嵐を呼ぶ!!ヒロアカイレギュラーズ!!!   作:サイセンサイ

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野原しんのすけ VS レヴィアタン(蛇)

※レヴィアタン(蛇)の見た目は鬼滅の刃の玉壺の完全体がモデルです




子どもの頃の

 

「ぬおおおおおおおお!!?」

 

ふざけた声を上げながらしんのすけは全力で逃げまくる

何故なら『跳ね返せないから』

レヴィアタンのヘリカルサイズは指先と角から巨大な水流をぶつけてくる

つまり『猫手反発』が通じない

マスキュラーのように形のある筋肉なら可能だったが水流では返しようがない

そしてレヴィアタンは今、動物化ドリンクで全身に鱗が生えており防御力が上がり下半身は蛇の尻尾で機動力が上がっており全力で追いかけられ水流が鞭のようなドリルのように自分を抉ろうとする

 

「銀の盾!!!」

 

しんのすけが【ストーン】を銀の盾に変えて結界を展開

直撃は防げるが攻撃が出来ない

最初に金の矛に変えて水流に切りかかったが動きが早い上に太いので切り裂けず本体には届かない

そして本体は素早く移動出来る

 

 

「オオオオオオオオオオオオ!!!」

 

「うわあああああ怖い!!!」

 

マスキュラーはまだ人っぽい

キラーサボテンはオタケビを上げない

シンプルな化け物がシンプルに怖い

 

しんのすけは考える

相手は今までで一番怪獣に近い

怪獣となら戦ったことがある

どうやってたんだっけ?

確か父ちゃんの靴下を

 

「オオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

角の水流が鞭のようにビュンビュンとしなってしんのすけを叩き潰そうとする

 

「オワァァァァァァ!!?」

 

銀の盾での結界越しでも怖いものは怖い

そしてしんのすけは機転や閃きはあっても分析や計算力が無い

そもそもしんのすけのキャラではないから

本番勝負でこそ真価を発揮するのは練習や修練の怠け癖を見れば明らかだった

 

 

だからしんのすけはよく【一発勝負】を挑む

そのために【銀の盾】を解除した

 

 

 

「仕方ありませんな〜」

 

 

 

【ストーン】に戻したしんのすけは命じる

最近使えるようになったそして思いだした【必殺の攻撃】を

ソレはしんのすけにとって欠かせない存在の一つ

記憶を失った状態でも朧気に覚えていたソレは今、テレビの枠から飛び出ししんのすけの右腕に顕現する

 

 

「怪獣にはやっぱりロボットでしょ!!」

 

 

ガチャン!という機械音を立ててしんのすけの右腕に何かが装着される

ソレはぱっと見れば【金属の篭手】

緑色のピカピカの金属が煌めく

ソレはロボットの右腕

そしてしんのすけが一番好きなロボット

そしてそのロボットの必殺技

 

 

「カンタムパンチ!!!」

 

 

ロケット噴射で金属の篭手が発射される

シンプルなロケットパンチだった

水流を横切り本体のレヴィアタンに迫る

 

 

そして右頬に直撃した

 

 

 

「正義は勝つ!!!」

 

しんのすけがキメ顔でポーズを決めるなかカンタムパンチはズルリと下に落ちる

そしてくるくるとしんのすけの右腕に戻ってきた

かっこいい装着のポーズを再び取る

そして

 

 

「オオオオオオオオオオオオ!!!」

 

 

レヴィアタンは再び水流を飛ばしてきた

 

 

 

 

 

「え?」

 

一発勝負がうまくいくとは限らない 

 

何なら失敗するほうが多い

 

「いやぁァァァァァァァん!!!!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

レヴィアタンは今、動物化ドリンクで全身の鱗も手に入れて防御力が上がっている

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「はぁ!はぁ!!死ぬかと思った!!!」

 

完全に油断した所を狙われ(自業自得)大量の水流が襲ってきたが和毛和布・糞転下肢・芋虫行脚・柔軟弾丸を連続で出し何とか防ぎきった

全然終わっていない何ならピンピンしてる

 

そしてしんのすけは気分が沈んでいた

後ろに【ガーーン】という文字が見えるほどに

だって憧れのヒーローの一人であるカンタムロボの必殺技が効かなかったのだからあぁ~メッチャ下がるぅぅぅという心情だった

レヴィアタン(蛇)はその全身の鱗によりとても頑丈

水流だけでも厄介なのに本体が硬いと決着が付けられない

水流を掻い潜ってなおかつレヴィアタン(蛇)に効く攻撃が必要

 

(なんか間合いを取られちゃった、、、カンタムパンチをまた打っても今度は顔に当たる前に水のアレでガードされちゃうんだろうなぁ〜、、、はぁ〜あんな怪獣さんどうすればいいの〜水のアレがすごく邪魔、、水、、、水、、、雨、、、海、、、プール、、、プール?)

