残響と青春と楽団の協奏 作:イズモ様 カワ(・∀・)イイ!!
評価ありがと茄子
sanayukiさん 流れ星キラリさん はひふへさなさん
お気に入りありがとう茄子
感想を完走してくれ(強欲のツボ)
「皆様、ごきげんよう……。共に礼拝を始めましょうか。」
エイリーンは柔らかな声で告げ、祭壇の前に立つ。
背には無数の歯車が浮遊し、かすかな蒸気と青白い光を放ちながら、彼女の周囲を静かに回転していた。
「……あら。新しい信徒の方がいらしたようですね。
――どんな悩みを持って、ここへ来られたのですか?」
「……これ以上、キヴォトスで生きていく自信がないんです。
もう……疲れたんです。」
「どういった点が……そんなにもお辛いのですか?」
「……全部です。
毎朝6時に起きて、8時までに職場に行って……同じ顔で、同じ仕事ばかり繰り返している。
仕事が終われば夜10時を回る。
稼いでるはずなのに、金貯まるだけで使える時間がない。
行きも帰りも……みんな同じ顔です。
――私たちは、働いて金を稼ぐために生きるのか……なぜ生きるのか……目的を失ってる気がするんです。
ただの……歯車なんです。」
「……ええ。本当にそうですね。ただの歯車のような人生を送っている……。
この都市で、あなたという部品が失われたとしても……
いずれ別の歯車が、代わりに嵌め込まれるだけでしょう。
あなたは――自分の存在価値を、どこに見出すのでしょうか。」
「……それが……わからないんです。」
「……その気持ち、よくわかります。
キヴォトスそのものが、目的もなく回る巨大な歯車ですから。その中心に立てば……すり減っていくのです。」
「……そうです。その通りです。」
「でも――本当に、歯車は悪いものでしょうか?」
「……え?」
「問題は……『自分は歯車ではない』と否定することなのです。
私もそうでした。……父を失い、反抗していた時期がありました。」
彼女の背後の歯車が、ひとつ、きぃ……と軋む。
「父もまた、歯車のような人生を送っていたのです。
毎日同じ時間に起き、同じ表情で、同じ場所に行き、同じ時間に帰る……
――そして父は、歯車の研究をしていました。
……あなたのように、歯車であることに苦しむ人々のために。」
「……」
「父は言いました。
『ひとつの歯ばかり見ていては、全体を見失う』と。
けれど……父自身もまた、歯車の歯に深い傷を刻みながら、最後まで錆びついたまま……
――誰かに殺され、人生の幕を下ろしたのです。」
「……そんな……」
「だから私は考えました。
――本当は私たち皆、都市の歯車。
けれど、自分が歯車であることを否定するから……苦しむのではないか、と。」
「……でも……そんな人生に、意味なんて……あるんですか?目的もなく、呼吸だけしながら、毎日回り続ける歯車なんて……!」
「――ええ。そこが問題なのです。目的のない歯車……それこそが、苦しみの源。
ですが……歯車にも、役目があります。」
「……歯車……にも、役目が……?」
「はい。もちろんです。
それぞれ、生まれた意味があります。ただ、回ればいい。
――あなたにしか務まらない歯車が、必ずあるのです。」
エイリーンの声は、祈るように柔らかく、それでいて迷いがなかった。
「私たちは皆、歯車。
ただ……どこで、どうやって回るべきか……わからないだけなのです。」
「……そんなの……信じられない。」
「……こちらをご覧ください。」
エイリーンが手を広げると、礼拝堂の信者たちの背から、同じ歯車が静かに回り始めた。
その金属音は、不思議と耳障りではなく……静かな合唱のように響く。
「……あなたが普段見てきた都市の人々と、同じ顔に見えますか?」
「……いえ……みんな、幸せそうです……。」
「信じてください。」
「……はい。」
「こちらへ。あなたに人生の意味を与えます。」
「……この椅子に、座ればいいんですか?」
「ええ。楽に、座ってください。この椅子は、あなたがどのような歯車なのか……教えてくれるでしょう。」
「……これ、本当に……大丈夫なんですか?」
「もちろんです。……あら。
あなたは“考えの歯車”ですね。」
「考えの……歯車……?」
「考えの歯車を持つ人は、とても貴重です。
今、私を手伝ってくれている方々も――そして私の父も――考えの歯車でした。」
「……じゃあ……あなたの後頭部のその歯車……」
「ええ。あれは、父の歯です。
いつも私に、懸命に生きていく方法を教えてくださいます。
