ホロライブラバーズ『Undertaleを愛する者』獲得ルート 作:ヘビーなしっぽ
>チッ、ド畜生が…。魔王軍は腐れ外道の集まりっつー情報は間違ってなかったみたいだな…!
<百鬼の周囲には、数える気も失せるほど多くのハエが飛び交っている。
<恐らく、粘膜から体内にハエを侵入させ、脳を操作してでもいるのだろう。本当に吐き気のするクソ野郎だ。
「それでは…貴方はそのお嬢様とダンスでもしていてください」
<ベルゼブブは言うと、再び倉庫の奥の方に方に戻って行く。
>…くそったれが…!!
<俺の怒りに反応してか、外周を囲わせている蒼炎がより一層勢いを増して大きく火柱を上げた。
<その瞬間、漸くこの倉庫の全貌が明らかになった。
<倉庫の奥の方には、頭蓋骨の山が出来上がっていて、その中腹あたりに人が一人座れそうなスペースがあった。恐らく、先程まで奴はあそこに居たのだろう。
<そして、その“玉座”の後ろには…。
<人間…いや、人間の死体があった。
<異様な形で姿を固められた死体達は、どれも助けを乞うかの様に手を伸ばしていて、口を開け、何かを叫んでいるようだった。(参考:シンゴジラ第五形態)
「……チッ、悪趣味だな」
<バクが吐き捨てる様に言った。
<それと入れ替わる形で、ベルゼブブの声が響く。
「さあ行きなさい! 縛魂兵!」
<どうやら百鬼の様にされた奴らは縛魂兵とでも言うらしい。
<そんなことを考えているうちに、双刀を持った百鬼が突っ込んできた。
<双刀を左手のカオススライサーの刃で受け止める。
>…流石だな。百鬼。すげえパワーだな。
<聞こえてはいないだろうが言う。
<バトロワでは戦わずに倒してしまったが、改めて対峙すると、物凄いパワーで押し切ろうとしてくる。
<俺はカオスセイバーを下から上に切り上げ、百鬼の双刀を上に弾くとガラ空きになった胴体に触手を突進させる。
<だが、百鬼は右足で回し蹴りを放って触手を薙ぎ払うと、回し蹴りを放った後の右足を地面に着弾させる。その次には、なんと右足をバウンドさせて右足で蹴りを放ってきた。
<俺は、バックステップで少し百鬼から距離を取り、勢いをつけ、右足の前蹴りで以って対抗する。
<俺の足と百鬼の脛のあたりが火花を散らす。
>硬すぎるだろ…。
<思わず声が漏れる。流石に俺と火花を散らすのは硬すぎる。
<俺は足を引っ込め、勢い余って地面に突っ込む百鬼に踵落としを決めるべく、左足を上げる。
<だが、百鬼は地面に突き刺さった右足を起点に、体をグルリと一回転させると左足で蹴りを放ってきた。
<咄嗟に踵落としを決め、百鬼の左足と踵を接触させ、その勢いで一気に後ろまで下がる。
<百鬼は一瞬で刺さった右足を引き抜くと、またもや弾丸かと錯覚する勢いで突っ込んできて胴体めがけて突きを放ってきた。
>バク。
<だが当の俺は、避けるでもなく相棒の名前を呼んだ。
<すると、
「あいよ」
<とだけ返事が返ってきて、俺の背後から手が伸びてきて百鬼の双刀を二本とも纏めて引っ掴むと、見た目通りの剛腕で以って自らの方へ引き寄せた。
「鬼人の嬢ちゃん。何があったか知らねェが、こいつはオレの相棒だぜ?独り占めはよくねェよなァ」
>やめろバク。どうせ聞こえてない。
「…ああ、そうか…」
<バクに言ってやると、バクは少し落胆した様に肩を落としたが、それも一瞬のこと。
「じゃあ遊んでいいのか?」
>お前百鬼には見えないだろ…。
<言うと、バクは心底がっかりした様に落ち込み出した。
<既に百鬼の双刀は離している。
>…はあ、バク。来てるぞ。
「ア“? ………ああ」
<二言返事で返事をしたバクは眼前に迫っていた百鬼に足払いをかけて転ばせると、百鬼の足を掴み上げ、自らの真正面にぶん投げた。
<一秒と経たずに、ドォオオオオオン!!!という百鬼が衝突する音が響く。
<どうやら“玉座“にぶつかったらしい。ベルゼブブが羽で空中を飛んでいるのが目に入った。
<百鬼は、ぶつかった衝撃で意識を失ったらしい。口から大量のハエを吐きながらぐったりとしてしまった。
「ッ?! ……全く…威勢が良くて困りますねぇ」
<ベルゼブブは、3本の右手で持ったロッドを振った。
<すると、あたりにガスの様な煙が充満し始めた。
>……噂話を聞くに、これが触れたら生者だろうと腐らせる煙か。
<俺は、浮遊で宙に浮かびながらそう言った。
<ガスは低空域に残留するものだ。つまり、高い位置に来ることはあまりない…筈だ。ここら辺は不確定要素でしかないから、唯の憶測に過ぎないが。
<ちなみに、バクを腐らされては困る為、圧縮で回収しておいた。
>それで? 言っとくがコレで殺される様な俺じゃないぞ?
