嵐を呼ぶ!!ヒロアカイレギュラーズ!!!   作:サイセンサイ

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飯田天哉

 

始まりはそう

 

「フッフッフッフッフッ(トコトコ)」

 

ケツだけ歩きだった

 

ーーーーーーーーーーーー

 

飯田天哉

 

親子3代続くヒーロー一家の一員

 

真面目で堅物 本格的な委員長タイプ ルールを守り秩序を作る積極性のあるリーダーでもある

 

そんな彼にとって野原しんのすけとは

 

【評価が付けづらい人物】だった

 

 

もともと真面目さ故に人に評価を付けずに決まりのもと平等に接するのが彼だが緑谷のような行動に感銘を受けたパターンもある

 

そしてしんのすけはそのタイプに近かった

 

しかし

 

爆豪のような荒々しさはないむしろ真逆にすら感じる

 

緑谷のような真面目な人物と言われればそうではない

 

上鳴や峰田のようにトラブルを起こすが彼の場合パターンが読めない

 

芦戸が比較的近い気がするが半分違うような感覚がする

 

半分子供で半分大人な感覚がするのだ

 

肝の強さや独特の感性がそうさせるのか子供や大人の領域を遥かに超えた行動を起こす

 

その考えはヒーローとして有りだと思うときもある

 

これは彼だけに限った話ではないがあったことのない人間だった

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「ふぬぬぬぬぬぬぬ!!!!」

 

「頑張るね〜飯田くん」

 

「野原くんか、、、」

 

リビングで飯田はケツだけ歩きを練習していた

 

いつか役に立つと思ったからだ

 

「何事もうまくはいかない!故に選択肢は出来る限り増やす!!」

 

「真面目ですな〜」

 

「たとえ今日うまくいかなくとも!明日は必ず出来るように!!一歩ずつだ!?」

 

「!」

 

その言葉を聞いた瞬間 眼の前がハジけた

 

 

ジジジジジジジジジジジジジジジ

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

地道にコツコツが一番なのさ

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

ジジジジジジジジジジジジジジジ

 

 

 

「マサオくん、、、、」

 

「ん?」

 

気がついたらその名を口にしていた

 

「ソレって思い出したしんちゃんの友達だよな?」

 

そこに他のみんながやって来た

 

そして

 

「マサオくんと比べてしまうなんてごめんね飯田くん」

 

「、、、、、、、え?」

 

待ってほしい

 

その言葉は何だ?

 

まるでそのマサオくんがしょうもないナニカであることを前提としているような?

 

「そのマサオくんは問題のある人物なのか?」 

 

「う〜うんオラ達の中で一番の平和主義、そんで控えめで大人しい男の子」

 

「え?」

 

一見すると問題はないように聞こえるが

 

「ただそのせいでよくいじめられてねぇ〜ちょっと性格が捻くれてて」

 

「どういう事?」

 

「長所がそんなないからちょっとしたことで腹立つくらい調子に乗っちゃって」  

 

「友達にそんな言い草は」

 

「真面目何だけど独善ってやつで偉そうにすることも多くて、 強いものの味方が常ってところもあって、あっさりと権力にペコペコしちゃうっていつか〜」

 

「あの〜しんちゃん?」

 

「言葉はナイフだぞ」

 

「泣き虫なのはこの際仕方ないとしてそれを理由に裏切るのは無いよね〜 おまけに自ら進んでの密告て何だったんだろうねホント 友情よりお菓子を取っちゃう男 何だと思ったよ だから未だに裏切りおにぎりとか裏切り大臣とか言われるんだよね〜 根が腹黒なのも仕方ないかもしれないけど人の悪い所を出汁にして自分をいい人っぽく見せる所もマサオくんらしいんだろうけど〜そうでもしなきゃ自分の良いところアピールできない所は直したほうがいいよね〜 そんなんだから防衛隊最弱 公認の才能なし 永遠の雑魚キャラって呼ばれるんだろうねまぁほとんどオラが言ってるんだけど みんなが凄すぎるのもあるだろうけど執念深さはあるんだからなんでそれを生かせないかな〜大事ところで失敗するから運にすら恵まれなかった男の子何だよね〜

 

 

だからさっきのは忘れて飯田くんはマサオくんの一億倍くらいいい人だから」

 

 

「凄い言う!」

 

「無限暴言!!!!!!」

 

「言葉の針山!!!!!」

 

(めちゃくちゃ根に持ってる!!)

