三人がホーン砲に乗って空中でサーフィンのごとく動き回る
蛙吹の舌がポニーのホーン砲がそしてしんのすけがホーン砲に乗ったまま自らツッコむが相手は浮遊の個性、本格的な機動力は向こうが上手なうえに怪力で弾かれる
更には背中からは針が飛び出してきた
「危な!」
しんのすけがキンキンでその針を受け流す
志村菜奈の背中に乗っているクロノスタシスの個性がしんのすけ達を狙う
クロノスタシスの針に刺されたものは行動がカタツムリの速さまでスローになってしまう
この状況では刺されたらほぼ終わりといって良い
志村菜奈に遠距離攻撃まで使われている状態なので油断を許さない
5人が空中戦を繰り広げる中、横と下では更に過酷な戦いが繰り広げられる
緑谷と常闇が巨大化したオーバーホールと戦い
そして残りのメンバーも
宝生結の結晶をまとったパンチが峰田を狙うが
黒色が個性の高速移動で引っ張り難を逃れる
そしてその黒色を狙おうと多部空満が噛みついてくるが
オールマイトがアッパーで殴り飛ばす
その瞬間オールマイトに異変が襲う
酒木泥泥の泥酔が平衡感覚を奪いオールマイトにナイフが投げられるが
尾白が尻尾で叩き落とす
今度は尾白が酒木泥泥を狙おうとするが尻尾の打撃が天蓋壁時のバリアで阻まれる
その瞬間尾白に酒木泥泥の泥酔が使われ動きが鈍るが
同じタイミングで葉隠が集光屈折ハイチーズで敵の動きを同じく鈍らせる
小森がチャンスだとキノコ攻めをしようとするがサポートアイテムの銃の一つを窃野トウヤの窃盗で奪われる
そして小森を乱波肩動が襲うが峰田のモギモギで足を止められる
そしてその乱波肩動を浮かせようと麗日が触ろうとするが再び宝生結がパンチを振るいそれが阻止される
「だあああああめんどくせぇーーーーー!!!」
峰田が状況の複雑さに叫び声を上げる
敵、味方の個性を把握しながらのこの乱戦は頭がパンクしてしまう
人数的にはこちらが有利だが相手は何分強い
「ならシンプルにするだけだ!!」
「「「「!」」」」
オールマイトがそう叫んで突っ込んでいく
突っ込んでいった先は乱波肩動の元そして
ドガガガガガガガガ!!!
「オールマイト!!?」
治崎と戦いながらも緑谷の叫びが響いた
乱波肩動の拳がオールマイトに炸裂する だが
「私は確かに弱体化している!だが良いことが一つある!」
それはトゥルーフォームになるきっかけとなった胃の摘出の傷が消えていること
マッスルフォームを維持できている
オールマイトはワン・フォー・オールを貰う前から身体は出来上がっていたとグラントリノはいっていた
「私がこの攻撃力の強いヴィランを抑えよう!!もとより殴り合いは得意分野だ!!!」
倒せないなら積み重ねたこの肉体とタフネスで盾となる
それがオールマイトがだした結論だった
今もオールマイトは乱波肩動の拳を受けながら少しずつ自分の拳を入れている
(本当はお師匠を止めたかった!だが弱体化した私では無理だ!ならばヒーローとして最善の行動を取れ!皆を守れ!)
