「よし、これで八百万は我々の仲間だ」
「連絡をいれる」
占拠されたビル内で頭身とスケプティックがいった
拐ってきた八百万に装置を付け起動
痺れて動けなかった八百万は何も出来なかった
そして
スケプティックが連絡を入れたその瞬間に
ワープゲートが現れた
「さぁ行くぞ」
二人が八百万を連れて脱出しようとした瞬間
「手を離しなさい」
「「!?」」
八百万が飛び起きワープゲートから離れた
「なるほど、そういうことですか、、、」
処置による洗脳は完了していた
だが、八百万は自分の意志で
「私を仲間に引き入れると、、、」
彼等を拒否した
「あなた達に従うなんてゴメンですわ」
八百万は彼等から離れていった
「どうやら人格変換にはイレギュラーがつきものらしい」
「我が強くなりすぎたか」
それはヴィラン側にとっても予想外だった
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バシュバシュバシュバシュバシュバシュ!!
「やめろ!!八百万!!」
屋上で合流した者たちは八百万に麻酔銃で狙われていた
「何だ!操作されているのか!!?」
「多分!」
「でも何か!?」
「何か作ってんぞ!」
「止めるぞ!」
轟・緑谷・麗日・飯田・峰田が八百万を取り囲む
「創造完了」
八百万は両手にコスチュームの装備のようなものを作った
「凍れ!」
轟は氷で足元を凍らせようとするが
八百万は
ボン!!!!
空を飛んだ
「なっ!?」
「アレは!!?」
最初に気付いたのは緑谷だった
何故ならそれは、緑谷が誰よりも見てきた人物の動きだったから
「爆破の空中移動!?」
八百万は爆豪のように空を飛んでいた
「爆豪さんの個性は掌からニトロのようなものを出し爆破させる つまり、手のひらから爆発物を創造 そして手甲型の着火装置を作れば」
ボン!ボン!ボン!
「創造での再現は可能」
八百万は爆破を使い緑谷に向かっていく
「バカな!!!(その動きはかっちゃんが何年も練習して掴んだ動き!)」
いくら爆破が再現出来てもすぐに本人と同じ動きができるわけがない
いつもの八百万なら
「今の私には余裕ですわ」
「がっ!!!」
緑谷は吹き飛ばされる
近距離を許してしまった
「ゴメン八百万さん!!!(スマッシュ!!!)」
ボン!!
「また避けられた!!」
爆破の細かな立体機動で翻弄しながら八百万は
「次に移りましょう」
また何かを作り始めた
「止まれヤオモモ〜〜!!!!」
峰田がモギモギを投げまくると
ビシッ!!!!!!
「はっ!アレって!」
「瀬呂のテープ!!?」
「絡め取られた!?」
「いったでしょう再現可能だと」
八百万は瀬呂のテープを再現して相澤や心操の捕縛布の動きで操る
「私の前には手本となる人達が沢山いたので」
瀬呂範太のテープ
相澤と心操の捕縛術
緑谷の黒鞭
八百万は多く見てきたそして記憶してきた
ソレがポテンシャルを覚醒させた八百万の身体を動かす
「本気でいくぞ!このままでは八百万君が人を傷つける可能性がある!」
飯田がエンジンを吹かし本気で気絶を狙う
「流石委員長、ですが(シュウウウウウウ)」
八百万は大量の発煙筒を作り煙幕をはった
(これでは狙いが!)
飯田は一撃で気絶させられるようにレシプロを準備していた、急所を狙いなるべく傷つけない無力化を
その隙をつかれた
「アシッドショット」
ジュウウウウウウ!!!
「エンジンが!!」
煙幕の中から八百万は酸と特性の水鉄砲を創造そして作っておいた暗視ゴーグルを着け飯田の足を狙った
(だが場所はわかった!)
飯田は全力でその場所に蹴りを入れるが
「アシッドベール」
ジュウウウウウウ!!!
「ぐっ!この技まで!!?」
粘性の強い酸と盾を創造して壁を作る
突っ込んだ足は焼ける爛れる
「止まって!ヤオモモちゃん!」
「ミネタビーズ!」
麗日と峰田が援護にまわるが
「やはり動きが鈍い」
ボン!!