<ベルゼブブにそう言うと、ベルゼブブは頬を裂いて笑いながら、ベロリと舌なめずりをした。
「これで貴方を殺せるだなんて思っていやしませんよ。でも…お友達の方はどうですかねぇ?」
<ベルゼブブの言葉で、コイツの狙いがわかった。
<倒れている百鬼を人質に、俺をガスの中へ突っ込ませる作戦なのだろう。
<なるほど。悪趣味だがいい作戦だ。
>てめぇ…百鬼狙いか…!
「ええ! そうですよ! 私は火力では貴方には勝てない! よってこうさせていただきます!」
<ベルゼブブは不敵に高笑いをしている。
>クソッタレが…!
<そう吐き捨てながら、俺は黒鞭で倉庫の一番奥の壁を掴むと、一気にそちらに体を引き寄せた。
<そのままガスの中に突入する。
<息はしない。入り込んだガスが体内に入り込み、体内から腐り落ちるのがオチだろうとなんとなく検討がついたからだ。
<“玉座”でぐったりしている百鬼の体を抱く。
<…かなりガスを吸ってしまった様だ。急がなくては手遅れになる!
<ブラスターを放って天井を突き破り、剛翼を生やしてそこから脱出しようとするが、それは出来なかった。
<ブラスターは召喚した側から腐り落ちてしまうし、剛翼も生やした途端に腐ってしまった。
>〜〜〜ッ“!!!
<剛翼が腐り落ちる痛みに、思わず食いしばった歯の間から息が漏れる。
<このままじゃジリ貧だ。そう思い、俺は早々ながら切り札を切る事にした。
>ッ、“ニューオーダー発動!”今から30秒間。俺に触れているモノ全てガスの影響を受けなくなる!
<そう言うと、感じていた息苦しさと、体の端々から腐って行く痛みが消え、行動が可能になった。
<ニューオーダーの代償で口から血を吐くが、今はそれに構っている時間なんかない!
<剛翼を生やし、再び言葉を紡ぐ。
>ぶっ壊せ! ”崩壊“!!
<言いながら、横の壁に手を触れる。すると、パキパキと音を立てながらだんだんと建物が崩壊していく。百鬼を両腕で抱き、文字通り人外(not固有名詞)の脚力で地面を蹴飛ばし、崩壊のおかげで天井にできた僅かな隙間から抜け出し、そのまま天井を蹴りつけ、その勢いのまま剛翼を使って出きるだけ遠くへ飛ぶ。
<軽く振り返れば、ガシャアアアァァァァン!!と轟音を立てながら倉庫が崩れていっている。”崩壊“で壊したからだ。末恐ろしいったらありゃしない。
<飛ぶ。音速を超えろ、と脳内で自らを叱咤する。
<だが、そんな事をやっても、“
<きっかり30秒。天井から脱出した瞬間、剛翼が腐り、溶けて地面にボトボトッと溢れた。
<剛翼が無くなったため、物凄い勢いで落下しながら、だんだんと地面が近づいてくる。
<百鬼の頭を庇う様に両腕で抱き締め、自らの体を下にすると同時に、俺は勢いのまま地面と接触した。
<左腕が焼ける様に痛い。地面と擦れ合いながら、俺は地面を滑り、俺が丁度先ほどまで隠れていた廃材に頭をぶつけて止まった。
>ッ”でぇ…!
