流す
受ける
かわす
それは目にもとまらぬ猛攻だった
ふたりの動きはそれだけ早かった
(俺と近接でここまでやるとは、しかもやつは武器のない素手で)
しんのすけは武器を持っていない
それでも刀の柄や腕に手をあてて攻撃を防いでいる
つまり超至近距離に常に刃物がある
(俺の個性で動きを止めればいいが強い警戒で予知されるそして一切の迷いなし)
ある意味ステインにとってしんのすけは厄介な相手だった
素のフィジカルも技術もある
そして刃物に全力で突っ込んでくる胆力もある
(それに時間もない)
ステインは車の女がマンダレイであることに気付いていた
マンダレイの個性は念話
すでに雄英高校に応援を呼んでいるだろう
これは短期決戦になる
そう考えている間に
しんのすけは路地裏に逃げる
ステインはそれを悪手だと思った
路地裏は自分がよくいる領域だからだ
しかし実際は違った
しんのすけは壁キックでステインの上を取った
「何!?」
そして背中に捕まった
ステインはすぐに振り落としたが
刀の鞘を取られた
「これなら、、、ふぅ~」
そして剣道の構えを取った
投げナイフは撃ち落とされた
刀は弾かれた
そして自分と同じ壁キックしながらの立体的な動き
(この男は周りに障害物があったほうが強い)
ステインはそう確信した
そして始まったのは鍔迫り合い
しんのすけは勘で
ステインは経験で
相手の攻撃を躱し打ち込みまた躱される
双方、決定打がなく決着が付かない
それで有利なのは
「しんちゃんーーーー!!!!」
「おぉデク君!!」
近くに雄英があるしんのすけだった
緑谷が駆けつけた
「本当にステイン!!なんで!!」
「、、、、時間切れだ」
ステインは立ち去ろうとしたとき
「ぐぅ!!(ドクン)」
「!」
「え?何?」
ステインが頭を抱えた
「クソ、、、誰かは知らないが、、、思い通りになどならん!!」
ステインはなにかに耐えているようだった
まるで操られるのを拒むように
そして衝撃的な変化が起きた
身体の一部が透け始めた
服はそのままに肉体の一部が幽霊のように透けていた
「えぇ!!もしかして幽霊だったの!!」
しんのすけはシンプルに怯えた
「かもしれんな、、、おい小僧」
「!!」
ステインが緑谷に目を向ける
「はっきりわかった、、、俺は生き返ったわけではない」
「!!?」
ステインが言葉を続ける
「恐らく俺は一時的に生きているに過ぎない、、、誰がこんなことをしているか知らんが、、、一応いっておく、、、確証はないが、、、感覚でわかる、、、蘇ったのは俺だけではない」
「どうゆうことだ!!ステイン!!」
「何らかの理由で仮初の命を与えられている、、、時間が来れば俺は消えるだろう、、、、そして、、、、声がずっと聞こえる、その男と戦えと」
「オラ!?」
「お前がキーマンであることに間違いはない」
そしてステインは逃亡した
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そしてその後国中が大騒ぎになる
『死者が次々と復活してる』
原因は不明