嵐を呼ぶ!!ヒロアカイレギュラーズ!!!   作:サイセンサイ

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能天気

 

「「「「着いたーーー!!!」」」」

 

駅前でインターンの四人は声を上げた

 

まずファットガム事務所に保護されたしんのすけを探した

 

大阪に転送されたことがわかりあろうことか【ストーン】まで奪われた事を知りすぐにでも帰ってくるように言われたが

 

しんのすけは断った 何故なら

 

 

 

  何かがある気がする ガレキ地区の時みたいに

 

 

しんのすけが最初にいたガレキ地区

そこと似た気配がするとしんのすけがリモートでいったのだ

実際あの始まりのガレキ地区の地下から研究所が見つかっているソレは急を要する事態のため雄英も仕方なくしんのすけがファットガム事務所に泊まることを許可した

 

そしてインターンの四人は当然様子を見てくるように頼まれた

 

「まさかこんなことになるとはな」

 

「大丈夫だろ!しんちゃんなら!」

 

「リモートで見た感じ全然余裕そうだったし」

 

「まぁしんちゃんだし」

 

そんな風にしていると

 

後ろから誰かが近づいてきた

 

 

 

そして

 

 

ジャキ

 

「「「「!」」」」

 

「動くな」

 

後ろからきた男は銃を構えてそういった

 

芦戸の背中に銃を押し付けた男の他にも四〜五人の男が全員を囲んだ

 

何者だ!?

ヴィランか!?

まさかしんちゃんのストーンを奪った奴ら!?

そんな考えが頭をよぎる

 

「なにもんだ!!」

 

そして全員が戦闘態勢に入ろうとした時

 

 

 

「その手を離しなキンピラ!!」

 

「「「「!?」」」」

 

 

大声に四人が振り返る

 

 

 

 

そこには黒いスーツに黒いサングラスをかけ何故かライフルを持ったしんのすけが居た

 

「キンピラじゃなくてチンピラやで!!」

 

その隣りに黒いサングラスをかけたファットガムもいた

 

「「「「なんで!!!?」」」」

 

 

そしてパンパンという発砲音が響き四人はそこを一旦離れる

 

男たちは発砲音を何発も炸裂させながら近づいてくる

 

そしてしんのすけが息を整え

 

ライフルを構えた 

 

そして発砲

 

 

銃口から

 

 

【ようこそ歓迎♡ファットガム事務所☆】

 

 

 

 

 

というメッセージの垂れ幕が出てきた

 

「「「「「「かんげ〜〜〜い!!!!!」」」」」

 

 

 

 

 

囲んできた男たちは紙吹雪を撒いた

 

 

四人はズッコケた

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

「フラッシュモブみたいなもんやちゃんと許可は取っとるで」

 

ファットガムは説明した

 

「本当にびっくりしたわ!!」

 

撒いてしまった紙吹雪を片付けて全員が車で事務所に向かう

 

 

「しんちゃんがすばらしい提案をしてきてな〜あんなおもろいのやりたなるやろ!」

 

「やっぱりしんちゃんの案だった!」

 

「イヤ〜それほどでも〜」

 

【ストーン】を奪われたとしてもいつも通りのしんのすけに四人は安心した

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「お久しぶりです!!天喰先輩!!」

 

「ち、近い!」

 

天喰は近い距離での大声に気圧される

 

「環くんも参加してくれればよかったのに〜」

 

しんのすけは唇を尖らせてそういうと天喰は首を高速で往復させた

 

「あんなの無理だっ!絶対にっ!心臓どころか身体がバクバク言ってるっ!絶対何回か死ぬっ!」

 

「スゴイこと出来るのに〜」

 

「環としんちゃん相性えぇな〜」

 

「どこをどう見ればそう見えるんだファット!!?」

 

「環くんには【ギターを背負った渡り鳥・さすらいのダンディ環】をやってもらおうと思ったのに」

 

「俺を地獄に落とす気か!?」

 

(((((めっちゃ見たい)))))

 

「実は海賊バージョンも考えてて」

 

「海賊バージョン!!?」

 

「皆が悪の海賊に絡まれててそこを通りかかったオラの【正義の海賊ノハーラ・イッケメン】が」

 

「海賊はみんな犯罪者だぞっ!」

 

「環くんには【海賊王ターマキ・S・イーター】をやらせてあげるから♡」

 

(((((めっちゃ見たい!)))))

