嵐を呼ぶ!!ヒロアカイレギュラーズ!!!   作:サイセンサイ

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全力で走る

 

 

トガヒミコは少年を人質に取り動画を送り

 

麗日お茶子を呼び出した

 

トガヒミコは麗日お茶子一人を呼び出したが様子がおかしい事に気付いた蛙吹梅雨はこっそりついて行った

 

そして、麗日お茶子と蛙吹梅雨は少年を救出

 

トガヒミコは逃走仕様としたが

 

二人は長時間に渡り追い掛けた

 

これが『表向きの記録』

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ゴールはオラがいた『廃ビル』の屋上!地面に引いた線を踏んだほうが勝ち!二人なら絶対青春なレースが出来るぞ!」

 

しんのすけがいい出したのはレース

 

 

個性あり妨害ありのレース

 

 

これならトガヒミコを追いかけていたという言い訳がたち

 

なおかつ勝負できる

 

蛙吹梅雨はただ付いてくるだけでいい

 

「大雑把だけどたしかにこれなら」

 

「やりましょう!!」

 

トガヒミコは乗り気だった

 

「友達とのレース!初めて!」

 

「私もやるよ!後悔したくないから!」

 

「ふぅ~、、、私ももう立派な問題児ね、緑谷ちゃんと爆豪ちゃんのが移ったかしら、、、」

 

もしくは『嵐』に当てられたのかもしれない

 

「ソレじゃ!準備運動はしっかりね!」

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

「しんちゃんが妨害アリにしたのは意外だったわ」

 

蛙吹はしんのすけに疑問をぶつけた

 

「こうゆうのって性格でますからなぁ〜それに、やっぱり戦ったほうがスッキリするでしょ」

 

「なるほど」

 

恐らく深くは考えていないのだろう

 

しかし、当の本人達にはそれが理想だった

 

(過去に誰かとレースをしたのかしら?)

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「位置について」

 

二人は構えた

 

「よーーい!」

 

その目は燃えていた

 

「スターーート!!!」

 

「「負けない!!!」」

 

そしてレースは始まった

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

ガレキ地区は文字通りガレキの山

 

歩ける道など無い

 

故に先行したのはトガヒミコだった

 

訓練で身に付けたスキルと実戦で身につけたスキルでは違いがでた

 

更には

 

 

ビュン!!

 

「オワッ!!」

 

それは投げナイフだった

 

トガヒミコは容赦なく投擲して妨害してくる

 

しかし麗日も負けてはいない

 

「ゼロ・サテライツ」

 

周囲のガレキを浮かせワイヤーで絡め取り投擲を弾く

 

扇風機のように回して複数の投擲も弾く

 

「あはは!楽しいねぇ!!これが嘘の無い青春!?私初めて!!」

 

トガヒミコは初めて感じる繋がり方に心を震わせる

 

「熱くなってきたぁ!!」

 

麗日は元から熱血的なものが好きなのかすでにランナーズ・ハイになっていた

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「ふたりともやりますなぁ〜」

 

しんのすけは少し離れて二人を見ていた

 

そして、全く余裕でついて行っていた

 

「しんちゃん、私を置いていっていいわ、気を使ってゆっくりなんでしょこれでも」

 

蛙吹はしんのすけが自分に合わせていることに気付いていた

 

「いいの、梅雨ちゃん」

 

「審判は先にゴール前にいなきゃでしょ」

 

「わかった!ありがと梅雨ちゃん!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして二人は廃ビルの入口まで来た

 

ゴールは屋上

 

つまりここからはより複雑な攻防になる

 

(建物内なら浮かせる物が多いお茶子ちゃんのほうが有利のはず)

 

(隠れられる場所がある以上気配を消して襲撃もありうる)

 

お互いに読み合いをしながらビルを駆け上がっていく

 

そして

 

麗日が仕掛けた

 

「ミニ・メテオ!!」

 

浮かしてワイヤーで絡め取った物を散弾銃のように広範囲に投げつけた

 

トガヒミコは回避するが

 

その隙をついて麗日は窓に向かう

 

「しまった!」

 

そして狙いを察した

 

無重力状態になり外側から一気にビルを駆け上がる気なのだと

 

「かぁァァァつ!!!」

 

麗日は無重力になりワイヤーを壁に引っ掛けて一気に昇ろうとする

 

だが勝負を焦るあまり

 

 

 

トガヒミコが気配を消すのを見逃してしまった

 

「捕まえた!!」

 

「!?」

 

トガは気配を消し窓から飛び出した勢いで麗日に抱きついた

 

「もう少し速かったら抱きつくことも出来ずに詰みでした」

 

そして勢いのままもみ合いながら

 

トガヒミコは麗日を下へ誘導した

 

「負けません!」

 

「こっちこそ!」

 

そして

 

ズシャ!ズシャ!

 

 

廃ビルの入口に落ちた

 

「これは、、、」

 

「スタートに戻るってやつだ」

 

廃ビル前から振り出し

 

「「もう一回!!!」」

 

しかし2人は一切怯まなかった

 

 

 

 

 

 

そんな事が

 

6回続いた

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

「焼きそばパンがアレば完璧なのにな〜」

 

しんのすけは屋上にいた

 

そしてゴールの線をかいていた

 

 

ダダダダダダダダダダ!!!!!

 

 

そして足音が聞こえてきた

 

2人はビルの駆け上がりをもう何度も行っている

 

間違いなく体力は切れている

 

それでもスゴイ足音だった

 

 

ガシャン!!ズザザザザ!!

 

屋上の扉がタックルで開けられる

 

お互いに組み合ったまま身体ごとスライディングしていた

 

 

そして

 

 

 

「「!!!!!」」

 

ふたりは線をみつけた

 

 

跳躍し、手を伸ばした

 

先に触れた方の勝ち

 

ふたりはこれまでを思い出す

 

呼吸すら忘れ

足の感覚がなくなるまで

ただ全力で走ってきた

 

 

その勝負が

 

 

 

今終わる

 

 

 

 

 

 

先に線に手を伸ばし触れたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

服やアイテムを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無重力で軽くしていた麗日だった

 

 

 

 

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