「泡瀬洋雪、回原旋、小森希乃子、物間寧人、鱗飛竜」
「主にサポートアイテムを使っている子達だね」
そこはIアイランドのとあるテラスだった
時間はお昼時、オールマイトはブラドキングと食事をとりながら主にコスチュームやサポートアイテムの話をしていた
「B組は尖った個性が多いので同格の相手への正面衝突となれば心配なところがある」
ブラドキングはIアイランドで教え子たちになにかいいサポートアイテムがないのかを探させて模索させていた
「緑谷、爆豪、飯田、切島、尾白、砂藤・・・近接格闘向きな個性があるのはA組、、、対してこちらも鉄哲や拳藤や宍田がいて負けてはいませんがどうしても周りの状況で向き不向きが極端になってしまうことがある」
単純な増強個性は格闘、救援、避難、どれをとっても役に立つが活躍や行動が限られる個性も多くある ヒーローもまた競争社会、ライバルより強く目立たなくてはならない 故に足りないものを補うサポートアイテムもまた大事なピースだった
「柳のポルターガイストは道具ありきだが目立ったサポートアイテムは使っていない小大や黒色も似たようなもの」
「逆に塩崎くんや鉄哲くんのような個性だけで活躍できる子もいる」
塩崎は元々強力で汎用性が高くサポートアイテムはコスチュームくらい鉄哲は切島のように単純な力が売りのためこちらもコスチュームくらい
「だがもっと出来ることがあるはずだと最近は皆がサポートアイテムに関心を持っている」
「サポートアイテム頼りは推奨されないけど科学は進歩している事を私は身を以って知ったからね」
サポートアイテムと経験だけでオール・フォー・ワンと戦ったオールマイトだからこそその重要性に強い関心を持つ
「そして一番の原因は、、、、悔しながら奴です」
「野原少年」
そして始まりはしんのすけからだった
元々最初にしんのすけに接触したのはB組
捕まえようとしても捕まえられなかった
物間のブチュウウウウで頭が回らなかったがそれが落ち着いてくると『無個性相手に触れることすら出来なかった』その事実を重く受け止めた
個性ではなく人間の力で彼等はあの時負けたのだ
B組は個性ありきではなく人間の範囲でできることが沢山あると知ることが出来たのだ
「本来なら俺の役目だったが!いい課題が出来たことには感謝しておりとても複雑です!!」
できることなら自分が気づかせてやりたかったがうまい具合に彼等の成長に繋がっているためすんごい複雑な心境だった
「世界の技術が集まるこのIアイランドには彼等の成長を促すなにかがあるはず!」
「だから連れてきたんだね」
ブラドキングは複雑でもB組の担任だった
「彼等の成長も楽しみだよ」
オールマイトはそう思いながら食事を再開した
ーーーーーーーーーーーーーーー
「やはり思いつかない、、、私は未熟な思想思考です」
「何してんだ塩崎?」
「! 鉄哲さん」
自分にあうサポートアイテムを探しているが元々個性の汎用性が高くそれ故にいい案が思いつかないことに落ち込んでいた塩崎だったがそこに鉄哲が現れた
「塩崎にサポートアイテムのイメージはたしかにねぇな、、だが俺は思いついたぜ!」
「え?!」
「俺を強くする方法がよぉ!!」
「どういったものですか?」
自分と鉄哲は色々違うがなにかヒントになるのではと思い質問する塩崎
「しんちゃんのおかげだぜ!」
「しんちゃんさんの?」
それは『イレギュラー』を与える少年の影響
それ故の『進化』
「俺は、、、人間ホットプレートになる!!」
「え?」
ーーーーーーーーーー
それはとある日のこと
「俺拳ーーー!!」
「熱拳!」
鉄哲と轟が手合わせしていた時だった
「いい試合だったぜ!」
「あぁ、所で体大丈夫か?」
「どうってことねぇよ!」
鉄哲の身体は今轟の熱でチンてつになっていた
「男ならこの程度の」(ジュウウウウ)
「野原?」
「おわっ!!しんちゃん何してんだ!?」
突然背後にしんのすけが現れた
「マシュマロ焼いてる」
「はぁ!!?」
するとしんのすけの手には棒に刺さったマシュマロがあった 少し焦げているのはチンてつで焼いたからだろう
「(もぐもぐ)う〜んちょっと鉄臭いかな〜」
「おい!人の体で焼くなよ!ベタベタする!」
鉄哲が文句を言おうとすると
「だけどこれは鉄哲くんの良さなんじゃない?」
「は?」
するとしんのすけは芝居がかった口調で
