嵐を呼ぶ!!ヒロアカイレギュラーズ!!!   作:サイセンサイ

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桜田ネネ

 

「野原ってやつと試合させろ」

 

「いきなりどうしたミルコ」

 

雄英高校の一室で突然来たミルコが唐突にしんのすけとのスパーリングを願い出た

 

相澤は頭を抱えた

 

「こんな面白いやつがいたとはな!」

 

しんのすけの大阪での戦いはヴィラン達の手によって動画で拡散されたが顔は隠されていたためしんのすけだとバレてはいない

しかしもはや大事になりすぎたので信頼の置けるヒーロー達に情報が共有された

 

「あれは拳法の類なんだろ!?しかもあんなデカい刀を無個性で振り回せるなんてすげぇじゃねぇか!」

 

「お前、、例の巨大コアラについて聞きに来たんじゃないのか」

 

「おぉ~そうだったな!」

 

野原しんのすけからもたらされた情報

 

エメラルドを作り出すコアラ

 

正体不明の巨大動物にどうするかと多くの人間が頭を悩ませていたがしんのすけがたまたま巨大コアラの映像を見てしまいその正体を思い出した

 

「つぅ〜わけで野原ってやつと会わせろまず!」 

 

「はぁ、、、わかったよ」

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「というわけでコアラさんは姫と呼ばれていたのです」

 

ミルコとの階段はA組のハイツアライアンスで行われた

 

「そして試合はお断りします」

 

「なんでだよやろうぜ!!」

 

しんのすけは真剣に断った

 

それはミルコのウサギの勘と同種の野生の勘

 

そして経験則だった

 

「まぁしんちゃんは争いごとはあんまりしないから」

 

「痛いの俺達より嫌いだからな、強いけど」

 

「ケッ根性ナシが」

 

「かっちゃん、、、」

 

周辺で見ていたA組がちゃちゃをいれる

 

「怖いからイヤです」

 

「しんちゃんいつもより真剣じゃねぇ?」

 

いつものほほんとしているしんのすけが珍しく雰囲気が硬い

 

そしてしんのすけが口を開いた

 

 

 

「ネネちゃんを、思い出す、、、」

 

 

己の数少ない恐怖の対象 桜田ネネを

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その少女はアイドル願望を持っていた

 

芸能界にスカウト モデル アイドル

 

まぁ自信のある女性なら考えても妄想してもおかしくはないだろう

 

容姿が確かに優れていれば更にそれが自信になりその思いも大きくなっていくだろう

 

成長して現実を考え始めても教室のマドンナにはなれると確信

 

たとえテレビの存在になれなくても教室の男達が

 

 

桜田さん掃除やっとくよ!

 

桜田さん一緒に遊ばない!!

 

桜田さん好きです!

 

やっぱ一番美人なの桜田さんだよな〜

 

あの人と同じ学校で良かった〜

 

 

 

周囲の男子がチヤホヤする

 

あざとい女子を圧倒する天然物

 

掃除を頼めば代わってくれる

 

女子たちに嫉妬され優越感を感じる毎日

 

朝に顔が見られたらラッキーと相手が思う

 

 

 

 

それが桜田ネネが想像するマドンナ学園生活

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が、理想だったのに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネネさん!今日もカッコいい!

 

ネネさん!足速い!!

 

桜田さん!部活の助っ人またお願い!!

 

こっちもお願い!!

 

やっぱり桜田さんには敵いません!

 

姉御って感じ!!

 

おはようございます!桜田さん!!

 

マジぱないよ桜田さん

 

 

 

 

 

 

宝塚でも見るような女子の視線

 

アイドルを見る目ではなく畏怖と敬意を込められた視線

 

スポーツマンを見る視線

 

女子たちからボスキャラを見る目で見られる毎日

 

男子が好きそうな主人公の風格

 

舎弟の男どもが親分扱いで頭を下げる

 

 

 

 

 

 

 

 

全然理想とは違う

 

何なら真逆

 

男子のチヤホヤなど微塵もない

 

女子のヒーロー的な視線が多い

 

 

 

 

 

 

 

「クソが!!!!!!!!!!!」

 

ドゴン!!