 

「あっ」

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

しんのすけが思い出した記憶を元に竹刀を振っていたときだった

 

「剣道のライバルがいたの?」

 

ソレを見学していた蛙吹が聞いた

 

「うん、ヨヨヨギくんっていうの」

 

あのしんのすけがライバルと言うなんて

蛙吹的にはしんのすけっぽくないと思った

だがしんのすけのライバルなら恐らく本当にスゴイ人間なのだろうと確信する

 

「シンケンショウブをしたんですか!?」

 

同じく見学していた角取ポニーが興奮した様子で聞く

 

「うん強かったよ〜、、、オラ一回気絶しちゃったし」

 

「「え!!?」」

 

気絶 そのワードに唐突に汗が吹き出す

頑丈なしんのすけを気絶させるなど並ではない

傷とかが残っているのだろうか?

そんな心配を蛙吹がしていると

 

「そうだ!アレやってみようかな!」

 

「「アレ?」」

 

 

 

 

 

 

「オラを気絶させた技!」

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

【ストーン】を金の矛に変える

そしてしんのすけはしっかりと剣の柄を握りしめる

思い浮かぶのはあの剣道大会

心の底から勝ちたいと思った相手との試合

一つ技を攻略しても更にすごい技で返してきた本当にすごいライバル

何でもその技の特訓のために【プール】を貸し切ったらしい

そして成功したその時【プールが割れた】

そんな事を彼から聞いた気がする

 

 

金の矛をグルングルンと高速回転させる

角から出る水流の鞭が襲ってくるが回転の勢いで跳ね飛ばす

そしてしんのすけは本体に向かって駆け出していく

レヴィアタンは巨大な水流を出現させてしんのすけにぶつけてくる

しかし しんのすけには高速回転でパワーが乗っている金の矛が有る

繰り出されるのはライバルが作り出し自分すら一度は倒した技

誰よりもその技を近くで見て実際にぶつけられたしんのすけだからこそ再現できるその大技の名は

 

 

 

 

 

       「必刀・風車!!!!!!」

 

 

 

撃ち出された金の矛は巨大な水流を両断した

 

 

 

しかし待ち受ける本体は鱗で全身を覆ったレヴィアタン

ただの攻撃では効かない

だがしんのすけは風車を思い出した時に閃いていた

ソレはあまりに単純で簡単な事だった

 

 

 

   オラとしたことがポッカリ(うっかり)してたぞ

 

 

       カンタムは2種類いる

 

 

    主人公の隣に立つ人型のカンタムロボ

 

 

        そしてもう一機

 

 

「怪獣と戦うのはロボットじゃなくて巨大ロボットだぞ!!」

 

 

金の矛を瞬時に【ストーン】に戻し右手で握りしめる

そして思い浮かべるのは【巨大怪獣や巨大ロボと戦うカンタムロボ】

【ストーン】が光って形をなしていく

さっきと同じに見えるが規模が違う

拳藤一佳の大拳よりも更に一回り大きいソレは【巨大ロボットの右腕】

人の大きさでは不釣り合いな右腕をしんのすけを強引にレヴィアタンに向けた

 

繰り出されるのは【ゼロ距離の巨大ロケットパンチ】

 

 

 

水流は両断されたため邪魔はない

レヴィアタンはすぐに新しい水流を作ろうとするが間に合わない

 

そしてロケットの音が鳴り響いた

 

 

 

「カンタムパァァァァァァァンチ!!!!!!!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!

 

 

「なに!?」

 

「Watts!?」

 

しんのすけを探して地下に入り込んだ二人は地響きを感じた

 

ソレは壁が砕ける音

 

ソレは突き破られた音

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ちょっとやりすぎたかな〜」

 

しんのすけの目の前にはポッカリと穴が空いていた

レヴィアタンが巨大カンタムパンチ越しに壁を突き破ってそのままいってしまったからだ

 

 

 

後に気絶したレヴィアタンが見つかることとなる

 

 

 

 

「まぁこれでデメタシデメタシ〜」

 

パシュ

 

「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

地面で何かが弾けた

ソレは【特殊な弾】だった

 

 

 

しんのすけの鼻が引くつく

 

【弾の中に入っていた何かが舞い上がってきた】

 

そして唐突に思い出したのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふかづめ竜子 魚の目お銀 吹き出物マリー

 

3人揃って!埼玉紅さそり隊!!!

 

 

 

 

おぉ~久々に見たな〜これ〜

 

アレ?何で今、師匠たちを思い出したんだっけ?

 

そういえばオラもうこの頃の師匠たちと同じくらいなんだっけ〜

 

時が立つのは早いですな〜

 

オラも立派な大人になって〜

 

て、そういえば師匠たちももうこの頃から大人の年齢って事になるのか〜でもオラ的にはまだまだ子どもで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          子ども?

 

 

 

           大人

 

 

 

         そういえば

 

 

 

 

 

 

あの事件のときは師匠たちも子どもになって遊んでて

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「!!?!!?!!?」

 

しんのすけはとっさに息を止めた

 

しかし既に【吸ってしまった】

 

 

 

ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい!!!!!!

 

 

 

 

 

しんのすけが思い出すのは自分の記憶に特に刻まれたあの事件

 

 

 

 

オトナ帝国の懐かしい匂い

 

 

 

目の前が歪む

 

心の内側から何かがでてこようとする

 

しんのすけは成長したことでわかるようになってしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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