転生しても呪術師だった件   作:自給自足マン

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あらすじ

ミリムに渡す新しい武器、完成

ミリムと戦闘訓練、過去について聞く

訓練が終わり、飯を食べようとした所、ミリムに風呂に誘われる

策を練ってきたので大丈夫と高を括る

センヤ、ミリムとリムルの悪戯で目を潰す

怒って二人に飯抜き伝える

色々あり、二人にお菓子の味見抜きを宣言

ミリムに魔王達へのお土産を渡し、ミリムは仕事へ

お菓子?ああ、作ってあるよ。リムル以外のは

リムルが謝罪したことで今回の件は不問に←イマココ


宣戦布告…?

いつも通りの朝、横のやつは俺よりも遅くガバァ!うわ!?」

 

「…あ、センヤ。おはよ」

 

ああ、おはよう…ってなるかー!!

 

「いつもならもっと遅いのに、何があったんだ?」

 

「ああ、シズさんの心残りの夢を見てな…」

 

レオンか?それとも…、

 

「子供達の方だ。…そろそろ、探してやらないとだしな」

 

それもそうだな。…っし!

 

「カツ丼にするか?」

 

「いやなんで…ってえ?ソース出来てるの?」

 

ああ、収穫祭のあとにこっそりとな。

 

「今回の出来でレシピ渡すか決めるから、激甘な採点はやめてくれよ?」

 

足りないものは感でアレンジしたから、ちょっと違うってなるかと。

 

 

 

 

 

 

「…うーん、おいしいけど、ソースかと言われるとちょっとなぁ…」

 

だよなぁ。香辛料の代用はどうしても出来なかった。

 

「ここらには自生してないのかなぁ、最悪遠出して取りに行くか…」

 

「それもありだな。どのみち子供達を探すために国回るし」

 

それもそう…だかしかし、ユーラザニアとの国交が結ばれれば…!んでその、

 

「その浮くやつやめなさい。行儀悪い」

 

「あ、これ?暴風大妖渦(カリュブディス)を解析した事で手に入れた重力操作で「知ってるし持ってるよ」…あ、解答者」

 

「…じゃあセンヤはどんな感じなんだ?」

 

重力操作か?

 

「今のところは影を自由に操るくらいしかやってないな…ほれ」

 

「うわ、影が浮いてる。ちょっと気味悪いな」

 

なんだと。…カリュブディスは魔力妨害を持ってたけど、この重力操作のおかげで飛べてたらしい。元から俺には関係ないけど。

 

「んー…、味噌汁は安定の味だな。安心する」

 

そりゃよかった。味噌がいいからな味噌が。

 

「この重力操作、頑張ればいろんなことができそうなんだけど…なにか無い?」

 

ご馳走様。うーん、使い道…

 

「さっき言ったみたいに影操るのと、それと百斂の速度が向上したな」

 

ホラこうやって内側に重力つよめて…。

 

コォォォォォ…!!

 

ね?

 

「…なんか血が輝いてんだけど?」

 

圧力鍋みたいなもんだよ。え?圧力鍋は光らない?それはそう。

 

…お。

 

「シュナか。もう時間?」

 

「はい。センヤ様の正装もただいま用意してまいります。威厳のある姿を見せて下さいませ」

 

…頑張るのは使節団の皆だけど。

 

そう、使節団。ユーラザニアとのだ。

 

うちからはホブゴブリン数人とまとめ役のリグル。団長にはベニマルだ。

 

うーん、様になってるね。

 

最初のボロい村とは見違えているが、それでも国としちゃあ小さいし新しすぎし経験も無い。

 

ユーラザニアとの国交、いいものになると言いが…。

 

お、リムルが何か…。

 

「諸君、是非とも頑張ってきてくれたまえ!」

 

…………………。

 

……え?それだけ?

 

いや駄目だろちゃんと喋れよ。

 

…うんうん、俺達が見てるのと同様に俺達も見られている。国交を結びたいと思える態度でいてほしいものだな。

 

ああ、お前達には俺やリムルもいる。堂々とするんだぞ?

