おぉ~カッコいい!
初めてあった時は驚いた
飛べるの!?いいな〜
びっくりするほど近距離で接触も多い
羨ましい〜
とてもでかい男
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「オクトブロー!!!」
「わけワカメ〜」
演習場で障子はしんのすけと訓練をしていた
障子の大量の拳(安全グローブ付き)をしんのすけはかわしまくる
大量の腕を以ってしてもしんのすけの動きを捉えるのは難しい 故に障子にとっては良い訓練だった
「やはり場数が違うのか?」
一通り終わり休憩していた時だった
「たくさーーーーーんおいかけられたことを思い出したから」
「本当にどんな人生を、、、」
障子にとって野原しんのすけは【尊敬に値するのにホッとけない友人】といっても良い
能力もそうだか障子の目に留まったのはその精神性だった、年齢より幼く見えるその性格はホッとけない上に予測不能まさしく子供、だが、行動や言動に一切の裏表がなく有言実行の行動力は羨ましいものがある 自分を一切卑下しない強いメンタルでありながら人間味のある涙を流し他者に臆すること無く寄り添う故に多くの人間が惹かれている
「ねぇねぇまたやってみてよ目とか耳とか増やすやつ!」
そして、自分の姿に同情も憐れみも無くどこまでも平等に接してくる、自分の過去に何があったのかも聞いてこない
障子はマスクを外していた
しんのすけが前に
「ずっとはキツイでしょ?オラだけなんだからいいじゃん」
といったからだ
彼は特に深く考えずにいったのだろうが、他の人とは違う気遣いに嬉しくなった
「口増やして一人合唱団とかできるの?」
「頭は一つだからな、それは難しい」
彼は純粋なのだろう良くも悪くも
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「対応の勉強?」
「あぁ、人との接し方もヒーローになった時に必要だからな」
「あぁ〜最近轟くんがヤオモモちゃんに習ってるやつね」
「轟はこれからどうしても付きまとうものがあるだろうからな、俺なんかよりよほど大変だ」
「そうなの?良く知らないけど障子くんも大変なんでしょ?」
「!」
「すごいやりたいことがあって勉強しるんでしょ?」
「、、、まぁな」
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「これが俺の過去だ」
障子は話したA組に話した自分の過去を
「そっか」
しんのすけは一言そういった
「大きすぎる問題だ、俺の手で身体でどこまで出来るかわからないが、、、」
「ならもっとでっかくなればいいぞ」
「!」
「もっとも〜〜っとでっかくなろ?」
ジジジジジジジジジジジジジジジジジジ
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後は頼んだぞ、、、俺
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ジジジジジジジジジジジジジジジジジジ
「一緒に」
「一緒に?」
「ひとりじゃ、、、大きくなれないみたいだから、、、誰かがそういってた気がする」
「野原、、、、」
その時のしんのすけの顔は真剣な眼差しだった
そして懸念が湧いた
確証はない、だがそう思わずにはいられない
野原しんのすけにもトラウマはある
障子には知る由もないがしんのすけにも嫌な過去はある
騙された
追われた
裏切られた
手のひらを返された
どうしようもなくなった
大人から責められた
お別れを経験した
それでもしんのすけは曲がらなかった
「だからこれからもお助けするしお助けしてね!障子くん!」
それが野原しんのすけの強さだった
「、、、、お前は十分すぎるほど大きいよ」
「お?」
「いや、なんでもない」