「「ぐあっ!!!!!」」
手のひらの爆破で麗日と峰田を吹き飛ばし
ザクッザクッザクッ
飯田と麗日と峰田に麻酔銃を打った
そして三人は沈黙した
「突然の事で対応が甘いですね、私は今ヴィランと同じですのよ?」
八百万がつまらなそうにそういった
爆豪の爆破 芦戸の酸 相澤の捕縛術 そして麻酔
今までの総決算のように八百万はあらゆる戦い方をしてくる
「どうなってんだよ!!」
「おや?固まってますね轟さん」
無理もなかった突然の戦闘に全員が対応できない
「特別な力を持っているに」
「!?」
その時
「くたばれ!!!!!!」
ボン!!!
八百万は避けた
「かっちゃん!!?」
「インカムから話は聞いた!!!」
爆豪が爆破の空中移動で屋上にやって来た
「愚かですわね、まるで最初の戦闘訓練の時のよう」
「あぁん!!?!?何そうそうディスってんだゴラァ!!!」
「上鳴さんをおいてきてしまいましたね、いれば厄介でしたのに、もしかしてあなたも動揺している?」
八百万は何かを作りながら爆豪に話しかける
「てめぇのそれ、、、手榴弾か」
八百万が作っていたのは本物の手榴弾だった
「俺に爆破で挑むとはな!!」
爆豪は手榴弾のピンを抜く前に突っ込む、八百万に近づくが彼女も手甲の爆破移動を駆使して当たらない
そうしてる間にピンは抜かれ
そして放られた
爆破はサポートアイテムの簡易式の爆弾を投げ相殺にかかる
だがソレがあまかった
「ぐっ!!!」
「かっちゃん!」
「何が!!?」
轟は何故、爆豪がダメージを受けたのかわからなかった
「簡単ですわ、爆豪さんの爆弾は所詮サポートアイテム、鉄の手榴弾のように【鉄の破片】は飛ばない」
爆豪には手榴弾の破片がいくつか身体に刺さってしまった
(破片の飛ぶ方向すら計算していた!?そんな事ができるのか!!?それに八百万さんの個性、万能だと思ってたけど攻撃に躊躇が無くなるとここまでポテンシャルを発揮するのか!?いや!そもそも身体能力すら上がってないか!!?)
緑谷は眼の前の八百万を分析して何とか捕獲しようとするが
「行きますわよ轟さん」
今度は八百万が轟に突っ込んできた
「ここまで近づいてしまえば個性ブッパは出来ないでしょう」
至近距離での組手が始まった
「私を傷つけないようにしてくれてますね」
「止まってくれ!八百万!」
「私は本気の貴方と戦いたいのに」
「!?」
「私は、貴方と同じ場所に立てるのだと証明して上げますわ、そして勝ちます」
「お前は何いってんだよ!?」
「無駄なことはしません簡潔に言いますわ」
ずっと本気でぶつかってみたかった
緑谷さんと爆豪さんのように遠慮の無い戦いをしてみたかった
あなたがいたからそう思ったんですよ?
他でもないあなたにぶつかってみたいんです
「轟くん!!!」
「どけ!轟!」
緑谷と爆豪が援護に来るその時
カッ!!!!!
閃光が走った
八百万はあらかじめ作っておいた閃光弾を使い三人が同時に自分を見る瞬間をずっと狙っていた
全員が目を押さえる中
八百万はハンググライダーを作り出した
「ここでお開きにしましょう」
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同時刻
「だぁ~もう!!!物量!!!!!」
ラブラバはプロテクトをかけるのに必死だった
指の感覚がなくなりかけている技術で上回っても体力がもう無い!負ける!そう思った時
『サポートします』
「!!?」
突如機械音声が流れ
ラブラバのバックアップを始めた
「何!あなた誰!!?」
『私ですか、私は』
『私はオツムン、野原しんのすけ君の【ストーン】により顕現したお助けAIです』