嵐を呼ぶ!!ヒロアカイレギュラーズ!!!   作:サイセンサイ

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最強になる

 

雄英高校・訓練室

 

「くたばれぇ!!!」

 

「くっ!」

 

今 戦っているのはツートップと言われる爆豪と轟だった

 

「ポニーテールのエセコピー倒して調子に乗ってんじゃねぇ!」

 

「いやでもすごい再現度だったぞ」

 

「知るかぁ!!」

 

たまたま訓練が重なった二人だった そこには二人しかいなかったが

 

「ほうほうアチアチですな〜」

 

「「!?」」

 

そこに野原がやって来た

 

「応援しようか?チアバンドの格好でもして」

 

「すんな!気が散る!消えろ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

A組寮には夏休み終盤ということもあってほとんどが戻ってきていた

 

「この前のフットボールはやばかったな」

 

「後が恐ろしかった」

 

「つまり口田の所に動物化ドリンクが?」

 

「うん、障子くんも警察に届けたんだよね?」

 

「麗日〜緑谷とはどうだった〜」

 

「な!何もないよ!巡回で一緒になるくらいで」

 

「そうなの!もったいなくない!」

 

「B組の姿が見えなかったんだけど?」

 

「みんなでどっか行ってるみたいだぜ、仲いいよなあっちも」

 

 

 

各々が各々の思い出を語る中

 

「えぇ!実家にご挨拶!!?」

 

「「「「!?(シュバ!!!)」」」」

 

全員が(バクゴウノゾク)音を立てて振り返った

 

「はい、轟さんのご実家に」

 

その先にいるのは八百万、ちなみに轟は照れ隠しなのかうつむいている

 

「そこまでの中に!?」

 

「嘘でしょヤオモモ」

 

「どこまでやったゴラァ!!」

 

「止まれ峰田」

 

「もう諦めろ」

 

「生き物として違いすぎるから」

 

「せめてプルス・ウルトラの具体的なグハッ!!!」

 

「何を聞こうとしてんだ」

 

女子も男子もテンションをあげて盛り上がる

 

「てっきり緑谷と麗日が先だと思ってたのに」

 

「三奈ちゃん!!」

 

「で!で!どんな感じなの!?彼氏の実家って!」

 

「そうですね、、、轟さん」

 

「あぁ、、、お前が話したいなら」

 

轟はうつむいたまま返事をした

 

あれは少し前 寺から戻ってきた八百万を連れて実家に帰った

 

母さんは笑顔で迎えたとてもうれしそうだった

 

あいつは終始無口だった気を使ったのか最低限の言葉って感じだったな

 

まぁ俺としては都合が良かったが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というのは轟の主観

 

実際のエンデヴァーは割と慌てていた

 

それはそうだった息子の口から衝撃のやらかしを聞いてしまったのだから

 

何かあったら土下座すらじさない覚悟だったが

 

私は轟さんを支えます世間や世論がなんと言おうとも

 

その言葉に安心した いい人を見つけたと冷も喜んでいた

 

ただ一つ気になることが

 

 

 

 

 

八百万、、、寺で、、、

 

学んでは来ましたけど完全な消去は時間がかかるみたいです

 

 

 

 

 

その不穏な言葉の意味がわからなかったことだった

 

 

 

「プルス・ウルトラしやがってぇぇぇ!!!!(涙)」

 

「校訓を汚すな」

 

「緑谷も帰ってくる頃にはバイクを運転して女のケツ乗せるうらやま野郎の仲間入りだろ!なぜここまでの差がつく!?同じ学年なのにぃぃぃ!!!(血)」

 

「血の涙」

 

「早く乗せてくれるといいね〜麗日〜」

 

「うぅ、、、、まぁうん」 

 

緑谷はまだ帰ってきていないのでその話で盛り上がっていると

 

 

 

 

 

爆豪が目を点にしていた

 

バイク?は?出久が?は?何でだ?は?

 

という目をしていた

 

 

 

それに気づいた轟は声をかけた

 

「爆豪知らなかったのか?緑谷がバイクの免許取るって」

 

一切合切知らなかった

 

 

そして爆豪の頭の中を走ったのは【雑な妄想】

 

 

 

 

デクはや〜い

 

大爆殺神ダイナマイトおそ〜い

 

デクバイクカッコいい〜

 

大爆殺神ダイナマイトのれないの〜

 

デクのれる〜

 

大爆殺神ダイナマイトのれない〜

 

 

 

さがついた〜

 

 

 

ブチイィィィィィ!!!!!!!!!

