「俺拳ーーー!!!!!」
そこは畳の敷かれた道場だった
激しい金属音が鳴り響く なぜならぶつかっているのは『スティール』と『スティール』だったからだ
「くっ!」
そして片方の物間が受けきれず背をついてしまった
「倒れるくらいなら前に倒れてそのまま頭突きしろ!」
「物理法則ガン無視のアドバイスありがとう」
物間は鉄哲の個性をコピーして打ち合いをしていた
「やはりこれくらいの体幹では甘いか」
「いやいやここまでやるとは思ってなかったぜ!なぁ拳藤!」
そして道場にいたもう一人 拳藤一佳に話しかけた
「確かにそうだが鉄哲は更に一歩を越えてくる毎回その気持ちでやらないとな」
「パワー系は単純でいいねぇそれが出来たら苦労しないよ」
物間は立ち上がりながら悪態をつくそして
「次は拳藤だコピーさせろ」
「おう」
再び構えた
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ボクシング 空手 ムエタイ
あらゆる近接格闘の研究をしているのが今の物間だった
今もサンドバッグに拳を打ち込んでいる
「最近物間と話があって楽しいぜ!」
「確かになーちょっとくらい脳筋になってくれたほうが私も接しやすいんだけどな」
二人は後ろから物間を見ていた 肉体強化に協力してくれとお願いされた日は目を丸くしたが二人は笑って承諾した
「精が出るな物間!A組にも負けていないぞ!」
「ブラド先生」
そこにB組担任の筋肉質な男 ブラドキングがやって来た
「お前も頑張れば俺のような体になれるはずだ!頑張れ!」
「体はこのままでいいです」
「何!!?」
ブラドはショックを受けた
日頃からB組を溺愛している彼は物間の肉体強化を心の底から応援していた
「そういや聞いてみたかったんだけどよ!」
「何だ鉄哲」
突然鉄哲が声を上げ質問した
「ブラド先生がしんちゃんと戦うならどうするんだ!?」
「、、、野原しんのすけか、、」
突然現れA組B組と縁を結びあらゆる事件の中心にいる人物
後自分の生徒とすごいスピードで仲良くなってるのが少し気に食わない
「やはりスピード勝負になるだろうな」
「野原も先生の操血に捕まったら逃げられないだろ縄抜けとは違うから」
「でも捕まえるまでが大変だよな!先にこっちの体力が尽きちまう!」
「いや、アイツのことだ先生が操血で捕まえても服ごと脱いで脱出する可能性がある」
「早脱ぎ、、、うむ」
そしてブラドは考える とある可能性を
「どうかしたのか?ブラド先生?」
「いや何、、、アイツが齧っているのは剣道だけなのかと思ってな」
「「?」」
二人が首を傾げる中
「あぁ~それ私も思った」
武道に精通している拳藤が声を出した
「やつのあの動き、、、パルクール、、いや、もっと格闘の型が見えるような」
「つまり剣道以外にも何かをやっていて奴はソレをまだ思い出せていないと?」
「マジカ!じゃあソレ思い出したらもっと強くなるってことじゃねぇか!」
「正確にはもとに戻る、なっ」
しばらく四人で話していると
「まぁでもやることは変わりませんよ」
「物間?」
物間が立ち上がりトレーニングを再開した
「必ず最後には僕らが勝つ」
物間はそういった
「おう!!俺も負けねぇぞ!!」
「私も」
「お前たち!!」(ウルウル)
ヴーーーーヴーーーー
「ん?何だ?」
ブラドキングの携帯に着信が入った
そしてしばらくすると 彼の顔が明るくなった
「喜べお前たちー!!!」
「「「!?」」」
突然大声を出したブラドキングに3人が驚くと
「オールマイトの付き添いの話が来たぞ!」
「オールマイトの⁉」
「あぁ!iアイランドの付き添いだ!!」
iアイランドそれはかつてA組が多くいった人工の島
そして因縁の島
彼等は運命であるかのようにそこに行くことになる
「いっそB組全員でいくか!!」
「予定合うといいけど」
「行くのは夏休み最後辺りだ!!時間はある!!」
「確かにA組が行って僕たちがいってないってのもアレですしね」
「大所帯になるな、、、問題起きなきゃいいけど」
だが、彼等はA組が対峙した者と比べ物にならないほどの脅威が待っていることを知る由もなかった
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ドゴン!!!!!!
男は壁に向かってその拳を当てた
壁は砕かれクレーターが出来ていた
「やる〜」
ソレを見守るのは『怪獣隊長』
「使いこなすのに少し時間はかかったがやはり俺向きの【個性】だ」
拳を握り 前に突き出すのは
ヘクソンだった
「iアイランドには予定通り【3人】で行く」
「本命前の肩慣らし〜頑張ってねぇ〜」
「あぁ特にお前、、、お前のワガママに付き合う形になるんだ覚悟は良いな」
ヘクソンは目線の先の男に警告する
だが男は意に介さない
なぜならマイペースだから
いや、マイペースで片付けられる性格では無かった
ただただ全力で自分のやりたいようにやる自由人にして
狂気の男
「僕は僕さ最高と言いたい人生を送るだけだよ たとえどんな世界でも、時代でも、」
その男は長身でとても細かった そして無表情でありながらどこか強い感情をやおぞましさを感じさせる
総合統治派閥【帝国】所属
ヒエール・ジョコマン
「さぁゲームスタートだよ」