巨大なロボットが巨大なドリルで雄英高校を襲撃している
そしてクニエダの花が大量に壁を乗り越え迎撃システムにやられながらも中にはいっていく
応戦するのは今残っている雄英高校の全員
彼らの真価が今問われる
「雄英を裏切り相手側に寝返ろう」
ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ!!!!!!
「ジョーク!ジョーク!アメリカンジョーク!!!」
生徒たちにストンピング攻撃を受ける豚を無視して
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周辺のヒーローは雄英周辺の住民の避難を優先
それを知ってか知らずかクニエダの軍隊は雄英だけに一極集中していた
残った職員 雄英生が花の軍隊を相手取る
だが一番の問題はモグラロボット
今は防壁で足止めをしているが壊されれば侵入される
モグラロボットは高圧電流にマグマすら耐える強力な鋼鉄の装甲が全身に使われている
その大きさも相まって対応できる【個性】は限られてくる
そしてその一人に彼女はいた
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「私ですか!?」
A組生徒・麗日お茶子
個性・ゼログラビティ
「君の力がいるのさ」
かつてヴィラン連合との決戦での活躍
大量のトゥワイスを数珠繫ぎに浮かせたあの覚醒
あの巨体を相手取るのに彼女は選ばれた
校長に呼び出された麗日は自身が重大な役目を担ったと理解した
「君との連携を重視するためにサポートは良く知っているA組B組を中心につける」
つまりはいつものメンバー中心で戦うということ
しかしいつもの中核メンバーはいない
その穴は大きい
「とでも考えているのかな?」
「!」
そこに現れたのはまだ退院したばかりで包帯が取れていない物間だった
「あのロボットに乗ってるのはブラド先生を重症にした奴らの仲間かもしれない」
その顔に笑顔はなく瞳に熱を秘めていた
「ヒーローが復讐だと笑うかい?好きにすればいい、ただこれからの世の中のためにもヒーロー志望としても奴らは放っておけない」
そして拳を握りしめる
「私怨の発散もヒーローとしての責務も両立させて完璧に勝ってやるさ」
「そのために私達もいる」
そして同じく包帯を巻いた拳藤一佳
後ろには仲間たち
「みんなで行こう」
麗日も拳を握りしめた
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「現在雄英高校は今、世界中で被害を広げている20世紀計画に加担しているものが操っているであろう巨大な赤いロボットに」
「さっさと避難しろぉぉぉぉ!!!」
経営科がカメラを回し資料作りに励んでいる
「地下シェルターに避難しろ!戦えないものは!」
普通科や経営科は地下シェルターに避難していく中で
ぶりぶりざえもんもそこにいた
「どこだシェルターは!?地図とかないのか!?」
ヘルメットとダボダボの防弾チョッキを着たままなんとか避難しようとする
今は学内の廊下を走っている
窓から戦いの音が響きふと外を見ると
「! あいつ等は、、、」
見知った顔が花の軍隊を蹴散らして巨大ロボットの方に走っていくのが見えた
「、、、、、、、、、」
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ビキン!!
「!」
ロボット内部・操縦席
「何かが来たな」
ジャスティスが手に入れた【個性】危機感知
それが反応した
モニターで近くを見回す
そして防壁の上に立つとある集団がモニターに映った
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「でっけえぇぇぇぇぇ!!!!!」
峰田が驚愕に大声を上げる
ギガントマキアを超える巨体
鳴り響くドリル音
その威圧感に恐怖する
巨大ロボットなんて普通ならテンションが上がる
だが今は無理だ圧殺の圧しかない
「ホントにやれんのかよこれぇぇぇ!!?」
「やるしかねぇだろ!俺も怖いけど!」
「大丈夫!そのための【校長先生の作戦】でしょ!」
雄英高校校長の根津による【モグラロボット対策大作戦】
根津があらゆる手段で集めたモグラロボットの情報を分析
そして対処法は既に出ていた
彼らはそれを実行するべく行動を開始した
「まず『部位破壊!』行くぞおぉぉぉ!!!」
「「うおおお!怖えぇぇぇぇ!!!」」
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ジャスティスがインカムでクニエダに指示を出す
「クニエダ 防壁の上にいる集団に危険な兆候がある 対処しろ」
『了解、ジャスティス・ラブ』
「何をする気だ?」
集団から目を離さないようにモニターを覗き込むジャスティス
だが次の瞬間モニターが塞がれた
モグラロボットのカメラが【大量の鳥】に塞がれたのだ
「何も見えないがこのままドリルで防壁を壊すだけだ」
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「うわァァァ!花が寄ってきたぞ!」
「そりゃ警戒もされるわな!」
「校長先生がロボットのカメラの場所を調べてくれたお陰で鳥さん達を的確に配置できます!」
「口田はそのままで頼む!」
そして花の軍隊との戦いも始まった
「鉄哲!突っ込め!お前の硬さなら寄生されない!」
「よっしゃーーー!!!!!」
「下で先輩達も後輩たちも頑張ってる!」
「気合入れんぞぉぉぉ!!」
中途半端な力ではロボットの装甲に傷は付けられても破壊することは出来ない
壊せる部分を見極めそこに集中攻撃
それも巨体のため浮かびながらになるなら運ぶ要員も必要になる
今、モグラロボットは両腕のドリルを防壁に押し付けて削っている状態
足は動いていない
ならば動いていない今の状態は都合がいいともいえた
「ダークシャドウ!」
黒の堕天使で一番槍として飛んでいくのは常闇と【麗日と同じくらいこの戦いで重要視された人物】
「頼むぞ骨抜!」
「おう!」
骨抜柔造 個性・柔化
彼の個性なら硬すぎる装甲も柔らかくすることが出来る
そして狙うのは【右肘関節部分】
「右ドリルを落とすぞ!」
だがジャスティスの危機感知がそれを予期、手はずは整っていた
ボォォォォォォォ!!!!
