ガレキ地区の廃ビルに野原しんのすけは住んでいた
食べ物はガレキの下敷きになった店から缶詰を拾い集め
同じくガレキの下敷きになった衣服を集め
縫い合わせ簡易テントや布団を作っていた
とてつもない器用だった
そんな彼は今
「最近ひま〜」
ボーっとしていた
ヴィランのほとんどが姿を消し
周辺の周りもほとんど掘り返したが何も出てこなかった
しかし、全員がガレキ地区から姿を消したわけではなかった
今まではただのチンピラのレベルだったが
ガレキ地区にひとり
『ダツゴク』がいた
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「ダツゴクがここに!?」
「なら早く野原しんのすけくんにも避難してもらわないとだな!」
A組はガレキ地区に来ていた
「うまくいくかなぁ〜」
「、、、、、、、、、」
「切島、釈然としないのはわかるが、」
「この方法が一番いい」
「男らしくは無いけどな実際、」
「俺達は遠距離から援護だ」
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「なんか沢山きたね〜前来た子たちの知り合い〜」
「そう私達はヒーロー科A組ですわ」
彼らは映像を見てしんのすけの特性に気づいた
女に甘い
それが結論だった
映像を見る限り明らかに女子に気を使っていた
助けられたとゆう人からの情報や
やられたヴィランが男だけだったのを鑑みてのことだった
故に、しんのすけの近くには女子だけが来ていた
男子たちは離れて隠れていた
「私達と一緒に来てください」
「う~~んここから離れたくないんだよね〜」
しばらく問答したが答えは変わらなかった
「手荒な真似は避けたかったのですがここにはダツゴクもいますなので、連れていきます」
「また鬼ごっこ?」
「そう思ってもらって構いません!」
そして
二回目の鬼ごっこが始まった
しんのすけは前と同じように素早く避けるが
芦戸の液が地面を滑りやすくし
耳郎が音で進路を塞ぐ
八百万がネットガンを作り撃ちまくる
研究されてきた分苦戦を強いられた
中でも厄介なのが麗日だった
格闘の動きに触れば勝確の個性
麗日は常にしんのすけの至近距離についていた
しかし
(私の個性は知らないはず!?)
しんのすけは『直感』で手の肉球に触れてはいけないと察していた
ただしその直感はすべてを見抜けるわけではなかった
ガチャン!!
「あれ?!」
右腕が突然重くなった
それは重さ数キロはある手錠型の重りだった
「つけた!!」
ひとりが叫んだ
「もしかして、透明人間さんいる!?どこ!?」
しんのすけの直感は当たっていた
葉隠が全裸でずっと潜んでいた
「(ガシャ!)はずれない、重い、」
しんのすけが手につけられた手錠に注目していると
ガチャン!
今度は右足に付けられた
「また!?透明人間さんそこにいるよね!?」
しんのすけは葉隠の気配をずっとおっていたが
全く違う方向から手錠を付けられた
透明人間は二人いた
葉隠と蛙吹
保護色で隠れていた蛙吹は再び姿をくらましもう一つ手錠をつけようとしたが
(ケロ、もう気配が完全に読まれてる)
しんのすけはすでに二人の場所を完全に認識していた
「私達ではここまでですわね、皆さん!お願いします!」
「「「よっしゃぁ!任せろ!」」」
しんのすけに2個のおもりをつけ確実に鈍くなったところで男子たちを投入した
その時
全員の動きが止まった
「「「「「!!?」」」」」
正確には
服が硬質化していた
「この個性は!」
「ダツゴクの個性だ!」
「ベストジーニストと似た個性!」
「隠れて様子を見ていたがチャンスみたいだな」
隠れていたダツゴクが現れた
彼の個性は、繊維の固定
ベストジーニストほどではないがある程度操れる
(完全な硬質化には時間がかかる、その間に数人を人質に取る!)
ダツゴクは捕まえた生徒を逃走に利用するつもりだったが
「「「「「捕まえる!!」」」」」
生徒たちはすぐさま動ける限り動く
一番早く動いたのは
全裸の葉隠
ではなく
「必殺!漢の花火!!」
スポポポーーーーーーーーン
「「「「「え!!!?」」」」」
一瞬で手錠以外のすべての服を脱いで全裸になったしんのすけだった
「あああああああ!!!////////」
耳郎が叫んだ