残響と青春と楽団の協奏   作:イズモ様 カワ(・∀・)イイ!!

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本編流用したから凄い長くなっちゃた


ハァハァ俺は普通だったのに、フィリップくんが悪いんだよ

トリニティの校舎の一角、暖かい午後の光が廊下の窓から差し込む。

しかし、その光も、■❒■❒■にはどこか薄汚く感じられた。

今日も委員会は騒がしかった――というより、いつも通りの「秩序を守るための茶番」が繰り広げられている。

 

「ほら、またティーパーティーの奴らが、あの子を弄って 

る……」

■❒■❒■の視線は、廊下の奥で笑い声を上げながら同級生を囲む一団に釘付けになった。

ティーパーティー――彼らは正義実現委員会でも顔が利く、権力者のような存在で、ここでは誰も逆らえない。

「見て見ぬふりは……いや、やっぱり……」

胸が痛む。正義を司る立場として、何もせず見逃すわけにはいかない。

だが、声を上げれば、自分の政治的地位に傷がつく、今度は自分が標的になるかもしれない。

 

■❒■❒■は椅子に背を預け、目の前にある報告書に手を置いた。

文字を追おうとするが、頭の中はぐるぐると迷路のように絡み合っていた。

 

――誰のための正義だ?

――守るべきは、秩序か?それとも、傷ついた人か?

――自分が助けようとすれば、あの子のためになるのか?それとも、自分の保身を優先するのか?

 

正義実現委員会の決定はいつも、効率と権力の論理に基づいていた。

個々の苦しみや痛みなど、顧みられることは少ない。

「正義?正義とは一体ナニなんだろう…」

■❒■❒■の手が小さく震える。

 

その時、ティーパーティーの一人が高らかに笑い声を上げ、被害者を茶化すようにして言った。

「あら、正義実現委員会さん?、何か言ってくれないか

な?」

 

廊下の空気が一瞬止まる。

全員の視線が、正義実現委員会の若き委員――■❒■❒■へと向けられる。

言わなければ――自分の無力さを認めることになる。

しかし、声を上げれば――自分の地位も、理想も、失う。

 

■❒■❒■はただ静かに、肩を落とした。

胸の奥に、かすかな怒りと、深い虚しさが渦巻く。

「……正義って、本当に意味があるのか……?」

 

その問いが、彼を闇の中へと誘う第一歩だった。

正義に従いながらも、誰も救えない世界に疲れ果て、やがて「泣く子」として燃え上がる日々――

■❒■❒■の苦悩は、あの小さなティーパーティーの笑い声から始まったのだった。

 

今日も動けず見逃し当たり前にヘラヘラ笑う…そんな自分が嫌になる、そんな愚鈍な頭をいくら回そうと何になるわけでも無いのに、差し込む夕日が私の脳を犯す…そうするうちに日は地平に食われ虚無と静謐が辺りを包む

 

そんな自分で作り出した空気に自分自身が耐えられずその部屋を後にする

 

廊下を抜けると、外の風が頬頬をなでる

空に輝く月光が校舎の壁に長く影を落とし、世界全体が静かに揺れているように見えた。

しかし、その静謐も、■❒■❒■の胸の奥に潜む焦燥を薄めることはできなかった。

 

「……正義なんてもう、どうでもいい……」

 

声に出してはいない。むしろ、声に出せば崩れ落ちる自分を誰かに見られる気がして、固く唇を閉じた。

肩に力を入れたまま、彼は誰もいない校庭の隅へと足を向ける。

草の匂い、鉄の匂い、夕日の匂い――

ありふれた日常の匂いが、胸を締め付ける。

 

心の中で、何度も問いかける。

――正義とは何なのか?

――人を守るとはどういうことなのか?

――自分が助けなければ、本当に誰かは救われるのか?

 

答えはどこにもなかった。

 

そこから歩いて歩いて歩き疲れていつの間にか妙な所についていた…

「ここは…」

 

「ここは…8時のサーカス!