「うおっ!」
「何だ!?」
それは炎の熱線
怪獣クリラの口から放たれた攻撃
「火は苦手ですが仕方ありません」
クリラの頭に乗っているクニエダが指示を出し遠距離から常闇と骨抜を狙い打つ
クニエダ✕クリラは大量の花の軍隊に囲まれて簡単には近づけない
「だったら近くで防御するだけだ!」
「テープごと溶かすなよ!」
「!」
炎の熱線が防がれた
防いだのは芦戸三奈の酸の壁アシッドベール
空中移動には瀬呂範太のテープがサポート
「いって常闇!骨抜!」
「すまん!」
そして二人は右肘関節部分に到着
「柔化!」
骨抜が触れて装甲が柔らかくなっていく
しかし巨体過ぎて時間がかかる
だからこそ防御にも秀でた常闇が時間稼ぎとして選ばれた
そして続々と選ばれた者たちが集まる
「頼んだ鎌切!」
取蔭切奈に捕まり空を飛んできた鎌切が柔らかくなった表面を切り裂いた
そのまま取蔭に掴まり空を飛んで骨抜に柔化をかけてもらいながら右肘を一周するように切り刻んでいく
そして今度は宍田に掴まって登って来た吹出漫我
「ドガアァーーーン!!!」
右肘の内部に巨大なオノマトペを打ち込んで内部を破壊する
なにげにレーザーでも傷一つつかないほどの硬いものがぶちかまされる
「芦戸さん!」
「! 塩崎!」
塩崎が個性の茨を使って登ってきた
「防御は私がやります芦戸さんも内部の破壊を!」
塩崎の役目は大量の茨で他の者を護衛すること
「おう!アシッドマン・ALMA!!!」
そして芦戸の強力な酸攻撃により右肘内部はどんどん溶けていく
しかしヴィランもやられっぱなしではない
花の軍隊がロボットを登ってきた
右肘に集まる者を始末するために
(巨体に頑丈、破壊するには必ず時間がかかる)
クニエダは雄英生の情報を頭に入れていた
(爆豪も轟も今は眠っている彼らに強烈な攻撃力を持つものはいない!)
そう確信していた
しかしクニエダは忘れていた【ある生徒の存在を】
「!」
ジャスティスの危機感知がなった
『クニエダ!なにか起こるぞ!』
「!?」
そしてそれは現れた
「確かに一撃で勝負を決めるようなパワーはないさ、、、僕じゃなければね!!!」
それは物間だった
物間は今【空を飛んでいる】ある個性をコピーしたからだ
その個性とは
「眠っているあいつの活躍が頭にチラつくが仕方ないことだ、、、使うよ君の技!」
眠っている彼に【触れて】コピーした必殺技
強烈な回転を加えたそれは強烈な一撃となって対象を吹き飛ばす
「野原しんのすけが現れて以来屈辱を噛み締めて研究させてもらったよ、、、強くなるために!」
鍛えた身体がそれを可能にする
「ハウザーインパクト!!!!!!」
凄まじい爆発音が響いた
そして硬い装甲で未だに繋がっている部分を柔化させれば巨大ドリル自体の重さにより引きちぎれる
巨大な音を立てて地面が割れ土煙が舞う
右肘関節部分が完全に破壊され右のドリルが地面に落下したのだ
「まぁいいまだ左のドリルが」
その瞬間
ビュウオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
風が吹いた
雄英バリアは沢山のヒーロー科高校に繋がっている
つまり他校から雄英を助けに来ることも可能
「校長の計算通りの時間にホントに来やがった!」
それはもう一つの最高のヒーロー科高校
「士傑高校2年!夜嵐イナサっす!救援に駆けつけましたぁー!!!!!」
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麗日お茶子は拳を握りしめる
「ここから私の出番、、、頑張るからねデクくん!」