今後の方針は決まった
先ずはこの世界に囚われたみんなを正気に戻す
そして正気に戻した皆と共にこの世界の中心の『死穢八斎會タワー』に向かう
恐らくそこにダークがいるだろうとマタ・タミが教えてくれたからだ
そして『元に戻す方法』は
「オラの拳骨?」
「正確には【ストーンを握りしめた状態で拳骨】だよ」
「何でしんちゃんなら元に戻せるの?」
「そうだね、詳しく説明すると長くなるけど簡単に言えばストーンのエネルギーが良くないエネルギーを打ち消すからだよ、この世界にはダークの闇のエネルギーも使われてるみたいだし」
「闇を払う勇者、、、しんちゃんだからこそか、、」
「思ったよりシンプルで助かった」
そしてその他のことを話し合うのと同じ時刻に彼らも話し合っていた
「そしてこれはまだ可能性だけど、敵の本体はあのタワーから動けないはず」
「「「「「「!?」」」」」」
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デクヒーロー事務所
「何だったんだよあのアラサー集団は、いい年して俺の顔を見た瞬間目の色変えて質問攻めしてきやがって魂胆バレバレ何だよ痛々しすぎるだろ、もはや老が」
「それ以上はいけない!!」
「アンタの平均ちょい下の顔が羨ましいぜ」
「ぐはっ!」
デクの事務所で緑谷出久とShigaraki兼志村転弧がさっき来た依頼の事を話し合っていた
Shigarakiは愚痴っていたが
事務所に現れた『飛行船』は死穢八斎會タワーの職員で重大な案件らしい
「【危険ヴィランを捕まえるために連携してくれ】なんて直接依頼が来るなんて」
「声をかけられたのはアンタの知り合いが殆どか、、、」
「うん、麗日さんも声をかけられたみたいで」
職員の話では声をかけられたのは
オールマイト
グラントリノ
大爆殺神ダイナマイト
ウラビティ
フロッピー
グレープジュース
ツクヨミ
「オールマイトすら怖くないメンツだよ」
「オールマイトも入ってるしな」
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死穢八斎會タワー
「ダーク様奴らを叩くのは当然として我々が直接乗り込めばよかったのでは?」
サーペンターズが自分たちが動かないことを疑問視するそしてダークは少し間をおいた後質問に答えた
「この世界の存在を維持するにはどうしても壊理の力が必要不可欠だ、奪われないように守らなければ」
「だったら我々だけでも」
「本題はここからだお前は私と融合して闇のエネルギーを宿している」
「「!」」
「この世界には私の闇のエネルギーも大きく関わっている、、、簡単に言えば我々ソード・キル・ドラゴンズは架空世界の中心から動くことが出来ない、動けばバランスが機能しなくなり敵も味方もこの世界ごと我々もどうなるかわからないからだ」
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「寒い」
尾白がボロアパートの屋根の上で死穢八斎會タワーを眺めている
コートを着ているが常に夜なので寒くて仕方ない
「あ!尾白くん!!」
「葉隠さん」
そして屋根の上に葉隠が登ってきた
「コート着ても寒いね〜」
実は葉隠は今、素顔が見えている状態だった
理由はわからないがこの世界に降り立った途端服も何も着ていない状態で全員から見られ更に絶叫
黒色は小森から【見ちゃだめノコ!】といわれとっさのビンタを受けた
取り敢えずその場は尾白の上着を貸し出すことでなんとかしたがその後すぐに透明になれないことがわかった
初めてではないが久々に見る彼女の素顔に思わず見惚れてしまう
だからソレを誤魔化すように話を切り出した
「隕石が降ってきてずっと夜の世界だなんて、ここが現実じゃなくてホッとするよ」
そして二人で話をしているとある話題に移った
「ズバリ!マタ・タミさんってしんちゃんをどう思ってると思う!!?」
この世界に現れてくれたしんのすけの知り合いにして頼れる助っ人マタ・タミ
20代の半ばなのでお姉さんということになるそしてしんのすけの範囲内の年齢であの美貌興味を抱くのが普通だった
「それは帰ってからにしない、今は色々緊急事態だし」
「どうしても話したいの語りたいのお願い〜!!」
葉隠が盛り上がっていると
「「ん?」」
音が聞こえてきた それもプロペラ音と一緒に
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ボロアパートの一室
「マタもすっかり大人になりましたな〜」
「あのときの僕は十五歳だったからね」
「、、、え?」
「え?」
「、、、、、、、、、、、、そうだったんだ」
「今なにを考えたのかな!」
マタ・タミがしんのすけのほっぺをつねるたしかにあの頃は自分のことを僕といってはいたものの流石に男と勘違いされたことには腹がたったおまけに女とわかったのは胸を触られた時だしでもあの頃から成長して色々大きくなったしもう20代の立派な大人だし
「お?何の音?」
「ん?」
そして外から謎の歌が響いてきた
「まさか!ドウドウ!音を鳴らして!」
「わかったわ♡」
チリリリリリリリリリリ
銅鐸のドウドウが非常事態を知らせる音を出す
そして全員がボロアパートの上に集まった
そして上を向いて見つけたのは【飛行船】
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思い出して〜子供の頃の夢〜
25の私〜素敵な花嫁に〜
「なって、いるはずだったのに(涙)!!!」
ところが〜いつの間にやらアラサ〜
あ〜あ〜
「人の幸せ、喜べない(怒)!!!」
ズンチャカ♪ズンチャカ♪ズンチャカ♫ズンチャカ♫
早く結婚したいのよーーーーー!!!
