嵐を呼ぶ!!ヒロアカイレギュラーズ!!!   作:サイセンサイ

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disaster・晩餐会

 

「掃き溜めだね〜」

 

ブラックスターが周囲を見渡す

 

そこは彼らの地下施設

 

簡素な暗くて広い部屋に横長のテーブルがいくつか置かれ食べ物が乱雑に大量に置かれていた

 

脱獄したヴィラン達は人目も気にせず好きなものをガッツく

 

品も清潔感も無い男子の悪いが出ている空間をブラックスターは掃き溜めといった

 

しかし特別席だけは多少清潔だった

巨大な円卓のテーブルに厳選された者たちが座っていた

そこのテーブルだけちゃんとした白いクロスが敷かれナイフやフォークがキレイに並べられている不潔な他のテーブルとは違いそこだけは確かに【晩餐】と言える空気を作り出していた

 

「ならば俺は掃き溜めの鶴か、、、」

 

ジャスティス・ラブがナイフとフォークでステーキを口に運びながら反応する

 

「野郎が鶴を名乗んなよ気持ちわりぃ」

 

パラダイスキングが素手で揚げ物を食いながら嘲笑する

 

「「暗黒に竜ならわかるがな」」

 

パンを齧るアセ・ダク・ダーク

 

「掃き溜めのヒエール閣下」

 

お猪口で日本酒を飲むヒエール・ジョコマン

 

「え?じゃあオラも掃き溜め?」

 

ポテチを食べるブラックスター(ニセしんのすけ)

 

「なんなんだコイツ等」

 

そして【ろくぼす】に並ぶ者たちの一人外典がイラつきを言葉にする

 

「まぁ落ち着きなさい外典」

 

「リ・デストロ、、、、」

 

他のものよりいっそう上品な雰囲気を纏ったその男は最初の険悪な表情の鳴りを潜めワイングラスを片手に大人の顔をしていた

 

外典の左に座っているリ・デストロは今度は右のかつての部下に目を向ける

 

「お久しぶりですね」

 

元・異能解放軍幹部キュリオス

 

蘇ったかつての部下を見たときは流石のデストロも驚いた

 

「君にまた会えるとは思わなかったよ彼等から夢の中で死者の蘇りは聞いていたが」

 

「会えて嬉しいですよリ・デストロ!そしてこれから始まるんですね!!解放すら越えた変革が!!」

 

「、、、君そんなにテンション高かったっけ?」

 

「私が言うのもなんですが一度死んで色々な枷が外れています!!」

 

「本当にお前がいうことじゃない」

 

外典が呆れ顔でツッコんだ

 

 

「お主達よくもまぁこれだけのメンツを揃えたものじゃのう」

 

円卓にはドクターも同席していた

 

「お前のいっていた人手不足もこれで解消してやったぞ」

 

その隣にはスープを飲むヘクソンがいた

 

「リ・デストロの協力がアレば元デトネラット社の連中は【逆襲】の所属になるだろう」

 

科学技術派閥【逆襲】今はドクターが頭として機能している

 

ドクターは頭の良い人材を欲していた

 

「同盟だから所属というワードは困るね、ところでトランペットの居場所は?」  

 

デストロはかつての同士の居場所を尋ねる

 

「場所は割れているいつでも拉致できる」

 

ヘクソンは簡潔に答えるデストロはその後は何も言わなかった

 

「【ろくぼす】だかなんだか知らないがこんな奴らと手を組むなんて」

 

「落ち着きなよ外典ちゃ〜んゴロドロあげたでしょ〜」 

 

「助けてやったろう感謝しろよこのパラダイスキング様に」

 

「イヤ俺が地面をひっくり返してやったからだろう」

 

「ちっ!!」

 

外典は舌打ちした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「盛り上がってるとこ悪いけどよ〜こっちも忘れてもらっちゃ〜困るぜ」

 

円卓の三席

 

そこには脱獄時にはいなかった3人のうちの1人が話に入ってきた

 

「俺達、特殊工作派閥【悪夢】が事前準備やら何やらしてたからあんなにスムーズに行けたんだろうが」

 

彼等は構成員の中でもサポートが主役のチーム

しかしその雰囲気は確かにヴィランとしての風格を兼ね備えている

 

一人はスーツを着て黒い長髪オールバックの男

 

一人は三白眼の不気味な男

 

一人は身体がでかい女子プロレスラー風の女

 

 

 

 

彼等こそそう、、、、ブタの深爪

 

 

 

「ヒヅメだ!! 間違うんじゃねぇ!!」

 

ブラックスターがオリジナルの完コピボケを炸裂させた

 

 

チーム【ブタのヒヅメ】

 

「落ち着きなよおじさん、短気の短は足が短いの短だぞ」

 

バキュンバキュンバキュンバキュンバキュン!!!

 

コンプレックスである足の短さを聞いたことのない例えで突っ込まれ銃をぶっ放した

 

そして全部避けた

 

「なんでこんな奴の下についてんのかねぇ〜俺は!!!」

 

銃使いのバレル

 

「相変わらずどうやって避けてんだか」

 

肉体派の女戦士・ママ

 

「、、、、、、、、」

 

刃物使いのブレード

 

 

 

「なんだここはカルト教団かぁ、、、、」

 

外典は周りのキャラの濃さに頭が痛くなってきた

 

「短気ではあるが彼は比較的にまともなようだね」

 

リ・デストロは大人の対応力を見せる流石だった

 

 

 

「ところでヒューマライズのフレクト・ターンは?」

 

ドクターがおそらく同僚であるであろう男を探す

 

「馴れ合う気は無いそうだ」

 

ヘクソンが簡潔に答えた

 

 

 

 

「これから忙しくなるってのに」

 

バレルは愚痴りながら本題を切り出す

 

「これから俺達は世界を回る、、、そして世界の主要都市や重要施設、そして生産をになっている工場、工房を片っ端からぶっ壊す」

 

ドクターも口を開く

 

「ハッキングロボも使い電波をジャックして通信機器を儂らの私物もろともおしゃかにする、まぁ儂らは破壊だけすればいいだけじゃから小まめな連絡などいらんじゃろう、、、やらかしたやつは見捨てれば良い」

 

「そんで聞いときたいことがある」

 

ソレはバレルが一番聞いておきたいことだった

 

 

 

 

 

「誰が日本に残る?」

 

彼らの本拠地は日本

 

しかしろくぼすも含めて全てのヴィランが世界に飛び出す

 

では誰が本拠地の施設を守るのか

 

 

 

ろくぼすの一人がニヤリと笑ったその時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『ノコ』ギリで切ったら、大分『ノコ』った」

 

 

 

 

 

 

ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ

 

 

 

 

 

室内なのに風が吹いた 

 

とても冷たい風が

 

額から汗がタラリと流れる

 

目を引くつかせる

 

ここには世界的な強者しかいないのに

 

 

 

「フゥアハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!」

 

自分のダジャレで爆笑するブレードの声だけがその場に響いていた

 

 

 

 

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