花の匂い袋をなくした都市の人々に最高の匂いを味わっていただく場所ですよ。」

 

「は……?

8時の……サーカス?」

 

「まさかサーカスを知らないなんてわけないですよね、

まぁ、別にご存知なくとも!

未の味に出会った時に腹痛は起こるものです。

我々はただ、人々の花の種を撒き散らすためのサーカス団員なのですよ。10人が道化師になり、1000本の花を咲かせられるなら……どれほど世界が楽しくなるのでしょうか!」

 

「戯言を……これは……

これは……クソッ……!これ全部……

人間じゃないか……。」 

 

「あらあらまぁまぁ!

道化師のおともだちはとても恥ずかしがりなようですね!

どうやら団員たちを

先に紹介する必要がありそうですね。

さぁ人魚さん、刃さんあの方に私たちの塩を分け与えてあげましょう!」

 

「やめろ、やめろ!!!」

 

「ありゃぁ……人魚さんはまだ鱗研ぎに慣れてないみたいですね……声が小さいですね!

それとも恥ずかしがり屋なのかな?それはさておき!」

 

「狂人ども……みんな狂ってる……」

 

「果たして、狂っているという基準は誰が決めたんでしょうね、そうでしょう?

みんなが頭にシャレオツなネズミを編み込んで作った帽子をかぶっているのなら……それは狂っていないと見るべきではないでしょうか!?」

 

「少なくとも…お前らはそっち側に行けないだろう……」

 

「ハゲに髪がないくらいに

礼儀が毛ほどもない友達ですぇ!」

 

「8時のサーカス…お前が人を失踪させて、化け物みたく作り替えている正体だな」

 

「あなたも…私と似た匂いを漂わせていますね!

でもまだ芳ばしいですね!臭くないんですよ。」

 

「黙れここでお前はお前をバラバラにしてやる」

 

「ふむ……確かにとても香るのですが……

しかし、芳ばしさと汚い匂いが混じばまた違うドロドロとした香りが生まれましょう!

いいですねぇ、いいですよぉ。私と共に公演を開きましょうか!」

 

(■❒■❒■。)

 

「…ハスミ先輩?マシロちゃん?

一体……一体この姿は……」

 

「とりあえず、ショーを進行してくれる新しい道化師さんに拍手かっさ〜い。」

 

「これは何だ…一体何をしたんだ……」

 

「あんれまぁ、トゲトゲした顔ですねぇ!

驚きは刺激であり、その刺激によで人々は笑いと楽しさを得るんですよ!

真の花は自分の中にある1番大きな膿と向き合って絞り出してこそ出てくるものです。

香る悲しみの膿をたぁっ〜くさん飲み込まなければ思う存分笑えないんですよ?

私がお手伝いいたしましょう!」

 

(■❒■❒■…、あの時返事出来なくてごめんなさい)

 

「……」

 

「おぉ、これは何という急展開なんでしょうか!?」

 

「でもハスミ先輩にも迷惑をかけて」

 

「ははは!くだらなすぎますねぇ

これはまたなんという青春展開なんでしょうか!」

 

「黙れ……

お前、こんな影で2人の顔に泥を塗るな!!!」

 

「はい?嘘だなんて無粋なことをおっしゃりますね。

今あなたの目の前に見えるのは……

当然のように受け入れようとしていたどぎつい甘さの花の            

香りではなかったのですか?

事実がどうあれ!

そうなると確信していたことをどうして

今になって嘘だっていうのか分かりませんねぇ!

再放送を飛ばしみるように言葉を止めるのにも……

理由があるんじゃないですか」

 

「うるさい、うるさい……!」

 

(知ってた?

君が私を避ける理由も。

君としようとしていた話も。)

 

「違う……これは夢だ……

あの……道化師野郎の……」

 

(■❒■❒■、やめなさい、私たちはただ……)

 

「同じ奴らだ…、

僕を弄んだけなんだ!」

 

(■❒■❒■

そういう貴方は努力をしましたか?

