オラ、、、自転車に、、乗ってるぞ〜〜!
ーーーーーーーーーーーーーーー
ジジジジジジジジジジジジジジジ
「やっほーーーーーーい!!!!!」
しんのすけは駆け抜ける自転車に乗って
後ろには沢山の生徒たち
「「「「「待てーーーーー!!!!!」」」」」
個性を駆使して全速力を出すも
ウィリー状態のしんのすけに全く追いつけない
遠距離の攻撃も躱されていた
それでも追いついたのは
「追いついたぞ!野原君!」
飯田天哉だった
「相変わらず速いですな〜!」
飯田と並走するしんのすけは
建物に突っ込んでいく
「何!!?」
そして
バリーーーーーン!!!!!
窓から部屋に突入した
「部屋に入ったぞ!」
「自分から狭いとこに!?」
「いや!しんちゃんだぞ!」
「彼は障害物があったほうが生きる」
ーーーーーーーーーーーーー
「廊下を走るなーーーー!!!!!」
「走ってないよ運転してるよ」
「もっとダメだろ!!!」
「よっしゃ!先回り!」
「おっと」
しんのすけは挟まれた故に
自転車をステッキに変えて教室に入った
一つの教室に多人数が流れ込む
「あぁ~思い出してきた」
ジジジジジジジジジジジジジジ
ーーーーーーーーーーーーーー
忍者
スーツの大人
変な仮面
動物
ご近所さん
ーーーーーーーーーーーーーー
ジジジジジジジジジジジジジジ
「色んな人に追いかけられた」
しんのすけは躱していく
机を盾に
椅子をくぐり
壁を這う
「でも、まだまだ」
「!?」
緑谷は見たしんのすけの顔を
かつてない力強い顔を
そして窓から脱出した
「もらった!!!」(ビシッ)
「おお!?」
瀬呂が自転車のステッキを奪った
「ホイ!」
しんのすけはヨーヨーを使って壁を登った
ーーーーーーーーーーーーーーー
「見つけたぞ!!!」
爆豪は空を飛んで屋上にいるしんのすけを見つけた
「、、、、、、」
「えらくボーっとしてんなぁ!!!」
爆豪が腕を振り上げる
しんのすけは思い出す
ジジジジジジジジジジジジジジ
ーーーーーーーーーーーーーー
逃げろ〜!しんのすけ〜!
しんのすけーー!!!
ーーーーーーーーーーーーーー
ジジジジジジジジジジジジジジ
「そうだ!」
「!?」
しんのすけの顔は笑顔だった
「風間くんだ!!!!!」
思い出したから
そしてしんのすけは爆豪が腕を振る前に
爆豪に抱きついた
「のあ!」
「さぁ!お勉強の時間よ!」
しんのすけは歓喜の舞のごとく高速回転をする
「離せ!」
爆豪はすぐに抜け出したが
「ホホーーーイ!!!」
しんのすけの回転は止まらない
次々と他の生徒もそこに来る
多くの手がしんのすけを捕まえようとする
だが当たらない
「あれ!?どこだ!?」
そして抜群のステルス技術でいつの間にか消える
「何だ!動きが良くなってやがる!」
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「あと二人!!!!!」
「見つけた!」
緑谷が前に出た
「よっしゃあ〜!」
「!?」
しんのすけは逃げずにツッコんできた
そして始まる高速の組手
弾く 払う すり抜ける
しんのすけの天性が緑谷を翻弄する
故に緑谷は
フルパワーで強引に突き飛ばした
「おう!」
しんのすけは手洗い場にツッコんだ
壊れた水道がしんのすけの身体を濡らす
「今だ!!!」
緑谷はツッコんだしかし
ピュウウウウ
「うえ!!?」
しんのすけはいつの間にか口の中に入れていた水を噴射する抜群のコントロールで
ジジジジジジジジジジジジ
ーーーーーーーーーーーー
あはーーーん!!
いつものネネちゃんじゃないーー!!!
