残響と青春と楽団の協奏   作:イズモ様 カワ(・∀・)イイ!!

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最近忙しくてぇ、もう疲れちゃってぇ


本編
青春のプロローグ


プルルルプルルル ガチャ

『ハァ、はいはい何ですか指名手配の姉さん?』

 

「ははは、そんな事言わないでよ、コレで5回目だよ?」

 

『毎回カウントするのも止めて下さい…4回目ですね』

 

「"私"泣いちゃうよ」

 

『泣いたらいいんじゃないですか?どうせ今も女性侍らせているんでしょう?』

 

「他に言い方無い?」

 

『事実でしょう、リオ会長、ヒマリ先輩、連邦生徒会長……思いつく限りでもかなりいるんですが…』

 

「ははは…"私"過去は振り返らない主義なんだよね」

 

『何人泣かせたんだか?』

 

「いじめないでよ、泣いて暴れてトリニティ生徒拉致るよ」

 

『それは…冗談ですか?違うなら止めて国際問題です』

 

「どうしよう?もしかしたら…ね!アンジェリカ次第?」

 

『よく考えたら除籍だからミレニアム関係無くないですか?』

 

「かまってくれないと死んじゃうよ?」

 

『貴方はウサギですか?!』

 

「で・す・が"私"はウサギではないので」

 

『何言ってるの姉さん』

 

「ああ捨てないで」

 

『それで随分脱線しましたが何の用ですか?』

 

「──キヴォトスに先生が来たらしいし、せっかくだから見に行ってこようかと思って」

 

▲▽▲▽▲▽

 

連邦捜査部シャーレに向かう道中にて、幾人かの少女たちはキヴォトスに来た先生の指揮のもと戦闘を実施、即席のチームでありながら、普段よりはるかに余裕をもって戦闘を行えていることに対して、先生の指揮能力の高さを実感していた。

 

 その時…

 

「なっ…先生!」

 

先生のそばの死角から、一人の不良生徒先生を穿とうと銃を向け、その影から飛び出してきた。

 

(まずいっ!?)

 

シッテムの箱を入手していない先生はまだ、己の身を守るための力を持っては居ない、故に 一つの赤い鮮華が先生の脆い頭を飾る……

 

はずだった

 

゛うわっぁ!?゛

 

遠距離から無音の3発の弾丸が、先生に銃先を向けて撃ちかかっていた不良が瓦礫の上に倒れた。

 

突如として目の前に迫ってきた不良が倒れたという事実に対し、目を見開く先生。しかし、その後すぐに持ち直した先生は、3発の射撃を行える生徒は一人しか居ないためため、その生徒に通信を繋ぎ感謝を伝える。

 

゛──ありがとうチナツ、助かったよ゛

 

 現在のメンバーの中で唯一のハンドガン持ちである【日宮チナツ】に先生は礼を言う。しかし……

 

『……いえ、先生、今の銃撃は私のモノではありません』

 

゛……え?じゃあいったい誰が…?゛

 

 先ほどの援護を行ったのがチナツではなかったという…では一体だれが…?流れ弾?いや違う……なんだったんだろうか………

 

「先生!!指揮を!」

 

ひとまず先に目の前の戦闘を片付けなければ

 

その後、無事に戦闘を終えた先生は、改めて先ほどの援護について考えようとした時──先生たちの目の前に一人の人物が現れる。

 

 ──その人物は黒いズボンに黒のジャケという男性学生服の様な服装

 

何より異質さを感じる者として彼女は銃を携帯してをらず短い期間でも見る人全員が銃を携帯しているキヴォトスにおいて彼女は特別に映った

 

新たに湧いた敵かと、三人の生徒が警戒の色を滲ませる中、その中の一人……早瀬ユウカは一切警戒した様子もなくその人物に話しかける

 

「―――!――――――!」

 

しかし声がでない

 

「ああすいません、切り忘れていました」

 

そう彼女が喋るとユウカの消えていた声と周囲の音が戻り

 

「はぁ。相変わらず凄い技術ねそれ、アンジュどうしてきたの?何か忙しそうだったけど」

 

 ユウカの疑問に対し、アンジュと呼ばれた人物はそう答える

 

