『我が国の経済的損失は』
『もはや通話も出来ないんだ』
『デマが大量に出回っており』
『奴らは刑務所を襲っては囚人を解放して』
『軍は軍ごと叩き潰されヴィランが増え続けている』
『水が配給になった』『粉ミルクが至急必要です!』
『水道管が根こそぎ抉られたんだ』
『ヒューマライズの信者たちが次々と事件を』
『電気が不足してるんだよ!』
『壊された町には盗みが多発しており』
『あいつ等は狙う所を自ら公表している』
『お陰で避難は出来るが便乗したヴィランが大量に』
『人は助かるのに物資だけが不足していて』
『正直、人が減ってくれれば』
『自警団が次々と』『1999年ってどんな食べ物が?』
『日本の再来だ』『牧場が襲われた』
『山での密猟が頻発しており』
『食べ盛りにはタンパク質が必要なのよ!』
『闇市があちこちに』『正直助かってる』
『ヒーローも闇市を無視してる状況だよな』
『サポートアイテムの会社も狙われていて』
『素材のレアメタルが採れる場所が爆撃されたんだ』
『ドラゴンが出たって目撃情報が』
『今の技術で成り立っている医療、建築、生産、その全てが本当に対象だとしたら』
『今なら助けられる薬があるのに作れない』
『むやみに建物すら作れない』
『食料は生産できるのに衛生的に法律が』
『20世紀計画は1999年に生きる人間を今の人間にする』
『そして長い月日が経って法律もいろいろ変わった』
『今の法律すら危機を作り出しています』
『局長は家族と一緒に雲隠れを』
『狙いは科学者だとはっきり言われてましたからね』
『国の中枢で暗殺が』
『日本ではヒーローがふるいに掛けられました』
『今度は科学者や政治家がそれにかけられている』
『ヒーローも国家の所属です上がごたついてしまえば』
『ヒーロー担ったものは戦闘で傷つく覚悟を大なり小なりしています』
『しかし、科学者や政治家はそれとは違う』
『団結が必要な時に自分だけが助かろうとする者たちが内部で争っている』
報道されるのは世界の傷
もはや被害が更新され続ける状況に一部の者達は既に無関心だが彼らはそうはいかない
前は日本で同じことが起こったが今度は世界規模
簡単な理屈
人が多ければ多いほど問題が出てくる
対して向こうの戦力は人数は揃えているだろうが地球規模のから見れば圧倒的少数だろう
しかし少数の方が問題は起きにくい
過労というディスアドバンテージがあるが彼らは遊び感覚でやっているため無理などしていない
ストレスが溜まったら大人しく隠れる
それが悪のアドバンテージ
その悪は、遊びで世界を相手取れるほどに強大
だが世界にも数というアドバンテージが有る
【トリガー・ボム】の工場が見つかった
ヒューマライズの者達も捕まった
これ以上トリガー・ボムは作られない
それは良かった
だが
既に大量に持ち出されていた
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「まったく工場を放棄しおって」
とある場所にいるのはフレクト・ターン
ヒューマライズの教祖にしてトリガー・ボムの元凶
「仕方ないだろ流石に物量が過ぎた」
そこにはバレルもいた
「ユメミーワールドも今は使えないこれで本格的に使えなくなったら方針変更」
大規模なテロを止めて
科学者の狩りに全力を注ぐ
「それで【経過】は?」
「あぁ~【続々と集まってるぜ】」
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「動物化ドリンクが世界で取引されている?」
「えぇ」
雄英高校・校長室
そこには根津とホークス(ドリンクで鷹version)がいた
「俺も服用しているこのドリンクは実質日本でしか出回っていない」
「あぁもし20世紀計画がなかったらそれ自体がニュースになっているだろうね」
「こんな状況になったからこそこのドリンクの価値が上がっている」
動物化ドリンク
その真骨頂はどんな人間が飲んでも動物の力を手に入れられることにある
例えば無個性が飲めばそれは個性の代わりに
個性持ちが飲めば本来の個性に加えて動物の力も手に入る
そしてもう一つのドリンクで副作用もなくもとに戻れる
「力を求めた一般人がサポートアイテムを持つように今度はこれがその代わりになっている」
「あらゆる方法でこのドリンクが国外に持ち出されて力を求める者たちに出回っている」
「サポートアイテムの会社をヴィラン達は積極的に破壊している」
「間違いなく無関係ではない」
「そして極めつけは最近出回ったこの動画」
ホークスがパソコンを操作して見せたのは
『驚愕!動物化ドリンクにはDXもあった!』
ふざけた紹介文とともに流れた映像は【大阪でのマスキュラー戦】
動画では口頭の説明でマスキュラーのプロフィールと個性そして彼の飲んだドリンクが動物化ドリンクのDXであることをとにかく印象付けようとしている
他のブーストの薬は副作用で暴れる事があるがこのドリンクは動物の行動をしやすくなるくらいで【自我を失うわけでも身体に後遺症が残ることもない】
そして戦った者たちは顔がモザイクで隠されている
「個性を持たない無個性、戦力を強化したい軍にヒーロー、飲んで力を手に入れてとりあえず安心したい一般人」
「欲しがる人間はいくらでもいる」
「そしてそれだけの【大金】が動いているということだね」
ヴィランにとっても軍やヒーローの戦力アップを避けたいはず、それを配慮に入れていないということは
「そのドリンクが金になるんだな」
「あぁ、、、、ん?!」
「ちょっと貸してみろ」
「え?なんですかこの豚さん」
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「まったくこの私を追い出すとは生意気なネズミだ」
「怒られなかっただけマシだっての」
ぶりぶりざえもんを迎えに来た瀬呂は呆れていた
(早く目覚めてくれよ指揮を執ってくれるメンバ〜)
リーダー格が軒並み眠ってしまい貧乏くじを引いた瀬呂範太
「はぁ」
ため息を吐いた瞬間
何の前触れもなく
ビーーーーービーーーーー!!!!!
決戦が始まった
「またかよ!今度も怪獣じゃねぇだろうな!」
「なにぃ!怪獣!け!警察!110番!119番!いや!177番!」
「落ち着け!」
つい最近怪獣のラドンおんせんが特攻してきて侵入者が入ったばかり警備は強化されもはやネズミ一匹入れない状態
しかし現場は雄英ではなかった
狙われたのは【雄英バリアで繋がった他校】だった