嵐を呼ぶ!!ヒロアカイレギュラーズ!!!   作:サイセンサイ

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カオス・前編

 

全員が取り敢えずその場から逃げた

 

「これからどうする!?」

 

尾白が次の行動をどうするかを聞く

 

「ひとりひとり正気に戻していくしかない!」

 

「つまり一人につき全員で寄って集って最後は拳骨を当てる一対多ならなんとかなる作戦ってことね」

 

「「「言い方ぁ!!!」」」

 

全員が貧困地区を駆けていく目的は全員の解放

中心都市に向かう手はずだったが

 

「まてぇぇぇぇぇ!ヴィランどもーーーー!!!!」

 

後ろから怒気の籠もった叫びが聞こえてきた

全員が後ろを振り向くそして少し上にいたのは飛行船で追いかけてくる花嫁(希望)軍団だった

全員が鬼の形相でさっきばら撒いた大量の紙を握りしめている

 

「何が名刺だァァァァァ!!全部白紙じゃないかァァァァ!!!!」

 

「ちっバレたか」

 

「バレるだろ!?」

 

「ていうか突っ込んでくるノコ!」

 

「飛行船ごとーーーー!!?」

 

凄まじい轟音を上げながら飛行船が近づいてくる建物のことなどお構いなしに迫ってくる

 

「ちょっ!周りの人!」

 

「大丈夫!この人たちはゲームのNPCみたいな物だから!」

 

ヒーロー志望として町の被害やら人の被害を考えてしまうが殆どが偽物のためマタ・タミが制止する

そうこうしている間に追いつかれた

ズガン!!という音がした後に後ろを見るとアラサー達が飛行船ごと突っ込んできた

 

「三十路の純情を弄びやがってえーーーーー!!!」

 

「逃げろーーーー!!!」

 

そして土煙が舞い 分断されてしまった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「はぁ〜みんな迷子とかしょうがないですな〜」

 

しんのすけは一人孤立してしまった しかし

 

「私達がいるから」

 

「大丈夫だよ!寂しくないよ!」

 

「べ!別に寂しくなんてないぞ!」

 

金の矛と銀の盾がしんのすけに装備されていた

しんのすけはみんなを探そうと屋根の上を登りキョロキョロとあたりを見渡す

普通追われてるなら隠れるものだがしんのすけはしんのすけだった

そして見つかった

 

「ハ〜ハッハッハッ!!」

 

「お?」

 

空からヒーローが降りてきた

そして思い出すのは【緑谷の個室で駄弁っていた記憶】

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「このムキムキさんがオールマイト先生なの?」

 

「そうだよ前はNo.1ヒーローだったんだ」

 

それは初めて緑谷出久の部屋を訪れたときに聞いた質問

部屋中にグッズやらがあったら聞いてしまうのは仕方なかった

そして緑谷はそもそもオールマイトを知らなかったことに驚いた

この世界の人間ではないしんのすけが知らないのも無理はないがオールマイトは世界的に有名なので知らない人はまずいない だからこそ新鮮だった

 

「怪我で引退しちゃったけど今でも僕の最高のヒーロー何だ」

 

「ふ~ん」

 

ちなみにしんのすけにワン・フォー・オールの事は話していない

当然だったこのときはまだ付き合いも浅くそもそもA組のみんなにも元々は隠しておく必要があったことなのだから仕方なかった

 

 

「そんなに強かったの?」

 

しんのすけにとってはなんとなくの質問だった

だが緑谷の目が光った

 

「オールマイトの強さは国を動かしたとしても大袈裟ではない説得力を持つ圧倒的強さ何だけど数の多いアメリカでの実戦がオールマイトを覚醒させて更に完璧とも言える強さになったんだ力だけじゃなくてその技術も素晴らしいものなんだよその強さがこの国のひいては世界の常識を変えたといっても過言では無いんだこの行いは事実世界的にも注目されていてオールマイトに続こうとする人たちが沢山出てまさに時代すら作った最高のヒーロー何だよその存在だけでもヴィランの抑止力となって自ら解決しなくてもオールマイトのお陰で解決した事件は星の数ほどあると僕は思っているんだ何故ならオールマイトは人々の対応やテレビの対応も超一流で」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あの時は大変だったな〜」