 

「頼んだぞ!」

 

『うおおおおおお!!』

 

ビリビリと空間が揺れるように感じた。皆リムルに全幅の信頼を置いてるからね。こんくらい言われちゃ張り切るしかない。

 

「えー、次はセンヤからも」

 

…え、俺?

 

「…俺はリムルみたいに気の利く言葉もかけらんないので」

 

(((本当か…?)))

 

すっげー静かに見られる…恥ずいなこれ。

 

「えー、この間件の事件の謝罪に、黒豹牙フォビオがこの街に来たことは知ってるよな?」

 

今度はそこかしこから殺気が飛ぶ…幹部か。あんま気にすんなってしっかりと謝ったんだし。

 

「…その時一つ、興味深い事を聞いたんだが…」

 

「…ユーラザニアの特産品は、食材がほとんどのようでな

 

ザワ…ザワザワ…

 

「もし国交が結ばれれば、さらなる料理の開発が出来る。みんなの頑張り次第だ。頼むぞ!」

 

……………

 

ん?響かなかったか?

 

………

 

お?

 

『オオオオオオオオオッ!!!!』

 

多分今度は普通に揺れた。久々に鼓膜無いなったわ。

 

「えー、以上!任せたぞリグルド!ベニマル!」

 

「おまかせ下さい!」「見極めてきますよ」

 

うんうん、皆元気そうだね。

 

(センヤ、あの話本当なのか?フォビオが言ってたって…)

 

ん?ああ。その中でスパイスも特産品になってるらしい。

 

ソースはもちろん、カレーも騙し騙しそれっぽくしてただけだからな。

 

「次ミリムが来たら『本物のカレー』を魅せてやるよ」

 

「おお、すごい熱意…」

 

じゃ俺、ユーラザニアからの使節団の料理仕込んでくるからあとはよろー。

 

「…え?ちょセンヤ!?聞いてないんだけどそんなこと!!?」

 

 

 

 

 

 

…ふう、一通りの準備は終わった。あとは皆だけで出来る範囲だけだから、大変だろうけどよろしく。

 

お酒?あー…、カリオン部下と沢山飲んでそうだし、大量に用意…いや、リンゴ酒の貯蔵全開で!

 

「センヤ様、仕込みのほとんどおわらせちゃったよ…」「皆だけでできる範囲って、もうほとんど残ってないんじゃ…?」「主に料理ってさせるものだったっけ?」

 

それはいまさら。

 

来賓の数は多いらしいし、皆で食べたほうが美味しいので想定よりたくさん作った。

 

そんな俺は今、ちょっくら森の散策を…ん?

 

あれは…。

 

「この先の魔国連邦(テンペスト)っつう国で造ってもら「ヨウムじゃん!久し振り!」…ってうお!?センヤの旦那!!」

 

ロンメルや皆も元気そうで。

 

…あ、お嬢さん。俺のことは気にしないでね。

 

「ここにいるってことはうちに用があるんだろ?」

 

「ああ、そうだけど…センヤの旦那はなんでここに?」

 

魔王カリオンからの使節団に振る舞う料理を作り終えてね、いまきゅうけ「魔王カリオン!?なんだってそんなことに…!?」…あー、話すと長くなるからまず移動すっか。

 

 

 

 

「ってことで連れてきました。ヨウムです」

 

「そりゃどうも…って、ロンメル達は?」

 

先に母娘を送り届けてから向かうってさ。あいつもしっかりと実力者、心配はいらんね。

 

え?おっかないのが来るんじゃないかって?

 

「んなバカな、喧嘩しに来るわけじゃないんだぜ?」

 

「だといいけどね…」

 

お前ら考えすぎだって。アッハッハ!

