いや、私は見るだけで十分だから……   作:新緑葉

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これからのお話に必要な要素かもしれないので書きました
これからのお話があるかどうかは未定です

一応最終章でどうなるかは考えてます


ストーリーに関係してる……気がする
私の武器


 

今日は待ちに待った休み!

 

……休みではあるけど、今日も仕事をしなくちゃ

パソコンが壊れちゃって、ここしばらくのデータがあらかた消えちゃったからね

ミネにも無理はしないよう言われたし、復旧はちょっとずつ進めよう

その間は先生に頑張ってもらおうかな

元は先生のせいでもあるしね

 

……たまの休日が潰れるな

 

まぁ、休日も無しに生徒の相手してる先生と比べたら、まだマシかも知れないけど

私が言えたことじゃないけど、先生も先生で大分おかしいからなぁ

 

そんな事を考えていると、道の先にスケバンが一人居た

服は少し汚れていて、銃の整備も碌にされていない

髪も傷んでいる。あまりいい暮らしはできていないのだろう

 

……素材はいいのに、もったいない

 

どうすることもできないし、目をつけられたら面倒……いやシャーレの前で喧嘩するほどバカじゃないとは思いたいけど、

なるべく目立たないように……

 

「ん?ヘイ!そこの可愛い嬢ちゃん!」

 

可愛い嬢ちゃん!?

一体どこに……!?

 

……あ

 

「……もしかして、私に言ってる?」

 

こんなクマだらけのノーメイク女が可愛い訳がないだろうに

でも他に人居ないしなぁ……

 

「そうそう!てか、他に誰がいんだよ」

 

……惜しいな、素材はいいのに

人を小バカにしたような態度でムカつく

 

「……で、何の用?貴方ほど暇じゃないだけど」

 

ニヤニヤと笑みを浮かべながら近付いてくる

肩を組めるぐらいの距離まで寄ってきた

……ちょっと臭う

 

「まぁそんな連れないこと言うなよ。あ、やっぱ正面から見ても可愛いじゃん」

「はぁ……何の用かって聞いてるんだけど?」

「冷てぇなぁ……まぁいいや。ちょっち困っててさぁ、金貸してくんね?それなりの身なりしてるから、幾らか持ってんだろ?」

 

な〜んだ、カツアゲか

しょーもな

せめてナンパにしてよ

 

「お断り、こっちは真面目に勉強して真面目に働いてお金を稼いでるの。貴方みたいに怠けて落ちぶれたような人に分けてあげれるお金なんて普通は無いんだから」

「普通"は"ってことはあるのか……金貸してくんね?」

「あっても貸さない」

「貸してくんね?絶対返すから」

「自分で稼げもしないのに、できるわけないでしょ」

「……はぁ」

 

スケバンが溜息をついて立ち止まる

 

溜息つきたいのはこっちなんだけど?

 

「もういいや、素直に聞かないお前が悪いんだからな?」

 

スケバンが私に銃を向け、引き金を引──

 

 

 

──くと同時に、建物の影から私の目の前に、人影が一つ飛び出した

 

スケバンの銃から放たれた弾丸は私に届くことは無く、人影──FOX3、クルミが受け止めた

 

驚きの表情を浮かべるスケバンの銃が、何処からかの銃弾によって吹き飛ばされる……オトギか

 

慌てふためくスケバンの前に、人影がもう一つ現れる

FOX1、ユキノの射撃によってスケバンは気絶した

 

「……状況終了。怪我はないか、コノミ」

「クルミが守ってくれたから大丈夫。心配してくれてありがとう、ユキノ」

「もう……だから普段でも私たちを側に着けるべきだって言ったのに」

 

スケバンの腕を縛りあげながら、FOX2、ニコが言う

 

「そうよ!コノミだってかなりの重要人物なんだから!」

「もっと頼ってくれてもいいのにねぇ?」

「はは……あんまり拘束するのは好きじゃないからね。生徒の自由な時間を邪魔したくないんだ。でも……ニコの言う通りにしたほうがいいのかなぁ……でもなぁ……」

「仮に、コノミが一人で襲われでもしたら、まず助からないだろう」

「えぇ?でも、私だって技術はあるし、そんな事にはならないんじゃない?」

「頭に1発受けただけで気絶するのにか?」

「うっ……」

「……SRTの復活と、当分の支援をする。その代わりに、私たち"FOX小隊"がコノミの護衛に着くんだ……コノミに倒れられたりでもすれば、困るのは私たちでもある」

「くっ……耳が痛い……」

 

 

……今、私の護衛として雇っているFOX小隊は、元はSRT特殊学園の生徒だった……"だった"

