いろいろあり、センヤもリムルとともに店にて食事を
店内にいたエルフに精霊の棲家の場所を聞くことに成功
試しに向かい、ポータルを設置、センヤは置いていかれる
不安になった生徒達を落ち着かせるため、お菓子だったりなんだったり
明日はウルグレイシア共和国、ウルグ自然公園←イマココ
─Side リムル─
さてさて、今日はお待ちかね、精霊の棲家にて生徒達に上位精霊を宿す日…なのだが、
「あの、リムル先生?センヤ先生は…」
ああ、アイツか。あいつ訳あってテレポート出来ないから…、
「俺の影でな」
「どもー」
『うわああああ!?』
すっげえびっくりされてる。まあ何やかんや全員来られたのだ。早速入っていこう。
コッコッコ……。
…なあセンヤ、結構のんびりしてるな。
(だなー、何か聞こえる笑い声を除けばだけど)
『うふふ』『おやおや』『…え、なんか気付かれてない?』
…センヤが言った瞬間に聞こえてきた。なんかセンヤ、見えてる世界違うくない?
まあ、それは置いといて…、
「聞こえているか?こちらに敵意はない。用が済めばここから立ち去る」
なので上位精霊の居場所を教えて欲しいんだが…。
『あはは、面白い』『いいよ、教えてあげても』
ほっ、よか『ただし』…?
『試練に打ち勝ったらね』
そう言われて、急に周囲の風景が変わり……
(…空性結界?いや、領域展開……スキルそのものだろうしな…どっちだ?)
なにそれ…ってか、
ウ゛オ…!
「ゴ…
結構ゴツい体躯のゴーレムが現れた。
………ギョロ
…なんか、こっち見てズガァァ!!…!
…ふぅ、危ない危ない。
「センヤが受け止めなきゃ、ちょっと危なかったな」(生徒達が)
「そうだなー」(リムル達が)
急接近してきたゴーレムの一撃は、センヤが受け止めた。
『な…っ!?い、いやたまたまね、そうにきまってるわ』
試練ってのは、こいつを倒せばいいのか?
『そ…そうよ!できるかな?できるかな?』
そうか、じゃあ「リムル」…?
「丁度いい授業じゃね、コイツ」
は…?
「だって、俺とリムル以外に全力ぶち込めるいい機会だぜ?」
えぇ…?
「ちょ、センヤ先生!?俺達に倒せって言うのかよ!!」
「無理無理無理無理!!怖すぎるでしょ!!」
「センヤ先生…スパルタ…」
ほら、みんなから非難轟々。
「いいと思ったんだけどなあ」
まじかこいつ。
『い、命拾いしたわね!その子はそんな子供達じゃ手も足も出ないほど強力よ?』
ほら、謎の声もそう言ってるし、そもそも俺達の目的は授業じゃないだろ?
「…ま、それもそうか。…じゃあ謎の声さん、倒しちゃうけどいい?」
『はあ?何言って…「赤血操術・百斂」…って、ちょ!?』
ああ…なら自分の力をね。
「先生、あの血って…?」「なんか浮いてんぞ!?」「センヤ先生って、魔法使えたんですね」
うーん…説明難しい。あれって魔法じゃないんだよな…。
「…詳しい話は、後でセンヤに聞こうか。センヤ、防御必要な感じ?」
あの穿血とか言うの飛び散りそうだし。流石に子供達にかけるわけにはいかないしな。
「
…?じゃあどんな感じなんだ?
「みてりゃわかるさ」
『ほ、ほらほら!無駄口叩いてないで、早く攻撃してみなさいよ!』
そうまくし立てる謎の声に、気の抜ける返事を返したセンヤは…。
「…
センヤの浮かべていた血はわずか一つ。その血の球が、急激に光を増し……。
「…蒼鱗」
…見れるくらいになった頃には、完全に青く染まってしまった。
…なにそれ………。
いやまあ、センヤだし何があっても不思議じゃないけどさ、人間何だよね?何で血が青く光ってんの?
