嵐を呼ぶ!!ヒロアカイレギュラーズ!!!   作:サイセンサイ

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焼きそばパン

麗日は走っていた

 

目的地はとある人気の無いガレキ地区

 

スマホから送られてきた動画通りの場所

 

 

 

『この人を人質に取りました。だから誰にも知らせず一人でここに来てください、お茶子ちゃん』

 

それはしんのすけが首元にナイフを当てられて両手を挙げさせられている映像だった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ヒミコちゃん!」

 

「、、、来ましたねお茶子ちゃん、、、」

 

 

 

そして二人は邂逅した

 

 

 

 

 

 

「つっ!!!」

 

涙が溢れそうになった

 

映像の時点ですでに泣きそうだったがもう限界だった

 

「ゴメン!私のせいで!ヒミコちゃんは!!」

 

それは後悔の涙だった

 

「ふふっ元はといえば私が刺したからでしょう?」

 

「でもぉ!!!」

 

それから少し話した

 

お互いの想い

 

後悔があったりなかったりするふたり

 

叶わないと想っていた再開

 

お茶子はずっと泣いていた

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「しんちゃんはどこにいるの?」

 

お茶子は人質になっているしんのすけの事を聞いた

 

「あの人は」

 

「ここだよ〜」(ヒョコ)

 

しんのすけはガレキの裏から顔を出した

 

すると

 

「やっぱりグルだったのね、もしかしたらとおもったけど」

 

「「!」」

 

今度は麗日の後ろから蛙吹が顔を出した

 

「しんちゃんがあっさり捕まるなんて考えられなかったわ、それに、普通なら考えもしないけどしんちゃんなら誰とでも対等に話そうとするからヒミコちゃんの話を聞いて協力したのかなって」

 

「ありゃりゃ~バレてましたか〜」

 

「他の人は?」

 

「、、、、、、私だけよ」

 

 

それも本来あり得なかった

 

麗日の様子がおかしいことに気付いた蛙吹はスマホの動画を確認した

 

トガヒミコはヴィラン普通ならみんなに報告するものだが蛙吹は口を結んだ

 

麗日とヒミコの関係を知っていたからかもしれないが

 

ルールを順守する彼女はそれでもみんなに報告しただろう

 

かつて爆豪が誘拐されたときに辛くてもクラスメイトに言うべきことをいった彼女なら妥協することはしなかったろう

 

しかし今回彼女は

 

 

 

しんのすけが関わっていて少し緩んでいたのかもしれない

 

 

 

 

 

「それで、私をどうするんですか?」

 

トガヒミコが口を開いた

 

「、、、、捕まえる」

 

お茶子は前を見てはっきりいった

 

「迷いはしないよヒミコちゃん」

 

「なら私も私の好きに、逃げますね」

 

 

二人にもはや躊躇も葛藤もない

 

ただお互いに全力で

 

 

 

「ちょっ〜〜とまった〜〜!!!」

 

「「「!!!」」」

 

 

そしてしんのすけが空気を壊した

 

「オラは喧嘩はいいけど傷つけ合うのは反対な男です」

 

「「「え?」」」

 

3人とも意味がわからなかった

 

「まず!お茶子ちゃんとヒミコちゃんは全力で決闘したい!出来れば二人だけで!そうゆうわけだ!」

 

しんのすけはMC風にいった

 

「う、うん」

 

「そういう事になりますね」

 

「でもここには梅雨ちゃんがいます、ヒーローな梅雨ちゃんはお茶子を手伝わなきゃいけない!つまり!決闘に入らなきゃいけない!そうゆうわけだ!」

 

「(意外と立場とか理解してるのね)そうね、ここにいる時点でルールを一つ破ってるようなものだからこれ以上はできないわ」

 

ヒーロー科の立場がある以上二人はヴィランを捕まえるために合理的な動きをしなければならない

 

「だったら、オラにいいアイデアが〜あります!」

 

「「「?」」」

 

しんのすけはふたりのやり取りを見て

 

ある記憶が刺激されていた

 

ジジジジジジジジジジジジ

ーーーーーーーーーーーー

 

焼きそばパン!買ってこーーーい!!!

 

ーーーーーーーーーーーー

ジジジジジジジジジジジジ

 

 

 

 

 

それはとある勝負の記憶

 

それはとあるぶつかりあった記憶

 

それは青春の記憶

 

 

 

 

 

「ヒーローとヴィランなら!追いかけっこはセーフなはず!」

 

「「「!!?」」」

 

それはある意味めちゃくちゃな暴論だったが

 

 

 

 

 

 

「『レース』をしよう!」

 

 

 

二人が求めてた事だった

 

 

 

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