嵐を呼ぶ!!ヒロアカイレギュラーズ!!!   作:サイセンサイ

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それいけB組

 

ヒエール・ジョコマンの放送が終わった後は人々は飛行場に詰め寄った

 

この島の脱出手段はそれしかないからだ

 

大量の人が押し寄せれば必ず何らかの被害が出る

 

故に

 

「うおっ!荷物が小さく!」

 

「ん」

 

それに適したメンバーが割り当てられた

 

 

 

避難誘導チーム

 

泡瀬・小大・塩崎・取蔭・吹出・柳

 

 

 

泡瀬の溶接で荷物をまとめて

 

小大が小さくする

 

塩崎が人混みで倒れないように人と人の隙間に茨を通し防ぐ

 

取蔭はバラバラにして各地に散開してできることを

 

吹出の個性は割と汎用性が高く

 

柳のポルターガイストも物を運べる

 

 

研究員がほとんどのこの島で手ぶらで脱出出来ない人間は多くいた

 

故に彼等の個性は役に立った

 

しかし取蔭は残りを心配する

 

(ロボットは多分大丈夫!でもセントラルタワーのヴィランが心配!)

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「右角に二体!」

 

「よっしゃ!」

 

ズガン!という音の後ロボットが残骸となる

 

 

 

ロボット破壊チーム

 

回原・鎌切・黒色・宍田・庄田・骨抜

 

 

黒色が見つけ骨抜が沈める

 

残りの四人はロボットであるため遠慮なくに殺傷力のある技で仕留められる

 

柔軟な骨抜が指揮を取り確実に破壊していく

 

「頼んだぜ!物間!」

 

(無事でいてくれ小森)

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「ハーーーーハッハッハッハッ!!!」

 

その笑い声は空から響き渡っていた

 

 

「ついに来たぞ僕らがさらなる英雄となるチャンスが!」

 

彼等はホーン砲に乗り空を飛んでいた

 

 

 

ヴィラン対人チーム

 

拳藤・小森・角取・円場・鉄哲・凡戸・物間・鱗

 

 

 

角取ポニーが操れる角は4本しかし物間がコピーして8人の人間が空を飛んでいる

 

「近接戦の拳藤!鉄哲!鱗!遠距離持ちの小森!角取!サポートに適した円場!凡戸!そして僕!」

 

「おう!最強メンバーだぜ!」

 

画面に映った窓の光景からヴィランはセントラルタワーの最上階にいる可能性があるため空を飛んでいた

 

「油断すんなよヴィランは大量のヒーローを殲滅してるんだぞ」

 

拳藤が冷静な意見を述べる

 

「可愛くないからしたくないけどすぐに肺攻めスエヒロダケちゃんしたほうがいいノコ」

 

小森は息を呑む

 

「さぁ見えてきたぞ!セントラルタワー最上階!」

 

そして角操作によりタワーを駆け上がり

 

「B組伝説の始まりだぁ〜!!!!!」

 

対人チームが降り立った

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

考えるな!考えるな!考えるな!

 

オールマイトは車を運転してメリッサのもとに向かっていた

 

 

 

ヒエールから伝えられた衝撃の報告に頭を震わせながら

 

(そうならいいと何度も思った!お師匠も蘇っているのではと!しかし何故ヴィランが!?まさか捕まっている!!?お師匠が!?)

 

嫌なことばかり考えてしまう

 

報告を聞いた直後は手の震えが止まらなかった

 

走馬灯のように師匠との思い出が今なお頭を駆け巡る

 

それでも親友の娘を助けるためにそれを振り払う

 

(今はメリッサを!)

 

そしてメリッサの部屋の前に到着した

 

「おじさま!」

 

メリッサは脱出する寸前だった

 

最低下の荷物だけ持ってちょうど扉を開けた所だった

 

 

「早く車に!」

 

メリッサの安全を確保しようと急いで戻ろうとする

 

 

 

 

その時

 

 

 

 

ドォン!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

轟音が響き渡り土煙が舞う

 

何かが天井をぶち破ってきた

 

そしてそれを目にした

 

 

 

 

 

目にしてしまった

 

 

 

 

 

「あ、、、、あぁ!!!」

 

 

黒髪に筋肉質な身体 そして何度も見たあの顔

 

 

「お師匠!!!」

 

 

 

志村菜奈がそこにいた

 

 

 

オールマイトは涙を流しとっさに駆け寄る

 

 

 

 

 

 

そして殴り飛ばされた

 

 

ドゴン!!!

 

 

 

「おじさまーーー!!!」

 

殴り飛ばされ壁に激突したオールマイトにメリッサは駆け寄る

 

「お、、、お師匠?」

 

何故?その疑問が浮かんだ瞬間

 

「キャッ!」

 

志村菜奈はメリッサは抱える

 

「お師匠!何を!!?」

 

ドッ!

