「私に触れて!」
麗日はトガをタッチしワイヤーで繋いだ
そして廃ビルの中に駆けた
「私が気配を探してみます」
「ありがとう!ヒミコちゃん!」
トガヒミコは無重力状態で重さは無い
二人で素早く動くために最適だった
そしてある階で
「いました!この階です!!」
トガヒミコがヴィランを見つけた
「待ってて!!梅雨ちゃん!!」
麗日はヴィランに向かっていくが
ヴィランは身軽に動くそれはパルクールの動きだった
(身軽!このままじゃ!!)
「私の出番ですね」
トガヒミコは
ここにくる前にもらった
麗日の血を飲んだ
「お茶子ちゃんの個性が当たれば」
麗日になったトガヒミコはヴィランを追いかける
「ミニ・メテオ!!」
本物の麗日が物を投げて動きを鈍らせる
その間にトガヒミコが触ろうとするが
バァン!!!
トガヒミコの腕を弾がかすった
ヴィランは銃を持っていた
しかし
そんな物に怯むコンビでは無かった
ふたりは同時に動き机を無重力にして盾にした
そしてふたりで挟むようにグルグル回る
そして円を狭めていく
ヴィランは銃を乱射する
近づけば机が貫通してしまうが
それでも体力が無い今の状態では勝負を急ぐしかない
そして
「「今!」」
二人同時に動いた
しかし
ヴィランは机を蹴り上に逃れ円から抜け出した
そして背中を向けた瞬間
かつて林間合宿でとっさにやったカタパルトを麗日は考えた
トガヒミコを無重力にしてワイヤーで固めるそして
力の限りヴィランにぶん投げた
投げられたトガヒミコはとっさにある血液を飲みこんだ
「正直驚きましたよまさかあんなにあっさり血をくれるなんて」
それは少し前
血をちょうだい
ちょっとならいいぞ
トガヒミコはしんのすけの血液を少し持っていた
正確にはくれた
すごくあっさり
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「あんなにあっさり血を手に入れたのも!」
「血をもらったのも!初めてですよ!!」
そしてしんのすけの姿になったヒミコは
勢いのまま拳を繰り出した
それはスゴイ威力だった
ヴィランは吹き飛ばされ壁に激突した
「スゴイ力、、、びっくりするくらい吹き飛びましたね」
「確保!」
そして麗日がヴィランを拘束した
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「そういえば出久君とはどうなっているんですか?」
「ゴホッ!!」
ヴィランの拘束で体力を使い果たした麗日は床に座って咳き込んだ
「ななな!何のことでしょう!!??」
「いや、私にはバレてるじゃないですか、何ならそれで恋バナしたじゃないですか」
「そうだった、、、」
「好きに生きてますか?」
「、、、、頑張っています」
「では戻りますか」
「そうだね!」
向かうのは2つ目の戦場
屋上に残してきたふたりの友達
ヴィランが気絶したなら個性も解除されてると思いたいが
確認してみなければわからない
そして時間は少し遡る
屋上では激しくて歪な戦いが繰り広げられる
蛙吹梅雨
vs
野原しんのすけ