 

 

しんのすけのあんまりな言葉に引く一同

 

「なんでそんなやつと仲良くしてんの?」

 

上鳴が質問すると

 

 

 

 

 

「楽しいから」

 

 

 

 

 

それはスッと出た言葉だった

 

「何だかんだ親友何だよねぇ〜オラの遊びに付き合ってくれるし【右靴下と左靴下ごっこ】とか」

 

 

「どんな遊びかまるで見当がつかない」

 

「まぁ優しい子なんだよ〜貧乏くじに愛されてるだけで」

 

(多分コイツに貧乏くじ引かされてる奴だろうな)

 

爆豪は何かを察した

 

 

「そうだね、、、地道にコツコツはオラには難しいからそこはカッコいいと思ってる」

 

しんのすけは笑みを浮かべた

 

「だから飯田くんもカッコよくケツだけ歩きをしようぜ!」

 

「それにかっこよさがあるかは疑問だが」

 

「確かにしんちゃんはコツコツじゃなくて特攻するタイプだからな」

 

「それも才能があるから出来ることだよな」

 

「多分マサオくんはそこに苦労してんだろうぜ」

 

「マサオくんの気持ちがわかってきたかも」

 

 

 

「頑張れば凄いんだけどね〜」

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「野原くん」

 

「お?」

 

「正直、俺には君のような発想はない何故ならそれは君の自由奔放な性格が由来だからだ」

 

「いや~~照れますな〜」

 

「だが俺はそんな君を叱りつける立場にある」

 

「ホイ」

 

「価値観の違いがありながら俺に色々教えてくれることには感謝している!だが!規律は守らねばならない!だからこれからも叱り続ける!」

 

「ホイホイ」

 

「だが!君の発想は確かに人を救う!人を笑顔にする!だからこれからもよろしく頼む!」

 

「オッケ~じゃああれやっときますか」

 

「ん?あれ?」

 

ーーーーーーーーーー

 

「「男同士のお約束!(むんッ)」」

 

 

片手をガッツポーズのように挙げた

 

「これでいいのか?」

 

「うん、、、、次いでにあれもやろっか」

 

「今度は何を?」

 

「ヤオモモちゃ〜〜ん」

 

「え?私!?」

 

ーーーーーーーーーーー

 

しんのすけは【ストーン】をあるものに変えた

 

それは八百万に作ってもらったものと同じだったそれを飯田に渡した

 

そして飯田とその場にいた全員が目にする

 

今まで見たことのないくらい真剣な顔をしているしんのすけを

 

「なんでこれを知ってたか思い出せないけど、、、多分飯田くんにはこっちがあってる」

 

「俺も聞いたことはあるが実際やるのは初めてだ」

 

二人は正座で向き合い

 

 

 

 

 

 

 

刀を少し抜いた

 

 

 

ジジジジジジジジジジジジジジジジジジ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

武士の誓いをやろう

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジジジジジジジジジジジジジジジジジジ

 

 

 

周りにいるみんなが息を呑む

 

しんのすけの雰囲気に飲まれていた

 

 

 

 

 

「飯田君は、、、頑張りすぎて身体壊しちゃうタイプだよね、、、他のみんなも同じだけど」

 

 

 

後ろで見ていた相澤ですらその雰囲気に圧を感じていた

 

 

 

「だから、、、ちゃんと、、、帰ること、、、待ってる人の所に、ソレも誓おう」

 

 

 

 

「あぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「金打」」

 

 

 

カチンと刀が音を立てた

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

君が何故あの時あんな雰囲気になったのかはわからない

 

きっと君にも色々あったのだろう

 

だから信じる 金打の誓いまでしたのだから

 

 

 

「俺は人を助けたい!力を貸してくれ野原くん!」

 

「お安い御用!!!」

 

 

 

 

 

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