そこは飛行機の中 大きくも小さくもない特別製の飛行機内でオールマイトとブラドキングそしてB組だけが乗っていた
I・アイランドに向かっている道中の事だった
「名前を忘れられてたぁ〜!?」
突如、鉄哲が叫んだその顔は驚愕をあらわにしており立ち上がっているのはびっくりしたからだろう
「どうした?」
「拳藤!しんちゃんがこいつ等の名前忘れてたって!」
鉄哲が指を差した先にいたのは四人の男達
B組常識人男子四天王と言われている四人だった
「なるほど四天王て感じで丸ごとで覚えてたから」
「しんちゃんらしいノコ」
「でもよ〜!一緒に巨大模型作ったのに名前忘れられるとか!!」
声を上げたのは泡瀬洋雪
彼は夏休みに同級の凡戸固次郎と巨大模型の計画を立てていた
それに割り込んできたのがしんのすけだった
「あれはねぇ〜楽しかったねぇ〜」
凡戸固次郎が回想に入る
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「色は緑にしようよ!」
「緑?」
そこは寮の後ろ側のスペースだった
作ろうとしてるのは巨大ロボットの模型
「何で緑なんだ?」
「、、、、、、、何でだろ?」
「別にいいよ〜」
しんのすけは思いのほかこだわっていた
中でもロケットパンチには並々ならぬこだわりを見せていた
そのためなら重いパーツも運んで細かな塗装作業も喜んでやっていた
「だから俺はくっつけるだけで飛ばすのは無理だって!」
「じゃあじゃあせめて浮かんでるようにしようよ!」
「どうやって!?」
「じゃあ僕がやろうか?セメダインを糸状にして手と体を固定するの」
「流石だぞ凡戸くん!」
「バランス崩して倒れないようにな!」
男同士だったがキャッキャッした時間だった
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「あんだけ楽しんどいて名前覚えてないとか!そんなのあるか!!?」
「それがアイツだよ」
いつの間にか近くに来ていた物間が話に入ってきた
「自分の天上天下な振る舞いを何が何でも自覚しない、、いや、自覚した所で絶対直す気のないやつだからな」
「流石しんちゃん専門家だな」
「何だよその汚名は!!!」
「汚名ってはっきりいったな」
ぶっちゃけしんのすけにいの一番に絡まれ彼をいなし彼に負けないために肉体強化をしている物間にその名前はぴったりだった
「あっ私もエピソードあるよ〜」
手を上げて声をかけてきたのは取蔭切奈
「なんか段ボール切っててさ〜」
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ジョキジョキ
「ん?」
B組寮のリビングでしんのすけが何やら真剣な表情で段ボールにハサミを入れていた
たまたま一緒だった柳レイ子と塩崎茨とともにソレを目撃した
「何やってんの?しんちゃん?」
「おぉ~ちょっと思い出したことがあって〜出来た!」
大きめの段ボール箱の蓋のところに何やら円状の切れ込みを入れていた
人の首をでも通せそうな穴が空いていた
そしてしんのすけは裏側を開けて穴に首を入れ
頭だけが段ボール箱から出ている状態になった後にこう言った
「さらし首」
ガクッ!!!
あまりにもくだらなすぎる工作だった
3人ともズッコケた
「塩崎ちゃんやってみてよ絶対似合う」
「ええ!?私がそんな罪を犯した代表のような刑に!!?」
「いいからいいから」
そしてカポンと音を立てて塩崎の頭が段ボール箱から出ている状態になった
「「「おぉ~」」」
3人は感心した
処刑された聖女、封印された姫、そんなたとえが浮かび上がる
「え?!え!!?そんなに罪人に見えますか!!?」
「目を閉じて茨」
「ハイ〜〜〜」
塩崎が涙目になりながら目を閉じた
その涙目が更にいい味を出した
「なんかゲームに出てきそう」
「茨の茨がなんかホラーゲーム的な雰囲気出してる」
「くっ!負けた!」
「何に張り合ってんのよ、、あっ私も出来るよリアルさらし首」
「取蔭のは生首でしょ」
取蔭は個性で首を浮かせて見た
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「そんで途中から誰が一番いいさらし首ができるかって雰囲気になって」
「何故か茨じゃなくて私が優勝した」
「すいませんレイ子さん」
第一回さらし首選手権優勝・柳レイ子
「本当に何をしてるんだ」
物間がツッコんだ
「じゃあ次は俺だな!」
手を上げたのは鉄哲
「おい待ていつからエピソード大会になった アイツのエピソードとか不快なんだが」
「しんちゃんと試合やったんだけどよ!」
「聞けよ鉄哲!!!」
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バチンバチンバチンバチンバチン!!!!