 

思い描いた妄想が歪曲して現実となった彼女は叫んだ

 

叫ぶと同時にテーブルに拳が叩きつけられミシミシと音を立てた

 

 

「なんでこうなったの!?何を間違ったの!?私はただ努力してただけなのに!いや待って!そもそもなんで肉体的努力をしたの!?そんなことしたらか弱い女の子的な事なんて出来ないじゃない!?ほんとに何で!!?」

 

「私に学力で勝てないから才能のあった運動を伸ばしたんでしょう?まぁそれくらいですからね〜あなたが私に勝てるところなんて」

 

「ホントにムカつく!!」

 

 

 

桜田ネネと酢乙女あい

 

幼稚園の頃から競い合う友達であり親友でありライバルであり腐れ縁

 

酢乙女あいは文武両道の優等生を超えた優等人類

 

一般人の桜田ネネが彼女に勝てるところは恵まれた身体能力だけ

 

だから負けないように伸ばした

 

いやいやと首をふる幼馴染の男どもを巻き込んで身体を万全にした

 

私一人を大変な目になんて遭わせないよね?という眼力で従わせた 男達は理不尽に泣いた

 

結果 生まれたのが身体能力最上位女子

 

5歳の頃から培ったその経験が自信に繋がりどんな競技にも打ち込めた

 

部活の助っ人をやれば百戦錬磨

 

身長が高くないのにダンクシュートを決めサッカーではオーバーヘッドシュートを決め野球ではホームランを決めた

 

実戦で戦ってきた彼女にはぬるい仕事だった

だがそんなの周りにはわからない

 

 

いつのまにか周囲から運動チート女子にされていた

 

 

 

しかしそれだけではない

 

「仕方ないとはいえ派手に暴れたのが原因でしょうね」

 

「クソ!あの時のクズどもが悪い!!全部!!」

 

 

 

目立つ女子は目をつけられ陰口を叩かれることもよくある

 

 

 

なんやかんやあって陰湿な事をしようとした女子を【ガチ殴り】した

 

噂では一回転して吹っ飛んだらしい

 

しかもその女子が今度は【数】を連れてきたが

 

全員鼻血を吹き出すこととなった 容赦なく顔を狙った

 

そして今度はガラの悪い男達がやって来た

 

結果 正当防衛が成立して全員病院送りにした

 

武力チートがなせる行いだった

 

 

 

そんな女子がアイドル的にモテるはずなど無かった

 

 

 

リアル病院送りの桜田ネネと一時期いわれた

 

 

 

「何で!何でこんなことに!バ金持ちに負けたくなかっただけなのに!!!やっぱり世の中理不尽よ!優等生になれるなら優等人類でもういいじゃない!!」

 

「はぁ、、、、もう手遅れでしょうけど、身体を活かす機会を減らして」

 

「は?できるわけないじゃない」

 

「周りが押し付けたキャラに合わせる必要は」

 

「言われなくてもそんなことしないわよ」

 

「? では何故?」

 

「この前柔道で5人抜きして相手を絶望させたじゃない?」

 

「、、、えぇ」

 

「無双する機会を手放すわけないじゃない?あんな気分がいいの止めるわけないわ、そこまで本気にならなくても勝ってしまうこの優越感、、、これほどいいものなんてないんだから」

 

「、、、スポーツに打ち込んでいる人達に悪いとは」

 

「強いほうが正義」

 

「全くそのとおりですわ」

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「という感じの女の子です もうなにからなにまで思い出しました」

 

「「「「「すげぇ〜」」」」」

 

「女の子一人にキツイ筋トレさせるなんてどういうことよって言われて強制不条理筋トレをさせられたオラ達の気持わかる?」

 

(こいつは積極的に身体を鍛えるタイプではない、、だが才能だけであの身体能力は無理があるだろうと思ってたが、まさかその子の付き添いのおかげだったとは)

 

 

 

 




桜田ネネ

本人は斉木楠雄のΨ難の照橋心美のようなチヤホヤ学校マドンナポジションを望んだが
いつのまにか周りから呪術廻戦の釘崎野薔薇とか禪院真希みたいに見られてた女
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