 

キレた 音を立ててキレた 何故なら爆豪だから

 

 

「ばっ、、爆豪?」

 

突然顔を鷲掴みにして動かなくなった同級生に心配の声を掛ける轟だったが

 

 

「したたかになったもんだな〜出久〜」

 

「え?」

 

その空気に他の生徒も気づく

 

「正攻法ではなく外法で差を付かせる気とは恐れ入ったぜ」

 

「絶対そんなんじゃないだろ」

 

「ハハハハハハ」

 

「あっこれマジのやつだ」

 

そして爆豪は天を見上げた後 歩き出した

 

 

 

「休み延長させて俺も」

 

「いや無理だろ」

 

「出久の3倍の速さで取ったらァァァ!!!!!!」

 

爆豪は走り出した 恐らく職員室に

 

「ほっとけ、どうせ無駄だし駄目だ」

 

「なになに何の話?」

 

「あっしんちゃん」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「買い出し付き合わせてごめんね」

 

「良いの良いの♪」

 

「今日は珍しく乗り気だな」

 

口田・常闇・野原の三人が外で買い出しをしていると

 

人混みがあった

 

「ん?なんか騒がしい?」

 

ダッ!

 

「おぉ~流石ヒーロー志望」

 

二人はすぐその場に駆けつけた

 

そこで目にしたのは何人かが取り押さえられてる光景だった

 

取り押さえているのは男の一般人達でヒーローでは無かった

 

「何があった?」

 

「強盗だよ!幸い男手が多かったからヒーローが来る前に取り押さえられたけど」

 

「僕たちは仮免ですがヒーロー免許を持っています」

 

「マジか!てか雄英じゃん!」

 

「良かった!」

 

「こいつ等も弱くてよかった」

 

そして気づく

 

「全員異形?」

 

口田がその言葉を口にすると

 

「違う!!お前と一緒にするな!!」

 

「化け物が!!死ね!!」

 

「!」

 

自分たちを見る目で察してしまった 取り押さえられた異形達は動物化ドリンクの被害者

 

そして異形差別主義者だと

 

その時

 

「うわっ!!」

 

「「!」」

 

取り押さえられたひとりが抜け出した

 

「どけぇ!!」

 

「しまっ!」

 

抜け出した男がナイフを振って逃げようとした このままでは人に当たる 攻撃を決めたその時

 

 

 

 

男の顔面に拳が炸裂した

 

 

「「!」」

 

「危ないでしょうが」

 

 

 

野原が男の顔をぶん殴り体ごと吹き飛んだ

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

彼等はヒーローに引き渡されたそして事情聴取が終わった後

 

 

「おっ帰り〜」

 

「またせてごめんねしんちゃん」

 

「遠慮なく〜」

 

「急いで帰るぞ皆がまってる」

 

「ホホ〜イ」

 

そして3人は雄英に戻った

 

校門をくぐり雄英の玄関正面を歩いていると

 

「お前ら無事か?」

 

相澤とプレゼント・マイクがいた

 

「お手柄だったな!」

 

「いや~照れますなぁ〜」

 

野原がいつもの仕草をすると

 

 

 

「、、、、、、、、、、」

 

 

 

 

「ン?相澤先生?」

 

 

 

相澤はじっと見ていた

 

 

 

「なになに?オラに見惚れた?」

 

 

 

いつもの言葉いつもの仕草

 

 

 

しかし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前誰だ?」

 

ザッザッザッザッザッザッザッザッザッ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

気がつけば野原はA組や教員に囲まれていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おやおや」

 

野原は周りを見渡すと

 

「オラがニセモノだってバレましたか〜」

 

 

 

自らの正体を明かした

 

 

「まじかよ、、、」

 

上鳴は信じられなかった

 

「俺も正直実感はねぇ」

 

瀬呂も同じだった

 

「だけどよく見ると空気が違う」

 

麗日が睨みつける

 

「オリジナルのうざさは体験済みだからな」

 

爆豪が肩を鳴らす

 

「お前はヴィランか?」

 

轟が口を開く

 

「何故野原さんの姿そっくりなのです?」

 

八百万も質問するがニセモノは意に介さない

 

 

 

 

 

「どこでバレたの?」

 

常闇と口田が答える

 

「野原は、、、悪人だろうと拳は使わない」

 

「殴る行為は彼の中ではよっぽどのことなんだと思う」

 

しんのすけは竹刀を人に当てることはあっても拳で顔を殴ることはしない 変な所で理性的だからだ

 

その事で違和感を持った二人は雄英に連絡していた

 

「あちゃ〜そこだったか〜」

 

今度は相澤とマイクが答える

 

「そして連絡を受けてお前を待ち構えていた」

 

「校長から聞いたら今日、野原はとある用事で雄英出てんだってよ」

 

「ニセモノが確定した以上捕獲するしか無いからな」

 

 