 

 

 

 

 

「矮小な人間ごときとつるむなど、魔物の風上にもおけん!!」

 

「カリオン様の顔に泥を塗るつもりか?」

 

「俺に命令するな!!」

 

そうおもってたじきがおれにもありました。

 

すっげえテンプレみたいな態度の娘が出てきた。他のは理性的なのに…。

 

忘れてたけど魔物と人間て敵対関係だったね。 

 

ヨウムすっげえ人気者じゃん。

 

「お前、センヤとやらだな?」

 

「…ん、俺?そうだけど何?」

 

「カリオン様がお前を認めたと仰ったが、そんな器には到底見えん!どんな小細工をした!!」

 

「スフィア!!カリオン様を愚弄する気か!」

 

そりゃそうだ、自分の主が小手先で騙される奴だと言ってるようなもんだし、両陣営に失礼だ。…まあ、正しいんですけどね。

 

「ほなちょっく「センヤ様に向かってそのような口の聞き方、許されるとでも思っているのか?下郎」あ、こらシオン!」

 

全然許すけどね!?だから落ち着い「なあヨウム、ちょっくら実力を見せてやってくれないか?」

 

「「おい国主ぅ!?」」

 

ヨウムと被ってしまった。お前は諌める位置にいろよ!!

 

ああもうめちゃくちゃだよ。

 

「面白い!その人間の配下がどれくらいのものか試してやる!!」

 

あーもう!好きにしろ!!

 

シオンはスフィアって娘とかってにドンパチやってるし、ヨウムは既にやる気になったようで、虎車の後ろに乗っかってたグルーシスという青年と戦い始めた。

 

ほーん、スフィアとやらは機敏な動きで撹乱してシオンに渡り合って、グルーシスとやらもヨウムと良い勝負。

 

…なるほどな。名持ち(ネームド)なだけはある。

 

特にスフィア、あれは既視感っつーかほとんど前世の俺みたいな戦い方だな。高機動。

 

(スフィアって娘空飛んでるんだけど、センヤと似たようなやつか?)

 

あー、ニアピンだな。俺のは空気の差に呪力流し込んでそれを踏んでる。スフィアさんは差、そのものを踏んでる。

 

(もしかしてあっちの方がやってることは凄い?)

 

うーん、どうだろ。そのものを踏むには強靭なパワーがいるし、呪力を流し込むのには精密な操作が必要で、スキルツリーが違「それまで」…お、どうやら気が済んだみたいだな。

 

「…もう十分です。このあたりに致しましょう」

 

あー怖い美人。

 

ヨウムも剣おろしてね。多分なんか話すから。…で?合格?

 

堪能してくれたか、そりゃよかった。

 

スフィアとやらも演技だったようだな。…七割くらい本気入ってなかった?

 

まあいい、ヨウムの事も信用してくれたようだし。これで万事かいけ「あ、あのセンヤ様…」…?

 

バヂッ…バヂィッ!!

 

「これ、どうすれば良いんでしょう…」

 

……うーん、上に向けても爆発しそう。消すのは部下達じゃきつそうか…。よし!

 

「シオン!」

 

「は、ハイセンヤ様!どうかお慈悲を「それ俺に向かって放って?」…はい?」

 

「おい、お前!確かにお前が上に立つに値するとは分かったが、この実力差じゃ「大丈夫」…はぁ?」

 

「俺、最強だから」

 

ゾッ…!

 

ほれ、早く打たんと手遅れになるぞー。

 

「は、はい!」

 

ボッ!

 

さて問題、俺はこの魔弾をどう無力化するでしょう。

 

一、御厨子で無力化。

 

二、蹴り上げて無力化。

 

三、ごめんなさい見栄張ってました!!

 

さて答えは…?

 

 

 

 

影操術(カゲソウジュツ)、重力操作。()()()()()

 

ヒュオ……シュッ

 

目の前には迫っていた巨大魔弾は、黒い影に飲まれて消えた。

 

という訳で正解は四、影で飲み込むでした!分かったかな?