……つかなんか、ちょっとひんやりとして…?こんな寒かったっけ…絶対あの青いヤツのせいだろ!?
『…なっ、なによそれ!?い、いやいやただのコケ威しよ!ただ青く光ってるだけで、そんな強力な技じゃないんだわそうに決まってる!!』
「じゃ、試してみる?」
『ふん!随分と余裕じゃない!!なら…やっておしまい!
ドッ!!
謎の声の言葉を皮切りに、ゴーレムがセンヤに急速に詰め寄り……。
「ほらよ」
センヤの操った蒼鱗に先に当たり……、
ピタ……
『………は!?』
完全に起動を停止した。
なんか…謎の声と、その場にいた全員がシンクロした気がする……ん?
………ピシッ!バギィッ!!!
『………いや!』
『いやいやいやいや!!嘘でしょ!?アレ、アタシの最高傑作よ!?それを何をするでもなく…』
『突っ立ってるだけで砕いたって言うの!?』
謎の声が、すっごい狼狽して…いや、ちょっと俺も混乱してる。
「…物質が動く時には、熱量ってのが関係する」
「運動エネルギーが熱エネルギーに変換されて、それで熱が発生するんだ。生物であれ機械であれ、例外無く…な」
「術式反転・蒼鱗。これはそんな熱を、
…なんか、センヤが急に喋りだして…物理の授業?
『な…なら、なんでエレメンタルコロッサスが止まったのよ!?』
まあ確かに、なんか寒くなったのは説明がいったけど…。
「熱を奪ってるとな、熱エネルギーに変換される前のエネルギーも奪われてくんだよ。冬場とかに身体がダルいの、経験ない?」
いやまあ、確かにあるけどさ。…なるほどな、それで動力が動けなくなったのか。俺の予想では動力が凍りついたのかとおもったわ。
「…あ、砕けたのも知りたい?」
おれはちょっとだけ。
「物って冷たくなると砕けやすくなるんだよ。それだけ」
はへーかんたん……。
「…らしいけど皆、納得いった?」
ブンブンブン!!
すっごい首横に振られてる。そりゃあ急にあんなの出されたらね…。
てかなに術式反転って?
…ふーん……。術式を…反転?反対のほうに動かして逆の効果を得る…?
良くわかんねえし、なんでそれであんなのが出来るんだよ。
「……まとにかく、試練はクリアしたんだ。とっとと出てきてくれない?」
…ま、センヤなら普通に気が付いてるか。
なかなか出て来ない…まだ白を切るつもりか?ならここは、
「さっさと姿を現せ。じゃないと…」
さっきのやつ食らわせるぞ?センヤが。
(しないけど、話に合わせてやるよ)
「ほれほれー、出て来ないと凍らせちゃう「はいはいはい!!たった今、恥ずかしながらやってまいりました!!」…うっし」
確かに声の主は出て来た…のだが。
「ちっちゃくね?」
「たしかにチビィな」
目の前に出て来たのは、手のひらに収まるサイズの小人だった。
「なっ!?失礼ね!我こそ偉大なりゅっ!?……っ」
噛んじゃった。
「大丈夫か?」
…あ、手を振った。大丈夫そうね。
「…我こそは、偉大なる十大魔王が一柱!〝
…迷宮全体に響くような声で、今度は噛まずに言えたようだ。
っつうか、なんだかガビル味を感じる…。
(なあ、明らかに嘘くさいんだけど…センヤ?)
センヤにそう聞くが、なにか考え事をしているようだ。
「えーと……お前が十大魔王の一人?もっとマシな嘘つけよ」
「はぁーっ!?いるのよねー!よく知らないから、とりあえず否定するヤツゥー!」
んだとこいつ、あっきらかにこんなチンチクリンが魔王な訳「…まあリムル、信じてもいいんじゃないかな」……は?
いやセンヤ、こういうタイプに甘くねえか?
「フッフッフ!あんたは分かってるみたいじゃない!まあ流石にこの溢れ出るオーラは「そうじゃなくって」…ってちょっとー!?」
じゃあなんでだよ。
「いや、この迷宮に薄く気配がしてたんだけど、こいつに会って確信に変わったんだよ。こいつがここの主だってな」
このだだっ広いのを…ねえ…?
