「そんで連れ帰ってきたのがその豚か」
「救いのヒーロー・ぶりぶりざえもんだ!」
A組の教室で壇上に立って名乗るのは彼だった
「しんちゃんのストーンが変化した姿か」
「まぁしんちゃんだしな〜」
「ここまで来るまでに結構なことやってんのよコイツ」
「えぇ~なにやったの?」
そして始まるのはぶりぶりざえもんが教室に来るまでの出来事
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「つまりそいつは野原のストーンが変化した豚だと」
「そうみたいです」
瀬呂の証言と看護師の証言から本物だと確信
相澤は頭を押さえた
「そんで何でぐるぐる巻きなんだ」
ぶりぶりざえもんは今自分が持っていた千歳飴にくくりつけられる形で拘束されていた
さながら吊るされた獲物だったそのまま火炙りができる
「看護師のスカート覗こうとしたんで俺と峰田でぶん殴って止めました」
「全くふてぇ野郎だ!!」
((お前が言うことかよ))
似たような醜態を晒し続けてるのに何なんだと思った
そして雄英へ帰っていった
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雄英高校・校長室
「私が校長の根津さ」
「何だこれは?ネズミが二足歩行をして喋っているぞ」
「お前が言うな」
「そんな状態で良く言えるな」
ぶりぶりざえもんは今も原始人に捕まった動物のように縛られていた
「私のホテルはどこだ?とりあえずキングサイズベッドとジャグジーのあるベランダと最高級ワインとメイドを10人ほど」
「おら!」
「ブビッ!!!」
峰田の身長なら調度ぶりぶりざえもんのケツを蹴り上げるのに最適だった
「ふてぶてしいのは野原ににてんなぁ〜」
「あんな子どもと一緒にするな!私のほうがご立派だ!!」
「ん?」
その時 相澤が気づく
「お前は野原の事をどこまで知ってる?」
「あ?」
ぶりぶりざえもんは野原のストーンから生まれた
ならばしんのすけの事はどこまで知ってるのかを知らなければ
「あいつのことは何でも知ってるぞ お前らの事も知ってる」
「野原と記憶を共有してるってことか」
「私に及ばないまだまだ未熟者だ お助けしてあげねばな」
「前半はそうか?と思うが後半はそうだな」
「そうと分かれば今月のしんのすけの小遣いを寄越せ私が管理してやる」
「お前にだけは絶対だめだろ」
「こんな付き合いの浅さでよくもそんな暴言がはけるな!!」
「うちには暴言の申し子がいるからな」
「あぁあのいつもキレてるイカシュウマイ頭か」
「「ぶふっ!」」
「確か母親は美人だったなよし案内しろしんのすけの無礼の詫びも兼ねてディナーに誘って」
「させるか」
「ムギュ!!!」
ぶりぶりざえもんは縛られたまま校長室を後にした
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「うん この子には何も感じないわね?」
そこは特別室 大きなソファーを前に対面するのは部屋の主
ミッドナイトの部屋だった
しんのすけに近づけば頭の中の声で乗っ取られそうになるため一応隔離の形を取っている
ぶりぶりざえもんはどうなのかと面会させたが結果は何もなかった
「あれ?あいつは?」
瀬呂がぶりぶりざえもんがいないことに気づく
相澤も周りを見渡すと
パシャッ
ミッドナイトの足元から聞こえてきたのはシャッター音
ソファーの下を見ると
「この美人女教師の足の写真を出版社に持っていけば高く売れるぜ」
「おいオイラのスマホだてか犯罪だオイラに見せろ」
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「ていうことがあった」
「だから峰田はもうミイラになってんのか」
教室の隅で拘束されてボコボコにされた峰田が気絶していた
「ていうかそういう感じなんだ」
「しんちゃんのストーンから生まれたのに、、、」
「というかその豚は女子高生も範囲内か」
「しんちゃんのストーンから出てきたのに」
皆が好き勝手にいっていると
「おい!私を無視するなコラ!」
名乗りを無視されぶりぶりざえもんはキレた
「というわけで何を救ってほしい?お助け料1おくまん円ローンも可」
「あ、今のはしんちゃんっぽい」
「ていうか強いの?」
「ふん、何をいうかと思えば素手で戦えば世界最強のこの私の強さを疑うとは」
「峰田の身体能力でボロ負けするレベルだ」
「おい!モブ顔!」
「誰がモブ顔だ!!」
「つまり弱いと」
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雄英高校・食堂