そして……肉の歯車には、必ず考えの歯車が必要なのです。」
「……まさか……私が……文字通り、歯車になるんですか……?」
「痛みはほんの一瞬です。無垢な充実感が伴いますから――安心してください。
皆様、今日はとても希少な“考えの歯車”の方が、新しくいらっしゃいました。」
「……」
カチャカチャと鳴る音と共に一人の少女は歯車に成った
「なんて美しい考えの歯車なのでしょう。
この方は、特別に……私と共に回りましょう。
目的を与えられた歯車が、どれほど幸せなのか――きっとわかります。」
「……ええ……初めは……みんな、辛いのです。
でも……少しずつ回っていけばいいのです。私の父も、きっと真心で導いてくれます。」
「……幸せ……なのですね。」
「ええ、私も……とても、嬉しいのです。
――信徒の皆様。今日も、迷える歯車お一方が、幸せの道へと至ります。
両腕を広げ、父に感謝を……感謝を……感謝を……
はい――――――――――――」
轟音と共に、礼拝堂の扉が爆散した。
火薬の匂いと共に、黒い影が雪崩れ込む。
「目標確認――歯車教団、全員拘束せよ!」
全員が狐の獣人である特殊部隊――FOX小隊。
無機質な銃口が一斉に信者へと向けられる。
「……また、ずれた歯車が来ましたね。」
エイリーンは微笑んだまま立ち上がった。
その背後で、信者たちの歯車が一斉に軋み、金属音を響かせながら変形する。
「……回転を速めなさい、我らが歯車たち。」
鋼の腕と脚を持つ機械仕掛けの信徒が、狂気的な祈りの声を上げて突撃した。
火花と血しぶきが散り、金属音と悲鳴が混ざる混沌。
だが――FOXは訓練された部隊だ。
信者たちは次第に押し返され、エイリーンも囲まれる。
銃口が、彼女の額へ――
「……華麗な幕が上がるには、まだ早いかな?」
低く、しかしよく通る声が響いた。
礼拝堂の天井が爆ぜ、青い残響が舞い降りる。
巨大な音符のような鎌が唸りを上げ、薙ぎ払った。
うわぁぁぁぁドン引き、出たよ歯車教団!本物だよこれ!ゲームで見たやつより10倍やべぇ!めちゃくちゃグロいんですけど!あなたを(頭の)器物損壊罪で訴えます!理由はもちろんお分かりですね?覚悟の準備をしておいて下さい。ちかいうちに訴えます。裁判も起こします。裁判所にも問答無用できてもらいます。慰謝料の準備もしておいて下さい!貴方は犯罪者です!刑務所にぶち込まれる楽しみにしておいて下さい!いいですね!
しかしエイリーンが想像以上に美人オーラ……ベール越しでもわかる!俺今めっちゃ主人公ムーブしてる!?まあ正義はFOX側何ですけド)
「舞台が俺たちを呼んでいる……やっと幕が上がるのかな。」
アルガリアの鎌が一閃し、FOX小隊の一人クルミが吹き飛ぶ。
残響が爆ぜ、壁に亀裂が走った。
「お互い無理はよそう。君たちも俺も、まだ届かないから。」
冷静な口調のまま、彼は舞踏のようにFOX小隊の間を駆け抜ける。
次々と銃弾を弾き、意識だけを奪い去っていく。
静寂が訪れる。
粉塵の中、エイリーンは青い影を見つめていた。
「……まさか、あなたなんですか。」
「うん、そうみたい。……俺、あなたが必要なんだけど。ついてきてくれる?」
(出た……決めゼリフ!これ絶対言いたかったやつ!やっぱりエイリーンはこのセリフで勧誘しないとね〜いや?最高、憂いは絶ってあとは勧誘に専念できる何より楽団員の絡みか確かで見れるぅって最高やな)
「……私という歯車は――ずっと、あなたをお待ちしていました。」
「ありがとう。……黒服、エイリーンのこと、頼める?」
信者たちは静かに頭を垂れた。
歯車が、ひとつ……新たな軸へと噛み合った。
楽しい歯車製作教室〜わ〜〜〜あ
今日の材料は〜?
仕事で限界OLやってる連邦生徒会ブラックマーケット対策部の事務やってる生徒の御影サラさんです!!
地味に無駄に設定がある
コレが初めての名出しオリ生徒か〜
ローランくんはどうしよ?
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出さない選択肢ある?(生徒とし出す)
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落ち着ける撃っとけ(大人として出す)
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未亡人!エッチなのはダメ死刑(出さない)