 

 

「無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ」

 

「ねじれちゃんも呼んで海の女王様そして海賊王の奥さん【ネジレンティス・フッシギー】をやってもらおうよ☆」

 

「誰か海に沈めてくれ!!!!!」

 

 

 

 

(((((本当に相性がいい)))))

 

 

アクセルをベタ踏みする男とブレーキをベタ踏みする男

 

正反対だが見てる分にはとても楽しかった

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

そして日々は何事もなく過ぎていった

 

インターン生は現場を学びしんのすけは警察と協力して気になる場所を探し

 

インターン生が帰ってきたときにはしんのすけは特性焼きそばを作り天喰にダンディ白スーツを着せようとして一悶着あったり

 

小さな小競り合いこそあったが平和な数日が続いた

 

だがドッペルゲンガーもストーンの問題も進展しなかった

 

 

それでもしんのすけはいつも通りのマイペースだった

 

 

「、、、、、、、、」

 

そんなしんのすけを天喰はいつも見ていた

 

 

ーーーーーーーーーー

 

「体育祭の時もおもったけど君は強いな」

 

「お?」

 

 

時刻は夜 事務所のリビングのソファーで横になっていたしんのすけは仕事終わりの天喰に話しかけられた

 

「ミリオと似てる、、同じ属性というか」

 

「ミリオくん面白かったな〜また【千手観音】したいな〜あ!ソレは環くんでもできそう!」

 

「やめてくれ」

 

「ケチ〜」

 

「、、、君は記憶喪失何だろ?」

 

ソレはしんのすけ本人は特に気にはしていないが他人にとってはデリケートな話 天喰はそれなりの勇気でその話を切り出した

 

「不躾ですまない、、けど俺はそうなったらと思うと怖くて自分を保てない、、君はなんでそんなに強いんだい?」

 

記憶が無い ソレは経験したことのない人間にとっては想像すらしたくない恐怖 だがソレを微塵も感じないしんのすけはどう思ってるのかどうしても聞きたくなった

 

「ん〜〜オラもよくわかんない」

 

「、、、そうなのか、、、」

 

「朝はメイドが起こしにきて〜」

 

「え?」

 

「そんで用意されたトーストにジャムとバターを塗って後ろでなんかこうオペラ的なバイオリンの音を聞きながら」

 

「まってくれ」

 

「紅茶を飲んでデザートのパフェをメイドさんにあ~んしてもらって」

 

「まってくれ!!」

 

「たくさんの羊、、じゃなくて執事に見守られながらバイオリンや英語のお稽古をする毎日」

 

(多分絶対違う!!!!)

 

「ならいいな〜って思ってたけど」

 

「え?」

 

「それじゃない」

 

そしてしんのすけの雰囲気が変わった

 

「おバカでお下品、、後ケチ臭い?なイメージが湧いてくる」

 

それは子どものようで

 

「喧嘩もあるけど、、、愛はあるってわかる、、首元がアァーって痒くなるけど」

 

大人のようで

 

「そんな、、、家族」

 

とても和やかな

 

「君!記憶が!!」

 

「まだ思い出せないよ?けどね」

 

力強い意志を感じた

 

「大事ってのはだいぶん前から思い出してる 全部忘れたわけじゃないから環くんがいうほどオラ強いわけじゃないと思うぞ?」

 

「、、、やっぱり君は強いよ」

 

そしてその強さは周りを巻き込む強さだ

 

きっと彼のこんなところに救われた人がいる

 

自分もミリオの強さに救われたからわかる

 

きっと彼を尊敬し助けたいと思う人達がたくさんいる

 

 

 

天喰はある意味正解に近づいていた

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「そんじゃそろそろやりますか」

 

プルルル

 

「ン?電話?」

 

端末からの連絡 ヘクソンからだった

 

「オラ今忙しいんだけど〜【夢の中】で話さない?」

 

『やはり気づいてなかったか』

 

「え?」

 

 

『夢の中に入れない』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?」

 

『恐らく、、、何らかの【妨害】もしくは【干渉】を受けている』

 

「!」

 

『お前もわかるだろうこんな事ができるのは夢の中を認識している人間』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ユメミーワールドを知る別世界の存在だ

 

 

 

 

 

 

 

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