巨大サボテンの眼の前
サボテンの包囲網の中心で戦いがサボテン始まった
「行きます、禁断の緑たちよ」
塩崎がツルを多数に伸ばしキラーサボテンを一体ずつ拘束していく
「俺等もいくぜ!」
「おう!!」
瀬呂と峰田も個性を使いキラーサボテンを拘束していく
「キラーサボテンは水をかけるか燃やさない限り何度でも復活する だから拘束系の個性が生きる」
「頼んだ上鳴!!」
「OK!!130万ボルト!!!」
拘束したサボテンは上鳴が電気で焼却していく
水の個性が誰もいない以上上鳴がトドメを刺さなければならなかった
「奴らは音に反応する!だから障子くん!頼む!!」
「任せろ一度やったことがある」
障子は腕を複数伸ばし口を複製 そして声を出しキラーサボテンを誘き寄せる
夏合宿の時に暴走した常闇を誘導した時と同じ作業だった
「今回は一度に大量に口を複製するが個性伸ばしで俺も強くなっている」
「頼もしいよ!障子くん!!耳郎くんはそのまま索敵を頼む!!」
「わかった!!」
耳郎は音の個性 音を出して自分も誘き寄せる
はずだった
今は索敵にのみ集中している 何故ならプラグが一本しか無いから
(2本あればもっと!!!)
オール・フォー・ワンの時に失った片方 時間が経っていようと弱体化の事実が耳郎に歯がゆい思いをさせる
「うおおおおおお!!!」
飯田は四方八方動き回りサボテンを蹴飛ばし時間稼ぎをする
ある意味キラーサボテンと相性はあまり良くないがその速さで数の暴力を削っていく
「俺がどこでも駆けつける!遠慮なく呼んでくれ!」
そして駆け回るのがもう一人
「んもう!多い!!」
しんのすけはキラーサボテンの数に文句をいいながら金の矛で根っこの足を切りまくる
障子が誘導 飯田としんのすけが時間稼ぎ 耳郎が索敵 塩崎・峰田・瀬呂が拘束 上鳴がトドメ
それぞれがそれぞれの特技を活かし役割を全うする
しかし、膠着状態が続いている
「これじゃ他のヒーローと合流出来ねぇぞ!!」
「仕方ねぇだろ!決定打が上鳴しかいないんだから!」
「攻撃不足!本来なら水の個性と協力する手はずだったが!」
「分断されてしまいそれどころではない」
その時
「みんな!!」
「「「「「!」」」」」
耳郎が叫んだ その顔には冷や汗が出ている
「遠くにいるヒーローの数が減っていってる!」
「何!?」
「サボテンが多すぎて音が分かりづらいけど!多分ヒーローがサボテンに食われ始めてる!!」
「嘘だろ!!水の個性大量にいるんだろ!!」
「何らかの緊急事態か!!!!」
全員が焦る 一刻も早く合流しなければと
そして動き出したのが
「野原!!」
「お!?」
障子だった
「この場所を突破する!前に訓練したあの技を使う!」
「おぉ~!あれですな!!」
「え!?なに!?」
障子は腕を引っ込めそして両腕の複製腕を束ねていく
かつてスピナーを倒した技 オクトスパンションに似ているが違った その技はしんのすけと出会いそして特訓して編み出したこの世界オリジナルの技
「オクトスパンション・ハリケーン!!!!!」
ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!!!!
大量に束ねた腕がムチのように前方を跳ね回る
拳のように真っ直ぐ当てる技と違って中距離で広範囲に渡るその技はサボテンを跳ね飛ばし道を作る
「すげぇ!障子いつの間にあんな技!!」
「道が出来たぞ!!」
「でもまだ奥に!!」
道の奥にサボテンはまだいる 届かなかった距離だったが
「んじゃオラも!!」
しんのすけがカバーする
【金の矛】を【トレジャーハンターのムチ】に変えてしんのすけも技を出す
障子の技のモデルになった技
「トレジャーハント・ハリケーン!!!!」
ムチを振り回し残りのサボテンを跳ね飛ばし道を完成させた
「今だみんな!!走れ!!!」
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「お前が特訓に付き合ってくれたおかげだ」
「いや~~~それほどでも〜」
全員がサボテンの包囲網を全員が突破して他のヒーローの所に急いでいた
障子も耳を複製してどうなっているのか索敵する
「どうだ!障子!」
「サボテンの音が多くてまだ詳しくは」
そしてしんのすけは
「、、、、、、、」
後ろの巨大サボテンを見ながら何かを感じ取っていた
それは直感だった
かつて戦ったキラーサボテンと何かが違うと感じ取った
「どうした!野原くん!」
「ん~あのサボテン」
その時
「いたぞ!サボテンの群れとヒーローだ!」
「「!!」」
そして
生徒たちは見た
水が効いていないキラーサボテンを
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山岳地帯・奥
「俺の個性は植物強化」
植物を強化してある程度操れる個性
グラトンはそれをキラーサボテンにかけていた
「強化されたキラーサボテンは水の弱点を克服 何故ビーチに設置したかわかるか、水が弱点だと刷り込むためだよまんまとその罠にハマった 更にキラーサボテンの【大きさ】まで変えることに成功した」
しんのすけの違和感は当たっていた
彼等が見たサボテンは
唯一の女王ではなくその一角
「いちいちデカくするものかよ巨大な【個】よりそこそこ巨大な【数】が植物の最適だ」
つまり数あるうちの一つに過ぎなかった
「水が効かない 破壊すれば即再生 物理が効かないならほぼ不死身 更には大群」
グラトンは動き出す
地中に埋めてあった強化キラーサボテンを呼び起こす
「大襲撃の始まりだ」