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-----この惑星には3つの恒星が存在する為に、夜がない。
つまり闇討ちという術が無い。
ではどうする?答えは簡単。
作業中に後ろから農機具で殴る。以上。
ちょうど苗を植え終わり一人で片付けをしている村の住人がいる。
鍛錬をしていないとは言え、大の大人に思い切り後頭部を殴られて無事なはずはなく、いとも簡単に『生贄』を手に入れた。
「とりあえず一人で試して、ダメならもう一人を犠牲にすればいいだろう。…しかし、覚悟はしていたつもりだったが、同胞を手にかけるのは精神的にはなかなかキツいものがあるな。」
当たり前の感情であるが、今のカルゴにとって己の野望よりも大事な事はない。全てはあの憎き兄を苦しめる為。
特に隠れ家という場所は無いが、村の外れにある岩山の窪みを一部を削り利用している。その場所まで念力のような力を使い、気絶した同胞を運ぶ。
目が覚めてもらっては困る、村の住人に見つかっても困る。最初は若干の戸惑いと、多少の罪悪感があったが、最早そんな事は言っていられない。もう後戻り出来ない所まで来ている。
こんなとんとん拍子で、全てが上手く行っていいのか?
そんな思いも取り越し苦労で、皮肉にも神は我に味方した。とすら思うほどだった。
-----すまないが、俺の野望の一部になってもらうぞ。
意識を手放したナメック人に向けて手をかざし、空中で何かを掴み、引っ張るような動作を行う。するとカルゴの手には白いエネルギーが纏い、手のひらから生命の息吹を感じ取り、魂を引き剥がした事を実感した。
この能力は治癒能力を有する龍族だけが持っている『魂の剥奪』と呼ばれるもので、自分と同等もしくは自分以下の相手にのみ通用する術。
抜け殻になった肉体は再び魂が戻らない限り、ただの肉塊に過ぎない。
「これで全てが揃った。地球は俺が消してやる。」
カルゴの野望。
それは、デンデ諸共地球を消しさる事にある。本来ならばデンデだけを抹殺すればいいのだが、彼の愛した地球という存在すらも気にいらない。ならば星ごと消しさってしまえばいい。カルゴの傲慢と、わがままの表れである。
手に宿した魂を『龍』に喰わせる、これは魂という対価を支払う事で『龍』が魂を『宿石』に移す。
『龍』の魂にこそ力があり、『龍』の魂だけを移してしまえば『龍』は消滅していまう。
他者の魂が必要なのは、いわば『龍』にとっての予備タンクという仕組みになっている。
ここまでの手順を問題無くこなしたカルゴは、遂に念願のドラゴンボールの創造を完成させた。
『宿石』には魂が宿り、青色の光を放ち『宿石』の中央にはひとつ、真紅の星が現れた。
「なんだ…?オレンジ色じゃないのか?まぁいい。どちらにせよ完成したぞ。俺だけのドラゴンボールが!!」
何故オレンジ色ではないのか。その疑問を追求しなかったのはカルゴの誤算だった。
ドラゴンボールは最大七つまで創造する事が可能であり、数が少なければ少ない程に性能は落ち、デメリットが存在する。つまり七つある事に意味がある。
ドラゴンボールは数が増える毎に色が変わって行く。
ひとつであれば青、二つで青紫、三つで紫、赤紫、赤、赤オレンジ、そして七つでオレンジへと変わる。
地球とナメック星のドラゴンボールは七つ存在するのに対して、カルゴのドラゴンボールはひとつ。
それが何を意味するかと言うと、性能はガタ落ちし、おまけにデメリットまで付属している。
そして、ひとつだけのドラゴンボールのデメリットとは『対価を支払う』という事。
ここでの対価とは、『寿命』を意味し、願い事の規模に対してそれ相応の『寿命』を求められる。
「使用者は俺のみ。召喚の呪文等いらん。出でよガガ!」
甲高い音と共にドラゴンボールが発光し出し、光の柱が天を貫いた。
「空は暗くならんのか。まぁその方がかえって好都合だがな。」
光の柱はカルゴが創った龍の形となり、4〜5メートル程の龍が姿を現した。
『んあぁぁ〜…ふあぁぁ〜…。おっ、創造主さんじゃないすか。やっとすか、遅えっすよ、マジ何年待たすんすかぁ〜。』
え。
少し前まで同胞に対して哀れみを感じ、何十年と言う月日を消費し、ようやくここまで来たと、感傷に浸りかけた時にまさかのチャラ龍に空いた口が塞がらなかったカルゴであった。
ピッコロだ。
まさかドラゴンボールにそんな設定があったとはな。
ちなみにだが、カルゴの神龍の名は『ガガ』と言う名前らしい。
名前の由来はナメック星の若者に絶大な人気を誇るアーティスト、『ジェントルマン・ガガ』と言う奴かららしいぞ。
じゃあ次も読んでくれよ!