まあそこはセンヤの言う事だから信じるとしても、だ。
「…でもなぁ、流石にミリムと比べると…「あああああああ!?」…?」
なんだよ急に大声出して。
「ミリムって…もももももしかしてあんた、
…まあ、そうっすけど。
「あああやっぱり!!この前久々に来て、友達が出来たとか抜かしやがったから、鼻で笑って追い返したのに…!!」
クキー!と頭を抱えながら唸ってしまった。
「…てかセンヤって…!まさかあのセンヤ…?」
…?センヤの事も知ってるのか?
「お、良く分かったな。どうだった?俺の「センヤが作ったとかなんとか言ってたお土産もろとも追い返しちゃったのよ!!なんであんな事を…!!」…」
センヤ、感想聞きたかったんだな…。
「バーカ!!バカバカバカバカ!!あんたらはバカじゃパンッ!……」
あ、つい…。
「おいリムル。このタイミングで…あちゃあ気絶しちった」
なんてこともあり。
五分後…。
「あのねえ、ミリムっていったら十大魔王の中でも、特に理不尽な存在なわけよ。…あ、このお菓子おいしい」
「そりゃよかった」
「あんたが作ったの?なら、せっかくだしアタシの下僕に「それはいいや」なんでさ!?」
なんで俺達がおやつの用意を…?
「…とにかく、力の権化みたいな奴と可憐なアタシとじゃ、ジャンルが違うの。比べる対象じゃないわけ!」
しかしねえ、同じ魔王なんだろ?
「ドラゴンとスライムくらい違うわよ!!」
そこまで違うのかよ。
…ふうん、みんな力自慢だとキャラが立たない…ねえ?じゃあ、お前は何なんだよ。
「知恵と美貌…あぶぁ!?」
バンッ!
「ちょっと何すんのよ!?」
ドヤ顔についイラッと……つか、妙にさっきから苛つくな。なんだこれ?
…えなに、大賢者?……精神支配をレジスト?ラミリス?
「や…やめまーす…」
あ、落ち着いた。…つか、センヤは大丈夫だったのかよ。
「俺に精神干渉は効かないからな」
接触者もだし、そもそもから…かあ。
ちょくちょく出るよな、チートセンヤ。…いやそもそも。
「お前、ゴーレムで俺達の事殺そうとしたよな?」
それ考えたらやっぱ腹立ってきた。ここは一度キツめに…
「ちょちょちょリムル!落ち着けってば!」
うるせえセンヤ!第一お前が一番の「…そもそも、死んでも大丈夫なんだろここ。…まあだからって死んでも良い訳ちゃうけど」
………?
「入ってきたやつが帰って来ないってのは?」
「知らないわよ、何処か遠くの異国に放り出してるんだし」
なんだ、意外と親切設計。
「せ、センヤは気がついていたようね。…ってゆーか、アンタが壊したゴーレムどうしてくれんのよ!?あれアタシの最高傑作だったんですけど!!」
そっちが試練とか言い出したんだろ?
「何も消し去る事はないじゃん!あんな粉々に砕くなんてさ!!相手の気持ちも考えなさいよね!」
((厚かましっ!))
…はあ?あの素体は拾ったもの?最高傑作とか言いながら、盗んだもんなんじゃねえかよ。
ほほお、ドワルゴンでねぇ。…資源ゴミ泥棒め。
…そういえばカイジンが魔装兵計画がポシャったとか言ってたな。
(…なあリムル。たしかにパワーはないけど、それ以外に光る所があるぜ?)
…まあ確かに。ベスターが失敗したようなブツを、自己流で完成させてるからな。
動力は火の精霊…関節は水の精霊か。やけに詳しく話してるけど、もしかして本当に賢い…?
