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バラバラバラという音が雄英の上空で響く
報道のヘリが大量に防壁の前を映し出す
全てのヘリが破壊された【巨大ロボット】を撮っていた
『御覧ください!雄英高校が!我らが誇るヒーローアカデミアが!今、世界を脅かすヴィランの一角を止めました!』
雄英高校防衛戦
現在、世界を脅かす20世紀計画に加担している巨大ロボットが破壊されマスコミは引っ切り無しに破壊されたロボットを撮影していた
そしてその映像は世界中に拡散され多くの称賛を浴びている
まだ記憶に新しいオール・フォー・ワンとの戦いを見ていた者たちもそうだが 今この時、20世紀計画に脅かされた人々にとっては希望の光のようなニュースだった
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「世界中が日本スゴイって言ってるってさ」
上鳴がスマホを見せながら彼らに説明する
それは眠りから覚めたメンバーだった
「沢山の被害が出て暗いニュースばかりだったから余計にってことね」
「とにかく大した怪我もなくて良かったよ」
蛙吹と緑谷が感想を口にする
「ていうか夢の中で戦ってたってどういう事だよ?」
「先生にも言われたよ」
「だから一から十まで覚えてること紙にかけってさ」
「クソめんどくせぇ」
「幸いエンデヴァーも説明してくれてるから状況は伝わると思う」
「起きないんじゃって心配した〜」
「わりぃな芦戸」
「ていうかしんちゃんは?」
「原稿用紙から逃げた」
「原稿用紙から逃げましたわ」
「でしょうね〜話したいことあったんだけど」
「え~とぶりぶりざえもんだっけ?」
「後で映像見せてくれ!」
起きたメンバーは身体に不調もなく防衛戦で散らかった雄英の片付けに勤しんでいた
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「ふっ!ホッ!アイヤー!!!」
ハイツアライアンツの裏でしんのすけは木に向かって打撃を打ち込んでいた
思い出したぷにぷに拳の修行だった
全ての記憶を思い出しそしてすぐにユメミーワールドにいってしまい現実の肉体でそれを試したくなった
ようは身体を動かさなければ落ち着かなかったからだ
「ふぅ~もう良いかな」
しかし飽き性のためすぐにやめてしまった
「いつのまにか怪我治ってるし雄英に帰ってきてるしみんなのこと思い出したし起きたら巨大ロボットがスゴイしもうハチャメチャですな〜」
状況の高速展開に少し困惑したがしんのすけは欠伸をしながら悠々自適に歩く
ランチラッシュのお昼を食べるために
「ハンバーグがいいな〜」
しかし、しんのすけは知らない
【完全】なしんのすけに戻った故に起こることを
しんのすけは【色々なもの】に選ばれていることを
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「世界中のテレビが日本で破壊された巨大ロボットに夢中デスね〜リ・デストロ」
「まったく本当に忙しい連中だ」
核の施設を占領した異能解放軍の二人は感想を言い合う
「クソ!!またアイツラだ!!」
外典は再び彼らが自分たちの邪魔をしようとする そう思い拳を握りしめる
「雄英高校に核を入れますか⁉」
「流石に核を移動させたら問答無用で迎撃されるだろうね」
「今は膠着を維持したほうが良いと?」
「、、、、そうですか」
窓の外の砂漠を見る
見えはしないがあの砂漠の向こうには大量の自分たちを狙うヒーロー達がいるのだろう
核に触れずにそのままの状態であることの方が向こうも都合がいい
それにここにはギガントマキアがいる
「ここに立ち往生か、、、、まさかあいつ等、俺達が身動きできないのを予測してあっさりとギガントマキアを」
自分の知らない所で様々な事が蠢いている
そう思い始める
その考えは間違っていないと後に知ることになる
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「トリガー・ボムは全滅か〜」
そこは外国のとある廃墟
そこにはブタのヒヅメのバレルとフレクト・ターンがいた
「1から作るにも設備が必要だが」
「無理だな、、、本拠地はあのバカ上司のせいで潰れちまったし」
「、、、、まぁいい」
「あ?怒らねぇのか?」
「これを見ろ」
「ん?、、、、これは」
それはとあるニュース そして彼らの計画にはないこと
「所詮人間は材料さえあれば悪意あるものを作り出す生き物だ、、トリガー・ボムにこだわる必要はない」
「今度は俺達巨悪じゃなくて【ただの悪】が生み出すものか、、」
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そこはとある日本海域
海の真ん中に男は立っていた
下に怪獣がいるからだ
男はブタのヒヅメのブレード
怪獣はエビカニ型の怪獣【ピースくん】
何故そこにいるのか
それはそこが合流地点だからだ
もう一人の仲間との
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今、日本は世界中から称賛を受けている
まだまだガレキが残る傷ついた地で世界を相手取るヴィランが倒された
それも今回で二度目
オール・フォー・ワンのときのようにまるで物語のような現実
故の讃歌が日本を包む
そうこれで二度目
だからこそ
情報操作に誰も気が付かなかった
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、、、、ん
、、、ゃん
しんちゃん
僕が行くからね
もう一度
キミの力が必要なんだ
だから
もう一度【勇者】になって
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「ん〜こりゃまたとんでもねぇな、、別の世界とは」
その男は周りを見渡すに
「流れに流れてこんな所に来ちまうとは」
その男は【この世界の存在】ではない
「だが知ってる顔がいるようだな」
その男は【人間でもない】
「もう一度あいつと【ひとっ風呂】浴びるか」
その男は【温泉の精】だった
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「ねぇ」
「あぁ」
「感じてる?」
「あぁ」
「心臓からだ」
ブラックスターとヘクソンは言葉では表せない何かを感じていた
「アレだね、、この世界に召喚されたときとにてるね?」
「だとすればこれは心臓からの信号」
二人の前にはカプセルに入っている培養心臓
「直感でわかるぞ、、、これは、、、」
心臓の個性が伸びてる
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「え?」
その少女は違和感を感じた
「どうした?」
「いや、、、何でもない」
一瞬妙な気配を感じた気がしたが気の所為だと思う
だがそれは気の所為ではない
彼女はこの世界で明確に特別な力を持つ
そしてそれは野原しんのすけにも縁のある力
【巻き戻す個性】
壊理はこの世界で唯一無二の【時に干渉できる存在】
時への干渉を経験したしんのすけが元に戻った今
彼女もまた巻き込まれていく