各々が臨戦態勢 その状況でニセモノは

 

 

 

 

「ん~~難しいですな〜〜」

 

オリジナルのように飄々としていた

 

「その顔は何だ、、、個性ではない」

 

相澤は抹消を使ってニセモノを見ていた しかし何も起こらなかった

 

「つまり素顔があれ!?」

 

「整形か!?」

 

一部が声を上げる

 

「ん~~どうだろ、、、一応素顔ではあるかな」

 

ニセモノは全く焦らない

 

「本当に仕草までそっくりだな」

 

「腹立つぜ!!さっさととっ捕まえるぞ!!」

 

爆豪が動こうとした時

 

「ブラックスター」

 

ニセモノが口を開いた

 

「「!?」」

 

障子と口田、そして一部の職員達が反応した

 

 

 

 

 

 

「野原しんのすけはスーパースターだからね、だからオラはブラックスター」

 

「動物化ドリンクをばら撒いたのはお前だったのか!?」

 

 

障子は眼の前にいる友のニセモノがブラックスターだということがわかり動揺した

 

 

「怪獣隊長ってのもあるけどね♡」

 

ニセモノは笑顔で話を続ける

 

 

 

 

 

「一つ答えろ」

 

障子が質問する

 

「何故、差別主義者たちを裁くようなまねをした?」

 

「おや?気に入ってもらえなかった?喜ばなかったの?全く?」

 

ニセモノは首を傾げて障子の反応を待つ

 

「、、、、、何も感じなかったといえば嘘になる、しかし、規模が大きすぎる、無関係な者たちもいたんじゃないのか?」

 

「おやおや、真面目さんですな〜」

 

「もう一度聞くぞ、何故こんな事を」

 

 

 

 

「最強」

 

「「「「!?」」」」

 

「それがオラのなりたいもの」

 

ニセモノは語りはじめた

 

「オラはね野原しんのすけこそが最強だと思ってるんだ」

 

「だからしんちゃんと同じ姿を?」

 

「厄介ファン?」

 

「いやどう見てもその次元じゃないだろ」

 

皆の反応を楽しみながらニセモノは語り続ける

 

「オラは最強になる」

 

「だったら俺の真似だろどう考えても」

 

「爆豪少し黙れ」

 

「そのためには野原しんのすけを超えるしか無い、、最強の上に立つ最強になるにはどうしたら良いのか考えて、、、ソレをやったんだよ」

 

ソレ、、、つまり今回の事件だった

 

「何故差別主義者を傷つけることが野原を超える事につながる!」

 

それは当然の疑問だった今回の事件異形ですら無い野原しんのすけと何の繋がりも見えない

 

意味がわからなかった

 

そしてその疑問にニセモノはすぐに答えた

 

「野原しんのすけには出来ないから」

 

「!」

 

「彼って変なところで理性的でしょ?だからブレーキのかかる事を、、野原しんのすけがやらないことをやってみたんだよ」

 

野原しんのすけはたとえ悪人だろうと不用意に人を傷つけることはしない

 

 

 

しかしニセモノはそれが出来る

 

「野原しんのすけは正義の味方、、、だけどやれることには限りがある、だから野原しんのすけを超えるすごい正義をやってみたんだよ」

 

 

 

 

 

ニセモノがやったことは誰かにとっては正義の裁きだったのかもしれない

 

しかし、ここにいるのはその正義を受け入れない者たち

 

「お前の正義を認めるわけには行かない」

 

全員が構えを取る

 

「やれやれ」

 

そしてニセモノが天を仰いだその時

 

 

 

 

ズズズズズズズズズズズズズズズズズズ!!!!!!

 

 

「「「「「!!?」」」」」

 

 

ニセモノの後ろに黒い渦が発生した

 

それはあまりにも見覚えがありすぎるものだった

 

「今日はここまでバイバイ」

 

ニセモノは黒い渦に飛び込む

 

それはワープゲートだと誰もが知っていた

 

そしてその奥に

 

ニセモノではない人影が見えた

 

 

 

「「白雲ーーー!!!!!!!」」

 

 

二人は叫んだ しかしその声は届かない

 

 

「それと最後に少し」

 

ニセモノがワープゲートに半分体を入れた所で止まる

 

「オラはブラックスターって名乗るから☆まぁすぐに知ることになるけど」

 

そして最後にこう言った

 

「帰ったらテレビつけてみなよ」

 

ニセモノが消えワープゲートも消えた

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

後にテレビを点けたものがその衝撃の事件を知ることになる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Iアイランドでの事件】

 

 

 

負傷者多数 建物被害有り ハッキング被害有り

 

 

また、この事件により

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄英関係者のひとりが意識不明の重体

 

 

 

 

 

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