「ラミリスくんだっけ?凄いのはわかった。そんな君を見込んで頼みが「はぁ?なんでアタシがアンタなんかの言うことを…」センヤ、やったげて」
間近でみると、すっごい綺麗な…なんかサファイアみたいだな。それに制御が綺麗。
(前世よか出力弱いからな、くそ簡単。それに体外だし)
そんなもんなのか…。
……お前コレ体内でやってたの!?
「聞いてあげてもいい気がしてきたのであります!!」
……よしよし、助かるなぁ。
(うーん、意外に腹黒)
うるせえ、…もちろん
「俺が新しいゴーレムを用意してやるよ」
「マジで!?…あれ、センヤは?」
あいつは技術体系が全くの別物だから、こういったのには向かな「助言くらいならワンチャン」…まじで?
「まあ、結局そこらへんはドが付く素人だから、あんまし為にならんかもしれんけどね」
と言うわけなんだが、どうだ?
「…聞こうじゃないの」
という訳で、生徒達についてラミリスに話をした。
「この子達も相当苦労してるんだねぇ」
そんな訳でどうしても上位精霊の助けがね、必要なんすよ。
「だから精霊女王に…」
「あれ、言ってなかったっけ?
………いやいやいやいや!?
「子供達の現状話したよな!?冗談聞いてる場合じゃないんだけど!?」
「冗談じゃありませんー!!本当ですー!!ってゆーか、さっきセンヤが言ってたじゃない!!アタシがこの迷宮の主だって!!」
「いってたな。…もしかしてリムル、聞いてなかった?」
…いやいや!それは魔王だったら出来るとして…!つか!
「魔王って設定はどうしたんだよ!!欲張ってると信用無くすぞ!?」
「設定じゃありませんー!!精霊の女王が堕落して魔王になっちゃったんですー!!」
堕落!?…そう聞くとなんとなく説得力があるな。
「確かに堕落してそうだもんな」
「そうそう、ようやく分かって…ってセンヤ!それどーいう意味よ!?」
…まあ、とりあえず飲み込もう。…で?協力してくれる気はあるか?
「…
…ん?聖霊?
「こりゃあ…」
あたり一面に、光り輝く小さな…。
「いいよ、協力してあげる。せいぜい凄い精霊を呼び出すといいさ」
流石に影からなんか出て来たら驚くよね。
はじめてのじゅつしきはんてん。反転術式自体はまだ封印されてるけど、別にそっちは無くてもいいので先にこっち出しました。
生物の課題である排熱、それを自由自在に行えるとか、爆アドだとおもってんすよ。
所持スキル
解析鑑定、思考加速、並列演算、魔力感知など
事象適応、身体適応、精神適応、逐次耐性取得(複数取得不可)、統合分離、逆境覚醒、栄養生成、血液生成、超速再生、超才能など
呪具召喚、武具呪具化、武芸百般
呪力保持、魂及び肉体保持、身体能力封印、魔法封印、一部スキル封印など
硬質皮膚、高密筋肉、硬質骨格、再生力、超感覚など
呪力魔素化、呪力強化、呪力放出、呪力感知、各種呪術、呪力収集、呪力特性付与、呪力魔素化、呪力精神干渉など
呪力隠蔽、存在隠蔽、非認識時情報取得不可など
影操作、影移動、呪力影化、魔素影化、影捕食など
斬撃(解、捌)、業火(竈)、爆発特性
精神接触、精神防御、肉体貫通、防御貫通
血液操作
重力操作
召喚呪法
─じゅじゅコラム─
呪力を収集するという特異体質。…自然と漂う呪力を吸収するため、長期間滞在すると、暫くの間その場所で呪霊が発生しなくなるらしい。
特級過呪怨霊・折本里香の場合、顕現している間は変幻自在の呪力を無限に放出、それにより顕現している(というオリジナル設定)なため、近くにいると早めに消える。
呪霊を祓った後、近くにある物に呪霊の呪いが込められることもしばしば…これが原因で韋駄羽織や、八咫鏡が呪具化した。
幕間にする程長くないけど、じゅじゅコラムに載せると長くなっちゃう話、どうする?
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纏めて幕間
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長くていいからじゅじゅコラム
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知らんわカス(作者の好きにしていーよ♡)