作者はRealが忙しいので、一週間遅れるかもしれません
特に自己紹介することもなく、簡潔に出身中学校や紹介などをした。
まぁこのくらいか・・・特に自分に自己紹介に気にしている奴も少ないな。
「よしっ、じゃあ拍手!次ッ!」
次々に自己紹介が進んでいき、要注意人物を警戒するべく見ていく
「次、えーと・・・願永!」
願永と呼ばれるものに、目を向ける。
同時にその人物の気怠い声が帰ってきた。
「・・・アァ?オレ?ハイ」
「じゃあ自己紹介、いいぞ!」
こいつもコミュ障だろうか、少々不安になってきた・・・
なんせ開始4人中2人がコミュ障だぜ?クラス大半がコミュ障の可能性があるわけだぞ?
はぁ・・・どうせろくな奴じゃないんだろう。
「エェト、ガンエイマサヒロデェス、ッヨリョクシマス」
あ、こいつちげぇわ、よくコンビニ店員が解読不可能言語しゃべってる奴みたいな感じだわ
ほら、よくいらっしゃいませをッラシャイェセェィみたいに言うやつだわ。
「ヘァ!?マダィップンジャナイシュカ!?ヤベェホカニシャライセェ・・・」
うわまじヤベェホカニシャライセェ・・・
これで要注意人物が三人目だわ、まだ他にもいるはずだしな、注意深く観察しないと・・・
「じゃあ次・・・飛田!」
「はい」
こいつがあれか・・・入学式当日に書類書いてた奴。
特徴的なのは、デブとしか言えないな。
こいつのあだ名を付けるならイベリコ黒豚だろう、間違いない。
肩ロースがおいしいらしいな、試しに食べてみるか、材料はすぐそこだし
「ちょっ・・・肩ロースより豚足の方がうまいぞ」
ちょっ・・・勝手に人の心の中読まないでくれる?
しかもなんだよ、俺は肩以外認めんぞ
「俺食べたことあるし、まじ脂乗ってっから!」
自分の足食べたのか・・・引くわー
「飛田です、中学の時のあだ名はイベリコ黒豚です」
まじで呼ばれてたのかよ、今度豚足喰わせろ
「平山です」
「松村です」
「石垣です」
自己紹介は流れていき、約30分かかって終了した
キャラの濃い三人以外は、格段注意することもなく普通に終わった
「えー、お前ら聞け、これからオリエンテーションがある。各自体育館シューズを忘れないように」
チョイマテ、体育館シューズ?持ってないぞ
「二次試験の奴らは持ってないから、言いに来なさいー」
あぁそうゆうことか、焦ったー・・・
ん?こいつ飛田か?こいつも同じか?
「ん・・・?お前二次試験組だったか?」
「え・・・でも、もらってないんすけど」
はぁ、どうやらまともに高校生活を送れないらしい
この高校の授業は、広く浅く、かつ厳しく教えられていくものだ。
厳しく・・・
※糞みたいなおまけを削除。次の話はここからです。