「お腹が空いてる人に食べ物をあげる、、、お腹が空いてるのをどうにも出来ないで男と言えるのか」
「はっ!」
「君のホットプレートな体なら食べ物を料理できる!生で食べられないものを食べられる物に変えられる!君はお腹が空いてる人を救える!」
「たしかに!俺ならそれができる!」
「だから今後のためにも色々焼いてみよう!試そう!」
「おう!任せとけ!!」
チョロ哲だった しんのすけは色々焼いてみたかっただけだった
轟は置いてけぼりをくらった
ーーーーーーーーーーーー
「だからよぉ!!なんかこう身体にヒーターみたいなのを付けて自分からチンてつにするサポートアイテムが欲しいんだ!!戦闘でも役に立つぜ絶対!!」
経緯はさておき鉄哲なりに考えた案だった
「自分の特性を考えて、、、」
そして塩崎もそれをヒントに案を考える
どうなるかはまだわからない
ーーーーーーーーーーーーーー
「俺の空気凝固って、、、壊されがちじゃね?」
「「「、、、、、、、、」」」
「否定してくれよ!!」
道を歩くのはB組常識人四天王の四人
円場は自分の個性の心配をしていた
「お前らはサポートアイテムがあるからいいけど俺だけどうしたらいいのか」
泡瀬は溶接するもの 回原は指先の防具 鱗は鱗を飛ばす装置
四天王のうち円場だけが目立ったサポートアイテムを持っていない
すると泡瀬が喋りはじめた
「俺は近づかなきゃ個性は発動しないし遠距離攻撃にヤラれる事が多い A組と戦った時の耳郎の攻撃とかな、だから向き不向きはあるよな」
泡瀬は遠距離をどうにかしたいと思っていた
「円場と俺が組めばそれは解決なんだが」
「なんなら将来共同事務所でも立ち上げるか?」
すると今度は
「俺もどうにかしたいと思ってるよ、、、しんちゃんにこっぴどくやられたからな」
回原が話しはじめた
回原の個性は近距離の相手にダメージを食らわせることができるがしんのすけ相手だとうまくいかなかった
うまい具合に攻撃をかわされ最後はカンチョーされた
そこは回しようがなかったからだ
「だから遠距離じゃなくてもこう全体の動きをサポートするやつがアレばいいんだけどな、、、自分より身体能力が高い相手に個性だけじゃ対処できない」
彼等なりに悩みながら思考していく
ーーーーーーーーーーーーー
「黒色はサポートアイテム使わないノコ?」
「それを、、、探してるんだけど、、、なんでついてきて」
「一緒に回ろうかと☆」
「んグッ!!」
からかうようなそれでいて後光が見えるような笑顔に黒色の顔と胸は熱くなる
「私のシュッシューターはコレがベストだと思ってるけどもしもっと大きな、、、例えばタンク付きの水鉄砲とか背負えたら行けるかな〜って」
「だがそれだと重量で起動力が落ちる」
「そうなんだよね〜」
「俺の個性は黒に入れる、、、だけどそれに閉じ込められることもある」
「私が肩に黒いキノコはやしてそこに黒色が入ればそのまま移動できるノコ」
「そ、そうなんだが、、、」
二人はそう話しながら次に行くための事を話し合う
「考えてるのは例えば黒い鉄球があったとする 移動は転がればいいし耐熱とかもアレば危険な火災地帯でも周囲を捜索することができる」
「火災地帯か〜乾燥してるから苦手ノコ」
二人もヒーロー志望なのだから
ーーーーーーーーーーーーーー
「そう言えば物間はアーマードとか考えてるのか?」
拳藤が物間に質問する
身体を鍛え身体能力の向上に努めている彼だからこそそれが気になった
「、、、、、、、、、」
「ん?物間?」
反応がない物間に声を掛けると
「考えて入るが僕は自分の個性と力で証明したいんだよ」
理のためならためらいなく何でもする物間にとっては珍しい意地だった
「まぁ僕に目をつけた優秀な人がどうしてもって言うならやぶさかでも」
「もういいぞ物間」
ーーーーーーーーーーーーーー
「彼等も更に向こうへ行こうとしている」
「えぇ!そしていつか」
その時
ビーーービーーー
「「!?」」
島中に警報が鳴り響いた
『制御室に問題発生!至急ヒーローは急行せよ!!』
この島の中枢である制御室
それを聞いたブラドキングは
「俺も向かう!」
走り出した
「ブラドキング!」
オールマイトはその背中を見ていた
ーーーーーーーーーーーーー
「本番開始だね」
「あぁこいつの出番だ」
ヒエールとヘクソンそしてもうひとりも動き出す
制御室を制圧した3人は集まるヒーローを迎え撃つ
そして、、、
一人にほとんどがやられた