その覚悟に全員が目つきを変える
「先ずは戦場を決めるぞ!」
「こっちが多い!一人二人でかかるぞ!」
「ちょっとヒーローっぽくないけど!」
「私の銃とられたノコ!」
「もう一つの銃は出すな!今は!」
役割を決め連携を決めるように動き出す
「下、盛り上がってる〜〜!」
「集中してしんちゃん!」
「うおっ!」
しんのすけの頬を志村菜奈の拳が横切る
クロノスタシスの針が追撃してくるがギンギンで防ぐ
すると
「お!?」
「!?」
「Watts!?」
急に身体の力が抜ける下の者たちも同じ
この感覚を麗日と蛙吹は知っていた
「「活力吸収!!」」
活瓶力也の活力吸収の個性
つまり今巨大化したオーバーホールが使っているということ
それも味方もろとも
「長引けばこちらが不利よ!!」
蛙吹が叫んだ
「峰田くん!窃野トウヤに突っ込んで!」
「俺!?」
「峰田くんのモギモギは盗っても仕方ない!手につくから!」
「あ!そうか!」
「それにしんちゃんの武器を奪われるわけには行かないわ!」
そう窃野トウヤの窃盗は手元の武器を引き寄せる
つまり武器を使うしんのすけとの相性は悪い
窃野トウヤを自由にさせないために峰田に攻めさせ続ける必要があった
「貸しだからな野原〜〜!!!」
そして峰田が突っ込んでいった
(人数では勝ってるのに手が足りない!)
緑谷が全体の状況を見ながら最善策を模索するが活力吸収のせいで時間制限までかかってしまい思考がまとまらない
だが
「緑谷!下の援護にいけ!」
「え!?」
常闇踏陰の叫びが響いた
「考えがある!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「クソ!透明化できればもっと役に立てるのに!」
葉隠はこの世界のバグのようなもので姿が見えている状態
最大の武器が潰されている状態
「うっ!」
そして葉隠を気持ち悪さが襲った
酒木泥泥の泥酔が葉隠に使われたのだ
「やばっ!」
そして投げられたナイフが葉隠を襲う
だがそれは全て弾かれた
「葉隠さん!大丈夫!?」
「尾白くん!」
尻尾でナイフを全て弾いた尾白はすぐに泥酔を使われるが尾白の個性は尻尾つまり杖代わりになる
「俺の合図で目眩ましを!」
「うん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「タッチできない!」
麗日は激しく動き回っていた
多部空満に狙われてその顎に身体が入らないように必死だった
更に宝生結までもこちらを狙っている
「麗日さん!」
「! マタ・タミさん!」
そこに助けが入ったそれは小型の飛行機に変身したマタ・タミだった
下からすくい上げられ宙を舞う
「ごめん!運んでたら遅くなった!」
「運んでた!?」
すると
オオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
「「「「「!?」」」」」
それはダークシャドウの雄叫び
その姿は本気の姿だった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「本気を出せない!?」
「あぁあの時は俺もダークシャドウも正気ではなかったから問題なかったんだろうがそもそもダークシャドウは力を出せば出すほど制御が出来なくなる」
「つまり深淵闇躯・光明は使えないってのか!?」
「あぁ、間違いなく暴走する」
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今ダークシャドウはその光明状態だった
「何で!制御できないんじゃ!」
だが今ダークシャドウはオーバーホールとだけと戦っている
「彼のおかげだよ!」
「彼!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「一人で制御出来なくても」
「二人なら可能性がある」
「「今このとき我らは比翼の鳥なり!!」」
それは黒色支配がダークシャドウの中に入り常闇と黒色の二人で制御するという荒業だった
実際二人共キツイが制御出来ている
オール・フォー・ワンすら止めたその力がオーバーホールにぶつけられる
「「ゆくぞ!クリーチャー!!!」」
そしてテンションも上がっている
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そしてこれで一人に余裕が出来た
「Smash!!!」
「緑谷〜〜!!!」
緑谷が下に降りて窃野トウヤをノックアウトした
峰田は応援に涙があふれる
「これで小森さんが銃を使える!」
「ノコ!」
突然名前を呼ばれ驚いたがその意味を理解する
全力の肺攻めをしようとしたが
ブゥン!