彼女たちは、連邦生徒会長の失踪に伴い、紆余曲折あって廃校とされたSRT特殊学園の復活を望み、カヤ防衛室長に雇われていた

カヤ防衛室長は、連邦生徒会長になろうと画策していた

その過程に、大企業(悪徳ゴミカスクソ企業)のカイザーと裏で繋がり、市民を無下にし、連邦生徒会へクーデターを起こすことになっても

FOX小隊もその計画の一部だった

 

そんな中に私が、カイザーとの癒着と不正の証拠を突きつけ、クーデターの計画を黙っておく代わりにFOX小隊を貰い受けた

 

カヤちゃんには相当恨まれてるだろうし、FOX小隊の子たちにも滅茶苦茶警戒されてたけど

 

 

……それでも、本編みたいに、失脚して獄中生活なんてやらせるよりかは、マシなはず

 

「──これに懲りたら、軽率な行動は……コノミ、聞いているのか?」

「んぇ?あぁごめん、考え事してた」

「まったく……説教はやり直しだな」

「えぇ!?そんなぁ……」

 

ユキノの説教長いのに……

 

 

 

 

ん?向こうのほうが騒がしい?

 

「あ?お前なんでこんなところで伸びてんだ?」

 

あのスケバンは……

……さっきのカツアゲの仲間か

数も多いし……ホント、面倒くさい

 

「はぁ……FOX小隊、戦闘準備」

「「「「了解」」」」

「おい、コイツはアンタらがやったのか?だとしたら……どう落とし前つけてもらおうかなァ!?」

 

スケバンの群れが襲い掛かってくる

 

「交戦開始、指揮は私が」

 

私の指揮は、先生みたいに生徒が満足できるものじゃない

……私は先生みたいに、生徒の100%"以上"の力を引き出したりはできない

 

 

 

私が指揮する生徒は、"武器"になる

何一つ無駄の無い、敵を殲滅するだけの"武器"

 

 

最良を維持させるだけが、(凡人)の精一杯だ

 


 

──結果は、圧勝だった

 

そりゃそうだ

キヴォトスでも有数の特殊部隊が、統率のなっていないスケバンの集まりに負けるはずもない

 

「皆お疲れ様。おかげで助かったよ……さて」

 

地に倒れ伏すスケバンたちの前でしゃがみ、さっきのリーダー格のスケバンを叩き起こす

 

「イタッ!イテェって!?」

「そんだけ騒げるならまだ元気な範疇でしょ。で、そんな事じゃなく」

「痛がってるのを『そんな事』で置いとくのか……?」

「黙って聞く……生活に困ってて、現状を変えようとしてるなら、私たち(連邦生徒会)の支援を受けにきて。生徒であるなら、どんな子だって受け入れるから」

「……ハッ、バカかお前。ウチらはなぁ、とっくに学籍なんか」

「先生と私が生徒だって認識する限り、あなたたちも生徒。何時でも頼っていいんだから、遠慮しないで」

「ッ!!……そうかよ」

「ならよし、とりあえず医療班を呼んでおくから、なんか違和感あったら遠慮なく言うんだよ」

 

それだけ言って、皆のところに戻る

今後どうするかは、あの子たちが決めることだ

 

「ごめん、待たせちゃった」

「問題ない……流石だな」

「?何が?」

「いや、なんでも。それより、説教のこと、忘れていないだろうな」

「まっさか、ちゃんと覚えてるよ。でも……今日はやらなきゃいけない仕事が多くて。後でもいい?」

「そういう事なら……待て、今日は休みのはずだろう?」

「ん?まぁそうだけど。正直、私と先生の場合休みとか関係無いんだよね。えぶりでー仕事えぶりでー残業」

「それは……いや、SRT関連の仕事もあるのか……」

「別に気に病む必要は無いよ。そうだなぁ……うん、今晩は皆の部屋で泊まるよ。そこで説教のやり直しも……どうしたの?」

 

私の言葉を聞いたユキノの目が大きく開かれる

そんなに驚くようなこと言ったかな?

 

「……あ、あぁ……いや……いいのか?」

「?まぁ確かに忙しくはあるけど、急ぎの案件でもないしね。問題無いよ。皆が嫌じゃなければ」

「そういう事で「うん!何時でもおいでよ!『大歓迎』だから!」ニコ!?」

「そうね!コノミが大丈夫なら断る理由も無いし、全然ウェルカムよ!」

「クルミもか!?」

「うんうん、いやぁ、今晩は『賑やか』になりそうだ」

「オトギまで……」

 

ユキノ以外の皆の目がキラキラ……ギラギラ?してる

楽しみなのかな?だとしたら嬉しいな

 

「じゃあ、19時ぐらいにそっち行くから。お菓子も持っていくね」

「わ、私が守らねば……!」

 

なんか皆の目が怖い気がするけど、しっかり者のユキノにニコ、真面目なクルミも居るし、オトギも……まぁ、皆居るから大丈夫でしょ

 

 

 

 

 


 

