嵐を呼ぶ!!ヒロアカイレギュラーズ!!!   作:サイセンサイ

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そっくりさん

 

「ドッペルゲンガー事件?」

 

『あぁもう数か月前から確認されとる珍事件や』

 

A組寮のリビング

 

パソコンを広げてファットガムとリモートしているのはインターン生の四人

 

切島鋭児郎・烈怒頼雄斗

 

鉄哲徹鐵・リアルスティール

 

芦戸三奈・PINKY

 

葉隠透・インビジブルガール

 

明日にもインターンを控え大阪に発つ四人だった

 

「ドッペルゲンガーってのは何だ?」

 

鉄哲が首を傾げる

 

「確か自分と全く同じ人間が現れるんだっけ?」

 

葉隠透が説明する

 

「自分と全く同じそっくりさんがちょくちょくあらわれるっちゅう事件や最初は個性のイタズラかと思うたんやけど何ヶ月も続いた上に実害がでてなぁ〜』

 

「実害!?」

 

『あぁとあるヒーロー事務所の職員がいつも通り出勤したら実はそいつニセモノやったって話や』

 

 

事件はこうだった

 

ファットガムの言った通りヒーロー事務所に職員のニセモノが入り込み盗みを働いた

 

それだけではなく事務所のデータにアクセスして地方の情報も盗まれたらしい

 

ヒーロー事務所の事件を発端に

 

突然この数日で百件以上も起こっている

 

『何ヶ月も実害が無かったのは入念な下調べのためやったんやろうな、、、市長やら政治家やらの家にも入られたそうや』

 

「百件って流石に多くない?」

 

『恐らくニセモノ、、そっくりさんは何らかの個性で作られた存在や、それもそれなりの数がおる、、動画送るから見てみぃ』

 

そしてパソコンの端に送られた動画を再生すると

 

 

 

一人の男がヒーローに押さえられていた

手錠をかけようとしたその時

男は暴れ出した

怪力系の個性のヒーローが頭を鷲掴みにして床に取り押さえた瞬間

衝撃の出来事が起こった

 

 

 

首が伸びたのだ

 

 

それも頭は怪力で床に押し付けられた状態で身体だけが飛び起きた首が伸びた状態で

恐らく無理やり身体を起こしたため伸びたものだと思われる

最初はソレを個性かと思ったが違った

そもそもそっくりさんは人間では無かったことが後でわかった

 

『身体がなんやもちのようなもので出来た非生物、、それがそっくりさんの正体や』

 

 

 

 

 

彼らは知る由もないソレは【別世界の技術・コンニャクローン】という名前であることは

 

 

 

 

 

 

「つまり殴ればわかるんだな!」

 

「イヤそれは最後の手段的なやつだろ」

 

「見た目じゃわからないの?」

 

『見た目は完全に人間で自律した行動もできとる、自分で考える頭があるぶんめんどくさいわぁ』

 

 

 

その後も話し合いは続いた

 

そして同時刻

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「ババンババンバンバ〜ン」

 

鼻歌交じりにしんのすけは訓練場にいた

 

すると

 

「ん?」

 

何かを感じた

 

それが何なのかしんのすけはすぐに知ることになる

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

『鉄哲くんはケガ大丈夫なんか?』

 

「おう!平気だぜ!あいつ等のぶんも頑張らねぇとな!!」

 

「おう!やってやろうぜ鉄哲!!」

 

「わぁ〜暑苦しい」

 

「いつも通りだ想像の域を出ない」

 

すると

 

 

 

ビーーーービーーーー

 

 

 

「「「「!?」」」」

 

『なんや!?そっちでサイレンなっとるんか!?』

 

 

雄英中に響き渡るサイレン

 

前にサルたちが大軍勢できた時以来の音だった

 

 

そして放送が響き渡る

 

 

『雄英高校に巨大な飛行物体が接近中!繰り返す!巨大な飛行物体が接近中!!』

 

ーーーーーーーーーー

 

戦えるものが臨戦態勢を取る

 

そして目視する上空にいる何かを

 

 

 

それは赤い身体に巨大な羽、恐竜を思わせるその存在の名は

 

 

ラドンおんせん

 

 

ブラックスターの怪獣の一匹

 

それが雄英高校に近づいてくる

 

そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラドンおんせんは雄英から放たれた遠距離攻撃にあっさりと沈黙した

 

 

人のいない場所に計算されて撃墜された

 

まだ誰も知る由もないがラドンおんせんは怪獣の中でも弱い部類

完全な捨て駒だったと誰も気づかなかった

 

そしてその背中に誰かが乗っていて駆けつけたときには既にいなかったことも

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「あんた誰?」

 

しんのすけの目の前には

 

 

 

「この世界で合うのは初めてだぞ」

 

顔をさらけ出したブラックスターがいた

 

 

オリジナルとニセモノの初めての邂逅だった

 

 

 

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