「ノコ!?」
突然バリアに閉じ込められた
天蓋壁時が小森を閉じ込めて個性を使用できなくしたのだ
緑谷と峰田に宝生と多部が襲いかかるが
「「今だ!」」
麗日がマタ・タミの飛行機から飛来して不意打ちで二人を触った
二人は浮き上がり身動きが出来なくなる
「Smash!!!」
その隙に緑谷が二人の急所を狙いノックアウト
一人に余裕ができたおかげで次々と状況がドミノ倒しのように好転していく
そして
「ハイチーズ!」
「尾空旋舞!!!」
葉隠が目をくらまし尾白がとどめを刺す泥酔で平衡感覚を失いながらもそのコンボで酒木泥泥を倒した
「後は二人!」
そして乱波肩動の方を振り向くと
殴り合いはまだ続いていた
オールマイトが一発打ち込む間に向こうは何十発その状態が続いていたにもかかわらずオールマイトは足止めを成功させていた
そして緑谷と尾白の二人が乱波の後ろを向きノックアウト
オールマイトは全身青あざだらけながらも立っていたまだやることがあると目で言っていた
「下の方が片付きそうね!」
空中で戦い続ける三人はそれに続こうとした
三人は良くやっていた志村菜奈程の実力者をクロノスタシスのサポートがありながら止めていたのだ
彼女が下の戦場に行っていればこうはならなかった
しかし志村菜奈とクロノスタシスのコンボで膠着状態から抜け出せなかった
その時
ーーーーー
こい!
ーーーーー
それはダークの司令だった
志村菜奈にだけ聞こえるテレパシーで自分のもとへ来るように命令したのだ
そして志村菜奈は背中のクロノスタシスを掴みそして
ぶん投げた
その奇行に全員が目を奪われる
そしてクロノスタシスは投げられながらも針を繰り出し
「あっ!」
「ぐっ!」
「麗日さん!」
「尾白くん!」
麗日お茶子と尾白猿夫に当たってしまった
つまり麗日と尾白は【約一時間動けない】
そしてクロノスタシスは地面についたあと迫撃を加えようとしたが
「ワンタンメン!!!」
しんのすけの面によりノックアウトした
そして志村菜奈は
「バリアのやつが!」
「「「「!」」」」
今度は天蓋壁時を背中に乗せて【上に行った】
(上!かっちゃん!グラントリノ!)
そして緑谷は現状を把握すると
「マタ・タミさんは麗日さんと尾白くんを!残りは常闇くんと黒色くんに加勢を!」
「わかったよ!」
飛行機状態のマタがゆっくりとしか動けない二人を乗せて脱出する
そして隣で行われている激しい戦いに参加する
「ほんとは上に行きたいけど今はオーバーホールを倒す!こいつに背を向けたらすぐにやられる!」
爆豪とグラントリノにすぐに加勢に行くべきだがオーバーホールはそれをさせるほど甘い相手ではない
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「「はぁ!はぁ!はぁ!」」
爆豪勝己とグラントリノは全身を斬り刻まれながらも2頭の黒いドラゴン相手に互角に戦っていた
だからこそダークは援軍を欲した
「「!」」
下から何かが上がってかる
そしてその顔を見た瞬間グラントリノは硬直してしまった
「志村!!?」
「油断すんな!」
爆豪が叫ぶが一歩遅かった
志村菜奈はグラントリノに抱きつくとすぐさま下に向かって落ちていった
「「先ずは貴様からだ」」
「忘れてんのかクソ双子!俺はもともと一対二で勝ってんだよ!!!」
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上では爆豪が一人でソード・キル・ドラゴンズと戦い
中ではオーバーホールとの戦い
そして下では
「志村、、、、」
操られた同僚の姿にグラントリノも動揺を隠しきれなかった
更には背中にバリアを出す天蓋壁時もいる
そしてグラントリノの動揺が静まらないまま戦闘が開始されようとした
その時だった
「何だ?あの時のジジィ生きてたのか?てか若返ってんのか?」
「!!?」
そこに【黒髪の青年】が現れた
緑谷から話は聞いていたNPCのようなものだと
だがこの雰囲気にこの威圧は
「そんでアンタもいんのかよ【おばあちゃん】」
本物の死柄木弔しかありえない