ドラゴンボール -アフターアース-   作:モンスターどんぐり

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第五話です!

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代償

 

 

 

『……。……何の沈黙っすか?日にちを跨いでまで黙ってないで、何か願い事無いんすか?』

 

-----は?何を言っているんだこいつは。日にちを跨ぐ?何の事だ?俺の知ってるドラゴンボールじゃないぞ…。やはり手間をかけてボールを七つ創るべきだったか…。

 

「ゴホンッ!よ、よし願いを言うぞ。地球という星を消滅させてくれ!!」

 

一瞬戸惑いを見せたカルゴだったが、すぐに目的を思い出して願いを口にした。

 

『んー…。ちょっと待って下さいねぇ…、ちと遠いすねぇ。あ、okっす!準備完了発車オーライ!ほんじゃ準備出来たんで寿命100年頂きま「ちょっと待て!!」

 

「寿命100年とは何だ?何故寿命をお前にやらねばならない。」

 

ガガはキョトンとした表情を浮かべながら、ドラゴンボールの真理を伝えた。やはり七つ創るべきだったと深く後悔したカルゴだったが、もう今更手の施しようが無い、それに100年奪われるというのは、いくら長寿のナメック人にしても少々どころかだいぶ痛い。

 

「30年だ。30年で手を打とうじゃないか。」

 

『30年?それでもいいっすけど、それだと消滅どころかせいぜい数発地震起こすくらいっすよ?だったら、50年でどうすか?50年くれたら地球全土に1発ですけど、デカい奴バチンとお見舞いしてやれますけど。』

 

少しばかり渋い顔をしたカルゴだが、七つ創らなかった己の責任だと承諾した。

 

『毎度ありぃ〜!!』

 

 

威勢の良い掛け声を発したガガの瞳は、他のドラゴンボール同様強く輝きを放ち、願い事が叶えられた事を証明した。

 

相変わらずの調子で『ほんじゃ帰りまぁす♪』と言い、再びガガは光の柱になってボールの中に帰るように光の柱は線となって消えた。

本来であればボールは空中で散開し、散り散りになるのだが、ひとつしか無いドラゴンボールはその場ですぐに石化し1年間の眠りについた。

 

-----50年だと…!?くそっ…50年はあまりにデカい…。

 

石化したドラゴンボールを拾い上げ、この地を離れるべくカルゴは腰を叩きながら歩き出した。

 

 

 

 

 

-----時同じくして地球では

 

 

『き、き、緊急速報です!!げ、現在、地球全土にきょ、巨大地震が起こっています!!み、皆さん!!ただちに安全な場所に避難して下さい!!で、では私もこれで!!ひえぇぇ〜!!』

 

 

-----南の島にて

 

「な、なんだぁ?すげぇ揺れだ!!地震っちゅーやつか!?ウーブ!修行は一旦やめだ!建物が崩れちまってるから先に皆を助けるぞ!」

 

「は、はいっ!!」

 

 

 

-----西の都、カプセルコーポレーションにて

 

「トランクス!!パパとママを連れて避難して!!ワタシとブラはベジータの所に行ってくる!!」

 

「わかりました!!」

 

ブルマはブラを連れベジータの元まで急ぐが、もの凄い揺れにまともに走れるわけも無く這うようにして重力室に向かった。

 

「はぁっ!!!でやぁぁぁ!!ダダダダダダダ…!!!むっ!?何だブルマ、俺の修行の邪魔をするな!」

 

「何やってのんよアンタは!!早くワタシ達を連れて安全なとこまで逃げるわよ!トランクスはパパとママを連れて先に行ったわ!」

 

何が何だかわからないベジータは、とりあえず妻と娘を連れて舞空術で上空まで上がり、街の様子を見てようやく地震に気が付いた。

俺様の修行で重力室が揺れてるのかと思ったぜ。今度ブルマの父親にもっと頑丈なのを作って貰おう。と思っていたが、辞めた。

 

 

 

各地で起きた同時多発地震に誘発され、巨大津波、噴火、もう誰にも手が付けられない状態。

先が見えない恐怖と絶望に、世界各国の人々はお互いを支え合う余裕もなく、ただ我先にと欲求を剥き出しにし、まさに地獄絵図となった。

 

 

 

こうしてひとつの時代は呆気なく終わりを告げ、次世代へと希望を託すのであった。

 

 

 

 

-----そして時代は進み現在。

 

 

 

 

 

「…あのぉ、どうしますか?これ?」

 

「どうって、それはお前が決めたらいいだろうが。お前が責任を持つと言ったのだろう!?」

 

「まぁ、正直有ったとしてもピッコロさんは困らないと思いますし、無くても悟空さんや、ベジータさん達自身困った様子も無さそうでしたし…。それにまだ色々と解明出来たりしそうじゃないですか?サイヤ人の謎が。というわけで残しましょう。この変わった『アクセサリー』!」

 

「アクセサリーでは無い。『尻尾』だ。まぁそれが賢明だろう、自己防衛の手段にも繋がるしな。」

 

 

ベビーベッドですやすやと眠るサイヤ人ロータスを、二人で囲むように観察していたのであった。




界王じゃ!

ワシはまだ登場しとらんようだが、ちゃ〜んと生きてるんだもんね〜!
いずれワシも登場するかもの〜!

これにて、プロローグは終い!次回から話が動き出すぞ!多分な!

次回も読んでちょ!
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