「! ロボット内部で異変!?」
それはモグラロボットの中で起きていたことだった
時間は少し遡る
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「、、、、、、、」
地下シェルターに避難しようとしていたぶりぶりざえもんは彼らがモグラロボットに向かっていく姿を目にして足を止めてしまった
「いやいや流石に巨大ロボットは反則だ」
再び歩き出したぶりぶりざえもんは言い訳しながらも足取りは悪かった
「ああいうのはプロがやることでアマチュアが対処することではない これはプロの現場を荒らさないためのリスペクトだ それにここには強烈な奴らがいるから大丈夫だろう怖いやつとか怪力のやつとか爆破するやつとか、、、、爆破?」
その時 とある少女が頭に浮かんだ
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「おい!爆発電撃女居るか!!」
サポート科の工房まで走ってきたぶりぶりざえもんは脇腹を押さえながら発目明を探した
(あのめちゃくちゃな女ならあのロボットを止められるかもしれん!)
そして発目明は
「やはりねじは少なめが」
「まだ機械いじってるのかお前は!!?」
避難勧告をガン無視して発明を続ける発目に恐怖を覚える
だがなんとかできる可能性はあるとぶりぶりざえもんは発目に近づいた
「おい、爆発電撃女、あれどうにか出来ないのか?お前機械爆破するの得意だろう?」
発目に近づいてユッサユッサしてやっとぶりぶりざえもんに気づいた
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「素晴らしいです!」
「は?」
「あの巨体でドリルがスムーズに動いている!全体も!どんなプログラム何でしょう!?装甲は!?テレビでやってたロボットですよね!?しかしズームしても流石に中身は見えない!知りたい!触りたい!確かめたい!」
なんとか廊下に連れ出して防壁をドリルで削りまくっているロボットを見せた
そしてその瞬間 発目明がハジけた
彼女にとってあのロボットは宝の山そのものだった
ぶりぶりざえもんは良い傾向だと口元をニヤつかせる
「そうかそうか!ならなんかこう任せるぞ!」
自分の仕事は終わったとでも言うようにその場を後にして地下シェルターに避難しようとしたその時
「あれ?あいつは?」
隣りにいた発目明がいない
ぶりぶりざえもんがニヤついている時に一度工房に戻り 彼女はコードに繋がれたままの機械すら持ち出して準備を整えた
「さぁ確かめましょうこの目でこの手で!!」
ゴオォォォォォォ!!!!
背中に背負ったカバン型のロケットエンジンが作動する
目を保護するゴーグルを装着して
目的はロボットまで飛んでいくこと
「相変わらずだな 任せたぞ」
ぶりぶりざえもんが呆れながらそれを見送ろうとしたその時
「発射!」
ロケットエンジンが発目を飛ばす
そして
機械のコードがぶりぶりざえもんの首に引っかかった
「え?」
あとはご想像どおりだった
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それは右ドリルが地面に落ちた瞬間
誰もが砂煙と爆風で一瞬目を瞑ったその時に
ロケットエンジンで飛行する発目と首をコードで引っ張られたぶりぶりざえもんが破壊された【右肘関節部分】から侵入
誰にも気づかれること無く一瞬の出来事だった
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「く!首が取れるかと思った!!」
内部に侵入した発目とぶりぶりざえもんは着地時に分断
「これがこうなってアレがこうなって中身を見なければ!サポート科の使命として!!」
ぶりぶりざえもんにねじ1本分の関心も寄せずに発目は病的なまでの自己中心を発動しその場の機械を弄り回す
「どうせあの爆発電撃女は私のことなど気にしてないのだろうなぁ〜、首は私の最強の肉体だったから無事だと思うんだがなぁ〜」
ちょっと遠い目になりながらぶりぶりざえもんは安全な場所を探し始めた
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ロボット操縦席のモニター
「何だこの女は!?」
ロボット内部のカメラで発目の存在を確認したジャスティスはそこを防壁で閉じて圧殺しようとするが
「おい安全な場所はどこだ?」
「!?」
いつのまにか後ろにいたぶりぶりざえもんに驚く
そして
バチぃん!!
