?)の、黒閃発動!!

センヤの事を伝えられた理由ですが、魂の回廊で()()繋がっているからです。名付けされたくらいじゃ伝える事も叶わないらしい。

直で見ても魔素は見えても呪力は見えないよ!

所持スキル

解答者(コタエエタモノ)
解析鑑定、思考加速、並列演算、魔力感知など

適応者(コタエエルモノ)
事象適応、身体適応、精神適応、逐次耐性取得(複数取得不可)、統合分離、逆境覚醒、栄養生成、血液生成、超速再生、超才能など

呪具十種(トッキュウジュグ)
呪具召喚、武具呪具化、武芸百般

呪縛者(シバラレルモノ)
呪力保持、魂及び肉体保持、身体能力封印、魔法封印、一部スキル封印など

天賦之肉体(フィジカルギフテッド)
硬質皮膚、高密筋肉、硬質骨格、再生力、超感覚など

呪術師(ハラウモノ)
呪力魔素化、呪力強化、呪力放出、呪力感知、各種呪術、呪力収集、呪力特性付与、呪力魔素化、呪力精神干渉など

静寂者(シズカナルモノ)
呪力隠蔽、存在隠蔽、非認識時情報取得不可など

影操術(カゲソウジュツ)
影操作、影移動、呪力影化、魔素影化、影捕食など

御厨子(オロスモノ)
斬撃(解、捌)、業火(竈)、爆発特性

赤血操術(ソメルモノ)(NEW)
血液操作
シンプル!故に強力!生得術式は転生時に問答無用でユニークスキル以上になります。
センヤの一つ目の術式。肉体のみで完結する術式は黒閃が発動しやすい(オリ設定)らしい。つまり狙って発動したと言っても過言ではない。

─じゅじゅコラム─
血液の生成は反転術式を会得した時点で使えるようになっています。

幕間にする程長くないけど、じゅじゅコラムに載せると長くなっちゃう話、どうする?

  • 纏めて幕間
  • 長くていいからじゅじゅコラム
  • 知らんわカス(作者の好きにしていーよ♡)
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