 

「うっ!」

 

メリッサは気絶させられた

 

 

 

フワッ

 

 

志村菜奈はメリッサを抱えたまま浮遊する

 

オールマイトは手を伸ばしたが

 

届かない

 

 

ただでさえ感情がぐちゃぐちゃなのにそんな行動を取られオールマイトは理解した

 

理解してしまった

 

お師匠は

 

志村菜奈は

 

 

 

 

 

 

洗脳されヴィランなっていると

 

信じたくない受け入れられない

 

だが志村菜奈は

 

そのままメリッサを連れ去ってしまった

 

 

 

 

「お師匠ーーーーーーーー!!!!!」

 

悲痛な叫びがこだまする涙が止まらないあんまりだと心が何度もいっている

 

世界のために人々のために命をかけてこの仕打ち尊厳を汚す行い

 

しかし怒りよりも悲しみが今は止まらない

 

会えたのにまた会えたのに本来なら二度と会えないはずなのに

 

話したいことも話してもらいたいこともたくさんあるのに

 

当たり前のことすら叶わないのかと身体以上に心が沈んでしまう

 

それはかつてないほどの

 

オール・フォー・ワンとの戦いですら感じたことがないほどの

 

身を引き裂く悲しみだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「あっ、、、ここは!」

 

「気がついたか」

 

メリッサは運ばれ制御室にいた

 

目の前には金髪で大柄な男

 

自分は拉致されたのだと理解した

 

そしてヘクソンはメリッサに質問した

 

「オールマイトがアーマードでオール・フォー・ワンと戦った時のデータはどこだ?後アーマードのデータもだ」

 

「!」

 

目の前の男の狙いはデータそれを理解した

 

あのデータは無個性の人間にあらゆる可能性を広げるもの

 

近い将来ヒーロー世界に大きく関わるものだとメリッサは理解していた

 

そしてそれを悪用しようとするものがでてくることも

 

メリッサは脱出する時にそのデータをUSBメモリに入れ

 

 

 

 

 

ポケットに入れていた

 

(これだけは奪わせない!)

 

 

 

 

彼女は覚悟を決める

 

たとえ痛めつけられようとも渡すまいと

 

取られるくらいなら破壊する

 

すでにバックアップは取ってある

 

故にメリッサは叫んだ

 

「絶対に言わない!」

 

「そうかポケットにちょうど入れていたか」

 

「、、、、え?」

 

しかし知らなかった

 

目の前の男は頭の中が読めると

 

「これだな」

 

「な!」

 

そしてメモリを奪われた

 

「バックアップをとっていて正解だったな 俺に奪われてもデータは手元に残る」

 

「何で、、それを、、、」

 

「色々手間が省けた、、、、後は待つだけだな」

 

「!」

 

ヴィランの狙いは他にもある!?

 

「俺を楽しませろよ雄英生」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

セントラルタワーを降りていく対人チームは広い場所にでた

 

使われていない広い空間に奴はいた

 

ルームの中央で座布団をしき正座していた

 

 

 

「あの時の忍者だな」

 

拳藤が声を掛ける

 

「どうもどうもわたくしヒエール・ジョコマンと申します」

 

その瞬間

 

ポコポコポコポコポコポコポコポコ!

 

 

そこら中がキノコまみれになった

 

「ヴィランには何もさせないノコ」

 

小森の個性ブッパだった

 

 

しかし

 

「生えない!?」

 

ヒエールの身体にキノコは生えなかった

 

「君たちのデータは見させてもらってるよ殺菌処理に弱いんでしょ?」

 

「対策済みか」

 

体育祭、決戦の動画、情報はどこからでも漏れる雄英生なら尚更だった

 

「ちなみに、、、、これにも殺菌処理してるんだよね」

 

 

 

 

 

ガチャガチャガチャガチャガチャ!!!

 

「「「「「!!?」」」」」

 

 

 

ヒエールを金属が包んだ

 

それは身体に巻き付き鎧のように形をなしていく

 

「外見はクレストロがモデル何だってオリジナル見たことないけど」

 

そして機械の怪物が完成した

 

リ・デストロがかつて使っていたサポートアイテムのクレストロの見た目であらゆる武器を装備したその姿はもはや怪物の外見だった

 

 

「オリジナルは個性を高めるためだったらしいけど僕のはゴリゴリのロボットバトル用だよ、、、簡単に死なないでね」

 

 

「よく喋るやつだな」

 

物間が呆れていると

 

 

 

「それは同感だ」

 

「「「「!?」」」」

 

 

後ろから男が近づいて来た

 

 

 

「俺はヘクソン、一応そいつの仲間だ」

 

「まぁひとりじゃないとは思ってたよ」

 

そして全員が構える

 

 

 

「カッコよく殺しちゃう」

 

「楽しませろ」

 

 

 

 

「行くぞB組!」

 

「「「「おう!!!」」」」

 

 

日本に突っ込み続けるIアイランドでその戦いは始まった

 

 

 

 

 

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