「くそっ!当たらねぇ!」
訓練室のリングの上で試合をしているのは竹刀を持ったしんのすけと個性の刃鋭を出している鎌切尖
鎌切尖は攻撃し続けているがしんのすけは全て竹刀で弾いていた
「ドレミのドーー!!!(バチィン!!)」
そしてしんのすけの一撃が入った
「参った!」
試合は一撃入ったほうが負けのルールだった
白兵戦向けの鎌切尖でもしんのすけを崩すことは出来なかった
「やるじゃねぇかしんちゃん!!」
そしてソレを見ていたのが鉄哲
そして一緒に近接の訓練をしていた庄田二連撃と宍田獣朗太だった
「やはりあの近接スキルは見事ですね庄田氏」
「そうだねプロボクサーでも彼に当てるのは難しいだろう 正直避けられるイメージしかわかない」
「次俺とやろうぜ!ルールは同じで!!」
「「!?」」
鉄哲の提案に驚愕した何故なら鉄哲の個性はスティールつまり頑丈さが取り柄の戦法、攻撃を受けて当然の戦い方になるからだ
一本勝負には不向き
「一撃入ったほうが負けのルールですぞ鉄哲氏!」
「おう!任せろ!!」
鉄哲の自信満々の顔に何やら秘策があるのではと考えたその時
「全力でよくみて根性で避ける!」
ぜんぜん秘策とかなかった鉄哲は鉄哲だった
「それに力を温存するためにも必要だろ!」
「「「!」」」
「力はヴィランと戦うのに取っといてそれ以外は避けて節約しないとな!」
しかし思ったよりも考えていた鉄哲だった
鉄哲がリングに上がりしんのすけが竹刀を構える
「根性で何発でも避けてやるぜ!!」
「ほうほうなるほど、、なら」
パッ
しんのすけは竹刀を手放した
「は?」
鉄哲が落ちる竹刀を見ていると
しんのすけは凄まじい速さでしゃがみ込み落下中の竹刀の柄を掴み
ドン!
そのまま突きをお見舞いした
「竹刀が地面につくよりも速く拾った!?そしてそのまま突き!?」
「なんという早業」
「しまったぁァァァ!!!!」
「ポテチが落ちて地面に付く前に拾うことが出来た時に思いついた、、、、、、なんだっけ技名?」
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「そういうわけで負けた!!」
「ちっ!才能に恵まれた暴君二号が」
「そう言うなよしんちゃん専門第一人者」
「汚名に汚名を重ねるな!!!!!」
「次はワタシのバンです!」
次は角取ポニー
「もしかしてあの時のエピソードか?」
反応したのは骨抜だった
「ん」
そして小大も反応した
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「コレがコウデス」
「あんがと角取」
骨抜が角取に英語を教えてもらっていた時だった
「いた!ポニーちゃん!」
「「ん?」」
そこにしんのすけと小大がやって来た
「この前のアニメのあれやろう!でかいパチンコで飛ぶやつ!!」
「ん」
しんのすけがいっていたのは角取とこの前見たアニメのワンシーン
巨大なパチンコで空を飛ぶシーンだった
「そりゃ小大の個性がアレばできるだろうけど危ないぞ」
「じゃあ骨抜くんが地面柔らかくして」
「いや俺今英語教わってて」
「ワクワク☆」
「角取はやりたそうだけど」
「オラもメキシコ語教えるから〜」
「今後のためにも、、、、え?しんちゃんメキシコ語できんの?」
「うん出来るよ多分前に住んでたんだと思う」
「、、、、、、、、しゃーねぇなちょっと付き合ってやるよ」
「センキュー!骨抜サン!」
「流石柔軟剤な男」
「柔軟」
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「適当に喋ってもらってスマホで翻訳したらまじでメキシコ語だったから驚いたぜ」
「ジャンボパチンコタノシカッタです!!」
「ん」
「何でアイツの有能エピソードまで聞かされなくちゃならないんだ!」
物間は顔をしかめた
「よっしゃ!次はボクだね!」
手を上げたのは吹出漫我
「しんちゃんの発想には驚かされるよ!!」
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その日吹出漫我はしんのすけに呼び出された
そしてしんのすけが真剣な顔をしていることからナニカ大きな事が起こるのでは?と思った時 しんのすけが口を開いた
「『うふ~ん』とか『あは~ん』とかを具現化すればお色気お姉さんが具現化するかもしれないからやってみて」
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「以上!」
「はやっ!!」
「ほぼ中身ねぇ!!!」
ピン・ポン・パン・ポン
『只今より着陸態勢に移ります』
「お前たち!シートベルトだ!!」
ブラドキングが確認していく
「とにかく今回の件はチャンスだI・アイランドの有能で権力のある大人に気に入られればA組に勝てる!!」
「将来のために気に入られろよ」
「どうせならしんちゃんもイッショガ良かったです」
「お土産買ってってやろうぜ」
そしてI・アイランドに着陸
B組の奮闘はここから始まる
「有能な大人にコイツラを売り込めばA組に勝てる!」
「先生もかよ!?」