 

(これって、朝見せたやつの…)

 

そうそう。偽・暴食者(エア・グラトニー)

 

「ホイ、おしまい。…それでは来賓の皆様、わたくしセンヤ=テンペストが案内いたします。ついてきてください」

 

『………』

 

…あれ?国主ジョークウケなかった?

 

「…流石はカリオン様が認めた御方。貴方と、貴方達の国と縁が出来た事に感謝を」

 

そりゃどう「センヤさん!凄えなあんた!!」うおっスフィアさん!?

 

「まさかあれを消しちまうとは…どうやったんだ?」

 

「スフィア、そういったものは秘密にするのが「影操術っつって、消したわけじゃなくて影に保管してるのよ」…言うのですか!?」

 

言っても減るわけじゃないし。

 

「取り敢えず。ようこそ、魔国連邦(テンペスト)へ」

 

 

 

 

 

「はあ…幸せ」

 

その夜、迎賓館で歓迎の宴を催した。

 

いやぁ、皆美味しそうに料理食べてくれるから料理人冥利に尽きるな。

 

「…はい?この料理、センヤ様がお作りになられたのですか?」

 

俺だけじゃないけどね。

 

「それは…というか、国主が料理を作るのってどうなんですか?」

 

『それはいまさら』

 

わたくし趣味に走らせていただいて…、

 

「さ、左様で…」

 

「細けえこたいいだろアルビス!!こんな美味い飯そう食える機会はねえんだからな!酒も美味えし!!」

 

そんなスフィアさんは白虎の姿になって酒を飲んでいる…虎かぁ、あれって見せていいやつなの?

 

あ、気が抜けてるだけなのね。

 

アルビスさんからは国主が料理している所を突っ込まれたが、いまはそれも気にせずに酒を樽ごと…樽ごと!?飲んでいる。

 

え、もうないのかって?それ大量生産できんのよ。リンゴが採れる数少なくて…。

 

え?果物をこちらに回してくれるって?

 

ついでに香辛料の類も…アザッス!

 

細かいことは商人の人に…。

 

料理のおかわり?いまから作るよ。




リムルはもちろん、センヤの事を痛く気に入ったご様子です。能ある鷹は爪を隠すって言うし、野生の何か琴線とかに触れたんでしょうね。

国主が料理振る舞うってどうなんでしょうね。

所持スキル

解答者(コタエエタモノ)
解析鑑定、思考加速、並列演算、魔力感知など

適応者(コタエエルモノ)
事象適応、身体適応、精神適応、逐次耐性取得(複数取得不可)、統合分離、逆境覚醒、栄養生成、血液生成、超速再生、超才能など

呪具十種(トッキュウジュグ)
呪具召喚、武具呪具化、武芸百般

呪縛者(シバラレルモノ)
呪力保持、魂及び肉体保持、身体能力封印、魔法封印、一部スキル封印など

天賦之肉体(フィジカルギフテッド)
硬質皮膚、高密筋肉、硬質骨格、再生力、超感覚など

呪術師(ハラウモノ)
呪力魔素化、呪力強化、呪力放出、呪力感知、各種呪術、呪力収集、呪力特性付与、呪力魔素化、呪力精神干渉など

静寂者(シズカナルモノ)
呪力隠蔽、存在隠蔽、非認識時情報取得不可など

影操術(カゲソウジュツ)
影操作、影移動、呪力影化、魔素影化、影捕食など

御厨子(オロスモノ)
斬撃(解、捌)、業火(竈)、爆発特性

赤血操術(ソメルモノ)
血液操作

重力操作(NEW)
こいつは何かの封印を解くことはあらず、そのままエクストラスキルとして獲得しました。…本当に?

─じゅじゅコラム─
鈍骨は五条先生から、超強力な呪力出力を抑え込むために、呪力の逃げ道として渡されたものです。千夜は武器として気に入ったらしい。

幕間にする程長くないけど、じゅじゅコラムに載せると長くなっちゃう話、どうする?

  • 纏めて幕間
  • 長くていいからじゅじゅコラム
  • 知らんわカス(作者の好きにしていーよ♡)
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