答えをためらっていたという理由で私たちに向けて嫉妬や汚い羨望をしていましたよね。そうではないのですか?)

 

(そんな君が私たちにどうこうを言える立場だと思っているのですか?)

 

「やめろ、やめて……僕は……!」

 

(1人で逃げたくせによくも悔しいって言えるよね。

君ができないことを努力もしなかったことを……

厚かましくも言い訳を探しているだけだった。

被害者を助けるっていじめを見逃したのも。

被害者のせいにして自分を慰めるのも貴方が考えたい通りに考えているだけじゃんか?

そうした方が心が軽くなるから、そうでしょ?

そりゃそのままの自分を受け入れるよりかは他人のためって偽る方が楽だもんね)

 

「2人とも…、僕を捨てていったくせに」

 

(まだわかっていないのですか?貴方を信じるんじゃなかった、)

 

「黙れどうして今になって僕を苦しめようとするだ最後までそんな僕をもうほっといてくれ」

 

「どうやら助けがいるようですね沈黙を決め込むつもりですかまあいいです時間はたくさんありますしゆっくり打ち解けていくことにしましょうか人間は悔しかったり通りを感じたりする時手を差し伸べてくれる誰かを必要とします私がなって差し上げましょうそのために尋ねてきましたからさあ私の手を取ってそう丁寧にこの辺りまで差し伸べてあげましょう」

 

「僕の願いを叶えてくれるってことですか」

 

「あなたが望むことを口にすれば私はお手伝いをするだけですそれでも大気に召しませんかおぞましい苦痛を与えた者たちに復讐することもあなたと繋がっている2人を救うための強い武器を提供することもできるでしょう」

 

「何もも聞きたくないです何も見たくなくて言いたくもないんですもう疲れたんです今の僕の望みはただ大泣きしたいんです」

 

「もちろんです私がお手伝いいたします、この契約書にサインを書いてください」

 

 

 

 

 

▽▲▽▲▽▲▽

 

 

 

翌日――トリニティ。

昼下がりの陽光が廊下を照らしていた。

いじめを行っているティーパーティーの一団が、相も変わらず一人の生徒を囲み、笑い声を響かせている。

 

その奥に、■❒■❒■が立っていた。

昨日と変わらぬ制服、昨日と変わらぬ姿勢。

――だが、顔だけが違っていた。

 

頬を濡らす涙が、途切れることなく流れている。

呼吸も声も乱さず、ただ静かに、泣き続けている。

 

いじめっ子の笑いは止まらない。

誰も、その涙の意味を知らない。

その瞬間までは――。

 

ゴォォッ――!

 

廊下の空気が爆ぜ、橙色の炎が一気に広がった。

熱が襲いかかり、笑っていた口が悲鳴へと変わる。

 

■❒■❒■は歩き出す。

一歩ごとに、床から炎が噴き上がり、壁を焼き、制服を焦がす。

表情は変わらない。

泣きながら、ただ進む。

 

逃げ惑う生徒の髪が燃え、鞄が溶け、廊下の窓が次々と割れる。

炎は彼を中心に渦を巻き、狂った輪舞のように全てを呑み込んでいく。

 

誰かが名前を呼ぶ。

返事はない。

声を上げる代わりに、■❒■❒■の肩が小さく震え、涙がまた一粒、床に落ちる。

 

その雫が触れた瞬間、床板が爆ぜ、炎がさらに高く噴き上がった。

泣き声と炎の轟きが混じり合い、廊下は地獄のような光景と化す。

 

やがて、生徒たちの姿は熱と煙の向こうに消えた。

焦げた匂いだけが残る廊下の中央で、■❒■❒■は立ち尽くしていた。

 

頬を伝う涙はまだ止まらない。

その瞳には、怒りも、喜びも、後悔もない。

ただ――燃え尽きるまで泣き続ける、ひとりの「泣く子」がそこにいた。

 

燃えた廊下を抜けると、そこには正義実現委員会の制服を着た生徒たちが立ちふさがっていた。

銃を構えたその姿は、秩序の番人を名乗る者たち。

だが、フィリップの瞳に映るのは、ただ揺れる炎の赤だけだった。

 

マシロが一歩踏み出し、口を開く。

 

「■❒■❒■!!!」

 

だが、その声は炎の轟きにかき消される。

フィリップは返事をしない。

肩が微かに揺れ、頬を伝った涙が制服の襟元に落ちた。

 

――ゴオオッ!

