ソードアート・オンライン ブロッサムフィール   作:偽帝

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第61話~quest4:スプリガン遺跡腐龍討伐① partner:セイバー(Fate/stay night)~

「にぎやかですね、ここは!」

 

 

いつの間にかスイルベーンに入っていた。

 

 

「いろいろなものがありますね・・・」

 

 

「ここは市場みたいなところだからな、ほぼ何でもあるよ」

 

 

「そうですか♪」

 

 

セイバーは色々な店に顔を出して、アクセサリーやら武器やら食べ物やらを見ている。

 

 

髪の色と服装、それに容姿の影響で通る人は必ず振り返っていた。

 

 

 

 

 

 

-------

 

 

 

「中々面白かったです!」

 

 

「欲しいものがあるなら買うか?」

 

 

「いえ、結構です」

 

 

「そうか・・・」

 

 

セイバーにゆっくりと手を握られる。

 

 

「今の私には貴方がそばにいるだけで十分です、トウカ」

 

 

「そ、そうか・・・。ありがとな」

 

 

なんて嬉しい事言ってくれるんだ。こっちが恥ずかしい。

 

 

「それで、目的の場所は?」

 

 

「あ、ああ。ここの先から行ける」

 

 

「わかりました、行きましょう!」

 

 

そのまま、セイバーに手を握られたままスイルベーンの町を抜けた。

 

 

 

 

----------

 

 

 

町を抜けると、家の近くと同じ風景が広がっている。草原と、古森。

 

 

「来たところに戻ったのですか?」

 

 

「いや、こういう作りなんだここは」

 

 

「そう、なんですか・・・」

 

 

セイバーは理解できていないようだ。ま、シルフでも時々間違えるらしいし。何せ目印がないからかな。

 

 

「それは何ですか?」

 

 

アイテムから出した結晶石をセイバーに指摘される。

 

 

「これは転移結晶。ホントは飛んで行きたいんだけど、セイバー飛べないだろ?」

 

 

「私は飛べないですが、トウカは飛べるのですかっ!?」

 

 

「ああ。仕様で」

 

 

背中から羽を出して、少し震わせた後空中に浮いてみる。セイバーは興味心身だ。

 

 

「おお!」

 

 

拍手してくれた。

 

 

「ま、飛ぶよりもこっちの方が時間短縮だからいいけどな」

 

 

近くに来て、という前にセイバーが来てくれた。

 

 

「準備は良い?」

 

 

「はい、いつでも!」

 

 

返事を聞いて、結晶石を握り締める。

 

 

「転移、スプリガン領!」

 

 

 

 

 

--------

 

 

「っと!」

 

 

「凄い、一瞬で移動した・・・!」

 

 

さっきとは違う景色にセイバーは少し戸惑っている。ピラミッド型の建物が幾つも建ているスプリガンの町。

 

 

余り来たことは無いが、インプ領と同じくらい独特な雰囲気がある。

 

 

「場所を細かく言ってなかったけど、これはラッキー」

 

 

「ここ、に入るんですか?」

 

 

「ああ」

 

 

セイバーの指差した先には、他の建物よりもより不気味で大きい物が建っていた。ピラミッドの頂点にあたる部分は無い。

 

 

「この遺跡の中に、《腐龍》と呼ばれるボスがいるらしいんだ」

 

 

「腐龍、ですか?」

 

 

「そう、そいつを倒すのを手伝って欲しい」

 

 

「わかりました・・・・!」

 

 

ゆっくりと見えない剣を握って、セイバーは口を緩める。

 

 

「人を狩ったことはありますが、龍を狩ったことはありません。楽しみです!」

 

 

 

・・・・・、今結構ヤバい事言ってたような気がしたんだけど、聞かなかったことにしよう。

 

 

「じゃ、行くか」

 

 

「はい!」

 

 

 

 

 

 

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