<恐らく頭蓋骨くらいは砕けたんじゃないだろうか。
<痛みを無視して、百鬼を地面に寝かせる。
<…究極再生が機能していない。恐らく腐敗によって能力自体を凍結させられているのだろう。
<仕方がない。少しだけだがこれで延命させる!
>“ニューオーダー…発動……。百鬼の腐敗は…俺の究極再生が復活するまで…止まる…!”
<言うと、百鬼の腐敗が止まる代わりに、俺の額と剛翼の生えていた背中から血が吹き出る。
>ぐッ……がァ………ッ“!
<痛みに思わず眉間に皺が寄る。
<恐らくこの
<背中に背負っていたデビルズナイフを握り、構える。
「おや?随分と痛手を負われたようで」
<上を向けばベルゼブブがクスクスと耳障りな声で笑いながら降りてきていた。
>…ああ、…ぐゥっ、この借りは…キッチリ精算してやるよ…ッ、ドカス…!
<痛みに途中で呻き声が漏れるが、なんとか言い切る。
>……じゃあやるか。
「ええ、存分…にィッ!」
<裂帛の声と共に、ベルゼブブが突っ込んできた。その手には、柄の上にハエが型取られた剣が2本握られている。
<俺は剣をデビルズナイフの刃で受け、そのままグリっと腕を回し、剣を弾く。
<デビルズナイフを一旦背中に背負うと、飛んで距離を取ろうとするベルゼブブの胴体に右手から射出した糸を突き刺し、右腕を後方にグイッと引く。それと同時に左手でスターターを引き絞って頭からチェンソーを生やし、ベルゼブブの胸にチェンソーを突き刺した。
「っっぐうッ! 一筋縄では行きませんねェ!」
<ベルゼブブは言いながら、ロッドを振り回し、ハエの大群を俺に突撃させる。
<一瞬の行動に不意を突かれ、俺は糸を解除した。
<その隙にベルゼブブは宙に舞い上がる。
<ハエの大群に呑まれた俺は、口から火を吹いてハエを焼き払って行く。
<だが、数匹逃してしまった。逃したハエが、その身を焼かれながらも俺に直接噛みつき、何か得体の知れない液体を体内に注射した。
<咄嗟に全身から炎を巻き上げ、炎を身に纏う事でハエを焼き払う事に成功したが、噛みつかれた部分が痛みだし、俺は膝をついた。
>ぐ…ゥ“………!
<声が漏れる。
<見れば、噛みつかれた部分の肉が徐々に緑色に変色してきている。しかも、それは少しずつ少しずつ大きくなっていた。
>くっそがァ…!
<炎で注射痕を焼き消し、腐敗が進む足で無理やり立ち上がる。
「既に立つことすらままならない筈。何故貴方はそれでも立ち上がるのです?」
<耳障りなベルゼブブの声が俺の鼓膜を揺らす。
>俺の後ろに…友達がいるから…だろうな。
<俺はそう言って頬を吊り上げた。
<背中のデビルズナイフを再び握って構える。それと同時に、デビルズナイフに蒼炎を纏わせ、ベルゼブブに突きつける。
>言い返すが、お前だって五体満足じゃあないだろう? 糸をぶっ刺された傷。チェンソー突き立てられた裂傷。お互い様だぜ? なんで立ち上がる?
「クフフ…目の前に、もっと弱っている哀れな小鳥がピーチク喚いているからでしょうかねぇ」
<ベルゼブブは、ケッケッケッと肩を揺らしながら嗤う。
<そんなクソッタレに、俺は
>俺は。負ける訳にはいかない。さあ、ここからが本番だ。BAD TIMEを過ごそうぜ?
