「ちんまりちんまりこぢんまり〜♪(パクパク)」
ウキキーー
「あんた器用だねぇ〜」
(何作ってるんだ?)
保健室のしんのすけは歌を歌いながら裁縫をしていた
着ぐるみを自分で作るなど結構器用なのだ
それもサルにバナナを剥いてもらい食べさせてもらいながら
ちなみに針の糸を通す作業は苦手なためお見舞いに来た轟にやってもらった
「よし出来た!」
しんのすけは完成した布製品をバサリと広げた
「何だそれ?」
「木の葉隠れの術」
「は?」
しんのすけは布を身体中に巻きつけると
「これでお外に出れば誰にも見つかりません」
茶色い布と落ち葉の飾りでミノムシ状態になった
「他にも色々あるぞ」
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外の撤去作業中
「このあたりで薬物の取引が多発している。」
「撤去作業もそうだが十分注意するように」
そして撤去作業件巡回が始まった
「轟さん、そのマントは?」
「野原に押し付けられた」
轟はいつものコスチュームに加えてしんのすけが作った、木の葉隠れの術マントを着させられていた
「何か他にも色々作ってたしあいつ器用何だよな」
「針の糸を通すのは苦手見たいですけど」
その時
『緊急!緊急!蘇りと思わしきヴィランを拘束!』
「「!!」」
轟と八百万が現場に向かった
ーーーーーーーーーーーーーー
「コイツは、、、」
「あぁ、だいぶん前に死んだヴィランだ」
ついたときには拘束されておりヴィランは大人しくしていた
「コイツの個性は分身、恐らくこれは分身だろう」
「なら本体が何処かに?」
「可能性はある」
「すぐに包囲網を!」
ピーーピーー
「ん?」
その時ヴィランの身体から妙な音が
ボン!!!!!!!
ーーーーーーーーーーーー
「何だ!今の音は!!?」
仲間と地区を巡回していたロックロックは聞いた、爆発音を
「ロックロック!向こう!」
「!」
そして、例のヴィランを発見した
「爆発音が気になるが!先ずは拘束する!」
その時
インカムから音がした
『身体に爆弾を仕込んでいます!不用意に近づかないで下さい!』
「「「!」」」
それは八百万の声だった、八百万は防護盾を作り自分と周りを守った
「分身体をフル活用しやがって!」
ロックロックは苛立つが放っておくわけにもいかない
「遠距離持ちを呼べ!」
ーーーーーーーーーーーーー
「アハアハアハアハ!」
しんのすけがテレビを見て笑っていると
ヴウゥン!!
「お?」
突然テレビの画面が変わった、映っていたのは
『我々は特殊工作派閥【悪夢】』
元・異能解放軍
スケプティック
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「うわ!コイツ!コリもせず!!」
パソコンで調べていたラブラバが驚きの声を上げる
「だが、様子が変じゃないか?」
塚内直正が指摘した
「確かに、、、映像越しだともっと落ち着きのない奴だったはず?」
テレビに映っているスケプティックは感情を感じさせず理知的にすら見えた
『これより始まるのは【侵略】だ』
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「始まったか」
ホークスは息を呑む、スケプティックの脱走からろくな事にならないと分かっていたから
「ホークス!」
「何が起こった」
「複数の世界的大手企業が一斉にハッキングを受けています!それも外国にまで!」
「何をする気だ」
世界的大手企業のハッキング
当然そこに人員が割かれる
だが何故公開した?
ハッキングってのは本来ひっそりやるものなのに
つまり、何かハッキングとは、別の狙いがある
「スケプティックの映像から奴がいる場所を特定!」
「近くに誰かいるか?」
「めぼしいヒーローはいません、ただ、雄英の生徒が撤去作業で近くにいます!」
「!?」
ホークスは勘づく
狙われている?と、、、、
「それに、この場所は!」
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「想像より数を揃えてるみたいね、しっかり【有能】になってるみたいだし」
ラブラバはハッキングを一人でプロテクトしまくっていた
いま電子上で壮絶な戦いが繰り広げられている
「そうか分かった!」
塚内直正は近くで蘇りのヴィランと雄英の生徒がいることを電話で聞いた
(分身に爆弾、、、それにハッキングにも無関係ではない、どうにか本体を拘束しなければ)
そして塚内は決断した
「ヴィランに分身を作りそれに爆弾を持たせている奴がいる、爆弾兵を押さえ込むために」
力を貸してくれ、ジェントル
紅茶を飲む音が響く
「たまたまラブラバに会いに来たが」
そして飲み干す音も響いた
「役割があるなら全うしなければ!」
「ジェントルが動くのね!すぐに配信の準備をするわ!」
「ハッキング対応をしてくれ!」
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『今、世界中の大手企業に一斉ハッキングを行っている。これが続けばお前たちの日常にも影響が出るだろう』
スケプティックはテレビで淡々と話し続ける
『そして、我々はここにいる』
映像が切り替わり映ったのは、とあるビルの一室だった
『高層ビルの社長室だ、我々は人質を取り上の階に全員を拘束している、このビルは要塞とかした』
そして、縛られている人達もいた
『人々が密集している場所での高層ビルだ、戦えば被害は大きいだろう』
一つのビル、一つの会社が丸ごと乗っ取られた
『このビルを起点に我々は我々の電子世界で世界を【侵略】する』
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「胡散臭いですわ」
八百万は違和感に気づく
「高層ビルを丸々制圧、しかも、そんな報告はどこも上がっていない、つまりそれだけ敵の制圧能力と計画がしっかりしていたということ」
「そんな奴らが何故か自分の場所、それも人質の場所まで公開した」
轟が口を開く
「恐らく、ハッキング以外にも狙いがある、大きな事で何かを誘導仕様としている、、、ヒーローを自ら呼び寄せている?」
「だが、世界でハッキングが起きている以上スローな対策は出来ない、時間が経てば経つほどただでさえ復興中の社会に影響が出る」
「行くしかありませんわ、対人戦闘に優れた轟さんと爆弾兵に対策ができる私も!」
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「また事件か」
リカバリーガールがテレビを見ながらため息をつく
「ん?どうしたんだい?」
しんのすけは『ストーン』を握りしめていた
「まだ動けないよ」
「わかってるよ、でも」
そして、『ストーン』が光りだした
「こういうのにうってつけのがあるんだよね、、、あのときは良く分からなかったけど」
ジジジジジジジジジジジジジジジジジジ
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はじめまして、私は、、、
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ジジジジジジジジジジジジジジジジジジ
「お願い、お助けしてあげて」