嵐を呼ぶ!!ヒロアカイレギュラーズ!!!   作:サイセンサイ

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※異形差別のエピソードがあります


人間の顔

 

 

ウキキーーウキキーー

 

「ほーいほいバナナだぞ〜」

 

時刻はお昼しんのすけはサルたちにバナナを上げていた

 

「野原か」

 

「おぉ~障子君、常闇君」

 

寮の玄関前で障子と常闇が話しかけてきた

 

「夏休みなのにお仕事とは真面目ですな〜」

 

二人はヒーローコスチュームに着替えており今から周囲の巡回だった

 

「今だ復旧作業が進んでいる中だ良からぬ輩も影響された輩もいる」

 

「これもヒーロー志望としての責務だからな」

 

「ほうほう、んじゃオラも行こっかな」

 

「「!」」

 

「近くなんでしょ?たまにはハンバーガー食べたいし」

 

いつも雄英の食事を取っているのでファーストフードのハンバーガーがちょうど恋しくなっていたしんのすけだった

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「何人かはすでに親元に帰っているみたいだな」

 

「そうそう〜お陰で最近ゲームの相手が減っちゃって〜」

 

「仕方ないだろう貴重な休みなのだから」

 

3人は町中を歩いていた しんのすけの手にはすでにハンバーガーセットの袋があった

 

「はぁ〜障子君みたいに腕がたくさんあったらパン咥えて走るどころかジャム塗りながら走れるのに」

 

「それはやめとけ」

 

「通行人にもお前の健康にも良くない」

 

そして他愛ない話をしていると

 

ビーーー!ビーーー!

 

「「「!?」」」

 

緊急のサイレンが鳴った

 

『○×地区の宝石店で強盗事件発生!!2〜30人規模のヴィランを確認!ヒーローは即刻急行されたし!』

 

その放送を聞いて3人は走り出した

 

「2〜30人!多すぎないか!?」

 

「こんな真昼の時間帯にどういう計画なんだ!?」

 

「夕飯までに帰りたかったとか?」

 

そして見つけた

 

2〜30人規模のヴィランが宝石店の前で大量のカバンを持って車に乗ろうとしているのを

 

手には銃を持っている

 

「まずい!ヒーローだ!!」

 

「くそっ!何でこんな目に!!!」

 

その全員がマスクで顔を隠していた

 

そして一番最初に飛び出したのは

 

 

ブスッ!!!

 

「ぎゃあああああああ!!!?!?」

 

カンチョー攻撃の野原しんのすけだった

 

「オクトブロー!!!」

 

「ダークシャドウ!!」

 

そして全員を即座に制圧

 

迅速な対応だったなおしんのすけは無個性の正当防衛扱いになるのでうるさくは言われなかった

 

そして他のヒーローと警察が駆けつける頃には全員を捕縛していた

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

(何だこの違和感は?)

 

あまりにも簡単すぎた そう思わずにはいられなかった

 

全員が明らかに素人の動き そしてこちらに恐れをなすばかりの臆病な面がどうも気になった 犯罪を犯す肝がそもそもないのでは?と思わずにはいられない ならば何故こんなだいそれた事をしたのかそもそも大量の武器をどこで手に入れたのか

 

「少し話を」

 

障子が捕まえた何人かに近づいた時

 

 

 

 

 

 

 

「近寄るな汚れが!!」

 

「「「!!!」」」

 

 

「お前見たいな汚れのせいなんだろう!?」

 

「俺達は悪くない!」

 

「化け物が呪いをかけたんだ!」

 

「俺は怪物じゃない、俺は怪物じゃない」

 

 

 

明らかに異常な言動だった 全員が自分は正常だと言わんばかりに異常な言動をしている

 

プロヒーローも警察もその言動に驚いている

 

「えいっ」

 

「あ!」

 

しんのすけがマスクを取り上げた

 

そしてその顔は、、、、犬だった

 

「違う!これは俺の顔じゃない!!俺は怪物じゃない!!」

 

そして次々とマスクを外していくと

 

 

 

【全員が動物の顔をしていた】

 

 

 

 

「人間に戻りたかっただけなんだ!!!!」

 

「何も悪くないんだよ俺は!!」

 

「仕方なかったんだよ!」

 

「こんな顔じゃ外歩けねぇよ!!」

 

「どうせ化け物の仕業だろう!!」

 