「ブヒッ!」
「どこの豚だお前は?」
腰に備えていた鞭をぶち当てた
元々ジャスティスは鞭が専用武器その腕前は銃を持つ男すら倒す
その鞭捌きで【目を狙った】
「眼球が潰れたか?お前は何だ?」
「痛タタタタタタ!!!!!」
「ん?!」
だが予想外の事が起こった
痛タタタタタタごときリアクションで済んでいたのだ
手加減なしでぶち当てた だが目は開いている
「貴様!なんて極悪人だ!」
「お前!?なぜ無事だ!!?眼球に当たったんだぞ!!?」
「これのどこが無事だバカ!!?」
ジャスティスは知らない
ぶりぶりざえもんは頑丈なのだ 弱いだけで
アクションビームにカンタムパンチはてはバズーカまでくらってもギャグっぽい感じで済んでしまう
ジャスティスがいろいろ考えている間にぶりぶりざえもんが操縦席に登る ジャスティスに正面から文句を言うためだ
「この私にこんなひどいことをしてただで済むと思うなよ!私には割と強い知り合いが」
その時
ビシィィン!!
「どぅお!!?」
身体に鞭を巻き付けられた
「お前にかまっているヒマはない!絞め殺して終わりだ!」
「ぎゃああああああああ!!ハムにされるーーー!!!!」
今ロボットは自動操縦
手元を操作しなくても動く
発目があちこちをいじっているので少しぎこちないが
今はドリルが浮かんで左肩を狙っている途中
大事な瞬間だった
その時起こったのはなんともくだらなくてなんともバカバカしいハプニング
ジョロロロロロロロ
「「あっ」」
鞭で縛り上げられ絞り上げられたぶりぶりざえもんは出てしまった
そしてぶりぶりざえもんは丁度【操縦席の上に乗っている】
プシュウウウウウウウウウ!!!!!
バチバチバチ!!!
ボカーーーン!!!!!!!
「「、、、、、、、え?」」
なにが起こったかというと水分が機械の中に侵入して爆発した
「はあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?」
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「ロボットが止まった!!?」
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ジャスティスは操縦してなんとかしようとしたその時
発目がいじっていた部分が爆発
その衝撃でぶりぶりざえもんはハッとして目の前の間違いなく悪党の男にぶりぶりざえもんは牙を向いた
「今だ!必殺!」
「なに!?」
それは牙では無く【パンツ】だったが
「濡れているパンツ攻撃ーーー!!!!!」
ケツを高速振動させた状態でのヒップアタック
ジャスティスはそれをくらい後ろに倒れた
「良し!もう良いな!逃げていいな!」
やるべきことはやったとぶりぶりざえもんは即に逃走
そして倒れたジャスティスは起き上がり
「貴様ーーーーーー!!!!!!!」
血走った目でぶりぶりざえもんを追いかける
ロボットの操縦の事など忘れて
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(なぜ俺は避けれなかった!!?)
ジャスティスは時間経過でちょっと冷静になったことで違和感に気づく
(俺には【危機感知】があるんだぞ!?)
そう、今ジャスティスには個性の危機感知がある
危険が迫れば発動する
だが発動しなかった
それは何故か
そしてジャスティスの頭に一筋の閃光が走る
まさか そんな 信じられない
そんな事はありえないと頭が否定するがそうなのではと精神が語りかける
危機感知が発動しなかった理由 それは
「こいつが弱すぎるから?」
目の前の豚が個性が発動しないレベルで弱かったとしたら?
もはや概念のレベルで弱かったとしたら
「そんなやつに俺は!!」
追いかけるぶりぶりざえもんに鞭を構える
腕と頭には限界まで血管が浮き出ており今にも千切れそうだった
「認められるかァァァァァ!!!!!!!!」
「いやーーーーーー!!!!!!」
追いつかれる!殺られる!!
ぶりぶりざえもんが2回目のジョロロロロロをしようとしたその時
ドカアァァァァァァァァァァン!!!!!!
「痛た、、流石にストッパー無しで配線をいじるのは失敗でしたか、、、 ん?」
簡単に説明すると
隣で発目が配線をいじっていた
そしてそのせいで爆発が起こった
隣の二人は巻き込まれた
身体から煙をプスプスだしてジャスティスは気絶した
危機感知は発動しなかった
なぜなら発目に敵意など無く目の前の作業に夢中だっただけ【ただ無関心だっただけ】
「一番やばいのお前だ、、、、ガクッ」
ぶりぶりざえもんも煙をプスプスさせて気絶した
こうしてジャスティス・ラブは【概念レベルの最弱】と【主役の自分に無関心な女】に倒された