 

瞬間、床下から炎柱が立ち上り、前衛の委員たちを吹き飛ばす。

制服の紋章が焦げ、武器が高熱で歪む。

仲間を救おうと駆け寄る者の足元にも、容赦なく火が走った。

 

委員たちは必死に反撃する。

弾丸が飛び、熱線で返される

だが、フィリップは止まらない。

 

腕を振るたびに火の刃が走り、武器を持つ手を弾き飛ばす。

その顔は、泣き続ける以外の感情を見せなかった。

 

やがて、広場全体が赤く染まった。

瓦礫と炎の中、最後の委員が倒れ込む。

息も荒く、煤で黒く汚れた顔が恐怖に引きつっている。

 

フィリップはその前に立ち、ただ一粒の涙を落とした。

雫が地面に触れた瞬間、小さな火花が散り、委員の周囲に炎が円を描く。

 

逃げ道を塞ぐその炎の輪を背に、フィリップは振り返らず歩き去った。

 

鐘の音が遠くで響いた。

非常召集の合図――正義実現委員会の増援が、次々と校舎の角から現れる。

盾を構えた防御部隊、遠距離支援の狙撃班たち。

 

だが、フィリップは視線すら向けない。

涙が顎先から落ち、床に触れた瞬間――**ズバッ!**と火線が走った。

それはまるで、涙が燃え移ったかのように一直線に委員たちの列を切り裂く。

 

「散開!囲め!」

指揮官の声に合わせて、委員たちは四方から迫る。

前衛の盾兵が一斉に押し寄せ、背後から弾丸が雨のように降り注ぐ。

 

だが、フィリップはただ前に歩く。

盾が迫るその瞬間、足元の床板が赤熱し、次の瞬間には溶け崩れた。

盾兵ごと床が崩れ落ち、下階へと落下していく。

 

狙撃手が慌てて照準を合わせる。

だが、視界いっぱいに炎の壁が立ち上がり、熱でスコープが歪む。

銃身が膨張し、弾丸は暴発するかのように逆向きに爆ぜた。

 

煙と火の粉の中から、フィリップの影が現れる。

その肩は震え続け、頬を伝う涙はもう火花と見分けがつかない。

 

最後の防衛線が、校庭の中央に展開された。

即席の陣形。

神秘の弾丸が弧を描き、炎を打ち消していく――ように見えた。

 

しかし次の瞬間、辺り水は蒸発し、巨大な白い蒸気の壁が立ち込めた。

その霧の向こうから、炎よりも速く、影が突き抜けてくる。

 

防御班の一人が悲鳴を上げる暇もなく、炎が渦を巻き、全員を吹き飛ばした。

 

煙と瓦礫の中、立っているのはフィリップただ一人。

泣き声は上がらない。

けれど、その肩の震えが、彼の中で何かが崩れ続けていることを雄弁に物語っていた。

 

歩みは止まらない。

次の隊が来る前に――トリニティの秩序を、炎ごと焼き尽くすために。

 

瓦礫の向こうから、二つの影が現れた。

一人は双対の散弾銃を携え、頭のヘイローも血が零れ落ちるような不気味な見た目の――ツルギ委員長。

もう一人は黒き狙撃銃を構え、視線で射抜くように動きを止める――ハスミ副委員長。

 

「……どうして……お前がそこにいる?」

ツルギの声は低く、しかし刃と同じ鋭さを持っていた。

ハスミは言葉もなく、銃口をわずかに傾けるだけで意思を示す。

 