「ああ用事は終わっています。それより!姉さん見かけてないですか?『──キヴォトスに先生が来たらしいし、せっかくだから見に行ってこようかと思って』って姉さんが言っていて。

 

「本当に!?アリア先輩が?」

 

゛……ユウカ、この子と知り合いなの?それに姉って゛

 

「えぇ、この人は私の後輩のアンジュって言って、ミレニアムの~ってそれどころじゃないてすよ!?アリア先輩が来るなんてえっと取り敢えずシャーレに避難しましょう。」

 

「アリアさん?という人がそんなに不味いのですか?」

 

ユウカの過剰とも感じる反応にハスミが聞き返す

 

ユウカが言うのであればそうなんだろうと思うのだが、そんなに怖がる?と先生含めユウカ、アンジュ以外の全員がそう思っていると、アンジュが自己紹介を始めた。

 

「取り敢えず、初めまして、先生。すでにユウカ先輩からご紹介預かりました、黒青 アンジュ

姉からはアンジェリカと呼ばれています。

姉さんについては~」

 

カオナシの自己紹介の途中で、ユウカにパスをする

 

 

「本名、黒青 アリア 元ミレニアムサイエンススクールの生徒で別名青い残響 アルガリア」

 

 「青い残響!!貴方の姉がですか!?」

 

「……」

 

「……」

 

「トリニティでの話は私の耳にも入っています…その、姉が申し訳ありませんでした…」

 

そう言ってアンジュは頭を下げようとするが

 

「アンジュさん止めてください、姉のことを貴方が謝る必要はありません」

 

「…………そうですか」

 

゛えっと、青い残響?って?゛

 

「先生は知らないのですね…青い残響とは簡単に言えばキヴォトス一の人格者で犯罪者です。」

 

゛キヴォトス1!?その青い残響は一体何をしたの?゛

 

「“今も“ゲリラ的なテロと生徒の誘拐などで懸賞金が上がりつづけている犯罪組織【残響楽団】の団長として残響楽団を率いています」

 

゛……ごめんね、嫌なこと聞いてしまった゛

………………

 

凍てつく空気が静寂に変わりその場を塗り潰す、その場の窒息に耐えられず、先生はアンジュに武器について質問する。

 

「ねぇ、アンジュは何で武器を持っていないんだい?」

 

「いえ、携帯していますよ?ほら」

ガシャンと音が手袋からなりそこには無かった二丁の銃…真っ黒なリボルバーとショットガンがアンジュの手のひらに握られていた

 

゛なにそれ!?カッコいい、異次元ポケット*1的な?!゛

 

「まあ大体合ってますが……何か違うような?」

 

゛と言うことは、アンジュが私を守ってくれたの?゛

 

「はい、あの不良生徒のことなら私ですね、感謝してくれていいですよ」

 

゛ありがとうね、アンジュ゛

 

そう言って、先生はアンジュに笑顔を向ける。それに対してアンジュは

 

「はい、護衛任務として銃弾費と一時間なので十八万九千円になります、領収書どうぞ」

 

゛ああ、領収書は助かるよ……お金取るの?!゛

 

「はい、これでも何でも屋なので、」

 

゛えぇ、ぼったくりとか無いよね゛

困惑する先生の疑問をユウカが答える

 

「安心していいですよ。大体定価なので」

 

゛大体なの?ちょっとは定価じゃないの……?゛

 

「あっ着きましたね」

 

少し誤魔化されたが確かに目的地に着いた

 

シャーレ地下に着いた先生はそこに一人の人影を視認した

 

「!!!………なっなるほど…確かに……」

 

「し失礼しましたーー」

そういって狐面の生徒は逃げていってしまった、何だったんだろう?

その後先生は無事にシッテムの箱を手にし、シャーレの奪還に成功、サンクトゥムタワーの制御権も連邦生徒会に移管し終えた。

 

゛──みんな、お疲れ様!゛

 

 先生のその言葉とともに、ハスミ、スズミ、チナツ、ユウカ達に一言ずつ告げ、各学園に帰っていく。アンジュと二人になったところでアンジュが話し出す

 

「結局姉さんは来ませんでしたね、何だったんでしょうか…」

 

゛まあ、来ないならそれでも良いんじゃない?゛

 

「そうですね…それでは依頼があればまたどうぞ」

 

 

*1
四次元ポケット




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