「ええ、そのお返事はとうの昔に済ませております」
<ベルゼブブが言い終える前に、俺は爆速で駆け出し、ベルゼブブに向かって飛び上がると、奴の右肩から左の腰あたりに向けて蒼炎を纏わせたデビルズナイフを振り下ろした。
「見切っていますよォッ!」
<だがベルゼブブがそんな声と共にロッドでデビルズナイフを受け止めると、ドス黒い色をした魔球を俺に向かって飛ばし、俺の体を弾き飛ばした。
「あれだけ焚き付けておきながら。解釈違いですね」
<ベルゼブブが嘲笑混じりに勝ち誇った表情でそう言った。
>だろうな。
<と。俺は言う。
<
「なッ、アガァァァァッ?!?!」
<俺はベルゼブブの背後から、右肩から左腰あたりにかけてを今度こそ捉え、切り裂く。
<先程までベルゼブブに向けてデビルズナイフを振っていた俺は、二倍で増やした偽物だ。
<本物の俺は、偽物がベルゼブブに向かっている時にGOOPと化し、液体の状態で高速で地面を這い進み、ベルゼブブの背後に移動しておいたのだ。
「このッ、卑怯者がッ!」
>お前にだけは言われたくないな! ド畜生!!
<言いながら、十八番のスターターを引っ張り、両腕と頭からチェンソーを生やすと、背中から触手を生やし、離脱を測るベルゼブブの羽を触手でブチっブチっともぎってポイ捨てすると、再び触手で腹をグルグル巻きにして掴み、頭のチェンソーで頭部を、左腕のチェンソーで腹を、右腕で心臓を狙ってチェンソーを振り下ろす。
>ウゥルルォルァアアアアア!
<裂帛の声と共に、奴の硬い装甲を突破し、チェンソーが急所をしっかりと捉える。
「グァアアアアアアアアアア?!?! ぎっ、ざまァァァァ!」
<だが、流石は虫と言うべきか。敵ながらに称賛すべき生命力で言葉を発すると、火事場の馬鹿力というやつか。俺の触手による拘束を無理やり引きちぎり、俺の首筋に噛みつき、直接腐敗液を注入してきた。
>くそッ、野郎がァアアア!
<絶叫しながら、チェンソーを引っ込め、両腕でベルゼブブの体を全身全霊の力で以て抱き締める。
<そして、今出せる最高火力でベルゼブブを焼き払う!
>最大火力…! プロミネンス! バアアアアアアアァァァァァァアン!!!!
<胸から蒼炎を大出力で放ち、一気に体を蒸発させる!
「がッ、グァ、ぐっ、ぎっ、ぁああああああああああああああ!!」
<ベルゼブブの絶叫があたりに響き渡る。
<焼かれながら、ベルゼブブは必死にロッドを降り、ハエを動かそうとするが一歩遅い。
>さっさと…! さっさと死にやがれこのドカス野郎があああああああァァァァ!
<全力で体に力を込め、炎を更に拡大させる!
「ぎ、ゃああああああああああああああああああああ!!!!」
<ベルゼブブはいまだに絶叫している。
<だが、先に終わりが来たのは俺のプロミネンスの方だった。
>ッ、ぐっ、ガアアアァァァアアア!
<最後の一息とばかりに体内に残った力を全開放する!
>ッラァアアアアアアアアアア!!
<だが、それは数秒と続かず、すぐに勢いは収まり、段々と炎を縮小させていく。
>く…っそがァ…!