そして言動は次々とエスカレートしていった

 

「何なんださっきから!」

 

「めちゃくちゃな事いいやがって!」

 

プロヒーローも警察もあまりの言動に口調が荒くなる

 

「、、、、、、、、」

 

その中で障子は静かだった

 

「障子これは」

 

常闇が障子に確認しようとする

 

彼等が何なのかなんとなくわかったが、今まで教科書でしか見たこと無い本物に少し気圧されていた

 

「あぁ間違いない、、、彼等は【異形差別主義者】だ」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

まず第一に顔が動物なのは都会では珍しい事ではない

 

故に都会育ちの目には『頭のおかしい集団』にしか見えない

 

しかし彼等にとってはそれは当然の事 自分が正しいと疑っていない その正当性に関係なくあるいは無視して

 

「あれが本物か、、、狂気を見たな」

 

常闇は彼等の言動が頭から離れなかった

 

「お前はあんなものと戦ってきたのか、、、」

 

「まぁな」

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

警察からの情報によると彼等はとある田舎の出身でただの一般人だった しかし、あることで状況が一変した 突然村人が一斉に動物の特徴をしている身体と顔になったのだ

 

村中がパニックになった

 

もしこれが都会だったなら何らかの個性なのだろうと少しはマシだったかもしれない しかし彼等は【異形差別主義者】自分たち目線では化け物になったと同じ

 

迫害される

 

村人のほとんどがそれを考えた

そして、村にある人間が現れた そして、とあるドリンクを渡してきた

 

そのドリンクを飲んだものは身体がもとに戻った

 

村人中がそれを飲んで一度もとに戻った

 

しかし、その後すぐにまた動物になってしまった

 

誰かがそう仕向けたのだ

 

そして村の権力者の家にある書き置きが残してあった

 

大量の武器と一緒に

 

『もとに戻るドリンクが欲しかったら指定の場所で強盗をしたらどうだ?今度は金を取る』

 

それは脅迫ではあったがはっきりと犯罪をしろとは書かれていなかった

 

しかし、彼等はやってしまったのだ明確な犯罪行為を

 

彼等は捕まり法の裁きを受ける

 

しかし、彼等は納得しないなぜならこれは脅迫だから

 

彼等は自分たちが完全な被害者であると疑わない

 

だが、本当に強盗までする必要があったのか?

 

それは都会育ちからしてみれば疑問に残る問題だった

 

そして彼等もなぜ自分たちにも悪いところがあるんだと疑問を叫び続ける

 

自分たちの迫害を棚上げして

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「実は、、心当たりがある」

 

「何?」

 

「近頃、『動物化ドリンク』というものが世間にバラ撒かれているらしい」

 

「動物化ドリンク?」

 

「飲んだら肉体に動物の特徴が出るドリンクらしい」

 

「!?  なら、奴らは、」

 

「恐らく、それを何処かでと飲まされたのだろう、、そして動物化をもとに戻すドリンクもあるらしい、、、、そして重要なのは」

 

 

動物化ドリンクはタダ同然で

 

もとに戻るドリンクは高額で売買されている

 

 

 

「、、、、、、つまり、これは、」

 

「あぁ、、、そういう事かもしれない」

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

それは常闇がホークスから聞いた話だった

 

 

「ある田舎の村人が全員動物になる事件があってね、、、そんでとある人間からもとに戻すドリンクを高額で買ったらしいよ、そしたら買ったやつの家に村人が押し寄せて傷害事件になったそうだ、、他にも」

 

 

 

 

村人中に動物化ドリンクを一人一本渡し疑心感を煽り

 

村の長だけもとに戻して迫害の状況を作ったり

 

もとに戻すドリンクを一本だけちらつかせて奪い合いをさせたり

 

 

「どれもこれも心の醜さを引き出す事をしまくってる、、、、実際『少なくない犠牲者』も出ている」

 

 

  

  今、あらゆる田舎で起こっている出来事

 

 

 

    

 

   全て迫害に加担している人間達だった

 

 

 

 

 

 

「わかるかい、、、つまり、『誰かがいる』」

 

 

 

 

動物化ドリンクを使って異形差別主義者を根絶やしにしようとする

 

 

 

     『裁きを下している者』

 

 

 

「誰かの意思のもと、因果応報の再現者が何処かにいる」

 

 

 

 

 

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