早く妊娠したいのよーーーーー!!!
専業主婦になりたいのーーーーー!!!
いつでも入籍OKよ☆
でーも(涙)でーも(涙)相手がいないのよ(号泣)!!!
アラサーーーーーー!!!
アラサーーーーーー!!!
ア!!!ラ!!!サーーーーーー!!!
それはウエディングドレスを着たアラサー達の魂の雄叫び
これからの人生で金とか出世とか立ち位置とか生き方とか色々考えなきゃいけないのにそれでもなお【結婚】を自分の中の一番上に置く女たちの必死な頑張りそのもの
アラサーを意識し過ぎてビックリマークが三つになってしまった女達 ホントに一生懸命だった
でもいくら一生懸命でも引いてしまうのは仕方なかった
全員がタラリと一雫の汗を流して顔を引くつかせていた
数秒膠着状態が続いた後
「ヒーローの結婚率ってどれくらい?」
「「え?」」
突然しんのすけが話をし出した
顔と話をいきなり向けられた葉隠と小森は何もいえないでいると
「よくわかんないけどヒーローって忙しいんでしょ?なら出会いの場とかも無くてもしかしたらって」
「「?」」
質問の意図がわからず首を傾げるそして考えてみる
ぞわぁ
「なにを想像したのしんちゃん!!!!」
「何と重ねたノコ!?」
質問の意図がわかり具体的な想像をしてしまい顔がちょっと青くなる二人
おまけにその想像の完璧なまでの【モデル】が目の前にいるので更に焦ってしまう
考えたくなかった向こう十年くらいはそんな事考えたくなかったでも完璧なまでの【悪い例】が目の前にいるどうしても悪い想像をしてしまう
「なんか知らないけど失礼な事考えてないかお前らーーーーー!!!!」
ウエディングドレス集団の真ん中の女が叫んだ
そしてその瞬間、破裂音と共に飛行船からアンカーが発射された
全員がアンカーを避けるそして屋根に刺さったアンカーを滑り降りるように彼女達がこちらに向かってきた
地面に降りて対峙する一同 そして
「我ら!」
「愛と!」
「打算と!」
「理想と!」
「現実の!」
「アラウンド!」
「サーティーン!」
「名付けて!」
花嫁(希望)軍団!!!
「お前たちに恨みはないが」
「これも我らが婚活のため」
「お前たちの身柄と引き換えに」
「見合いの話が〜」
「よりどりみどりの」
「大盤振る舞い〜」
「よって!我々とともに来てもらおうか!」
個性豊かなアラサー集団の気迫に気圧されそうになるが
「ごめんなさい」
しんのすけだけが即答した 経験が違った
「ならば力尽くで!」
アラサー達が戦闘モードに移ると
「ならば!」
しんのすけが取り出したのは大量の紙
「これを喰らえ!雄英高校教職員独身男性の名刺を!」
「「「「「「「なにィ!!?」」」」」」」
「相澤先生とか意外に優しいぞ〜!!!」
その瞬間しんのすけは大量の名刺?を空中にばら撒いた
「皆逃げるよ!」
「「「え?!」」」
「あんなので何とか、、、なってる!」
「地面に落ちたクッキーのかけらに群がる蟻のようだ」
「いつか未来で誰かが同じ道を」
「「しんちゃんやめてぇぇぇぇ!!!!!」」
「とにかく逃げるよ!!」
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「デク以外は揃ったようだね」
オールマイトが周りを見渡す
今回の件で招集された全員がそこにいた
「ではいこうか!!」