 

「君が死穢八斎會タワーから依頼されたヴィランだね」

 

目の前に筋肉ムキムキの大男が堂々と立っている

 

平和の象徴・オールマイト

 

「あれ?なんか、、筋肉ムキムキでも前の痩せてたときより、、、老けてる?白髪も多いしシワも多いし」

 

「おっと最近気にしてることをズバズバいってくるね割と心に来るよ」

 

苦笑いを浮かべながらオールマイトは近づいてくる

 

「その剣と盾を置いてこちらへ投降したまえ」

 

オールマイトはヒーローとして自首を勧めるが

 

「嫌って言ったら?」

 

当然そんなことするつもりはない

 

「残念だけど捕まえさせてもらう!」

 

「ホイですか」

 

しんのすけは金の矛と銀の盾を構える

 

「なんか強いらしいから気合を入れるよキンキンギンギン!」

 

「「うん!」」

 

「ならばこちらも行くぞ!」

 

そして野原しんのすけVSオールマイトのドリームバトルが開かれる

 

 

はずだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「逸れてしまった、、、葉隠さん怪我は?」

 

「大丈夫」

 

尾白と葉隠が路地裏を進んでみんなを探す

しばらくすると尾白が気づく

 

(葉隠さん口数が少ないな?)

 

いつもおしゃべりな葉隠が妙におとなしい

やっぱりどこか怪我をしているのかと思いもう一度聞いてみようと振り向くいた瞬間

 

「尾白くん」

 

葉隠の方から話しかけてきた

普通なら変なことを言うが顔が見えるので顔がわかる

その顔は真剣な眼差しをしており何かを見極めようとしている目

その瞳は何らかの圧を放っているようだった

 

(この重圧は一体!)

 

「、、、、、私の裸見たよね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?」

 

「謎の精神世界で私の裸ガッツリ見たよね?」

 

葉隠は顔を赤らめながらそういった

尾白は硬直した

 

「、、、、、、、、、、、、、見てないよ」

 

「嘘ーーーーー!!!」

 

そして始まるのは一部の層の方々がブチギレ必須の光景

 

「絶対見たーーー!!!!青山くんの時よりもガッツリ見たーーー!!!!」

 

「だ!だって!突然だったし!そう言うしかないじゃないか!自分で言うのも何だけど察してくれよ!」

 

尾白的にはかなり気を使った確かに突然とはいえ見てしまった事はしっかりと恥じることだがそれでも何故今このタイミングで掘り返すのか意味がわからなかった

 

顔を赤くした美少女の葉隠がギャーギャーいっている

尾白はそれに慌てている

痴話喧嘩にしか見えない

今は痴話喧嘩すら出来ない相手に狙われながら何をしているのだろうか

 

「じゃ!じゃあ!見たことは謝るよ!確かに俺が悪いし!でも何でこのタイミングで!?」

 

 

 

 

「、、、、、、、じゃあいざって時【責任】とって」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあぁい!!?!!?!!?」

 

「【はい】っていったねオッケーいこうか」

 

「待ってどういうこと!!?」

 

「察して!」

 

「ええええええええええ!!?」

 

何故葉隠透がいきなりこんなことをいい出したのか

それは簡単【悪い例のモデル】が目の前に現れたからだ

嫌な未来を想像してしまった

それでまぁまぁ混乱して混乱したままこんなことをいってしまった

自分の未来のために

 

「とにかくいざって時は責任とって!」

 

「いやあのだから!」

 

「尾白、君を殴る」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「え?」」

 

「一時期流行ったよなぁァァァそんな言葉がよぉぉぉぉ」

 

突然うめき声を聞かされて二人は振り返った

 

路地裏からコツコツとホラーテイストな足音を立てながら誰かがやって来た

いや既に誰かはわかっている こんな状態でこのタイミングであんな声を上げるのは一人しかいない

薄暗く顔は見えないがシルエットはわかるとても小柄だ

 

「でもよぉぉぉちょっと変えようか言葉を」

 

それは血の涙を流していた

 

「尾白君を殺すぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

 

 

「「峰田ーーーーーーーー!!?」」

 