しんちゃん!
ーーーーーーーーーーーー
ジジジジジジジジジジジジ
「マサオくん!!!」
「え!?誰!!?」
「あと一人!」
「どけやデク!!!」
爆豪が乱入する
「黒の堕天使!」
その時常闇が奇襲した
「ナイス!!!」
「何!!?」
しんのすけは常闇を掴み後ろを取る
「どけや常闇!」
「ゴフッ!」
爆豪は常闇ごと爆破する
「くそっ!また逃げられた!」
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「あと一人!あと一人!」
しんのすけは走るただ走る
それだけなのに
「自転車乗ってないのに追いつけない!!!」
「むしろ上がってねぇか!!?」
どんどん調子が良くなっている
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「大氷結!!!」
轟が天喰と戦っていた時
「ホホーーーイ!!!!!」
「!!?野原!?」
「ここに来てしまったのか!!?」
しんのすけの後ろには大量の人間がいた
そのまま乱戦となり
轟の氷に当てられた誰かが
「ハックション!」
くしゃみをした
ジジジジジジジジジジジジジジ
ーーーーーーーーーーーーーー
グットラック!
しんちゃん!
ボアァァァ!!
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ジジジジジジジジジジジジジジ
「ボーちゃん、、、、」
そして思い出す
自分の中心にいた人達
大切な友達
自分の力の源
その言葉を
彼らが
プルス・ウルトラと呼ぶ
自分の言葉を
「ファイヤー!!!!!!!!!」
それはしんのすけのオリジンの一つ
だが
「ハートビート!!!」
「!!?」
感傷に浸る余裕を与えない
「ここですわ!」
八百万がカタパルトを発射した
それは周りに散らばり
そして光った
閃光弾
全員が目を瞑る
しんのすけさえも
しかし
八百万と耳郎はゴーグルをしていた
「あなたを止めるためには覚悟を決めなければ!」
「ウオウ!」
しんのすけは壁にヨーヨーを引っ掛けた
その瞬間
電流が走った
「アバババババババ!!!!!」
八百万が行動を予測してあらかじめ壁に電流装置を仕込んでおいた
そして、
「つっ!!!」
八百万は身体を絶縁体ぐるぐる状態で抱きついた
しんのすけは痺れてうごけない
八百万は絶縁体をしていても至近距離のせいで痺れるが
ここしか無いと八百万は覚悟を決めていた
「そこか!」
天喰が電流装置を破壊だが
「おわっ!いつの間に!」
「あれは私の時の!」
拳藤が叫んだ
八百万は身体からワイヤーを出して拘束していた
いつものしんのすけならここまでうまくはいかなかった
しかし
度重なる記憶の刺激でハイになっていた
八百万はどこまでも理知的に対処した
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「やっと抜け出せた」
しんのすけ何とか拘束を解いて今は隠れていた
しかし索敵が強いものには見つかってしまう
「鳥さん達!」
口田が鳥を使ってしんのすけを見つけ出す
そして駆けつけたのが
障子だった
「行くぞ!」
障子の沢山の腕がしんのすけを掴もうとする
しんのすけはその視力でよく見ていた
だが
見えないところの注意が散漫になっていた
「ダークシャドウ!」
「あれ!!?」
障子の背中からダークシャドウの腕が飛びだした
常闇が障子の背中にすっぽり覆われていたからだ
障子は個性を広げ小柄な常闇を隠していた
そして
今度は前からすっぽり覆われた
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「ふへぇ〜思い出したから喜びたいのに〜」
間もなく時間が終わる
しんのすけが最後にあったのは
「見つけた!」
「緑谷だった」
そして最後の追いかけっ子が始まったの
ただ走って逃げる
それだけ
それだけなのに
しんのすけは
楽しくて仕方ない
思い出すのは
5人の記憶
そう
彼らは
我らは
「カスカベ防衛隊!ファイヤー!!!」
しんのすけは最後にそう叫んだ
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そして
鬼ごっこの時間は終わった