フィリップは相変わらず何も言わない。

その沈黙は、炎の咆哮と共に答えとなった。

足元から一気に火柱が立ち上がり、二人を呑み込もうと迫る。

 

ツルギは即座に踏み込み、その身でで炎を切り裂く。

炎も構わず、爆風だけが通路を揺らす。

 

同時にハスミの銃声――

乾いた一撃がフィリップの足元に命中し、爆発的な衝撃波で彼のバランスを崩す。

 

炎の棍を振るって反撃するが、ツルギはその軌道を読み切っていた。

双銃が炎の中心を正確に断ち、熱が後ろへ流される。

そこへハスミが角度を変えて二連射――

弾丸が床を砕き、火の粉と石片が視界を奪う。

 

フィリップは初めて後退した。

胸の奥に、哀しみではなく焦りが灯る。

今まで誰も炎に正面から踏み込み、無事に接近した者はいなかった。

 

ツルギの影が一気に距離を詰める。

双銃が交差し、フィリップの肩口を浅く撃ち抜いたいた。

その瞬間、涙が熱で蒸発し、白い霧となって舞う。

 

だが、霧の向こうからハスミの銃口が再び覗く。

彼女の瞳は迷いなく、引き金が――引かれた

 

ハスミの狙撃が、フィリップのこめかみに届く寸前――

金属を擦るような耳障りな音が、戦場の空気を裂いた。

 

「かわいそうだね…たかがこんな子供を捕まえようって理由

正義実現委員会が総出なんてだなんて君の内側に流れる純粋で綺麗な旋律を誰も分かってくれないんだな。」

 

廊下の奥、金と青の外套をまとった男――アルガリアが歩み出る。

その背後には、狂犬のような笑みを浮かべた獣人、ターニャが拳を鳴らしていた。

 

ツルギとハスミの動きが一瞬止まる。

「……残響楽団、団長

青い残響アルガリア。」

ハスミが銃口を彼へと向けるが、アルガリアはまるで雑談でもしているかのように微笑む。

 

「正義委員会さんたち、俺はただどこに行っても受け入れ られないあのかわいそうな友達を連れて行こうと思っただけだよ傷だらけになって捨てられて……

あんなに君たみたいな人に滅多打ちになってるじゃんか悲しい ねただ泣きたかっただけなのに代わり涙を流してあげたくなるな。」

 

ターニャはニヤリと笑い、拳を床に叩きつけた。

石畳が裂け、瓦礫と火花が飛び散る。

「アンタら相手に遠慮なんかしねぇよ。こっちは用があんだ、退いてもらう!」

 

ツルギは双銃を構え直し、一歩前へ。

 

「……1つだけ聞く 一体あんな状態の■❒■❒■を連れていって何をするつもりなんだ」

 

「ははは、誰だって、可哀想なものを見たら連れて行って、可愛かってやりたいって思うでだろう……?」

 

「キヒヒヒヒ、なおさら、ダメだァ゙」

 

彼女の言葉に合わせて、ハスミがわずかに狙いをずらし、戦闘の構えを取る。

 

しかしその瞬間、アルガリアが軽く指を鳴らした。

「行くよ、ターニャ。舞台の幕は――俺たちが引く。」

 

ターニャが爆発的な踏み込みでツルギへ突撃。

拳と銃床が激突し、火花と衝撃波が廊下を震わせる。

その間にアルガリアはフィリップの肩へ手を置き、低く囁く。

「泣き虫くん……まだ君の出番は終わってない。さあ、帰ろうか。」

 

フィリップは何も言わず、ただ涙を零しながら炎を収束させる。

次の瞬間、アルガリアの指先から橙色の魔法陣が三人を覆い三人は消えていった。

 

 




■❒■❒■フィリップ
マシロと幼馴染でよく連絡を取っていた、最近返信が遅くて病んでいた、忙しかっただけど、返信待ちの内容は……想像に任せます(私は百合好きだよ)

配属先が終わっていて腐敗がやばすぎてストレスがマッハだたったそこを突かれて…

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