そして心底くだらない追いかけっ子が始まった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?オイラはもうモテモテのはずなのに何でこんなに苛立ってんだ?いやまぁあんな光景見たら人類ならキレて当然だけど何でだ?まるで今だにオイラには女には縁が無いような?何かがおかしいような?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「いいから責任取るっていうノコ!!」

 

「無理だ!いきなりでそんな決断は!!」  

 

そして別の所で全く同じ事が起きていた

 

「ファンゼロ号なんでしょ!!?」

 

「それは忘れてくれ〜〜〜」

 

「「「「「「「いちゃついてんじゃねぇ〜〜(怒)!!!」」」」」」」

 

黒色支配と小森希乃子二人は痴話喧嘩しながら痴話喧嘩すら出来ない相手から逃げていた

運悪く見つかってしまった

 

「取り敢えず入るから掴まってくれ!」

 

「うぬぬ!」

 

黒色支配の個性・黒

 

黒色の物の中に入り移動する

ここは常に夜の世界 入れるものなど無数にある

そして黒に入ったままならA組との戦いで青山を引きずったように高速で移動が出来る

 

黒色は小森を掴んで高速で逃げていく

 

「ヤバい逃げられる!」

 

花嫁(希望)軍団をもう少しで振り払えるその時

 

「黒き腕の暗々裏」

 

「「!?」」

 

大きな音とともに【地面ごと抉られた】

 

二人が声のした方を振り向くとそこには

 

 

 

 

 

 

「今(ワールドタイム)を生きる哀れ者(ネガティブソウル)の住民(ヒューマンドール)よせめてこの主(ヘルロードエンペラー)またの名をツクヨミの腕(ブラックパーツ)に封印(ジャッジメント)されよ」

 

「ハグゥ!!」

 

「黒色の共感性羞恥が!」

 

色々なものをとてつもなく悪化させた常闇踏陰がいた

 

「始まりだ(ビッグ・バン・アルティメット)」

 

「もうやめろ常闇〜〜」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「バショがわかるのですか?」

 

「うん、ドウドウはキンキンとギンギンの場所が分かるんだ」

 

「それほどでも♡」

 

ポニーはマタ・タミそしてドウドウとともに逃げていた

 

しかし

 

「止まりなさい!」

 

「「!?」」

 

声の方を振り向くとそこにはとある女性がいた

 

「ウララカさん!?」

 

20代の姿になった麗日お茶子がいた

麗日お茶子はオールマイトと同じように自首をするように勧めるがそういうわけにもいかない

 

「突破するよ!」

 

「YES!」

 

そして二人が麗日に注意を向ける

 

 

 

 

 

 

 

だがそこには【保護色】で身を隠した蛙吹がいた

 

「「!」」

 

気づいたときには舌が眼前にあった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「どこにいやがんだ?」

 

爆豪改め大爆殺神ダイナマイトが空からヴィランを探していた

そして見つけた

 

「死刑死刑死刑死刑死刑ーーーー!!!」

 

「ヒーローは裁く立場にない!!裁くのは司法だあーーー!!!」

 

モギモギを投げまくって全力疾走するグレープジュースを

 

「何やってんだアイツ」

 

ため息を吐きながら加勢してやろうと地上に降りる

 

「爆豪くん!?」  

 

「なっ!」

 

二人は焦る 峰田一人ならどうにか出来たかもしれないが爆豪はまずい 最悪捕らえられる

しかし引くわけには行かない逃げられないならと二人は目を合わせて戦う覚悟を決める

 

「美女とアイコンタクト取ったやつはシネェェェェ!」

 

燃える峰田に余計な油を注いでしまったが無視して構える

爆豪も顔をニヤけながら構える

その瞬間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズガアァァァァァァァァン!!!!!!!

「ギャァァ!」

 

 

 

 

「「「「!?」」」」

 

3人は目の前に降ってきた何かが巻き上げた土煙に目を覆う

小柄なあいつはついでのような潰された

何やら巨大な何かが吹き飛ばされたように目の前の家に激突したらしい

ガラガラと壊れた壁が音を立てながら何かがピクピクと動いていた

 

一体何なのか3人がそれを確認すると

 

 

 

 

「え?オールマイト?」

 

「ぐうぅ!」

 

なんと吹き飛ばされてきたのはオールマイトだった

3人の目が見開かれる

特に爆豪の動揺は大きかった

 

平和の象徴の彼が何故?一体誰が?

