ぼうけんのはじまり
「検査の結果、全員異常無し」
リカバリーガールがカルテを見ながらそう告げた
「つまりただ起きない、と?」
「あぁそれだけだ」
緑谷、飯田、轟、切島、八百万、爆撃、蛙吹、角取
以上のメンバーが眠ったまま
「蛙吹くんと角取くんが眠っているから野原くん関係である可能性が高いね」
「全くトラブルメーカーなやつだよ」
「しかし未知のなにかであることは確定している一応都内の病院でも検査してもらうのさ」
「だったら最初からやればいいだろ?」
「野原くん関係は極力隠したくてね」
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「というわけで今日にもみんなが都内の病院で検査することになった」
A組の壇上で瀬呂範太が皆に伝えた
「「「「何で瀬呂が?」」」」
「俺だって不本意よ!!」
指揮を執るメンバーが軒並み眠ってしまいなし崩し的に瀬呂が委員長代わりになってしまった
「まぁ残りのメンバーで消去法したらあとはなんとなくで瀬呂って感じか」
「耳郎とかは!?委員長決める時【ウチも】っていってたろ!?」
「今さらこのメンバーをまとめられる気しない」
「俺だってそうよ!早く目覚めて!!」
器用であるために貧乏くじを引いた瀬呂だった
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「あれあれ!?どうしてA組がここにいるのかな!?入院!?B組より優秀なはずなのにアレレレレ!!!!?」
ビシッ ガクッ
「ごめんな〜」
その病院には物間たちも入院しておりちょうど退院時だった
しかし
「重症のブラド先生はまだ目覚めずか、、、」
Iアイランドの事件で最も重症をおったブラドキングは今だ目が覚めなかった
「どうなんだよ?先生」
「なんとも言えんただ命に別状がないのは確かだ」
眠っているメンバーの為に病院に来たのは相澤、瀬呂そして峰田の3人
ちなみに峰田は瀬呂が強引に連れてきた
「プレッシャー強いんよ」
「仮なんだから気楽にやれよ」
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そしてそれは起こった
ピカッ!!!
「え!?」
看護師が異変に気づく
眠っている一人 野原しんのすけの私物から光が出たからだ
それは【ストーン】
光ったストーンは形をなしていく
それはとても小さかった
二足歩行の人型かとおもれば動物の耳にデカい鼻
そして姿を現したのは
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ビーーービーーーー
ヴィラン発生!!ヴィラン発生!!
「「!!?」」
外からのサイレンに二人は病院の窓から身を乗り出す
少し先が騒ぎになっている
「瀬呂!運べ!」
「あいよ!」
瀬呂がテープで峰田を掴んでそのまま急行した
「来るんじゃねぇ!!潰すぞ!!!」
その男はコンビニ強盗だった
デカいガタイに怖い顔わかりやすいくらいに悪役の顔だった
更には個性で更に体をデカくしている
「だいぶん興奮してるぞ」
「オイラがモギモギで止めるから瀬呂は」
二人はヒーローよりも先に現場に駆けつけた
つまり現場には巨大化個性のヴィランと仮免持ち二人そして数人のギャラリー
「被害だす前に止めんぞ!」
「おう!」
その時
「まちたまえ」
「「「!?」」」
二人がヴィランがギャラリーがその声を聞いた
そして声の方に首を向けるとそこにいたのは
立っている豚だった
全員がハテナを浮かべる 異形だとしても小さすぎるからだ
その豚は半裸で下にはズボンそして腰には刀のようなものも着けている
両手には爪があり顔と同じ豚の物
だが豚は誰よりも堂々としていた
「救いのヒーロー・ぶりぶりざえもん参上!」
「ぶり、、なんて!!?」
「ヒーローなのか!?」
「いやでもなんか違うような」
「歩いていくぞ!」
その男、ぶりぶりざえもんと名乗った男は巨大化男の前に立つ
「一つ聞こう大男」
「な!なんだよ!!!」
あまりの堂々とした振る舞いに巨大化男はたじろぐ
「そのカバンに入っているのはコンビニの金か?」
ぶりぶりざえもんは巨大化男のカバンを指さした
「だ!だったらなんだよ!!?」
そしてぶりぶりざえもんは刀を抜く
なにかが起こると直感して皆が厳戒態勢に入ったその時
「さぁ!どっからでもかかってこい!!!」
巨大化男に背を向けて二人に向かって刀を向けた
まるで自分はこっち側だとでもいいたげに
ヒュウウウウウウウウウウ
冷たい風が吹いた
「ここを乗り切ってその金は山分けといこうか兄弟」
あまりの白々しさに全員がゴミを見る目でその豚を見た
「さぁいこうか兄弟!目の前の二人をぶっ飛グハッ!!!」
ぶりぶりざえもんは蹴飛ばされた
ズザザと音がなり前にスライディングした
「こ!こんな屈辱は初めてだ!この裏切り者め!」
「何なんだお前は!!!」
「何だとは何だ!?私はただ!常に強いものの味方であるだけだ!!」
「えぇ~」
巨大化男が引いていると
瀬呂のテープと峰田のモギモギが巨大化男をあっという間に拘束した
そして
「フッはっはっはっ我ら3人の連携の前に敗れ去ったな悪党め!!」
ぶりぶりざえもんは大声で笑った
「フッはっはっはっグバッ!!!!!!」
「あ、わり」
峰田の無意識のドロップキックが顔面に炸裂した
「とりあえず銃刀法違反でしょっぴくぞ」
「待て!これは刀ではない!千歳飴だ!」
「ヴィランの仲間っていってたじゃん」
「私は常に強いものの味方だお前たちのほうが強いと知っていればクソ!!」
ぶりぶりざえもんは本気で後悔していた
そして舞台は雄英高校に続く