ブタのヒヅメ・ブレード
無表情で何を考えているかわからない上に雰囲気も独特
性格はかなり好戦的でかなり強い
その男は今 海の上にいた
ブラックスターから渡された怪獣【ピースくん】に乗って仲間と合流する手はずだった
「何だ、先に来てたのかい」
そしてそこに電動ボートに乗って現れたのは同じくブタのヒヅメ・ママ
巨大な身体に鍛え上げた筋肉の厚みは訓練を受けた人間の蹴りも効かないこちらもかなり強い
【ろくぼす】のような人の枠に収まらない者と比べたら地味な印象を受けるが彼らは【実質無個性】で巨悪となった精鋭ともいって良い
「あたい達は日本に戻って【薬】の監視だ」
そして二人は日本に向かって行く
その時
「「!?」」
二人の前に何かが向かってくる 巨大な何かが水飛沫をあげて泳いでくる
それは怪獣と同サイズであり獣
そして頭に人が乗っていた
「見つけたぞ!悪いやつ!!」
こぁ〜〜!!!
ラビットヒーロー・ミルコ&巨大コアラのアラ子
殴り合って友となったコンビが二人に向かっていった
本来、巨大コアラにふさわしい施設に隔離しておくものだがミルコが無理やり連れ出し相棒としてパトロールしていた
二人を見つけたのはたまたまだった
「突撃だアラ子!!」
「ブレード!しがみつけ!!」
二人はピースくんの甲羅にしがみつき巨大コアラの突進を乗り切った
そして始まったのは巨大コアラと巨大エビカニ怪獣のドツキアイ
ドゴン!バゴン!と巨体が激突して荒波が立つ
ママが乗ってきた電動ボートはひっくり返った
そこにいる3人は今、もみくちゃになっている2体の背中にしがみついている状態
だが長くは続かなかった
「行くぞオラァ!!」
「は!?」
ミルコが殴りかかってきた
足場などお構いなしに跳躍して突っ込んできた
ミルコはママの腹に義手の拳をぶつけるがあまり効かない
「へぇ~やるじゃねぇか!!」
「この野郎!!」
そして殴り合いが始まった
お互い鍛え上げて場数を踏んだ強力な拳の応酬
だがもう一人ブレードが機を伺う
コートにしまってあるナイフを手に持ちミルコを刺し貫こうとする
だがウサギの勘がそれを察知 避けられた
「まとめてこいよ!蹴り飛ばしてやる!!」
戦っている怪獣同士の背中でミルコは余裕だった
ママとブレードはその身体能力の高さに驚く
おぼつかない足場で3人が激しくぶつかりあう
拳と義手がぶつかりあいスキマからナイフが飛んでくる
弾丸すら避ける速さでブレードが反復しながら近づき喉元を狙うが逆にブレードも喉元を狙われる
ママがサバ折りを決めようと手を広げて突進してくる
弾こうとしたが素の筋肉がミルコの個性ごと握りつぶそうとする
だが個性のあるなしでミルコの方がシンプルに力勝ち
そのママの後ろからブレードがナイフを刺しに来る
だがその瞬間アラ子がぶつかった衝撃で向きがブレる
ミルコだけが余裕の笑みで戦っていた
「どんな体幹だよクソ!!」
「、、、、、、、、、」
「体幹を甘く見たら【いかん】」
ヒュウウウウウウウウウウウウウウ
その場の空気が冷たくなった
「フゥハハハハハハハハハハ!!!!!!」
自分のギャグで爆笑するブレード
ママは慣れているがミルコは違う 今だに衝撃から戻ってきていない
「お前大丈夫か?」
「、、、(ピタッ)」
ママの質問にブレードはピタリと笑いを止めた
「な、、、何だったんだいまのは?」
ウサギの勘でも予想できない衝撃にミルコは思ったことを口に出す
ザパアァァァァァァン
「オワッ!」
足場が怪獣の背中だということを忘れてしまうほどの衝撃
ミルコはバランスを崩してしまった
そして
「飲むぞ!」「(コクッ)」
「!」
二人が服から何かを取り出しそして飲み込んだ
それは動物化ドリンクDX
現時点で最高のドーピングをただでさえ人の範囲内で強い二人が使った
ブレードは身体に体毛が生え体の大きさはそのままに爪と牙が生えていく
ママはただでさえデカい身体が更に大きくなり頭に角が生える
ブレード・人狼 ママ・ミノタウロス
「例の薬か!」
ミルコは笑顔のまま身構える
「いくぜ!!」
ママが角を向けて突っ込んできた
怪獣の背中で地響きを響かせてミルコを吹き飛ばそうとする
ミルコは横に避けたがその瞬間に人狼の速さを手に入れたブレードが爪を振りかぶる
金属音を響かせて義手でガードするが想定以上の腕力で後ろに押される足でなんとか踏ん張るが今度はママの牛の腕が顔面に向かってくる
ドゴン!!!!
「なに!?」
ミルコはそれを頭突きで止めた
「なに驚いてんだぁ!?お前もこれくらいできるだろうがぁ!!」
ミルコはその場で回転 二人を力尽くで振り払い
「ガハッ!!」
「くっ!」
顔面に向かっての蹴りが二人に炸裂した
「さぁこいやぁ!!!」
「この野郎!狂犬!いや狂ウサギがァァァ!!!」
「狂ウサギが【今日】来た、、、、、フゥハハハハハハハハ!!!!!」
「お前は黙れ!!」
「ホントに黙れ!!!」
戦いにより3人の熱がヒートアップするなか
こぁ〜〜〜〜!!!!!!
「! アラ子!!?」
エビカニ怪獣であるピースくんのハサミがアラ子の両腕を挟みこんでいた挟まれた部分から血が滲んでいる
「アラ子を離しやがれ甲殻類がァァァ!!!!!」
ミルコがピースくんの脳天に向かう
そして飛び上がり力を貯める
それはアラ子との戦いで繰り出した大技
下へ行くたびに慣性と重力で加速していく
「大月躍落(ルナインパクト)!!!!!!!」
バキバキという音がなり頭の殻が砕け散る
そこから噴水のように体液が噴き出し
さながらゾンビ映画のアレなシーンのようだった
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こぁ〜〜〜〜
「傷が海水に染みるよな、遅くなってわりぃなアラ子」
一人と一匹は陸に向かって進む
ピースくんは倒したが二人を逃してしまった
というか友達を傷つけられた怒りで殻という殻をブチのめして海が甲殻類の体液で染まるまで粉微塵にするのに夢中になっていた
「しかし、薬一瓶であの強さか、、、まぁ素の力が強いんだろうけど、、、」
動物化ドリンクDX
彼らが所持している動物化ドリンクの強化版
「おもしれぇ!今度はブチのめしてやるよ!!」
そしてリベンジを誓いそのうさ耳を立てた