炭治郎と緑谷がゴンと三つ子でハンター試験   作:書けって言われたんだ

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7. VSヒソカ

 「やっぱりヒソカって言う人やばいよ。僕達相手に戦う気満々じゃん!」

 

 出久が頭を抱えながら言う。

 

 「どうする?彼はこの霧に乗じてかなり殺ると思うよ」

 

 炭治郎が事実を話していく。

 

 「僕達は逃げられると思うけどクラピカとレオリオがやばいと思う」

 

 出久が素直にクラピカとレオリオを助けたいと話す。

 

 「ってことはやっぱり戦うのが一番だよね。時間稼ぎぐらいならできるよ」

 

 ゴンが話して。忘れがちだがゴンも念能力者である。

 

 「キリヒトノセガメの霧がやばいね。このあたりはマチボッケも居るし、ホラガラスやジライタケもある。それに巻き込まれないで戦う自信があるなら別にいいけど、やっぱヒソカを相手に長期戦は進めない」

 

 あくまでも反対する姿勢の炭治郎。炭治郎はゴンが戦うことを反対していた。

 きっと、恐らくいいところまで戦える。

 それでも戦闘の経験が足りないゴンを殿にするのは心配で仕方なかった。

 

 「試験でもし彼と戦わないと行けないとかあったら最悪だね。……僕は別にバレてもいいけど念能力。みんなと逸れてもすぐ合流できるよ」

 

 少し考えて、殿をするなら自分がと出久が手をあげた。生き延びる確率も自分が高そうだと思ったのだろう。

 そんな話をしてると、勝己がおいコラとゲンコツが飛んできた。

 

 「おいコラ、事前情報も無しに、ヒソカと何普通に戦う気で居るんだ。やるなら俺と一緒だデク」

 「ありがとう、かっちゃん。そういえば戦ったことがあるって言ってたね」

 「あいつは変化系の能力者で、伸縮自在の愛(バンジーガム)って言ってオーラがガムとかゴムみてえに伸びるんだ。あいつのオーラに触れたらガムみたいに何でもくっつくし、つけるのも剥がすのも奴の自由だ。とんでもない強度もっててあいつのガムが破れたところはみたことがねぇ。能力の限界値は、大体10m前後。それでもまぁ。やつは飛べねぇ。黒鞭みたいに動き回ることはできるけどな。俺とデクで飛びながら遠距離攻撃したら伸縮自在の愛(バンジーガム)で防がれてもどうにかなるだろ」

 「みんなが逃げる時間ぐらいは稼げるかな」

 「そのための俺等だろ」

 「うん」

 

 「いいな本当に仲いいの。ま、オレは先に行くけど。」

 

 キルアが出久と勝己の仲の良さを羨ましながら、そうぼやいて。

 

 「行っちゃうの?別にいいけど」

 

 キルアの言葉にゴンが反応する。

 

 「だってよ、逸れたら最後だぜこの霧。オレは嫌だね」

 

 「そっか。じゃぁ無理強いはできないね」

 

 「ゴンと炭治郎兄さんはクラピカとレオリオの保護頼んでいい?」

 「オーケー!というか、言われなくても助けに行くつもり」

 「もちろん」

 

 出久からの依頼に、ゴンと炭治郎は快く引き受けて。

 

 「私も行く。ケガの治療と毒の無効化ぐらいはできるよ」

 「ありがとう禰豆子。ケガも治してくれるの?」

 「それぐらい私の回復能力すごいみたいで。簡単な擦り傷から、大体何でも治せる。そういう、念能力にしたの」

 「すごいな。」

 

 

 ■

 

 「試験管ごっこ、やろうかな◆」

 

 悲鳴が聞こえる。彼がトランプを投げるだけで次々に死んでいく。

 

 「ってぇ――!」

 

 レオリオも被弾した。クラピカは持っている武器でどうにかしたようであるが。

 

 「エアフォース!」

 「やるね◆(全力のオーラじゃない状態でコレか♣️ これは本当に倒すのが楽しみだね◆)」

 

 出力は20%程のオーラで、出久は飛びながら衝撃波を繰り出していく。

 突風が巻き起こったように見えるだけで、レオリオやクラピカは何が起きたかよくわからなかった。

 

 「レオリオ、クラピカ。こっち!兄さんが足止めしてくれてるから、行こう」

 「助かるぜ」

 「この突風、イズクがやったのか。凄まじいな」

 「うーん、楽しい玩具が盛り沢山――♣️ 本当に楽しくなってきたよ♡」

 

 周囲に人が居なくなったのとほぼ同じタイミングで、が伸びる。出久を空中から叩き落とそうとそれは襲ってくる。

 

 「これもうやばくない!?」

 

 危機感知を使って伸縮自在の愛(バンジーガム)を避けて、黒鞭を使って応戦する。

 

 「(動きが読まれてるね◆ 未来が分かる能力がある?♡ それにオーラが変化した♡面白いね!◆ 色々混ざってる♡)」

 

 「こっちも同じことしてやったらいいんだよ」

 

 黒鞭に続けて、爆炎が無数にヒソカ目掛けて降ってくる。勝己は念能力により、以前よりも爆炎を出せる範囲が確実に上がっていた。

 

 「あと、オレの炎は燃やす対象を選べる!それは知ってんよな、ヒソカァ!」

 「また君か◆ 勝手に殺すと君の一族から怒られるんだよね――♣️ でもまぁ、君に興味は無いから。倒したいのは緑髪の方◆」

 「戦いたいならいくらでも相手になるよ。でも、これ以上の無必要な殺しはやめるんだ。」

 

 バチバチと爆発しそうなオーラが、出久の身体を覆う。フルカウルだ。

 

 「強化系だね◆ キミ、色々混ざりすぎだね◆ あのタンジロウって少年も強化系が混ざってるけど♡ キミは特別だ♡変化系に、操作系♣️ あと特質系もあるよね◆ 未来が分かるような動きがまさにそれだけど、不思議だね◆ 欲張りってレベルじゃないよ♡最初の一撃の威力を見て、強化系を主軸にしているようだけど、キミ本当は特質系なのかもしれないね◆ なら納得だ♡ でないと、そんな色々混ざって念は行使できないからね◆ あんまりよくないよそれ◆ 磨くなら1つに特化しないと◆ ――それにまだ全力を出せてないんじゃないのかい♡」

 

 「僕のこれは代々受け継がれて来たものなんだ。今更変える気は無い。それに、僕は強化系だ。誰がなんと言おうと、これはそういうものなんだ。一発制裁したいところだけど、この辺り一面を風化させる気もないよ。それに、そろそろ二次試験会場に先頭が着くと思うんだけど」

 「(受け継がれてきたものね◆ なら特質系でほぼ確定か♣️ 自分を強化系だと信じ込んでいる特質系能力者ね、ふーん……◆)のようだねぇ♡ また別の機会に◆ 君の弟とも戦うのが楽しみなんだよね♡」

 

 まだ高まりが収まらないといった感じにヒソカはゾクゾクとした表情を見せる。

 ただ、イルミからも定時連絡が入っておりそろそろ本格的に合流しないと不合格になってしまう危険もある。

 

 「またあとでね◆」

 

 そう言ってヒソカは去っていった。

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