余談だけど、カヤ防衛室長の計画は、かなり進んでいた

メインストーリーをあらかた読んでる先生方なら分かると思うんだけど

カヤ防衛室長のクーデターの直後に、最終章が待っている

つまりは……

 

 

 

 

もう少しで、『色彩』がやってくる

 

このキヴォトスを滅ぼしに

 


蛇足

 

もしもコノミがプレイアブル化されたら

 

 

 

連邦生徒会

部活 連邦捜査部S.C.H.A.L.E

紡百合 コノミ SPECIAL

 

年齢 15(+24)歳

誕生日 6月7日

身長 142cm

趣味 生徒の応援

 

連邦捜査部S.C.H.A.L.Eで先生と共に活動する"唯一"の生徒にして、過去に『ブルーアーカイブ』をプレイしていた転生者

どんな作業もこなせ、銃器も種類を問わず扱えるが、耐久力に欠ける

性格も良いため多くの生徒に好かれている……生徒たちを良くない目で見ているが、生徒たちからも良くない目で見られている

なまじゲーム本編を知っているため、「生徒は皆先生が好きだから、私のことを好きにはならない」と思い込んでいる

自己肯定感がかなり低い

 

ノーマル 通常装甲

固有武器 HG

携帯型指揮用端末銃

タブレットのような形をした平たい銃

銃とは名ばかりで、タブレットとして使い、攻撃用・支援用のドローンを操作し、さながらゲーム画面のように指揮をする

本人は「私が撃つよりドローンとかで攻撃したほうが早い」と言い放っている

 

 

 

私に出来る精一杯 EXスキル/COST7

 

支援用ドローン・攻撃用ドローンを召喚、攻撃用ドローンはコノミの攻撃力の200%の攻撃力を持ち、支援用ドローンは円形範囲内の味方に治癒力の75%のシールド効果、治癒力の50%の回復、攻撃速度を25%増加(20秒間)を付与/さらに味方に「ささやかな支援」を付与(1人あたり4つまで)

 

 

完璧な前準備 ノーマルスキル

 

戦闘開始時、スキルコストを4.5獲得/味方の攻撃速度を18%増加(30秒間)

 

 

「無駄」の無い指揮 パッシブスキル

味方の防御力を17%増加

 

 

凡人の頑張り サブスキル

「ささやかな支援」が4つ付与された味方の攻撃力50%増加/「ささやかな支援」を4つ減少させる

 

 

ピックアップガチャ名

『重ね続ける書類と信頼』

 

『はじめまして……なんてね?』

 

ボイス

獲得時「連邦生徒会、連邦捜査部S.C.H.A.L.Eの紡百合コノミ。改めて、そしてこれからも。よろしくね、先生」

カフェ1「はぁ……休憩でもするか」

カフェ2「あ、このお菓子美味しい……後で向こうに持っていこ」

カフェ3「あ〜、やっと息抜きできる」

カフェ4「何これ、こんなのあったっけ」

カフェ5「先生、ちゃんと仕事してるかなぁ……」

絆ランク増加1「あ、やっほ〜、先生。今日も仕事頑張ろうね」

絆ランク増加2「ありがとう、先生。先生が居なかったら、この仕事も……いや、私自体が駄目になってたかも」

絆ランク増加3「……どうしよう、私の一番は生徒なのに、こんな……うわぁ!?先生!?いつから居たの!?」

絆ランク増加4「私、生徒のことを一番大切に想ってた。けど今は、同じくらい、先生のことも大切に想ってるよ」

生徒強化1「私が強くなって、何の意味が……?」

生徒強化2「まさか私が、まだ強くなれるなんて……」

生徒強化3「少しでも私が強くなれば、より多くの生徒を助けられる」

生徒強化4「私にも、先があったんだなぁ……」

固有武器装備「私の愛銃……銃?……私が操作して、敵を倒せる……うん、銃だね。……流石に無理があるか」

編成1「私がこっちに回るなんて……役にたてるかな?」

編成2「まぁ、出来る限りのことを、精一杯頑張るよ」

編成選択「わっ!?びっくりしたぁ……」

ノーマルスキル1「戦闘前の準備が勝敗を決める。勝利に導くのが私の役割だ」

EXスキル1「ドローン展開、援護するよ!」

EXスキル2「火力は足りてる?怪我はない?」

EXスキル3「凡人の努力の結晶、見せてあげるよ」

EXスキル(フィールド)1「援護します……私ではなく、こちらが」

EXスキル(フィールド)2「治療に専念して、貴方の穴は私が埋めるから」

EXスキル(フィールド)3「間に合って、お願い……!」

 




思いついたのを書いてみた、書きすぎた
……強いのかな?
どっかの横乳みたいに、「とりあえず入れておけばいいだろ」みたいになりそう
新米先生だからよく分からないけど

狐可愛いよね
狐好き

FOX小隊の口調全然分かんない
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