<必死に剛翼生やして浮かぼうとするが、それは叶わず、俺は地面にドシャッと音を立てながら不格好に落下した。
<ぶつかった衝撃で背中が痛い。
<だがあれじゃ満足ならない。しっかりとトドメを刺さなければ。
<そう思い、なんとか地面を匍匐前進で進んでいく。
<俺はベルゼブブを抱き締めた状態で焼却した為、そう遠くには行ってないだろう。
<動けたとしても数mが限界のはずだ。
<そんなことを思いながら、ベルゼブブがいるであろうと所に進んでいく。
<…いた。あった。
<事切れているのかは分からないが、ビクビクと痙攣している。
<だが、ベルゼブブはハエだ。驚異的な生命力で生き残ってしまう可能性も否定はできない。
<俺は胸のスターターを引っ張り、頭だけチェンソーを生やし、ベルゼブブの頭部を切断した。
<体と頭がなき別れになり、ベルゼブブは切った後の一瞬だけビクンッと震えると、そのまま全身を弛緩させた。
<俺はそれを見届けると、圧縮して持っていたバクを取り出した。見た限り、辺りに腐敗のガスは充満していない様だ。
「オイ! サンズ! 生きてるか?!」
<バクが焦って言った。
>…あ…ッあ。生きてる生きてる…っぐ、
<返事をしながら痛みに堪える。一度体内に入った腐食液やガスは、ベルゼブブが死んでも尚活動を続ける様だ。
「サンズ! オレはどうすりゃいい?」
<バクが聞いてくる。まったく、優秀なバックパックで困る。
>すまんが体支えてくれ。っ痛ぇ…普通に倒れる。
<そう言うとバクは、うつ伏せに倒れている俺の体を抱き上げた。お姫様抱っこってやつだ。
<流石にちょっと嫌だが…選り好みなんてしてられない。
>あそこの廃材の影に…っぐぅ…百鬼がいる筈だ…。そこまで行ってくれ。
<言うとバクは、小さく頷くと、俺を抱えた状態でもその脚力を遺憾なく発揮してみせた。
<バクは、廃材のところまで辿り着くと、俺を地面に下ろした。自分の足で立てず、そのまま地面に崩れ落ちる。
<しかし、このまま究極再生を使っても血が汚染されている為、逆に百鬼を苦しめる可能性が高い。
<俺は、本日3回目のニューオーダーを書き加える。
>ハァ…ハァ…ぐっ、“ニューオーダー…発動……俺の血は…今から一分間…がっ、腐食の効果を…発動させられない…”
<言いながら左手首を右手の手刀で切り落とす。
<手首がゴロッと地面に転がり、手首から血が溢れ出る。
<俺はそれを百鬼にぶっかけた。
<そういう趣味があるだとか、百鬼を殺すつもりだとかそういうのではない。
<俺の血には、俺の能力か何かなのか回復作用があることをとある事件がキッカケで分かったのだ。
<俺の血を他人にかける事で、対象者の傷を完膚なきまでに再生させられる。
<実際、目の前にいる百鬼は段々と腐食が治っていっている。
>ぐっがァ…。
<だが、手首を落とす事による痛みは当然伴う。
<それと同時に、俺の血は再生能力こそあるが、増血などの効果はない。
<骨はくっつくし、内臓は破裂してようが潰れていようが再生する。傷口は全部塞がる。
<だが、足りないものを補うことはできない。
<その為、急いで止血しなければ俺の方が手遅れになってしまう。
<いつもなら、放っておけば勝手に生えてくるが、今は腐食されているからか生えてこない。このままでは死んでしまう。
<俺は右手から蒼炎を発生させ、傷口を焼く。たった数十分の時間稼ぎだ。
<バクに軽いで貰って移動するのは違うだろう。幽世の中心街まで25kmある。
<俺が飛んでいくのはかなり厳しい。腐敗によって剛翼は扱えない。浮遊も体への負担を考えると無理だ。
<打開策を考えているうちに、段々と瞼が閉じてくる。
<バクが焦ったように大声で囃し立てているが、少しずつ遠ざかっていく俺の意識を止めるには至らなかった。
<ーすまん。バクー。
<そう言葉を発そうとするが、声を発することはできなかった。
<地面に倒れ伏し、俺は意識を手放した。
い、生きてるぅぅ!
奇跡か? 奇跡なのか?なあ?
取り敢えず、これでお嬢のイベントはクリアですね!
っと、時間も丁度いいし、これくらいで終わりにしますか。では。
はい。投稿遅れて申し訳ありません。
ちょっとリアルが忙しくてですね…はい。言い訳はやめましょうか。
もうすぐ書き溜めてたホロラバが終わりそうなので、これからはしっかりと書いていきます。
他のやつはまだ残ってるので放出していく予定です。
これからも応援よろしくお願いします。