「ずいぶん苦労しているじゃないA組〜」
「退院早々物間が来たよ」
「何だこの気味悪い男は?」
「雄英の負の面だよ〜」
Iアイランドで入院していた者達もブラドキング以外は退院
あとは眠っているメンバーが目覚めればA組B組が揃う
「今はあいつも眠っているようだけどまぁいい!敗北を乗り越え僕は強くなった!もう負けはしない!」
今、物間は退院したばかりでまだ身体に包帯を巻いている
「仕方ない私が追い払ってやろう」
それを見てぶりぶりざえもんは前に出る
怪我した相手なら勝てるとクズな考えで動いた
そんなぶりぶりざえもんを見て物間は
「拳藤コピーだ」
「え?おう」
拳藤の個性『大拳』をコピーしてそれを振りかぶる
「元の鍛えた筋力も相まってお前は粉々に」
「オラかかってこいA組!」
ぶりぶりざえもんは物間に付くようにA組を指さした
ヒュウウウウウウウウウウウウウウ
室内なのに何故か風が吹いた
「さてさて私がやっつけてやるから安心しろブガッ!!!」
物間に蹴飛ばされた
「おっと」
近くにいた耳郎が飛んでくるぶりぶりざえもんを避けた
そして壁に激突
「ぐぬぬ!貴様!よくも裏切ったな!!」
「何だこの頭の悪い生き物は?」
「お前も!受け止める優しさはないのか!」
「あっごめん」
「その胸で受け止め、、、、」
「ん?」
「壁にぶつかるのと同じかギャアアアアア!!!!」
「死ね!!!」
耳郎の本気攻撃がぶりぶりざえもんを襲った
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「全くなんて女だ私の美しい顔が傷つくかと思ったぞ」
「死ね」
「耳郎〜爆豪みたいになってるぞ〜」
「どうせならミッドナイトにやられたかった」
「変態じゃねぇか」
一同は食事を食べている
ぶりぶりざえもんは明らかに一番高そうなステーキ(牛)を頼んでいた
「これ豚だったらどうなったんだろうな?」
上鳴が疑問を口にした
「喰うかバカが!」
「あ、そこは気にするんだ」
「バツとしてお前のスパゲッティ寄越せ」
「まだ食うのかよ!?」
上鳴は今イカとかタコとかが入ったスパゲッティを食べていた
「ホラ私のステーキちょっと食っていいから」
「え!いいのかよ!」
上鳴は何だいいやつじゃん!と言った
そして二人は皿を交換
バクバクバクバクバクバクバクバクバクバク!!!!
「「「「あ」」」」
交換した瞬間に咀嚼音が響いた
上鳴は気づいていない
「ホラ交換」
「え!もうかよ〜まだちょっとしか食ってねぇよ」
そして上鳴が戻ってきた自分のスパゲッティを見ると
「、、、イカとかタコが無い?、、、あ!」
バクバクバクバクバクバクバクバク!!!!!
「てめぇ!俺のシーフード!!」
上鳴はぶりぶりざえもんが高速でシーフードを食べたのだと気づいた瞬間
「ごちそうさま」
「あぁ~!!!ステーキ全部食った!!!」
ぶりぶりざえもんはちゃっかり自分のステーキを完食した
「どう食おうが私の勝手だ馬鹿め」
「コノヤロ〜〜!!!!」
耳郎はなんて低レベルな争い何だと思った
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A組寮
「今日はあいつに振り回された1日だったな」
「ぶりぶりざえもんな」
「間違いなくしんちゃんのネーミングセンスだよな」
「んじゃおやすみ〜」
それぞれが部屋に行き就寝につく
のだが
「あした数学だっけ〜」
芦戸が寝ようと掛け布団をめくると
「マンマ・ミーア♡」
「ぎゃああああああああああああ!!!!!」
A組寮が震え 全員が芦戸の部屋に集まった
たんこぶまみれにされたぶりぶりざえもんがいた
「この野郎!動物の特権を利用しやがって!!!」
「そういう話じゃねぇだろ」
「アンタ調子乗りすぎ」
「心配するな小さすぎて心配になる奴には興味ない」
「死ね!!!!!!!」
「いやぁ~!ケダモノ〜!」
「ケダモノはてめぇだァァァァァ!!!!!」
室内で個性を乱発しようとして皆に止められた耳郎だった
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翌朝
「全くほんのアメリカンジョークなのに」
「そこのあなた!」
「ん?」
そこにいたのは胸の大きい美少女
ぶりぶりざえもんは即座に外面を整え
「何でしょうかレディ☆」
「野原さんのストーンから生まれたのでしょうこちらです!」
「フッ積極的なレディだぜ」
「おい助けろ!」
「あ?」
「危ない発明女から逃げてきたんだ!なにがしんのすけ代わりだ!このままでチャーシューにされる!高いラーメンの具にされる!」
「お前はせいぜい安いラーメンの具だろ」