その疑問はすぐに解決した

 

「お~~い大丈夫〜〜」

 

「「しんちゃん!!?」」

 

屋根の上にしんのすけが立っていた

何が起きたかと言うと屋根の上を移動しながら戦っていたのだがしんのすけが金の矛の側面をオールマイトに向けてさながらハリセンのように思いっきりバチン!!としたからだ

 

「オールマイトをこんなにするなんて!!」

 

オールマイトは明らかにダメージを受けており、しんのすけは余裕そうだった

 

「てめぇ何しやがった!?」

 

憧れの人のやられた姿 意味がわからない 一体どれほどの強さなのかと爆豪の脳内は混乱する

 

しかし、しんのすけの一言であたりは静寂に包まれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや、弱いよ?」

 

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

 

 

あたりを冷たい風が横切ったそれは想定外の言葉だったからだ

 

「オールマイトが、、、弱い?、、、」

 

爆豪は意味がわからず立ち尽くす

 

「うん弱い」

 

しんのすけははっきりいった

 

 

 

 

オールマイト弱い?んなわけあるか!だがやられてる?まぐれだ!オールマイトが?違う!相手は無傷?ありえねぇ!あいつが強い?オールマイトは強い!憧れの人が?勝つんだよ!負けてる?弱いわけがねぇ!何でだ?間違いだ!何かがおかしい?おかしいだろ!何が?何かが!何かがバグってるような?

 

爆豪は仁王立ちでトリップしてフリーズしてしまった

異なる世界によるバグで思考停止が起きたのだ

 

 

「まさか、、ワン・フォー・オールがないから?」

 

「現実じゃオールマイトは力を失ってるからこの世界にも影響、、いや反映されて?」

 

二人がフリーズした爆豪を見たまま話し合う

ちなみに峰田はオールマイトのおケツに潰されてしまった

 

「とにかく今のうちに正気に戻すんだ野原!」

 

「ほ〜い」

 

しんのすけがストーンを握りしめて拳骨を食らわせようとしたその時

 

「死刑ーーーーーーーー!!!」

 

「ゲェ!峰田!!?」

 

峰田が不死鳥のように復活を遂げた

 

「立てよオールマイト!平和の象徴何だろ!そしてあの凶悪ヴィランを殴り飛ばすんだ!!」

 

「とうとう他人の拳を借りるところまで堕ちやがった!!!」

 

「グレープジュース!」

 

そして峰田の声につられてオールマイトも立ち上がろうとする

 

「あのヴィランは強い!オイラみたいなやつじゃだめだ!認めたくないけどオイラはカッコ悪い小物なんだ!」

 

「よくわかってるじゃん」

 

「うるせーー!!オールマイト!アンタの力が必要なんだ!」

 

「なんかカッコいいムーブしてるっぽいけどカッコ悪いよ?」

 

辛辣なしんのすけのツッコミに牙を剥く峰田がやり取りをしていると第三者の声が響いた

 

「グレープジュース!キミはカッコ悪くない!!」

 

同じく立ち上がったオールマイトが峰田に対してフォローを入れた

峰田の目に涙が溜まる

オールマイトという大いなる先輩に激を入れられて感激してしまった

 

「オールマイト」

 

「何この茶番」

 

「オイラはカッコ悪くないのか?女と付き合った経験のないオイラが?」

 

なんかよくわからない少年漫画の劇的なシーンムーブをかましながらオールマイトは峰田に笑顔を向ける

何度目かわからないため息を吐きながらしんのすけがじとぉ〜とした目を送る

だが何を言うのかわからないオールマイトの言葉は気になるので耳を澄ます

フリーズしてハイライトの無い目をした爆豪も首を動かしながらオールマイトの方を向く

その場にいる全員がオールマイトを注視する

 

 

「あぁカッコ悪くないとも!なんせ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私も経験ないからね!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナイカラネ

 

 

 

 

 

ナイカラネ

 

 

 

 

 

 

 

 

ナイカラネ

 

 

 

 

 

「「「「「え?」」」」」

 

 

 

 

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