嵐を呼ぶ!!ヒロアカイレギュラーズ!!!   作:サイセンサイ

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最終章・突入です


終章・イレギュラーズ編
最後の嵐の前触れ


 

あの後色々な事がなんやかんやあってそして

 

しんのすけは今、縛り上げられていた

 

「イヤン助けて〜」

 

「そういうのいいから」

 

「ホイ」

 

時刻は夜・A組寮

あの事件から2日ほど経ったある日しんのすけは拘束された

理由は【フロッピー・スタンピード事件】

乙女の尊厳のデリケートな所に触れてしまった『懐かしい匂い』による二次被害

 

その内容の一部が関係各所に伝えられるしんのすけは女子生徒たちに拘束

何でかB組と教員もそこにいた

 

「それではこれより裁判を開始します!」

 

芦戸三奈がそういうと

 

「では言い残す言葉は?」

 

「えぇ~もっと色々あるんじゃないの〜」

 

明らかに有罪が確定した雰囲気にしんのすけは反論した

 

「だから〜仕方なかったんだって『懐かしい匂い』にやられちゃったら操られちゃうんだよ?」

 

「だとしてもひと言くらい欲しかったわ」

 

それをいったのは今回の被害者である蛙吹梅雨

架空世界の時は緊急事態だったために見逃したがしんのすけがあまりにも今回の件を話題に出さないので流石に怒ったそれも複雑な感情も混じりながら

 

「所で峰田は?」

 

「許容量超えてるから部屋で休むって、、ここにいたら血涙で出血死するって」

 

「峰田、、、」

 

すると今度は

 

「懐かしい匂いってのはなんなんだ?」

 

「ん?」

 

それを発したのは物間だった

いつもの笑顔ではなく真顔で質問していた

 

そしてしんのすけが話したのは懐かしい匂いがどういうものか

簡単に言えば大人を子供の頃の心に戻す薬

それを利用すれば操ることも可能

 

「そんなものが」

 

「でも嗅がなきゃいいんじゃ?」

 

「空気感染の可能性もあるぞ」

 

「子どもには効かないんだな?」

 

「壊理ちゃんや洸太くんはどうなるんやろ?」

 

各々が考えを巡らせる中

 

「ようは『今の匂い』があればもとに戻れるんだな?」

 

「そうだよ〜」

 

物間が確認を取るそして

 

「、、、ヴィランが使っていたのなら今度はそれが僕らにも向けられる可能性もある」

 

みんなの前に立ち演説するように話し始める

 

「だが対処法があるならそれを頭に入れておけばいい」

 

そしてコツコツとしんのすけに近づいていく

 

「今回は、、、、まぁ緊急で必要だったと」

 

物間が少しばかり気遣うトーンで話を進める

 

「だが匂いで中和できるなら身近な匂いのほうがいい」

 

そして物間はしんのすけの前に立ち

 

「例えば『汗臭い男の匂いでも』可能なのか?」

 

「父ちゃんが共に戻るときは父ちゃんが履いてる靴の匂いで、、、、は!」

 

その時しんのすけは気づいた物間が【笑っている】事に

 

「なら対処法の為に君にはこれから『我々男の匂い』を覚えてもらうということで♡」

 

「っ!!!!!」

 

この時しんのすけは初めて物間にしてやられた

 

「イレイザー先生!合理的な対処の為に同性の匂いを使った訓練を提案します!」

 

「許可しよう」

 

「うえええええええ!!!」

 

しんのすけの脳裏に走るのは訓練の光景

恐らく男湯的な所での、、、、

 

「ただし野原だけに施しても意味ないからほかの奴らもだ」

 

「「「「「「え!!?」」」」」」

 

その発言に全員が声を上げる

しんのすけに施される罰だったものが自らにも振りかかるそれも確かな理由付きで

しんのすけと同じような地獄を想像する

ゼッタイイヤダ!

男子たちが汗を流しながら異議を申し立てようとすると

 

「仕方ありませんね〜仕方ありませんやります!!」

 

物間がそれを潰した

 

「「「「物間ーーーーー!!?」」」」

 

自分も巻き添えを食らうというのにこの態度

 

つまり物間は

 

「この程度乗り越えてみせましょう」

 

覚悟を決めていた

しんのすけに一矢報いるためならもはや身体すら張るのも厭わないと地獄を見る覚悟を

そして皆を道連れにする覚悟も

 

「「「「「てめぇの私怨に巻き込むんじゃねぇーーーーーーーー!!!!!!」」」」」

 

そして始まったのはドッタンバッタンな喧嘩だった

 

「そんで野原」

 

「ホイ何でしょう相澤先生」

 

しんのすけはふてくされたように聞き返すと

 

「懐かしい匂いについて詳しく聞きたい」

 

「お?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「置いてけぼりにされた」

 

「梅雨ちゃん、、、」

 

男子たちは喧嘩に夢中でしんのすけは相澤に連れて行かれた

 

被害者を差し置いて取り敢えずの決着がついてしまった

 

「あのーヨロシイですが?」

 

「?、、ポニーちゃん?」

 

もうひとりのしんのすけを思う少女・角取ポニーが話しかけてきた

そして聞いてきたのは

 

「どんなカンジでした?」

 

「!!?」

 

しんのすけに激しく抱きつかれた時どんな感じだったのか気になるのは仕方なかった

 

「まぁ、、、、そこそこ、、、、悪くはなかったわ」

 

「そうですか、、、ううん」

 

「ん?」

 

ポニーは何かを考え込んでいるようだった

 

「、、、、ニンゲンはどのあたりの匂いがつよいのでしょう?」

 

ポニーのその発言

 

最初は意味がわからなかった

 

だが自分の身体を調べるような仕草をしていたので

 

「「「「「何考えてんの!!?」」」」」

 

 

女子一同嫌な予感がして止めに入った

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、どうだったのかね?」

 

「想像以上にやばいものらしいです」

 

校長室にて相澤は『懐かしい匂い』について報告した

 

「今こちらで保護している『志村菜奈』さんもその匂いで操られていた」

 

「しかも効能だけではなかった」

 

「何?」

 

相澤が真剣な顔でこの匂いの真の『驚異』を報告した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この匂いは『日本全土』に撒かれる可能性があります」

 

「!」

 

「つまり、、、、一国家をそのまま洗脳できる」

 

それは最悪の可能性の一つだった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「少年、、今なんと!」

 

そこは雄英高校の仮眠室で緑谷出久はオールマイトと二人だけだった

オールマイトはさっき言った緑谷の言葉に衝撃を受ける

 

「意識はありません、、、自我もありません、、でも確信できるんです」

 

緑谷は胸に手を当てて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「僕のなかに『転弧』がいます」

 

それを『ワン・フォー・オール』が残した【蛇足】だった

 

 

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